15 リカバリ・アプライアンスのエラー・メッセージ・リファレンス

この章では、ORA-45100からORA-45299の範囲とORA-64700以降のZero Data Loss Recovery Appliance (リカバリ・アプライアンス)のエラー・メッセージについて詳しく説明します。

ORA-45100: データベース・インカネーションがstringからstringになりました。リカバリ・アプライアンスの修復が必要です。

原因: リカバリ・アプライアンスで'startup resetlogs'コマンドが実行されました。このため、古いメタデータが記憶域の場所の参照に使用されました。リカバリ・アプライアンスを起動するには、修復操作を実行してメタデータと記憶域を同期する必要があります。

処置: DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してください。その後の修復中にインシデントが記録された場合は、修正する必要があります。修正したら、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEの実行を繰り返してください。

ORA-45102: stringバイトの記憶域を割り当てられません

原因: リカバリ・アプライアンスは、データベースの記憶域の場所で現在の割当てに対して追加のディスク領域を割り当てることができませんでした。この状況は、次の理由のいずれかが原因である可能性があります: * 保証付きコピーがデータベースに指定されていて、テープへのコピーを待機しているバックアップが多すぎるため。

* リカバリ・アプライアンスのメタデータが修復中であるため。

* データベースの記憶域の場所内で何もパージできないため。

処置: データベースの記憶域の場所に記憶域をさらに追加してください。

ORA-45109: データベースstringのメタデータ、ファイルstringが破損しています

原因: 内部セルフチェックで、リカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに破損が見つかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45111: タスクstringstring回の再開後、停止中です。

原因: リカバリ・アプライアンス・タスクで生成されたエラーが多すぎます。エラー後に、タスクは通常どおり再開されます。10回の試行後に再開に失敗すると、タスクは破損とマークされ、再開されなくなります。

処置: タスクを終了させたエラーを修正してから、タスクの再実行をリクエストしてください。

ORA-45113: リカバリ・アプライアンス内部エラーstring

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45114: メタデータは、ファイル"string"を、記憶域の場所stringに関して参照していません

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、ファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではファイルを管理できません。

処置: ファイルが誤って記憶域の場所に入れらた場合は、他の場所に移動する必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45115: DB_KEY stringのデータベースは、大きすぎるため移動できません。

原因: 指定されたデータベースを新しい記憶域の場所に移動しようとしましたが、データベースを記憶域の予約内に縮小できず、依然として保存ウィンドウを保持しています。

処置: データベースの記憶域の予約を増やすか、保存ウィンドウを縮小してください。

ORA-45116: BP_KEY stringのバックアップ・ピースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、バックアップ・ピースのコピーを見つけ(入手できる場合)、記憶域の場所に再挿入してください。コピーを入手できない場合は、バックアップ・ピースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45118: サーブレット・タイムアウト・エラー

原因: リストア・タスクが、サーブレット・プロセスでクライアントにデータが渡されるのを待機していました。レスポンスに割り当てられた時間を超えたため、リストア・タスクは強制終了されました。

処置: これは、クライアントでリストア・リクエストが取り消される場合によくある事象です。リクエストを再発行してください。

ORA-45119: 権限を変更するための、存在しない操作を受け取りました

原因: 無効なオプションが指定されました。

処置: サポートされる値は、BACKUPRECONCILEREADWRITEおよびNULLのみです。

ORA-45120: 領域不足のため、操作に失敗しました

原因: 記憶域の場所が新しいデータベースをサポートするには小さすぎました。

処置: 記憶域の場所のサイズを大きくするか、保護ポリシーのDISK_RESERVED_SPACEを小さくしてください。

ORA-45121: 権限を変更するための不正な値を受け取りました

原因: 権限の付与または取消中に、内部エラーが検出されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45122: 無効なサイズまたは数値が指定されました

原因: 無効なサイズまたは数値が指定されました。

処置: NULL以外または0より大きい数値を使用してください。

ORA-45123: 名前string (string)はすでに存在します。

原因: オブジェクト名は一意ではありませんでした。

処置: このオブジェクトに一意の名前を指定してください。

ORA-45124: オブジェクトstring (string)は参照されているため、削除できません。

原因: オブジェクトは、記憶域の場所またはデータベースによって使用中です。

処置: このアイテムを参照するオブジェクトをすべて削除してください。

ORA-45125: オブジェクトstring (string)は存在しません。

原因: オブジェクト名は存在しませんでした。

処置: 既存のオブジェクトを指定してください。

ORA-45126: データベースstringの削除に失敗しました

原因: データベースを削除できませんでした。予期しないエラーが発生しました。

処置: 関連するメッセージを調査し、例外の原因を特定してください。

ORA-45127: 必須パラメータstringを指定する必要があります。

原因: パラメータがAPIルーチンに指定されませんでした。

処置: 欠落しているパラメータを指定してコマンドを再実行してください。

ORA-45128: バックアップ・ピースstring(データベースstring)は、カタログによって参照されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、指定されたバックアップ・ピースがRMANカタログによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではこのピースで使用される領域を解放できません。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45129: stringバイトがデータベースstringによって記憶域の場所stringで使用されていると予測されていましたが、使用されているのはstringバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、記憶域の場所でのデータベースの記憶域使用量がリカバリ・アプライアンスに割り当てられた記憶域ピースのサイズの合計と一致しないことが確認されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45130: 記憶域パラメータがstringの記憶域と重複しています。

原因: 別の記憶域の場所にすでに割り当てられている記憶域と重なっている記憶域の場所のパラメータが指定されました。

原因: 記憶域に対して別の場所を指定するコマンドを再発行してください。

ORA-45131: 不正または不明なリストア圧縮オプションが指定されました

原因: 指定された圧縮オプションは、 リカバリ・アプライアンス・データベースまたはバックアップを提供しているデータベースのいずれかでサポートされていませんでした。

処置: V$RMAN_COMPRESSION_ALGORITHMビューを問い合せて、アルゴリズム名がその表のアルゴリズム名のいずれかと一致すること、オプションにIS_VALID = 'YES'が指定されていること、INITIAL_RELEASE列の値がリカバリ・アプライアンスとバックアップを提供しているデータベースの両方より小さいことを確認します。有効な圧縮アルゴリズム名を指定してコマンドを再発行してください。

ORA-45132: バックアップ・ピースで破損ブロックが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンス・ブロック・プールへの移入時に、破損ブロックがバックアップ・ピースで検出されました。

処置: データベースの破損ブロックに対してブロック・メディア・リカバリを実行してから、累積レベル1のバックアップを実行してください。

ORA-45133: stringバイトがデータベースstringによって割り当てられていると予測されていましたが、割り当てられているのはstringバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、データベースの記憶域割当てがすべての記憶域の場所でのそのデータベースに対する割当てサイズの合計と一致しないことがわかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45135: リクエストはリカバリ・アプライアンスによって終了されました

原因: リクエストがリカバリ・アプライアンスで必要なリソースを保持し続けたため、そのリソースを解放するために終了されました。これは、ディスク領域などのリソース不足によって引き起こされる可能性があります。

処置: 使用可能なディスク領域を確認した上で、リカバリ・アプライアンス・データベースに関するエラーがないかも確認してください。

ORA-45136: パラメータstringの値が無効です

原因: 指定したパラメータに指定した値が無効でした。

処置: リカバリ・アプライアンスのドキュメントを確認し、正しい値でコマンドを再実行してください。

ORA-45137: 不明なプラットフォーム

原因: リカバリ・アプライアンスは、System Backup to Tape (SBT)から、またはポーリングによってどのバックアップも受信していません。これは、リカバリ・アプライアンスがデータベースの保護されたプラットフォームを認識し、現在の操作が成功するのに必要です。

処置: 小さいアーカイブ・ログや他のバックアップを、SBTを使用するかポーリング位置に送信してバックアップします。その後で、この操作を再試行してください。

ORA-45138: バックアップが見つかりません。

原因: 指定されたバックアップがカタログに見つかりませんでした。

処置: 確認し、正しいバックアップ・ピース・キーまたはバックアップ・セット・キーを指定してください。

ORA-45139: この破損を修正するための有用なバックアップが見つかりませんでした。

原因: 仮想バックアップ・ピース・キーが指定されましたが、このバックアップを修正するための既知のバックアップがテープまたはディスクにありません。

処置: 破損バックアップがデータファイルの最古の仮想バックアップである場合、さらに古いバックアップにカタログの修正に必要なデータが含まれていることもあります。そのような古いバックアップを見つけて、直接指定してください。

ORA-45140: カタログにバックアップを挿入できません

原因: 指定されたバックアップが増分ではないか、カタログの問題を修正するための適切なSCN範囲内にありません。

処置: 正しいキー値を指定していることと、適切な増分バックアップ・ピースが見つかることを確認してください。

ORA-45141: ファイル"string"が記憶域の場所stringにありませんでした。

原因: リカバリ・アプライアンスのリカバリ中、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されましたが、記憶域の場所に見つかりませんでした。

処置: レプリケートされたリカバリ・アプライアンスが存在する場合、ファイルはそこからリカバリする必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45142: リカバリ・アプライアンスの前提条件はすでに設定されています。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、リカバリ・アプライアンスに対するカタログ・スキーマを作成するために前提条件オブジェクトが設定されました。データベース用のリカバリ・アプライアンスを管理するユーザー・スキーマが1つしか存在できないため、このエラーが報告されます。

処置: リカバリ・アプライアンス・スキーマを別のユーザー・スキーマで再作成するには、以前のリカバリ・アプライアンス・スキーマ設定をアンインストールしてください。

ORA-45143: リカバリ・アプライアンスの前提条件設定管理者のユーザー名が一致しません。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、正しくないユーザー名についてリカバリ・アプライアンスの前提条件オブジェクトがアンインストールされました。

処置: DBMS_RA_INSTALLのユーザー名パラメータを修正して、プロシージャを再実行してください。

ORA-45144: 保護ポリシーに初期レプリケーション・タイプが定義されていません。

原因: initial_replication_typeが保護ポリシーに定義されていません。

処置: 保護ポリシーのinitial_replication_typeをLAST FULLALLまたはNONEのいずれかで更新してください。

ORA-45145: リカバリ・アプライアンス・ユーザーstringは存在しません。

原因: リカバリ・アプライアンス・ユーザーは存在しません。

処置: 既存のリカバリ・アプライアンス・ユーザーを指定してください。

ORA-45146: 記憶域の場所stringには、追加の記憶域がstringバイト必要です。

原因: 'resetlogs'コマンド使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、指定された記憶域の場所で割り当てられた記憶域が不十分でした。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_storage_location'コールが失われたか、resetlogsコマンドの実行時に記憶域の場所の空き領域が非常に少なくなったことで引き起こされる可能性があります。

処置: 指定された値で記憶域の場所を更新してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45147: データベースstringおよびデータベースstringは、どちらも移動中です。

原因: 'resetlogs'を使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、2つのデータベースが記憶域の場所の間を移動していることがわかりました。リカバリ・アプライアンスが正しく機能するのは、1つのデータベースの移動時のみです。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_protection_policy'または'update_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 各データベースで使用される 記憶機の場所を特定してから、失われた可能性があるデータベースの移動を繰り返してください。

ORA-45148: リカバリ・アプライアンスを再起動する前にstringのエラーを修正する必要があります

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、リカバリ・アプライアンスの再起動を妨げるエラーが検出されました。

処置: 特定されたエラーを修正し、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45149: 不明なタスク・タイプ: string

