スマート・クエリーの構築

スマート・クエリーを作成するには、コンポジット・フィルタを適用して、異なるセットのメンバーのコンビネーション、コンプリメント、および交差を選択します。組合は、2つのセットのどちらかに属しますが、両方に属していないメンバーの選択です。交差は、指定されたすべてのセットに属するメンバーの選択です。補完は、指定された別のセットのメンバーではない、指定された1つのセットのメンバーの選択です。

複雑なスマート・クエリーを作成するには、セットとコンポジット・フィルタを任意の組み合わせで使用できます。

セットの組合

どちらか一方に属していても両方のセットに属していないメンバーを選択するには、「...の集合」のディメンションから「設定フィルタの定義」で説明されているように2つ以上のフィルタを定義します。たとえば、「図9-1」では、eitherがCan(Product = Can)またはカフェイン(Product = Caffeinated_True)でパッケージ化されたProduct、Level 0メンバーのみが返されます。

図9-1 セットの連合

セットの交差

交差には、指定されたすべてのセットに共通のメンバーのみが含まれます。

指定したすべてのセットに共通のメンバーを選択するには:

「設定フィルタの定義」で説明されているように、セットのフィルタを定義します。
フィルタ名の横にある矢印をクリックし、「フィルタの追加」を選択します。
「追加フィルタ」とサブセット・フィルタが表示されます。
2番目のフィルタを定義します。

「図9-2」では、問合せはProduct、レベル0メンバーのみを返します。メンバーはカフェインされ、缶にパッケージ化されています。

図9-2 集合の交差

セットの補集合

指定した別のセットのメンバーでないセットのメンバーだけを選択します。

「フィルタ。」から、フィルタ名の横にある矢印をクリックし、「フィルタの追加」を選択します。

「追加フィルタ」とサブセット・フィルタが表示されます。
2番目のフィルタを定義します。
「追加のフィルタ。」の横にある矢印をクリックし、「除外」を選択します。

「図9-3」では、カフェインされているが缶にパッケージ化されていないProduct、Level 0メンバーのみが返されます。

図9-3 セットの補集合

スマート・クエリーを作成したら、「スマート・クエリーの完了」に進みます。