Cloudデータ・プロバイダ・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase
オンプレミス・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase
説明
HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh()では、選択したデータ範囲のデータをそのまま使用してデータベースを更新します。選択範囲外のセルは無視され、それらのセルは上書き(またはリフレッシュ)されません。選択範囲は送信後に自動的にリフレッシュされないため、ユーザーは手動でグリッドをリフレッシュして、更新されたデータを取得する必要があります。送信を成功させるには、有効なグリッドを構成する範囲を選択する必要があります。一部の動作は、次に示したパラメータで制御できます。
注意:
データベースを更新できるかどうかは、送信者のアクセス権によって異なります。データを更新するためには、データベースに対して、少なくとも書込みアクセス権を持っている必要があります。
HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh関数を実行するには、この関数を呼び出す前に、シートがデータ・ソースに接続済であり、有効な範囲が選択されている必要があります。
通常の送信には、HypSubmitData関数の使用をお薦めします。
構文
HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh(vtSheetName)
ByVal vtSheetName As Variant
ByVal vtSubmitBlankCellsAsMissing As Variant
ByVal vtRefreshGridAfterSubmit As Variant
ByVal vtUseWholeSheet As Variant
パラメータ
vtSheetName: 関数を実行するワークシートの名前。vtSheetNameがNull
またはEmpty
の場合、アクティブなワークシートが使用されます。
vtSubmitBlankCellsAsMissing: 未使用。サポートされているバージョンのOracle Hyperion Provider Servicesが使用可能になるまで、Falseに設定されている必要があります。Trueに設定されると、サポートされていないProvider Servicesエラーが発生します。
vtRefreshGridAfterSubmit: Trueに設定されると、選択したグリッドの結果が送信後に表示されます。送信操作が行われなかった場合、シートは更新されません。Falseに設定されると、送信のみが行われ、選択内容はリフレッシュされません。
vtUseWholeSheet: 複数グリッド・シートでは無視されます。単一のアド・ホック・グリッド・シートの場合、Trueに設定されると、シート全体のコンテンツが使用されます。Falseに設定されると、選択範囲をグリッド範囲として使用します。
戻り値
選択したセルが正常に送信された場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。
例
Public Declare PtrSafe Function HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh Lib "HsAddin" (ByVal vtSheetName As Variant, ByVal vtSubmitBlankCellsAsMissing As Variant, ByVal vtRefreshGridAfterSubmit As Variant, ByVal vtUseWholeSheet) As Long Sub SubmitFreeform() sts = HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh("Sheet1", False, True, True) 'submits the whole grid in the sheet and refreshes the grid with result sts = HypSubmitSelectedRangeWithoutRefresh("Sheet1", False, False, False) 'submits only the selected grid range and no refresh is performed, 'so the sheet content is left as is End Sub