原因: リカバリ・アプライアンスで、不明なタスク・タイプのタスクを実行しようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45150: ファイルstringは、不明なDBID stringを参照しています。

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスでは不明の指定されたデータベースを参照していました。これは、'resetlogs'コマンドのために'add_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 失われた'add_db'コールを繰り返してください。

ORA-45151: ロックstringのロック・プロトコルが不正です

原因: 内部エラーのため、ロックが正しく使用されなくなりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45152: stringのバックアップ・ピース形式が不正です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルのタイプが確認できませんでした。

処置: 破損したファイルを削除してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを再実行してください。

ORA-45153: データ・ファイルstring (DBID string)が不明です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたデータベースのデータのデータファイルが見つかりませんでした。

処置: 指定されたデータベースでRMANを使用している場合、'resync'コマンドを使用してリカバリ・アプライアンスのメタデータをリフレッシュしてから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45154: ファイルstringに不正なリカバリ・アプライアンス形式が検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、チャンク・ファイルでもバックアップ・ピースでもないファイルが記憶域の場所で見つかりました。

処置: リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所から問題となっているファイルを削除してから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45155: リカバリ・アプライアンスがインストールされていません。

原因: リカバリ・アプライアンスがこのデータベースにインストールされていません。リクエストされたプロシージャは、リカバリ・アプライアンスでのみサポートされます。

処置: リカバリ・アプライアンス以外でこのプロシージャを試行しないでください。

ORA-45156: SBTジョブstringが見つかりません

原因: 指定されたSBTジョブが見つかりませんでした。

処置: ユーザーがSBTジョブを削除しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、スケジューラ・ジョブを削除してください。

ORA-45157: パラメータ値string (string)無効です。

原因: パラメータの指定された値は無効でした。

処置: 有効な値を指定してください。

ORA-45158: SBTライブラリstringの準備ができていません。

原因: 指定されたSBTライブラリの準備ができていないませんでした。

処置: ユーザーがライブラリを一時停止しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、SBTライブラリを再開してください。

ORA-45159: データベースstringのRECOVERY_WINDOW_GOALが失われました。

原因: 領域不足により、指定データベースのリカバリ・ウィンドウ目標をサポートするために必要なバックアップの削除が強制されました。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_PROTECTION_POLICYを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45160: データベースstringの永久増分方法が失われました。

原因: 領域不足により、1つ以上のデータファイルの最後まで残る仮想LEVEL 0を生成するために必要なバックアップ・データの削除が強制されました。次のクライアント・バックアップは、LEVEL 1が指定されてもLEVEL 0全体バックアップになります。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのRESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45161: バックアップ・ピース・サイズはデータベースDISK_RESERVED_SPACEを超えることはできません。

原因: 単体のバックアップ・ピースがデータベース保護ポリシーのDISK_RESERVE_SPACE値を超えました。安全なDISK_RESERVED_SPACE値がデータベースのサイズを上回ります。

処置: DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やしてください。

ORA-45162: システム・グローバル領域メモリーが正しく構成されていません。

原因: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認します。リカバリ・アプライアンスでは、LARGE_POOL_SIZEの全部またはSHARED_POOL_SIZEの20%を使用して仮想バックアップまたはテープ・バックアップがリストアされます。必要な実際の領域はNETWORK_CHUNKSIZE * 2 * (同時リストア・チャネルの数)です。NETWORK_CHUNKSIZEは、DBMS_RA.CONFIGを使用して設定されます。DBMS_RA.CONFIGを使用してNETWORK_CHUNKSIZEを小さくするか、できればLARGE_POOL_SIZEまたはSHARED_POOL_SIZEを大きくします。

処置: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認し、適切に設定てください。

ORA-45163: 操作はユーザーstringに対してのみサポートされています。

原因: リカバリ・アプライアンス管理者以外のユーザーがリカバリ・アプライアンスを起動しようとしました。

処置: インストール時に指定されたユーザーとしてのみリカバリ・アプライアンスを起動してください。

ORA-45164: リカバリ・アプライアンスは実行されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しようとしましたが、管理者によってリカバリ・アプライアンスが非アクティブ化されています。

処置: リカバリ・アプライアンス管理者にDBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してもらい、操作を再試行してください。

ORA-45165: BP_KEY stringを持つリカバリ・アプライアンス・バックアップ・ピースが破損しています

原因: バックアップ・データに破損が見つかりました。

処置: 影響を受けるデータファイルの機能するバックアップがあることを確認してください。その後で、破損したバックアップ・ピースを削除して状況を解消します。

ORA-45166: ファイルstringにアクセスできません

原因: エラーとなった指定のファイルにアクセスしようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: ファイルが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45167: BP_KEY stringを持つバックアップ・ピースを検証できません

原因: エラーとなった指定のバックアップ・ピースを検証しようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: バックアップ・ピースが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45168: タイプstringのタスクID stringを実行中にスケジューラが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスクが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45169: タイマー・プロセスが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タイマー・プロセスが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45170: 記憶域の場所stringがいっぱいです。

原因: 指定された記憶域の場所をパージしたため、そのデータベースのいずれかに対するリカバリ・ウィンドウ目標が失われました。

処置: その記憶域の場所にさらに記憶域を追加するか、その記憶域の場所からデータベースをいくつか削除するか、その記憶域の場所にある一部のデータベースに対するリカバリ・ウィンドウ目標を減らしてください。

ORA-45171: 1つ以上のデータベースに対してチャンク最適化タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド・チャンク最適化タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45172: 1つ以上のデータベースに対して検証タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド検証タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45173: 1つ以上の記憶域の場所に対してチェックファイル・タスクが最近実行されていません。

原因: 1つ以上の記憶域の場所に対してバックグラウンド・チェックファイル・タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45174: レプリケーション・サーバーstringを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、バックアップをターゲットのレプリケートされたリカバリ・アプライアンスに送信できなかったか、レプリケートされたリカバリ・アプライアンスに対するリストア・リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45175: SBTライブラリstringを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、指定されたSystem Backup to Tapeライブラリを使用しましたが、リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45176: レプリケーション・サーバーstringは、一時停止状態ではありません。

原因: 一時停止状態ではないレプリケーション・サーバーに関する情報を更新しようとしました。

処置: このリカバリ・アプライアンスのレプリケーション・サーバーを一時停止してください。

ORA-45177: 以前にポーリング中に見つかったファイルstringが見つかりません

原因: ポーリング位置で以前に見つかったバックアップ・ピース・ファイルがその後、リカバリ・アプライアンスでアクセスできませんでした。

処置: ネットワーク・エラーのためにそのファイルが使用できない場合、ネットワークが使用可能になれば、そのファイルは再度見つかります。そのバックアップ・ピースが削除された場合、新しいバックアップを作成してください。

ORA-45178: 割当て単位サイズを変更できません。

原因: 割当て単位サイズが異なる記憶域の場所に1つ以上のデータベースを移動しようとしました。この値は、記憶域の場所によって参照されているディスク・グループの作成時に指定されたASMディスク・グループの割当て単位サイズから取得されます。

処置: ソースと同じ最小割当てサイズの記憶域の場所を使用してください。必要な場合は、新しい記憶域の場所を作成する前に、サイズが一致する新しいディスク・グループを作成してください。

ORA-45179: データベースstringに対して調整タスクが最近実行されていません。

原因: 指定されたデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45180: 1つ以上のデータベースに対してクロスチェック・タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45182: カタログ所有者またはsysを使用してデータベース・アクセス権を付与または取り消すことはできません

原因: DBMS_RA.GRANT_DB_ACCESSプロシージャとDBMS_RA.REVOKE_DB_ACCESSプロシージャで、カタログ所有者またはSYSがユーザーとして指定されました。これは許可されていません。

処置: 別のユーザーを作成し、必要なアクセス権を付与してください。

ORA-45183: リクエストはセッションstring (インスタンスstring)によってブロックされています

原因: 別のAPIの処理中に、リカバリ・アプライアンスに対してAPIリクエストが行われました。一度に実行できるAPIは1つのみです。

処置: 他のAPIが完了するのを待機するか、特定されたセッションを終了してから、失敗したAPIリクエストを繰り返してください。

ORA-45184: ウォレット操作中にORA-stringが発生しました。WRL string

原因: 示されたエラーのため、ウォレットに対する操作が失敗しました。

処置: 詳細は、示されたOracleメッセージを参照してください。

ORA-45185: 別名stringstringウォレットで見つかりません

原因: 指定されたウォレット別名がウォレット内にありませんでした。

処置: ウォレット別名を確認するか、指定された属性のウォレットで別名を作成してから、コマンドを再試行してください。

ORA-45187: 記憶域の場所stringを使用できません。コンテナ修復キーはstringです。

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、致命的なエラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45188: 記憶域の場所stringは修復が必要です。コンテナ修復キーはstringです。

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、一貫性エラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスクまたはディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスクまたはディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45189: 記憶域の場所の名前がstringからstringに変更されたため、修復に失敗しました

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、記憶域の場所の定義に当初使用された名前とは異なる名前の記憶域の場所が見つかりました。

処置: 不正な記憶域の場所を削除し、正しい名前で再作成してください。

ORA-45190: BP_KEY stringのデータベースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、データベースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45191: リカバリ・アプライアンス・バックアップに適したSBTライブラリが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップの実行に適したSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: リカバリ・アプライアンス・バックアップに使用できるSBTライブラリを作成してください。

ORA-45192: リカバリ・アプライアンス・バックアップにはすでに予約があります

原因: 有効な予約が存在するのに、リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップを実行する新しい予約を作成しようとしました。

処置: 既存の予約を削除してから、新しい予約を作成してください。

ORA-45193: 複数のSBTライブラリがあります

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップに使用できるSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが複数見つかりました。

処置: SBTライブラリの予約時に名前を指定してください。

ORA-45194: リカバリ・アプライアンス・メタデータのSBTライブラリへのバックアップに失敗しました

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリへのリカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップ中にエラーが発生しました。このエラーは、SBTライブラリ構成またはリカバリ・アプライアンスの内部エラーにより発生した可能性があります。

処置: SBTライブラリ構成またはRA_INCIDENT_LOGビューを確認してください。

ORA-45195: 予約待機時間を越えています

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を待機中にタイムアウトが発生しました。

処置: '_drive_wait_minutes'構成パラメータを変更して予約の待機時間を増やしてから、操作を再試行してください。

ORA-45196: 既存の予約の予約解除に失敗しました

原因: 既存のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を予約解除できませんでした。

処置: このエラーの原因に関する情報がないか、'ERROR_LOG'表およびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-45197: 予約用のSBTライブラリstringが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンスで、指定された名前のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: SBTライブラリ名を確認してから、操作を再試行してください。

ORA-45198: マシンが物理リカバリ・アプライアンスではありません

原因: 物理リカバリ・アプライアンスではないマシンでリカバリ・アプライアンス・サービスを起動しようとしました。

処置: リカバリ・アプライアンス・サービスはこのシステムで起動できません。

ORA-45199: エラーstringstringの実行中に発生しました。

原因: PL/SQLコードの実行中にエラーが発生しました。このメッセージに付随して、エラーの原因を示すその他のエラー・メッセージが表示されます。

処置: 付随するエラー・メッセージを確認してください。

ORA-45200: HTTPステータス・コード: string

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示されたHTTPステータス・コードが受信されました。

処理: ありません。

ORA-45201: 追加情報: string

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示された追加エラーが受信されました。

処理: ありません。

ORA-45202: 操作に失敗しました。再度実行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45203: string"(バックアップ・ピース・ファイル"string")に失敗しました

