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Oracle® Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド

E88264-03
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サーバーの設定

Oracle Smart View for Officeの自動配置のためにサーバー環境を設定するには、次のようにします。

  1. データ・プロバイダの自動配置を次のように有効にします。
    • Oracle Essbase: 次の方法から選択します:

      • 管理サービス・コンソールを使用します(使用可能な場合)。

        1. プロバイダ・サーバーに接続し、「編集」「プロパティ」「クライアントのデプロイメント」の順に選択します。

        2. 「Smart Viewクライアントにアップグレードを強制」または「Smart Viewクライアントにアップグレードを警告」を選択します。

        3. 「Smart Viewクライアントをアップグレードに適用」チェックボックスを選択して、「適用」をクリックします。

      • essbase.propertiesを次のように更新します:

        1. EPM_ORACLE_INSTANCE\bin\essbase.propertiesに移動します。

        2. 次のプロパティの一方または両方をtrueに設定します:

          smartview.webservice.autodeploy.force=true
          smartview.webservice.autodeploy.warn=true
    • Oracle Hyperion Planning:

      1. 「管理」「プロパティの管理」「システム・プロパティ」の順に選択します。

      2. 次のプロパティを設定します。

        SMART_VIEW_FORCE_INSTALL=true
        SMART_VIEW_DISPLAY_WARNING=true
    • Oracle Hyperion Financial Management: Financial Management 11.1.2.4以降、自動配置はデフォルトで有効化されます。Financial ManagementでSmart Viewのアップグレードに関するメッセージをオフに設定するには、次の場所にあるMy Oracle SupportのOracle Supportドキュメント1993603.1の手順を実行してください。

      https://mosemp.us.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1993603.1

    • Oracle Hyperion Reporting and Analysis: 自動配置は自動的に行われます。

  2. 現在のSmartView.exeversion.xmlのバックアップ・コピーを作成してから、置き換えるファイルを配置します。
  3. My Oracle SupportまたはOracle Technology Networkからのインストールの説明に従って、OTNまたはMOSからSmart Viewのzipファイルをダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルを一時的な場所に解凍します。
  5. SmartView.exeおよびversion.xmlを、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceインストールの場所にコピーします。通常は次の場所になります。
    C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\epmstatic\wspace\SmartView

    これはSmart View固有のepmstaticの場所です。

  6. ユーザーのアップグレードSmart Viewのバージョンに応じて、オプションAまたはオプションBいずれかを実行します。
    • オプションA (11.1.2.1.x、11.1.2.2.xまたは11.1.2.3.xからのアップグレード)

      ユーザーが11.1.2.1.x、11.1.2.2.xまたは11.1.2.3.xのインストール済Smart Viewバージョンからアップグレードする場合は、Smart View固有のepmstaticの場所内のversion.xmlファイルを開き(手順5を参照)、Smart View実行可能ファイル(手順5)の場所を示すようにinstallFileタグの値を次のように編集します。

      <installFile>
           /epmstatic/wspace/SmartView/SmartView.exe
      </installFile>
    • オプションB (11.1.2.5.000以上からのアップグレード)

      ユーザーが11.1.2.5.000以上のインストール済Smart Viewバージョンからアップグレードする場合は、次のオプションを1つだけ選択して説明されているタスクを実行します。

      • OTNオプション

        Smart View固有のepmstaticの場所内のversion.xmlファイル(手順5)を変更しないでください。

        ユーザーには自動的にOTNのSmart Viewページが示されます。ここでは、インストールzipファイルを使用マシンにダウンロードし、コンテンツを解凍し、インストーラを実行することができます。

      • "epmstatic"オプション

        Smart View固有のepmstaticの場所内のversion.xmlファイルを開き(手順5を参照)、Smart View実行可能ファイル(手順5)の場所を示すようにinstallFileタグの値を次のように編集します。

        <installFile>
             /epmstatic/wspace/SmartView/SmartView.exe
        </installFile>
      • Webアプリケーション・サーバー・オプション

        SmartView.exeファイルをユーザー環境のWebアプリケーション・サーバーにポストしてから、完全修飾URLを示すようにversion.xmlファイルを変更します。

        1. SmartView.exeのみを、ファイルをホスティングするWebアプリケーション・サーバーにコピーします。

        2. Smart View固有のepmstaticの場所内のversion.xmlファイルを開き(手順5を参照)、Smart View実行可能ファイル(手順aを参照)をホスティングする完全修飾URLを示すようにinstallFileタグの値を次のように編集します。

          <installFile>
               http://webServerHost:webServerPort/pathToSmartViewExe/SmartView.exe
          </installFile>

これでSmart Viewユーザーはクライアントのインストールに進むことができます。