選択したPOVの順序を変更

データソースのタイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase

「Essbaseリボン」で「セル情報」コマンドを使用すると、データ・セルに関する情報(POVやデータ連結プロパティなど)を表示できます。さらに、選択したメンバー交差(POV)のデータ・セルの解決順序を変更することもできます。

Solve orderは、計算が実行されたときのメンバーの順序または優先順位を表す値です。ユーザーは、「データ・セル情報」ダイアログ・ボックスで解決順序の値を編集することで、解決順序を表示および変更できます。

選択したデータ・セルには、POV内に動的メンバーが含まれている必要があります。

データ・セルの解決順序を変更するには:

アドホック・グリッドまたはレポートで、データ・セルを選択します。
「Essbaseリボン」で、をクリックして「データ・セル情報」ダイアログ・ボックスを表示します。
たとえば、「図5-11」は、サンプル基本アプリケーションとデータベースに基づく単純なアドホック問合せを示しています。 Qtr1とProfitの交差でセルB3を選択します:

図5-11 基本的なサンプルに基づく単純なアドホック・グリッド

「データ・セル情報」ダイアログが次のように表示され、Qtr1とProfitがこの交差のPOVメンバーとして表示され、両方の操作計算タイプがDense Consolidation: + (addition)に設定されます。「結果」の下には、現在の計算結果の詳細な説明も表示されます。

図5-12 データ・セル情報ダイアログ・ボックス
「データ・セル情報」ダイアログでメンバー行を選択し、「編集」をクリックします。

カーソルは「解決順」フィールドに置かれ、新しい値を入力できます。

または、「解決順」フィールドの値をダブルクリックし、新しい値を入力します。

有効な解決順序の値は、0と127の間にあります。

127より大きい値を入力すると、0と127の間に値を入力するよう求められます。解答順序が0のメンバー0は、ダイアログには表示されません。
オプション:他のメンバーの組み合わせの解決順序値を変更するには、ステップ3とステップ4を繰り返します。
OKをクリックして、すべての解決順序変更をコミットします。
Essbaseでのデータの計算の指示に従って、必要な計算を実行します。