原因: 指定されたバックアップ・ピースでのOS操作からエラーが戻されました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45210: リソースがビジー状態です。再試行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45211: データの送信中にエラーが発生しました。エラー・コードstring

原因: クライアントへのデータの送信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45212: データの受信中にエラーが発生しました。エラー・コードstring

原因: クライアントからのデータの受信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45213: ユーザーまたはロール'string'は存在しません

原因: 指定された名前のユーザーまたはロールがありませんでした。

処置: 有効なユーザー名またはロールを指定してください。

ORA-45214: 'string'を数値に変換できません

原因: 算術、数値、文字列、変換または制約のエラーが発生しました。たとえば、NOT NULLと宣言されている変数にNULL値が割り当てられていたり、NUMBER(2)と宣言されている変数に99より大きい整数が割り当てられています。

処置: データ、データの操作方法またはデータの宣言方法を変更し、値が定義された制約に違反しないようにしてください。

ORA-45215: 使用中のレプリケーション・サーバーを削除できません

原因: バックアップをアクティブにリストアしているレプリケーション・サーバーを削除しようとしました。

処置: リストアを取り消すか、リストアの完了を待機してから、レプリケーション・サーバーを削除してください。

ORA-45216: バックアップ・メタデータstring (string)がデータベースstringに見つかりませんでした

原因: 報告されたバックアップ・メタデータが見つかりませんでした。

処置: これは情報メッセージです。SBTタスクが実行されるまで、バックアップが保持されることを確認してください。

ORA-45217: SBTタスクstringが見つかりません

原因: 指定されたSBTタスクが見つかりませんでした。

処置: 有効なSBTタスク識別子を指定し、コマンドを再試行してください。

ORA-45264: リカバリ・アプライアンスのテスト・リカバリstring中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってテスト・リカバリが実行されました。テスト・リカバリでは、データファイルをリストアするための追加ディスク領域要件なしに、イメージ・コピーを使用してデータベースがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45265: リカバリ・アプライアンスのバックアップ・ヘルス・チェックstring中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってバックアップ・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、データベースの'validate'および'preview'コマンドを使用してバックアップがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45266: リカバリ・アプライアンスのデータベース・ヘルス・チェックstring中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってデータベース・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、'backup validate'コマンドを使用してデータベース・ヘルス・チェックが実行されます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45275: コンテナ: 'string'

原因: このメッセージは、他のメッセージが含まれているリカバリ・アプライアンス・コンテナの名前を報告しています。

処置: 問題の説明については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-45276: コンテナを作成できませんでした

原因: コンテナの作成に失敗しました。エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージが出力されます。

処置: エラー・スタック全体を調べてください。問題が修正可能な場合は、修正してからこのコンテナの作成を再試行してください。

ORA-45277: 新規AUサイズstringが既存のAUサイズstring (グループstring)と異なります。

原因: このコンテナ・グループにすでに存在する他のコンテナとAUサイズが異なる新しいコンテナを作成しようとしました。

処置: コンテナ・グループの他のコンテナとAUサイズが同じコンテナを指定してください。

ORA-45278: コンテナ・グループstringが空ではありません。

原因: 指定されたコンテナ・グループを削除しようとしましたが、空です。

処置: グループから残りのオブジェクトを削除するか、FORCEオプションを使用してください。FORCEオプションは、コンテナ・グループのすべてのファイルを修復できないように削除するので注意してください。

ORA-45279: コンテナ・グループstringが存在しません。

原因: 指定されたコンテナ・グループが存在しません。

原因: 存在するコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45280: コンテナ・グループstringはすでに存在します。

原因: 指定されたコンテナ・グループがすでに存在します。

処置: 存在しないコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45281: サイズstringバイトは最大コンテナ・サイズstringを超えています。

原因: 最大サイズより大きいコンテナを作成しようとしました。

処置: 小さいサイズを指定してください。

ORA-45282: コンテナの識別中にエラーが発生しました

原因: コンテナの識別中にエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45283: コンテナへの書込み中にエラーが発生しました

原因: コンテナへの書込み中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45284: コンテナからの読取り中にエラーが発生しました

原因: コンテナンからの読取り中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45285: stringを超えるコンテナ・グループを作成できません。

原因: 新しいコンテナ・グループを追加しようとしたため、コンテナ・グループ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ・グループ制限を増やしてください。

ORA-45286: stringを超えるコンテナを作成できません。

原因: 新しいコンテナを追加しようとしたため、コンテナ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ制限を増やしてください。

ORA-45287: ファイル名stringは作成用として有効ではありません。

原因: 含まれるファイルの名前を無効な形式で作成しようとしました。

処置: 名前を修正し、操作を再試行してください。

ORA-45289: stringバイトはコンテナ・グループstringで予約できません。

原因: 指定されたコンテナ・グループの領域が不足していました。

処置: コンテナ・グループに別のコンテナを追加してください。

ORA-45290: ビジー状態であるため、ファイルstringを縮小できません。

原因: 指定されたファイルを他のプロセスがオープンしたままにしているため、サイズを減らすことができません。

処置: 他のプロセスがファイルを解放するまで待機してから、サイズの縮小を試行してください。

ORA-45291: コンテナstringはグローバルに識別されていません。

原因: 必要なコンテナがこのインスタンスでグローバルに識別されていないため、ファイルを作成または識別しようとして失敗しました。通常、GEN0プロセスのログにファイルを識別できない理由が示されます。

処置: GEN0プロセスのログを調べ、一部のコンテナをアクセス不可にしている問題を修正してください。

ORA-45292: コンテナ・グループの再構築中にエラーが発生しました

原因: コンテナ・グループの再構築中にリカバリ不能なエラーが発生しました。

処置: 詳細は、エラー・スタックの他のメッセージを確認してください。

ORA-45293: ファイルを縮小できません

原因: ファイル縮小の試行が要求されましたが、ファイルが縮小不可としてマークされているため、これは回避されました。

処置: ありません。ファイルの縮小は中止されます。

ORA-64700: リカバリ・アプライアンスは停止中です

原因: リカバリ・アプライアンスは停止中でした。このメッセージは、リカバリ・アプライアンスのインシデント・ログに記録されます。停止が完了すると、インシデントはFIXEDとマークされます。

処置: リカバリ・アプライアンスの停止が完了するのを待機してください。

ORA-64701: 記憶域の場所stringは予約に対応できなくなりました。

原因: 指定された記憶域の場所に、割り当てられたすべてのデータベースの予約を果たすのに十分な領域がありませんでした。このエラーは、記憶域の場所でディスク領域の一部が失われ、修復中であった場合に発生します。

処置: 記憶域の場所に含まれているデータベースの予約を縮小するか、記憶域の場所にディスク領域をさらに追加してください。

ORA-64702: 記憶域の場所stringのコンテナ・ファイルを修復中にエラーが発生しました: string

原因: 保護されたデータベースからのデータの格納に使用されるコンテナ・ファイルを再構築または修復しようとして、エラーが戻されました。

処置: 後続のエラーにより、リカバリ・アプライアンスの修復前に対処する必要があるエラーが特定されます。

ORA-64703: リソース・エラーが検出されました

原因: 一時表領域の不足やスナップショットが古すぎるなどのリソース制限が検出されたため、タスクを中断する必要がありました。リソースの競合が減少したら、再試行されます。2番目のメッセージにより、すべて使用されたリソースが特定されます。

処置: このエラーがまれに発生した場合、ユーザー・アクションは必要ありません。この状況が解決しない場合、リカバリ・アプライアンス管理者はすべて使用されたリソースを増やす必要があります。

ORA-64705: 列stringにある"string"に宛先がありません

原因: 記憶域の宛先に構文エラーがありました。

処置: 構文エラーを修正してから、操作を再試行してください。

ORA-64708: 列stringにある"string"に複数のpolling_locationがあります

原因: polling_locationが複数指定されました。指定できるpolling_locationは1つのみです。

処置: ポーリングの宛先ディレクトリを1つのみ指定し、操作を再試行してください。

ORA-64709: 列stringにある"string"ではASM polling_locationはサポートされません

原因: polling_locationにASMベースの場所が指定されました。非ASMベースのpolling_locationsのみサポートされます。

処置: 非ASMポーリング宛先を1つ指定して、操作を再試行してください。

ORA-64711: 記憶域の宛先はASMディスクグループを参照しません

原因: 記憶域の宛先は非ASM記憶域の場所を参照していました。ASMベースの記憶域の宛先のみ使用できます。操作はロール・バックされました。

処置: 構文エラーを修正してから、操作を再試行してください。

ORA-64713: stringにリクエストされたサイズstringは小さすぎます。すでにstringを使用しています

原因: 記憶域の宛先用にリクエストされたサイズは現在のサイズより小さい値でした。

処置: リクエストされたサイズを増やしてから、操作を再試行してください。

ORA-64714: stringにリクエストされたサイズstringは、合計利用可能領域stringより大きい値です

原因: 記憶域の宛先用にリクエストされたサイズは現在の使用済領域に現在の空き領域を加算した値を上回っていました。

処置: リクエストされたサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64715: インスタンスstringがリカバリ・アプライアンスで使用できません

原因: Oracle RACに指定されたインスタンスがないため、リカバリ・アプライアンスはそれを使用しません。

処置: 指定されたインスタンスを再起動するか、指定されたインスタンスの接続の問題を修正してください。

ORA-64716: 記憶域の場所stringの割当てサイズstringがディスクグループstringの割当てサイズstringと等しくありません

原因: 指定された記憶域の場所の最小割当てサイズは、指定されたディスクグループの割当て単位サイズと異なっていました。

処置: 別のディスクグループまたは別の記憶域の場所を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64717: ネットワーク・チャンク・サイズstringがディスクグループstringの割当てサイズstringの倍数ではありません

原因: 構成済のネットワーク・チャンク・サイズは、指定されたディスクグループの割当て単位サイズの倍数ではありませんでした。

処置: 別のディスクグループを指定するか、ネットワーク・チャンク・サイズを再構成してから、操作を再試行してください。

ORA-64718: ディスクグループstringの割当てサイズstringが2のべき乗ではありません

原因: ディスクグループの割当て単位サイズは2のべき乗ではありませんでした。

処置: 別のディスクグループを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64719: ディスクグループstringの割当てサイズstringが2メガバイトstringより小さい値です

原因: ディスクグループの割当て単位サイズが2MB未満でした。

処置: 別のディスクグループを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64720: 記憶域の場所stringにコンテナが作成されていません

原因: 指定された記憶域の場所に対して記憶域が割り当てられておらず、初期化されていません。

処置: 記憶域の場所に別のディスクグループを指定し、ディスクグループのサイズを増やすか、記憶域の場所のサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64721: 予約された領域stringが最小予約stringより小さい値です

原因: 指定された記憶域の場所に対して記憶域が割り当てられておらず、初期化されていません。

処置: 記憶域の場所に別のディスクグループを指定し、ディスクグループのサイズを増やすか、記憶域の場所のサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64722: ドライブ数は0より大きくする必要があります

原因: 指定されたテープ・ドライブ数がNULLか、ゼロ以下でした。

処置: テープ・ドライブ数を0 (ゼロ)より大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64723: リストア操作に予約するドライブ数はゼロ以上である必要があります

原因: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数がNULLか、ゼロ未満でした。

処置: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数をゼロ以上に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64724: リストア・ドライブ数stringが大きすぎます。string未満にする必要があります

原因: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数が使用可能なドライブの合計数以上でした。リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数は、使用可能なドライブの合計未満である必要があります。

処置: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数を使用可能なドライブの合計数より小さい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64725: ストリーム数は0より大きくする必要があります

原因: ストリーム数がゼロ以下でした。

処置: ストリーム数をゼロより大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64726: ストリーム数stringが大きすぎます。string未満にする必要があります

原因: ストリーム数が使用可能なドライブの合計数より大きい値でした。ストリーム数は、使用可能なドライブの合計数より小さくする必要があります。

処置: 使用可能なストリーム数を減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64727: コピー数stringが1から4の範囲に入っていません

原因: コピー数がNULLか、1以上4以下の範囲外でした。

処置: コピー数を1から4の範囲内に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64728: レプリケーション・サーバー名の長さstringが長すぎます

原因: レプリケーション・サーバー名が128文字を超えていました。

処置: レプリケーション・サーバー名を128文字未満にし、操作を再試行してください。

ORA-64729: レプリケーション・サーバーのプロキシ・ポートstringはゼロよりも大きい必要があります

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号がゼロ以下でした。

処置: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号をゼロより大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64730: レプリケーション・サーバーのプロキシURLは指定されましたが、プロキシ・ポートがNULLです

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシURLが指定されましたが、プロキシ・ポート番号が指定されていません。プロキシURLまたはプロキシ・ポートのいずれかを指定した場合、両方を指定する必要があります。

処置: レプリケーション・サーバーURLとレプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号の両方を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64731: レプリケーション・サーバーのプロキシ・ポートは指定されましたが、プロキシURLがNULLです

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号が指定されましたが、プロキシURLが指定されていません。プロキシURLまたはプロキシ・ポートのいずれかを指定した場合、両方を指定する必要があります。

処置: レプリケーション・サーバーURLとレプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号の両方を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64732: レプリケーション・ホストでHTTPサーバーが構成されていません

原因: レプリケーション・ホスト・サイトでHTTPサーバーが構成されていません。

処置: レプリケーション・ホスト・サイトでHTTPサーバーが構成してから、操作を再試行してください。

ORA-64733: BP_KEY stringを持つ個別バックアップ・ピースを移動きません; KEEPバックアップではありません

原因: 単体のバックアップ・ピースを移動しようとしましたが、このバックアップ・ピースがメンバーのバックアップ・セットはKEEPバックアップではありませんでした。

処置: KEEPバックアップ・セットのメンバーであるバックアップ・ピース・キーを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64735: 不明なインカネーションがリカバリ・アプライアンスで検出されました。カタログの再同期が必要です

原因: 新しいインカネーションに属する新しいアーカイブ・ログまたはバックアップ・セットがリカバリ・アプライアンスで受信されました。

処置: RMANを使用して、リカバリ・カタログとしてリカバリ・アプライアンスに、ターゲット・データベースとしてプライマリ・データベースに接続し、RESYNC CATALOG RMANコマンドを使用して再同期化操作を実行してください。このエラーが(レプリケートされたリカバリ・アプライアンス設定の)リカバリ・アプライアンスのダウンストリームで発生した場合、アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで同じエラーが修正されると、調整操作によってこのエラーは自動的に修正されます。

ORA-64736: タスクIDstring (タイプstring)がstring回中断されました。

原因: 指定されたタスクが予期しない回数再開されました。リソースの競合がある場合、タスクは中断されます。これは単なる警告です。リカバリ・アプライアンスの問題を必ずしも示すものではありません。

処置: このような問題が長期間解決しない場合、Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64737: データファイルが見つからないため、データベースstringの全体バックアップをコピーできません

原因: データベース全体バックアップをテープまたはレプリケートされたリカバリ・アプライアンスに作成中、1つ以上のデータファイルのレベル0バックアップがありませんでした。

処置: RA_SBT_TEMPLATE_MDFビューを問い合せて、バックアップがないデータファイルを確認してください。「永久的に増分」バックアップ計画を使用している場合、指定されたデータベースに対してレベル0増分バックアップを実行してから、操作を再試行してください。

ORA-64738: データベースstringの保証付きコピーが一時停止しました

原因: 次の操作のいずれかを実行した結果、割り当てられたディスク領域より多くの領域がデータベースで使用されています。

- DISK_SPACE_RESERVE値を下げたUPDATE_DBを実行

- guaranteed_copyパラメータにYESを設定したUPDATE_PROTECTION_POLICY

- 指定されたデータベースのバックアップ・データが存在している場所でのDELETE_SBT_LIBRARY追加のバックアップ・データを許可する安全性が再計算できるようになるまで、新しいバックアップ・リクエストが停止する可能性があり、そうしないとバックアップ・データが失われる可能性があります。

処置: 適切なタイミングでバックアップがテープに書き込まれるようにすると、このイベントを回避できます。逆に、適切なタイミングでバックアップがテープに書き込まれない場合は、「原因」であげたアクティビティを回避する必要があります。

ORA-64740: データベースstringのバックアップがUNPROTECTED_WINDOW期間以上にわたって見つかっていません

原因: 保護ポリシーにUNPROTECTED_WINDOWが指定され、少なくともその期間、リカバリ・アプライアンスでは指定のターゲット・データベースから十分なアーカイブ・ログ・バックアップまたはデータファイル・バックアップが受信されていません。

処置: 適切なタイミングでバックアップが実行されているか確認し、そのように設定されている場合は、REDOログまたはバックアップがリカバリ・アプライアンスに送信されているか確認してください。

ORA-64741: スケジューラstring (タスクstring (タイプstring)を実行)は、string回のリクエスト後に停止しませんでした。

原因: 指定されたリカバリ・アプライアンス・スケジューラ・プロセスを停止できませんでした。

処置: このような問題が長期間解決しない場合、Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64742: データベースstringは削除されています

原因: データベースが削除される処理中であったため、現在のコマンドは失敗しました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-64744: 引数stringがNULL、無効または範囲外です

原因: 引数に予期される値はNULL以外の有効な値ですが、渡された引数値はNULL、無効または範囲外でした。

処置: プログラムを確認し、NULL、無効または範囲外の引数値を転送しないよう、ルーチンのコール元を修正してください。

ORA-64745: 名前の長さはstring文字です。最大長はstringです。

原因: 名前の長さが制限を超えています。

処置: 名前を短くしてから、操作を再試行してください。

ORA-64746: 名前に無効な文字が含まれています。

原因: 名前が"_"、"-"、":"または数字で誤って始まっているか、英数字以外の文字が含まれています。文字列にある場合、他のすべての二重引用符は二重引用符のペアが隣接していることを確認してください。名前の途中で二重引用符を使用しないでください。

処置: 名前を変更して、無効な文字を除いてください。

ORA-64747: 名前に無効な文字"string"が含まれています。位置は[string]です。

原因: 名前が"_"、"-"、":"または数字で誤って始まっているか、英数字以外の文字が含まれています。文字列にある場合、他のすべての二重引用符は二重引用符のペアが隣接していることを確認してください。名前の途中で二重引用符を使用しないでください。

処置: 名前を変更して、無効な文字を除いてください。

ORA-64748: stringを使用してトレース・ファイルの書込みが開始されました

原因: リカバリ・アプライアンスの構成が、トレース・ファイルの生成を有効にするように変更されています。トレース・ファイルは、リカバリ・アプライアンスのディスク領域を使い果たす容量があります。

処置: 不要になったときにはトレースをオフにしてください。

ORA-64750: インスタンスstringstringにアクセスできません。

原因: 操作に必要なファイルが見つかりませんでした。

処置: 指定されたインスタンスで指定されたファイルのファイル・システムが使用できることを確認してください。

ORA-64751: string中にレプリケーション設定エラーが発生しました。レプリケーション・サーバー: string、データベース: string

原因: 指定されたデータベースのレプリケーションの構成および設定を完了できませんでした。

処置: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーが適切に構成され、すべてのネットワーク通信パスが有効であることを検証してください。

ORA-64752: 記憶域がデータベースstringの新しいREDOまたはバックアップに使用できません

原因: ポーリング位置からREDOをバックアップ中またはバックアップをコピー中に障害が発生しました。この状況は、次の理由のいずれかが原因と考えられます。

* 単体のバックアップ・ピースがデータベース保護ポリシーのDISK_RESERVE_SPACE値を超えました。* Guaranteed_copyが有効になっているのに、十分なデータがテープにスプールされていません。* 記憶域の場所のサイズの構成が正しくありません。

処置: DISK_RESERVED_SPACEの値および記憶域の場所の使用状況を確認してください。

ORA-64753: 不適切なオブジェクト・タイプが指定されました。stringが指定されましたが、stringが必要です

原因: APIコマンドに正しくないオブジェクト・タイプが指定されました。

処置: オブジェクト固有のAPIを使用してください。たとえば、'resume_sbt_library'ではなく、'resume_replication_server'を使用します。

ORA-64754: 関連付けられたテープまたはレプリケーション・オブジェクトを使用して操作を実行できません

原因: 'update_db'または'update_protection_policy'を実行し、保護ポリシーに関連付けられたレプリケーション・サーバーまたはテープ・ジョブを使用して記憶域の場所を変更しようとしましたが失敗しました。

処置: ターゲット保護ポリシーのテープ属性およびレプリケーション属性を持つ現在の保護ポリシーと同じ記憶域の場所を指定した一時保護ポリシーを作成し、一時保護ポリシーに更新してから、ターゲット保護ポリシーに最終的に更新してください。

ORA-64755: データベースstringの削除に失敗しました。リカバリ・アプライアンスが実行されていません

原因: データベースを削除しようとしましたが、管理者によってリカバリ・アプライアンスが非アクティブ化されています。

処置: リカバリ・アプライアンス管理者にDBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してもらい、delete_db()操作を再試行してください。

ORA-64757: BP_KEY stringを持つバックアップ・ピースをリストアできません

原因: エラーとなった指定のバックアップ・ピースをリストアしようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: バックアップ・ピースが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-64758: 表領域stringでデルタ・ストア・メタデータを拡張できません

原因: デルタ・ストアの実装に使用される表に追加のエクステントを割り当てることができませんでした。

処置: 示された表領域に記憶域をさらに追加してください。

ORA-64759: リカバリ・アプライアンスは制限付きリソース状態を終了中です

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスク実行の制限が終了しました。一時表領域の不足またはUNDO領域の不足が原因でタスクが実行できなかったときに、制限付きリソース状態になりました。このとき、リソース集中型のタスクがRESOURCE_WAIT状態にされました。

処置: ありません。これはアラート・ログに入れられた単なる情報メッセージです。

ORA-64760: データベースstringには、順序付け待機状態のタスクがstring日間を超えて存在しています。

原因: 指定されたデータベースには、デルタ・ストアに対してタイル表示にならなかったため、実行できないINDEX_BACKUPタスクがありました。増分バックアップ・ピースの対象のフル・バックアップがデルタ・ストアに見つからない場合、増分バックアップ・ピースはデルタ・ストアにタイル表示されません。

処置: データベースに欠落している増分バックアップを提供します。他の増分バックアップが見つからない場合、新しいフル・バックアップをデータベースに提供します。

ORA-64761: ディスク・グループstringはリカバリ・アプライアンスで使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスのインストール・ソフトウェアでは、以前は用意されていなかったディスク・グループがcreate_storage_location APIまたはupdate_storage_location APIに提供されました。

処置: ra_updateプロシージャを実行し、ディスク・グループを処理してAPIを再試行します。

ORA-64762: タスクstring(タイプstring)がstring用に実行中です。

原因: ある程度の時間の経過後、指定されたタスクが完了しませんでした。これは単なる警告メッセージです。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64763: タスクstring(タイプstring)がstring用に実行された後に停止されました。

原因: 指定されたタスクは完了せず、ハングしていると推定されました。プロセスは停止し、再開されました。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64766: RMANを使用するバックアップの削除は保護ポリシーによって回避されます

原因: リカバリ・マネージャは、該当するリカバリ・アプライアンス保護ポリシーの'allow_backup_deletion'パラメータが「いいえ」のため、バックアップ・ピースを削除できません。

処置: 該当する保護ポリシーの'allow_backup_deletion'パラメータを「はい」に変更して、バックアップを削除できるようにします。

ORA-64767: タイム・アウトのリストア

原因: クライアント・データベースが応答しないため、リカバリ・アプライアンスでリストア操作が終了されました。

処置: クライアント・データベースとリカバリ・アプライアンス間のネットワークを確認してください。さらに、クライアント・データベースのI/Oパフォーマンスも確認します。このエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64768: KEEPファイル・サイズstringは使用可能なDISK_RESERVED_SPACE stringを超えることはできません

原因: KEEPバックアップ・ピース用の領域がこれ以上ありませんでした。DISK_RESERVED_SPACEの合計から現在KEEPバックアップに消費されている領域を差し引くと、現在のKEEPバックアップ・ピースのサイズよりも少なくなっていました。エラーを起こしたピースは削除されました。

処置: DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やすか、DBMS_RA.MOVE_BACKUP関数を使用してKEEP (アーカイブ)バックアップを他の記憶域に移動してください。

ORA-65000: プラガブル・データベース名が欠落しているか無効です

原因: 必要な有効なプラガブル・データベース名が存在しませんでした。

処置: 有効なプラガブル・データベース名を指定して文を再発行してください。

ORA-65001: 管理ユーザー名が欠落しているか無効です

原因: CREATE PLUGGABLE DATABASE文の構文に必要な有効な管理ユーザー名が存在しませんでした。

処置: 有効な管理ユーザー名を指定してCREATE PLUGGABLE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65002: 管理ユーザー・パスワードが欠落しているか無効です

原因: CREATE PLUGGABLE DATABASE文の構文に必要な有効な管理ユーザー・パスワードが存在しませんでした。

処置: 有効な管理ユーザー・パスワードを指定してCREATE PLUGGABLE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65003: XMLファイル名が欠落しているか無効です

原因: CREATE PLUGGABLE DATABASE文の構文に必要な有効なXMLファイル名が存在しませんでした。

処置: 有効なXMLファイル名を指定してCREATE PLUGGABLE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65004: データベース・リンク名が欠落しているか無効です

原因: CREATE PLUGGABLE DATABASE文の構文に必要な有効なデータベース・リンク名が存在しませんでした。

処置: 有効なデータベース・リンク名を指定してCREATE PLUGGABLE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65005: ファイルのファイル名パターンが欠落しているか無効です - string

原因: SOURCE_FILE_NAME_CONVERTまたはFILE_NAME_CONVERT句で、ソースまたは置換ファイル名パターンが欠落しているか無効でした。

処置: SOURCE_FILE_NAME_CONVERTまたはFILE_NAME_CONVERT句を修正してから、文を再発行してください。

ORA-65006: ENABLE PLUGGABLE DATABASE句が欠落しているか無効です

原因: CREATE DATABASE文の構文に必要なENABLE PLUGGABLE DATABASE句が存在しませんでした。

処置: 有効なENABLE PLUGGABLE DATABASE句を指定してCREATE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65007: ENABLE PLUGGABLE DATABASE句が重複しています

原因: CREATE DATABASE文に、重複するENABLE PLUGGABLE DATABASE句が指定されていました。

処置: 有効なENABLE PLUGGABLE DATABASE句を指定してCREATE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65008: SEED句が欠落しているか無効です

原因: CREATE DATABASE文の構文に必要なSEED句が存在しませんでした。

処置: 有効なSEED句を指定してCREATE DATABASE文を再発行してください。

ORA-65010: 最大数のプラガブル・データベースが作成されました

原因: ユーザーが、サポートされている数を超えるプラガブル・データベースを作成しようとしました。

処置: 多すぎるプラガブル・データベースを作成しないでください。

ORA-65011: プラガブル・データベースstringが存在しません

原因: ユーザーが、存在しないプラガブル・データベースを指定しようとしました。

処置: DBA_PDBSを確認し、それが存在しているか調べてください。

ORA-65012: プラガブル・データベースstringはすでに存在しています。

原因: ユーザーが、すでに存在している名前のプラガブル・データベースを作成しようとしました。

処置: DBA_PDBSを確認し、名前が存在しているか調べてください。

ORA-65013: CONTAINER句が無効です

原因: 無効なCONTAINER句が検出されました。

処置: 有効なCONTAINER句を指定してDDL文を再発行してください。

ORA-65014: SHARING句が無効です

原因: 無効なSHARING句が検出されました。

処置: 有効なSHARING句を指定してDDL文を再発行してください。

ORA-65015: コンテナ名が欠落しているか無効です

原因: ALTER SESSION SET CONTAINERまたはALTER USER ... SET|ADD|REMOVE CONTAINER_DATA文の構文に必要な有効なコンテナ名が存在しませんでした。

処置: 有効なコンテナ名を指定して文を再発行してください。

ORA-65016: FILE_NAME_CONVERTを指定する必要があります

原因: プラガブル・データベースの作成の一部として、データファイルおよびおそらくその他のファイルをコピーする必要がありました。しかし、Oracle Managed Files (OMF)が有効化されておらず、PDB_FILE_NAME_CONVERTが定義されておらず、FILE_NAME_CONVERT句の指定に失敗しました。

処置: OMFを有効化するかPDB_FILE_NAME_CONVERTシステム・パラメータを定義してから、CREATE PLUGGABLE DATABASE文を発行するか、FILE_NAME_CONVERT句を文の一部として指定してください。

ORA-65017: シード・プラガブル・データベースは削除または変更できません

原因: ユーザーが、シード・プラガブル・データベースを削除または変更しようとしましたが、それは許可されていませんでした。

処置: 正しいプラガブル・データベース名を指定してください。

ORA-65018: FILE_NAME_CONVERTまたはNOCOPYを指定する必要があります

原因: Oracle Managed Files (OMF)が有効化されておらず、PDB_FILE_NAME_CONVERTが定義されていませんでした。FILE_NAME_CONVERTまたはNOCOPY句が、データファイルを使用したプラガブル・データベースの作成の一部として指定されていませんでした。

処置: OMFを有効化するかPDB_FILE_NAME_CONVERTシステム・パラメータを定義してから、CREATE PLUGGABLE DATABASE文を発行するか、FILE_NAME_CONVERT句またはNOCOPYを文の一部として指定してください。

ORA-65019: プラガブル・データベースstringはすでにオープンしています

原因: すでに開いているプラガブル・データベースにサービスを開こうとしました。

処置: V$PDBSビューのOPEN_MODE列を確認してください。

ORA-65020: プラガブル・データベースstringはすでにクローズしています

原因: すでに閉じているプラガブル・データベースにサービスを閉じようとしました。

処置: V$PDBSビューのOPEN_MODE列を確認してください。

ORA-65021: SHARING句の使用方法が正しくありません

原因: 予期しないコンテキストでSHARING句が検出されました。

処置: Oracle提供のスクリプトの外部でSHARING句を使用しないでください。

ORA-65022: CONTAINER句はすでに使用されています

原因: 文に複数のCONTAINER句が含まれていました。

処置: 重複しているCONTAINER句を削除してください。

ORA-65023: コンテナstringにアクティブなトランザクションが存在します

原因: 文が、現在のコンテナ内で新しいトランザクションを作成しようとしましたが、別のコンテナにアクティブなトランザクションがありました。

処置: アクティブなトランザクションがあるコンテナに切り替えてそのアクティブなトランザクションをコミット、ロールバックまたは連結解除してから、別のコンテナに新しいトランザクションの作成を試行する文の発行を試みてください。

ORA-65024: プラガブル・データベースstringはオープンしていません。

原因: 開いていないプラガブル・データベースで操作を実行しようとしました。

処置: 適切なオーブン・モードを使用してプラガブル・データベースを開いてください。

ORA-65025: プラガブル・データベースstringはすべてのインスタンスでクローズしていません。

原因: すべてのOracle RACインスタンスで閉じていないプラガブル・データベースで操作を実行しようとしました。

処置: プラガブル・データベースをすべてのインスタンスで閉じてから、操作を再試行してください。

ORA-65026: XMLメタデータ・ファイル・エラー: string

原因: XMLメタデータ・ファイルを解析しようとするか、それに書き込もうとしてエラーが発生しました。

処置: XMLメタデータ・ファイルが存在し、読取り可能であることを確認してください。

ORA-65027: (string - string)のノードまたは値の取得中にXMLメタデータ・ファイル・エラーが発生しました

原因: XMLメタデータ・ファイルを解析しようとしてエラーが発生しました。

処置: XMLメタデータ・ファイルを確認して修正してください。

ORA-65028: パスstringにあるプラグイン・データ・ファイルを開くことができません

原因: データファイルをオープンしようとしてエラーが発生しました。

処置: データファイルがそのパスに存在していることを確認してください。

ORA-65029: ローカル・ユーザーは、共通権限やロールを付与または取り消しできません

原因: ローカル・ユーザーがCONTAINER=ALLを指定してGRANTまたはREVOKE文を発行しましたが、それは無効です。

処置: CONTAINER=ALLを文から削除してください。

ORA-65030: ローカル・ユーザーまたはロールには共通権限を付与できません

原因: 共通ユーザーがCONTAINER=ALLを指定し、権限受領者としてローカル・ユーザーまたはロールを指定してGRANT文を発行しましたが、それは無効です。

処置: ローカル権限を付与しようとする場合は、文からCONTAINER=ALLを削除してください。共通権限を付与しようとする場合は、権限受領者のリストからローカル・ユーザーおよびロールを削除してください。

ORA-65031: ローカル・ユーザーまたはロールから共通権限を取り消すことはできません

原因: 共通ユーザーがCONTAINER=ALLを指定し、権限受領者としてローカル・ユーザーまたはロールを指定してREVOKE文を発行しましたが、それは無効です。

処置: ローカル権限を取り消そうとする場合は、文からCONTAINER=ALLを削除してください。共通権限を取り消そうとする場合は、権限受領者のリストからローカル・ユーザーおよびロールを削除してください。

ORA-65032: ローカル・ロールは、現在のコンテナ内でのみ付与または取り消しできます

原因: ユーザーがCONTAINER=ALLを指定し、付与または取り消すロールの中にローカル・ロールをリストしてGRANTまたはREVOKE文を発行しましたが、それは無効です。

処置: ローカル・ロールを取り消そうとする場合は、文からCONTAINER=ALLを削除してください。共通権限またはロール、あるいはその両方を取り消そうとする場合は、付与または取り消すロールのリストからローカル・ロールを削除してください。

ORA-65033: ローカル・オブジェクトでは、共通権限を付与または取り消しできません

原因: CONTAINER=ALLを指定し、権限を付与または取り消す対象としてローカル・オブジェクトを指定してGRANTまたはREVOKE文が発行されましたが、それは無効です。

処置: CONTAINER=ALLを文から削除してください。

ORA-65034: PDBが説明する出力ファイルが指定されていません

原因: ユーザーが、出力XMLファイルの場所を指定せずにプラガブル・データベースを記述しようとしました。

処置: 記述する出力ファイルの場所を指定してください。

ORA-65035: stringからプラガブル・データベースを作成できません

原因: プラガブル・データベースに、リカバリが必要となる進行中またはアクティブなトランザクションがありました。

処置: トランザクションのリカバリが実行されるように、再びクローニングする前に読取り/書込みモードでプラガブル・データベースをオープンしてください。

ORA-65036: プラガブル・データベースstringは必要なモードでオープンされていません

原因: 不適切なオープン・モードでプラガブル・データベースに操作を実行しようとしました。

処置: この操作に必要なモードでプラガブル・データベースを開いてください。

ORA-65037: ローカル・ユーザーでは、共通権限を付与または取り消しできません

原因: CONTAINER=ALLを指定し、権限を付与または取り消す対象としてローカル・ユーザーを指定してGRANTまたはREVOKE文が発行されましたが、それは無効です。

処置: CONTAINER=ALLを文から削除してください。

ORA-65039: コンテナ識別子の列がないか、CONTAINER_DATAオブジェクトの定義に予期しない型があります

原因: 定義にCONTAINER_DATA句が含まれる表またはビューに、データが属するコンテナを識別するために使用される列がないか、その列が予期しないタイプでした。

処置: 文を修正して再入力してください。

ORA-65040: プラガブル・データベース内からの操作は許可されていません

原因: ルート・コンテナでのみ実行できる操作を実行しようとしました。

処置: ルート・コンテナに切り替えて、その操作を実行してください。

ORA-65041: このユーザーのCONTAINER_DATA属性は変更できません

原因: ユーザーSYSまたはSYSBACKUPCONTAINER_DATA属性を変更しようとしましたが、それは許可されていません。

処置: ユーザーSYSまたはSYSBACKUPCONTAINER_DATA属性を変更しないでください。

ORA-65042: すでに既存のコンテナで使用されている名前です

原因: その名前は別のコンテナによってすでに使用されていました。

処置: 有効な名前を指定してください。

ORA-65043: TABLESPACEキーワードが必要です。

原因: TABLESPACEキーワードが欠落していました。

処置: TABLESPACEキーワードを指定してください。

ORA-65044: STORAGEキーワードに続くオプションが欠落しているか無効です

原因: MAXSIZEまたはMAX_SHARED_TEMP_SIZE以外のオプションが指定されました。

処置: 有効なオプションのみを指定してください。

ORA-65045: プラガブル・データベースが限定モードではありません

原因: 限定モードではないプラガブル・データベースで操作を実行しようとしました。

処置: プラガブル・データベースを限定モードで開いてください。

ORA-65046: プラガブル・データベース外からの操作は許可されていません

原因: プラガブル・データベース内からのみ実行できる操作を実行しようとしました。

処置: プラガブル・データベースに切り替えて、その操作を実行してください。

ORA-65047: オブジェクトstring.stringが無効であるか、CDB$ROOTでエラー付きでコンパイルされました

原因: 無効であるかCDB$ROOTでエラーありでコンパイルされたオブジェクトにメタデータ・リンクDDLを発行しようとしました。

処置: CDB$ROOTのオブジェクトの妥当性を確認してください。

ORA-65048: プラガブル・データベースstringで現在のDDL文を処理中にエラーが発生しました

原因: プラガブル・データベースの1つで文を実行中にエラーが発生しました。

処置: プラガブル・データベースの障害の原因を調べてください。

ORA-65049: CDB$ROOTでは、ローカル・ユーザーまたはロールの作成は許可されていません

原因: CDB$ROOTでローカル・ユーザーまたはロールを作成しようとしました。

処置: 共通ユーザーまたはロールを作成しようとする場合は、CONTAINER=ALLを指定してください。

ORA-65050: 共有DDLはCDB$ROOTでのみ使用できます

原因: プラガブル・データベースで共有DDLを発行しようとしました。

処置: CDB$ROOTに切り替え、そこで共有DDLを発行してください。

ORA-65051: 有効なコンテナ識別子がありません

原因: 有効なコンテナ識別子が指定されていませんでした。

処置: 有効なコンテナ識別子を指定してください。

ORA-65052: この文には、コンテナの有効範囲が異なる操作が含まれています

原因: すべてのコンテナに適用される1つの操作と、ローカル・コンテナにのみ適用される別のものを1つの文に結合しようとしました。

処置: それらの操作は別々の文で実行してください。

ORA-65053: グローバル・ユーザーはセッションのコンテナを変更できません。

原因: グローバル・ユーザーが、ALTER SESSION SET CONTAINER文を使用してコンテナを変更しようとしました。

処置: この操作は、グローバル・ユーザーには許可されていません。

ORA-65054: 要求されたモードでプラガブル・データベースをオープンすることはできません。

原因: CDBのものとは互換性のないモードで、プラガブル・データベースを開こうとしました。

処置: 最初にCDBを互換性のあるモードで開いてから、操作を再試行してください。

ORA-65056: プラガブル・データベースでは、CONTAINER_DATA属性は使用されていません。

原因: プラガブル・データベースに接続しているユーザーが、CONTAINER_DATA属性を変更しようとしましたが、それは無効です。

処置: プラガブル・データベースに接続しているユーザーが表示できるのは、自分に適切な権限が付与され、そのプラガブル・データベースまたはCDB全体に関連しているCONTAINER_DATAオブジェクトの行のみです。このデータを表示できるかどうかはCONTAINER_DATA属性によって制御されません。それを使用して制御できるのは、CDBのCDB$ROOTに接続しているときに特定のコンテナに関連している行を表示できるかどうかのみです。

ORA-65057: CONTAINER_DATA属性には常に現在のコンテナが含まれている必要があります

原因: ALTER USER ... SET|REMOVE CONTAINER_DATA = ... 文を発行するユーザーが、CONTAINER_DATA属性から現在のコンテナを除外しようとしました。

処置: CONTAINER_DATA属性には常に現在のコンテナを含めてください。

ORA-65058: オブジェクト固有のCONTAINER_DATA属性を指定できるのは、CONTAINER_DATAオブジェクトのみです

原因: オブジェクト固有のCONTAINER_DATA属性を変更するALTER USER文で参照されているオブジェクトが、CONTAINER_DATA表またはビューではありませんでした。

処置: その文で参照されているオブジェクトは必ずCONTAINER_DATA表またはビューにしてください。

ORA-65059: CONTAINER_DATA句でコンテナ名が重複しています

原因: CONTAINER_DATA句で、いずれかのコンテナの名前への重複する参照が見つかりました。

処置: 複数回出現するコンテナ名がないようにしてください。

ORA-65060: CONTAINER_DATA属性が設定されていません

原因: ユーザーが、明示的に設定されていないまたはDEFAULTに設定されているオブジェクト固有のCONTAINER_DATA属性にコンテナを追加しようとしたか、明示的に設定されていないかDEFAULTに設定されているCONTAINER_DATA属性からコンテナを削除しようとしました。

処置: 明示的に設定されていないまたはDEFAULTに設定されているオブジェクト固有のCONTAINER_DATA属性にコンテナを追加したり、明示的に設定されていないかDEFAULTに設定されているCONTAINER_DATA属性からコンテナを削除しないでください。

ORA-65061: 指定されたコンテナの一部がCONTAINER_DATA属性に属していません

原因: ユーザーが、CONTAINER_DATA属性から、それに属していないコンテナを削除しようとしました。

処置: CONTAINER_DATA属性から、それに属していないコンテナを削除しないでください。

ORA-65062: CONTAINER_DATA属性がALLに設定されています

原因: ユーザーが、現在の値がALLであるCONTAINER_DATA属性に(またはそれから)、コンテナを追加(または削除)しようとしましたが、それはサポートされていません。

処置: 現在の値がALLであるCONTAINER_DATA属性に(またはそれから)、コンテナを追加(または削除)しないでください。

ORA-65063: CONTAINER_DATA句はすでに指定されています

原因: CONTAINER_DATA句が2回指定されました。

処置: CONTAINER_DATA句は1つのみ指定してください。

ORA-65064: XMLメタデータ・ファイルのコンテンツが正しくありません

原因: XMLメタデータ・ファイルのコンテンツが実際のファイル・プロパティと異なっていました。

処置: XMLメタデータ・ファイルを確認して修正してください。

ORA-65065: ローカル・ユーザーまたはロールは、現在のコンテナ内でのみ変更できます

原因: CONTAINER=ALLを指定し、変更対象のユーザーまたはロールの中にローカル・ユーザーまたはロールをリストしてALTER USERまたはALTER ROLE文を発行しましたが、それは無効です。

処置: ローカル・ユーザーまたはロールを変更しようとしている場合は、CONTAINER=CURRENTを指定してください。共通ユーザーまたはロールを変更しようとしている場合は、変更対象のロールのリストからローカル・ユーザーまたはロールを削除してください。

ORA-65066: 指定された変更はすべてのコンテナに適用する必要があります

原因: 現在のコンテナに、指定した変更を適用しようとしました。

処置: CONTAINER=ALLを指定してください。

ORA-65067: ローカル・ロールを参照するDEFAULT ROLE句を適用できるのは現在のコンテナのみです

原因: DEFAULT ROLE句を使用してすべてのコンテナにわたってローカル・ロールを参照しようとしました。

処置: ローカル・ロールをデフォルト・ロールとして設定しようとしている場合は、CONTAINER=CURRENTを指定してください。共通ロールをデフォルト・ロールとして設定しようとしている場合は、DEFAULT ROLE句で参照されているロールのリストからローカル・ロールを削除してください。

ORA-65068: プラガブル・データベースが切断された後に起動されるトリガーは定義できません

原因: プラガブル・データベースが切断された後に起動されるトリガーを作成しようとしました。この型のトリガーは、サポートされていません。

処置: プラガブル・データベースが切断された後に起動されるトリガーを作成しないでください。

ORA-65069: プラガブル・データベースにはAFTER DB_ROLE_CHANGEトリガーを定義できません

原因: スタンバイ・データベースからプライマリへ、またはその逆にロールの変更が行われた後に起動されるプラガブル・データベース・トリガーを作成しようとしました。この型のトリガーは、サポートされていません。

処置: プラガブル・データベースに対してトリガーを作成するときにAFTER DB_ROLE_CHANGEを指定しないでください。

ORA-65070: AFTER CLONEトリガーを作成できるのはプラガブル・データベースのみです

原因: スキーマまたはデータベースにAFTER CLONEトリガーを作成しようとしました。この型のトリガーは、サポートされていません。

処置: スキーマまたはデータベースにトリガーを作成するときにAFTER CLONEを指定しないでください。

ORA-65071: BEFORE UNPLUGトリガーを作成できるのはプラガブル・データベースのみです

原因: スキーマまたはデータベースにBEFORE UNPLUGトリガーを作成しようとしました。この型のトリガーは、サポートされていません。

処置: スキーマまたはデータベースにトリガーを作成するときにBEFORE UNPLUGを指定しないでください。

ORA-65072: ユーザーは、トリガーが作成されるプラガブル・データベースに接続している必要があります

原因: プラガブル・データベースに接続していないときに、プラガブル・データベースにデータベース・イベント・トリガーを作成しようとしました。これはサポートされていません。

処置: データベース・イベント・トリガーを作成する必要があるプラガブル・データベースに接続してから、そのようなトリガーの作成を試行してください。

ORA-65073: プラガブル・データベースのクローニング前に起動されるトリガーは定義できません

原因: プラガブル・データベースがクローニングされる前に起動されるトリガーを作成しようとしました。この型のトリガーは、サポートされていません。

処置: プラガブル・データベースがクローニングされる前に起動されるトリガーを作成しないでください。

ORA-65074: 共通ユーザーではエディションはサポートされていません

原因: 共通ユーザーに対してエディションをサポートしようとしました。

処置: 共通ユーザーにはエディションを有効化しないでください。

ORA-65080: プラガブル・データベース名を判別できません

原因: データベースIDをプラガブル・データベース名にマップしようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-65081: データベースまたはプラガブル・データベースは、読取り専用モードでオープンしていません

原因: 読取り専用モードで開いていないデータベースまたはプラガブル・データベースに操作を実行しようとしました。

処置: データベースまたはプラガブル・データベースを読取り専用モードで開いてから、操作を再試行してください。

ORA-65082: プラガブル・データベースをこれ以上追加できません: 制限数stringを超えました

原因: 制御ファイルには、これ以上プラガブル・データベースを追加する空きがありません。

処置: 制御ファイルを再作成してください。

ORA-65083: 進行中のプラガブル・データベース(PDB)の停止

原因: プラガブル・データベースは強制終了中です。

処置: しばらく待ってから操作を再試行してください。

ORA-65084: オブジェクトstring.stringはルートに存在しません

原因: ルートに存在していない共通オブジェクトを作成しようとしました。

処置: すべてのコンテナでオブジェクトを作成するcatcon.plを使用してスクリプトを起動します。

ORA-65085: プラガブル・データベースを読取り専用モードでオープンすることはできません

原因: プラガブル・データベースは作成されていましたが、オープンされていませんでした。

処置: 最初にプラガブル・データベースを読取り/書込みモードまたは限定モードで開く必要があります。

ORA-65086: プラガブル・データベースをオープン/クローズできません

原因: プラガブル・データベースは切断されました。

処置: そのプラガブル・データベースには、削除のみ実行できます。

ORA-65087: プラガブル・データベース内からはOracleが提供する操作を実行できません

原因: ルート・コンテナでのみ実行できるOracle提供のスクリプト内の操作を実行しようとしました。

処置: その操作がルート・コンテナで必要であることを確認してから、ルート・コンテナに切り替えて操作を実行してください。

ORA-65088: データベースのオープンを再試行する必要があります

原因: 制御ファイルとデータ辞書の間に非一貫性が見つかり、データベースのオープン中に修正されました。データベースのオープンを再度実行する必要があります。

処置: データベースのオーブンを再試行してください。

ORA-65089: プラガブル・データベースはクリーンではありません

原因: そのプラガブル・データベースはいずれの場所でも開いていませんが、まだクリーンとマークされていませんでした。

処置: クリーンアップが完了するまで待ち、再試行してください。

ORA-65090: この操作は、コンテナ・データベースでのみ許可されています

原因: ユーザーがCDB内でのみ許可される操作を実行しようとしました。

処置: CDBに接続し、この操作を実行してください。

ORA-65091: stringに関する操作が許可されているのはプラガブル・データベースのみです

原因: ルート・コンテナでのみ実行できるUNDO表領域またはロールバック・セグメント操作を実行しようとしました。

処置: ルート・コンテナに切り替えて、UNDO表領域またはロールバック・セグメント操作を実行してください。

ORA-65092: 有効範囲の異なるシステム権限が'string'に付与されました

原因: 別の有効範囲で付与されたシステム権限を取り消そうとしました。ユーザーが、現在のコンテナ内で共通権限を取り消そうとしたか、コンテナ・データベース(CDB)内でローカル権限を取り消そうとしました。

処置: CONTAINER句の適切な値を指定してください。

ORA-65093: マルチテナント・コンテナ・データベースが適切に設定されていません

原因: 初期化パラメータ・ファイルでマルチテナント・コンテナ・データベースに正しいパラメータを設定せずに、マルチテナント・コンテナ・データベースをオープンしようとしました。

処置: 初期化パラメータ・ファイルでマルチテナント・コンテナ・データベースに'enable_pluggable_database=true'パラメータを設定し、データベースを再起動してください。

ORA-65094: ローカル・ユーザーまたはロール名が無効です

原因: ローカル・ユーザーまたはロールに対して無効な名前を指定して、ローカル・ユーザーまたはロールを作成しようとしました。ユーザーおよびロール名に対する通常のルールの他に、ローカル・ユーザーおよびロール名がC##またはc##で始めることはできません。

処置: 有効なローカル・ユーザーまたはロール名を指定してください。

ORA-65095: 共通オブジェクト名が無効です

原因: 共通オブジェクトに有効ではない名前を使用して共通オブジェクトを作成しようとしました。オブジェクト名に対する通常のルールのほかに、共通オブジェクト名はASCII文字のみで構成する必要があります。

処置: 有効な共通オブジェクト名を指定してください。

ORA-65096: 共通ユーザーまたはロール名が無効です

原因: 共通ユーザーまたはロールに有効ではない名前を使用して共通ユーザーまたはロールを作成しようとしました。ユーザーおよびロール名に対する通常のルールのほかに、共通ユーザーおよびロール名はC##またはc##で始まり、ASCII文字のみで構成されている必要があります。

処置: 有効な共通ユーザーまたはロール名を指定してください。

ORA-65097: 無効な引数がCDB$VIEW関数に指定されました

原因: CDB$VIEWは、<owner>.<tablename>形式の有効な表名に適用できます。

処置: 文を修正してください。

ORA-65098: CDB$VIEW関数でサポートされていないデータ型です

原因: サポートされていないデータ型の列が、CDBビューから選択されました。

処置: その列を選択リストから削除してください。

ORA-65099: CDBがオープンでない場合、操作を実行できません

原因: コンテナ・データベース(CDB)がオープンしている必要がある操作をプラガブル・データベース内で実行しようとしました。*処置: CDBをオープンしてから、操作を再発行してください。

処理: ありません。

ORA-65100: パス接頭辞が欠落しているか無効です - string

原因: パス接頭辞が欠落しているか無効でした。

処置: PATH_PREFIX句を修正してから、文を再発行してください。

ORA-65101: コンテナ・データベースが正しく設定されていません

原因: コンテナ・データベース制御ファイル以外を使用して、コンテナ・データベース(CDB)を起動しようとしました。

処置: CDBの新しい制御ファイルを作成してください。

ORA-65102: インスタンス名が欠落しているか無効です

原因: ALTER PLUGGABLE DATABASE文の構文に必要な有効なインスタンス名が存在しませんでした。

処置: 有効なインスタンス名を指定して文を再発行してください。

ORA-65103: READ ONLYモードでオープンされているPDBにはUPGRADEを指定できません

原因: ALTER PLUGGABLE DATABASE ... OPEN UPGRADEが指定されましたが、ルートはREAD ONLYでオープンされているため、指定したPDBもREAD ONLYでオープンされます。UPGRADEは、READ ONLYでオープンされているPDBに対して指定できません。

処置: UPGRADEを指定せずに文を再発行するか、ルートをREAD WRITEモードで再オープンして文を再発行してください。

ORA-65104: 非アクティブなプラガブル・データベースでの操作は許可されていません

原因: プラガブル・データベースのステータスがINACTIVEでした。まだ作成中であるか、作成操作中にエラーが発生しました。

処置: ステータスがCREATEDに変わるまで待機するか、エラーの場合はプラガブル・データベースを削除し、再作成してください。

ORA-65105: プラガブル・データベース#stringのSYSTEMデータ・ファイルが見つかりません

原因: プラガブル・データベースのSYSTEM表領域でCREATE CONTROLFILE文にデータファイルが指定されていませんでした。

処置: データファイルを指定して、CREATE CONTROLFILE文を再実行してください。

ORA-65106: プラガブル・データベース#string (string)は無効状態です

原因: プラガブル・データベースのCREATE CONTROLFILE文にデータファイルが指定されていませんでした。

処置: プラガブル・データベースを削除するか、データファイルを指定してCREATE CONTROLFILE文を再実行してください。

ORA-65107: インスタンスstringで現在のタスクを処理中にエラーが発生しました

原因: Oracle RACインスタンスの1つでプラガブル・データベース・タスクの実行中にエラーが発生しました。

処置: インスタンスの障害の原因を調べてください。

ORA-65108: 別のコンテナに属するカーソルからの使用は無効です

原因: 異なるコンテナで解析または実行されたカーソルを使用しようとしました。

処置: SET CONTAINER文の不適切な使用がないか調べてください。同じコンテナ内でのみ、カーソルを解析、実行、フェッチ、クローズしてください。

ORA-65109: 操作はCDB$ROOTで許可されていません

原因: コンテナ・データベースのルートでサポートされていない操作を実行しようとしました。

処置: プラガブル・データベースに切り替えて、その操作を実行してください。

ORA-65110: 無効なインスタンス名が指定されました

原因: インスタンス句で無効または非アクティブなインスタンス名を使用して、プラガブル・データベースの状態を変更しようとしました。

処置: 有効かつアクティブなインスタンス名を指定してください。

ORA-65111: 同じインスタンスに再配置できません

原因: プラガブル・データベースを現行のインスタンスに移動しようとしました。

処置: 現行のインスタンスとは異なるインスタンスを指定してください。

ORA-65112: プラガブル・データベースstringはスタンバイ・データベースのすべてのインスタンスでクローズしていません

原因: プラガブル・データベースがプライマリ・データベース上で切断されたか、削除されたか、あるいは名前を変更されたため、メディア・リカバリは停止しました。

処置: プラガブル・データベースをすべてのインスタンスで閉じてから、リカバリを再起動してください。

ORA-65113: PDBのMAX_PDB_STORAGEプロパティの値が小さすぎます

原因: ALTERまたはCREATE PLUGGABLE DATABASE文で指定されたMAX_PDB_STORAGEの値がコンテナのデータファイルと一時ファイルの現在の領域使用量を下回っています。

処置: MAX_PDB_STORAGEに高い値を指定してください。

ORA-65114: コンテナ内の領域の使用量が高すぎます

原因: 現在のコンテナの領域使用量がコンテナのMAX_PDB_STORAGEの値を超えました。

処置: ALTER PLUGGABLE DATABASE文を使用してMAX_PDB_STORAGEに高い値を指定してください。

ORA-65115: CDBリソース・プランstringにPDBディレクティブがstring個超あります

原因: サポートされている数よりも多くのディレクティブを使用するために、指定されたマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のリソース・プランを作成または更新しようとしました。

処置: このデータベースでアクティブではないプラガブル・データベース(PDBs)に対するディレクティブを削除してください。

ORA-65116: 互換性のないデータベース・キャラクタ・セットです

原因: コンテナ・データベースのデータベース・キャラクタ・セットは、差し込まれているプラガブル・データベースのデータベース・キャラクタ・セットのスーパーセットではありませんでした。

処置: 互換性のあるデータベース・キャラクタ・セットを持つコンテナ・データベースにプラガブル・データベースを差し込んでください。

ORA-65117: CONTAINER句は、コンテナ・データベースに接続された場合のみ指定できます

原因: コンテナ・データベース(CDB)に接続していないときに、CONTAINER句が指定されました。

処置: CONTAINER句なしでその文を再度入力してください。

ORA-65118: プラガブル・データベースに影響を与える操作は、別のプラガブル・データベースから実行できません

原因: 異なるプラガブル・データベースに接続しているときに、プラガブル・データベースに影響を与える操作を実行しようとしました。

処置: 必要なプラガブル・データベースに接続し、その操作を実行してください。

ORA-65119: 互換性のない各国語キャラクタ・セットです

原因: コンテナ・データベースの各国語キャラクタ・セットは、差し込まれているプラガブル・データベースの各国語キャラクタ・セットと同じではありませんでした。

処置: 同じ各国語キャラクタ・セットを持つコンテナ・データベースにプラガブル・データベースを差し込んでください。

ORA-65120: XMLメタデータ・ファイルの文字セットIDが正しくありません

原因: プラグインされているプラガブル・データベースに対するXMLメタデータ・ファイルが、データベースあるいはコンテナ・データベースに対して無効な各国語キャラクタ・セットIDを含んでいました。これは、XMLファイルが手動で変更されたとき、ディスク上で破損しているとき、あるいはユーザー定義のキャラクタ・セットがコンテナ・データベースのOracleホーム・ディレクトリにインストールされていないため、サポートされているキャラクタ・セットがコンテナ・データベースとプラガブル・データベースのソース・データベースで異なっているときに発生することがあります。

処置: プラガブル・データベースのメタデータXMLファイルを手動で変更した場合は、その元のファイルをリストアするか、そのソース・データベースからプラガブル・データベースを再作成してください。XMLファイルの手動変更はサポートされていません。プラガブル・データベースがユーザー定義のキャラクタ・セットを使用している場合、コンテナ・データベースのOracleホーム・ディレクトリにキャラクタ・セットがインストールされていることを確認してください。または、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-65121: ALTER SESSION SET CONTAINERはこのクライアントから実行できません

原因: Oracle Database 12cリリース1以前のクライアントはこの機能をサポートしていません。

処置: クライアントをOracle Database 12cリリース1以降にアップグレードしてください。

ORA-65122: プラガブル・データベースのGUIDが既存のコンテナのGUIDと競合しています。

原因: プラガブル・データベースを作成中に、GUIDがコンテナ・データベースの既存のコンテナのGUIDと競合しました。

処置: そのプラガブル・データベースの作成を再試行するか、別のプラガブル・データベースのコピーを差し込む場合は、CREATE PLUGGABLE DATABASEにAS CLONE句を使用することを検討してください。

ORA-65123: このコンテキストではSET CONTAINER操作は実行できません

原因: そのような操作が禁止されているコンテキスト内でコンテナを設定しようとしました。

処置: システム・トリガーあるいはDMLコンテキスト内からコンテナを設定しないでください。

ORA-65125: 有効なXMLファイル名が必要です

原因: XML拡張子を持っていないファイル名を指定しようとしました。

処置: XMLファイルを指定してください。

ORA-65126: プラガブル・データベースstringは切断できません。

原因: そのプラガブル・データベースは正常にクローズしませんでした。そして、リカバリが必要なアクティブ・トランザクションがあります。

処置: トランザクションのリカバリが実行されるように、再び切断する前に読取り/書込みモードでプラガブル・データベースをオープンしてください。

ORA-65127: PDBリカバリの出力ファイルが指定されていません

原因: 出力XMLファイルの場所を指定せずにプラガブル・データベース(PDB)をリカバリしようとしました。

処置: リカバリの出力ファイルの場所を指定してください。

ORA-65128: PDBリカバリのデータ・ファイル名が指定されていません

原因: データ・ファイルの場所を指定せずにプラガブル・データベース(PDB)をリカバリしようとしました。

処置: リカバリのデータ・ファイルの場所を指定してください。

ORA-65129: プラガブル・データベースstringは再配置できません。

原因: そのプラガブル・データベースはすべてのインスタンスですでに開かれています。

処置: RELOCATE句を使用せずにプラガブル・データベースをクローズするか、あるいは別のインスタンスのプラガブル・データベースをクローズしてください。

ORA-65130: 複数のプラガブル・データベースを再配置することはできません。

原因: 複数のプラガブル・データベースを再配置しようとしました。

処置: 一度に1つのプラガブル・データベースをRELOCATEしてください。

ORA-65131: 機能stringはプラガブル・データベースではサポートされていません。

原因: プラガブル・データベースでサポートされていない機能を使用しようとしました。

処置: この機能をプラガブル・データベースで使用しないでください。

ORA-65134: エンディアンが一致しません

原因: コンテナ・データベースのエンディアンは、差し込まれているプラガブル・データベースのエンディアンと同じではありませんでした。

処置: 同じエンディアンを持つコンテナ・データベースにプラガブル・データベースを差し込んでください。

ORA-65135: このコンテキストではALTER SESSION SET CONTAINER操作は実行できません。

原因: ALTER SESSION SET CONTAINER操作を、そのような操作が禁止されているコンテキストで実行しようとしました。

処置: 移行できるセッションあるいはOCI接続プールのセッションからALTER SESSION SET CONTAINER操作を実行しないでください。

ORA-65136: SPFILE名はプラガブル・データベースには指定できません

原因: プラガブル・データベースにSPFILE名を指定しようとしました。

処置: SPFILE名を削除してから、プラガブル・データベースで操作を再試行してください。

ORA-65137: データ・ファイルstringはプラガブル・データベースのリセット・ログ操作中です。

原因: そのプラガブル・データベースはプラガブル・データベース(PDB)のRESETLOGS操作中です。

処置: 可能であれば、このプラガブル・データベースがPDB RESETLOGS操作中ではなくなるように、コンテナ・データベースをさらにリカバリしてください。もう1つの選択肢は、PDBポイント・イン・タイム・リカバリを実行することです。メッセージは、SCNとプラガブル・データベースが特定の時点にリカバリすることができるまでの時間を示すアラート・ログ記録されます。

ORA-65138: データファイルstringは、プラガブル・データベースstringの孤立したPDBインカネーションに属しています。

原因: 指定されたデータファイルは、RESETLOGS操作によりすでに廃棄された期間中に取得されたバックアップからリストアされたか、ファイルが属するプラガブル・データベース・インカネーションを識別できなかったかのいずれかです。アラート・ログには詳細な情報が含まれています。

処置: プラガブル・データベースの現行あるいは以前のインカネーションのいずれかに属するこのファイルのバックアップをリストアしてください。リストアにRMANを使用すると、RMANによって正しいバックアップが自動的に選択されます。

ORA-65139: string (string)の値に対するXMLファイルとデータ・ファイルstringが一致しません

原因: XMLメタデータ・ファイルまたはデータ・ファイルが破損していました。

処置: 切断された時点でXMLメタデータ・ファイルおよびデータ・ファイルが一致していることを確認し、操作を再試行してください。

ORA-65140: 共通プロファイル名が無効です

原因: 共通プロファイルに有効ではない名前を使用して共通プロファイルを作成しようとしました。共通プロファイル名は、C##またはc##で始め、ASCII文字のみで構成する必要があります。

処置: 有効な共通プロファイル名を指定してください。

ORA-65141: ローカル・プロファイル名が無効です

原因: ローカル・プロファイルに有効ではない名前を使用してローカル・プロファイルを作成しようとしました。ローカル・プロファイル名はC##またはc##で始めないでください。

処置: 有効なローカル・プロファイル名を指定してください。

ORA-65142: ローカル・プロファイルは、現在のコンテナ内でのみ変更できます

原因: CONTAINER=ALL句を指定したALTER PROFILE文を使用してローカル・プロファイルを変更しようとしました。

処置: ローカル・プロファイルを変更しようとする場合は、正しいコンテナに接続していることを確認し、必要に応じてCONTAINER=CURRENTを指定してください。

ORA-65143: CDB$ROOTでは、ローカル・プロファイルの作成は許可されていません

原因: CDB$ROOTでローカル・プロファイルを作成しようとしました。

処置: 共通プロファイルを作成しようとするときは、CONTAINER=CURRENTを指定しないでください。

ORA-65144: ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSIONは許可されていません

原因: PDB_PLUG_IN_VIOLATIONSに未解決のエラーが存在しているのに、制限付きセッションを無効にしようとしました。

処置: 制限付きセッションを無効にする前に、すべてのエラーを解決してください。

ORA-65145: 複数のインスタンスでのプラガブル・データベースの強制オープンはサポートされていません

原因: 複数のインスタンスでプラガブル・データベースをFORCEオープンしようとしました。

処置: 一度に1つのインスタンスでプラガブル・データベースのFORCEオープンを試行してください。

ORA-65146: アカウントがルートでロックされている間は、PDBでロックを解除はできません。

原因: コンテナ・データベースのルートでロックされているプラガブル・データベース(PDB)で共通ユーザー・アカウントをロック解除しようとしました。

処置: PDBでロック解除をする前に、共通ユーザー・アカウントがルートでロックされていないことを確認してください。

ORA-65147: SPFILEスコープなしでDB_UNIQUE_NAMEが指定されました

原因: SCOPE=SPFILEなしのALTER SYSTEM文にDB_UNIQUE_NAMEを指定しようとしました。

処置: SCOPE=SPFILEのみを指定してDB_UNIQUE_NAMEを使用してください。

ORA-65148: アップグレード・モードに対してプラガブル・データベースを強制オープンすることはできません

原因: アップグレード・モードに(またはアップグレード・モードから)プラガブル・データベースをFORCEオープンしようとしました。

処置: プラガブル・データベースを閉じてから、操作を再試行してください。

ORA-65149: PDB名がCDBまたはPDBの既存のサービス名と競合します

原因: コンテナ・データベース(CDB)またはPDBに既存するサービス名と競合する名前のプラガブル・データベース(PDB)を作成しようとしました。

処置: PDBに別の名前を選択してください。

ORA-65150: インスタンスを開始できません

原因: 他のインスタンスの少なくとも1つが異なるモードで起動されているときに、インスタンスをコンテナ・データベースまたは非コンテナ・データベースとして起動しようとしました。

処置: 他のすべてのインスタンスと同じモードでインスタンスを起動してください。

ORA-65151: 無効な表領域名が指定されました

原因: プラガブル・データベースの作成時に、USER_TABLESPACES句で無効な表領域名または必須の表領域名(SYSTEMまたはSYSAUX)を使用しようとしました。

処置: 有効な表領域名を指定してください。

ORA-65152: データファイルをオンライン化できません

原因: リカバリに対して無効になっているプラガブル・データベースに属する1つ以上のデータファイルをオンラインにしようとしました。

処置: ALTER PLUGGABLE DATABASE ENABLE RECOVERY文を発行してから、操作を再試行してください。

ORA-65153: 表領域をオンライン化できません

原因: プラグXMLファイルにない表領域またはプラガブル・データベースの作成時に除外された表領域をオンラインにしようとしました。

処置: その表領域を削除し、再作成してからオンラインにしてください。

ORA-65154: プラガブル・データベースの指定されたロギング属性は、現在の属性値と同じです

原因: デフォルト・ロギング属性をプラガブル・データベースの現在の属性値と同じ値に変更しようとしました。

処置: ロギング属性を異なる値に変更してください。

ORA-65155: ソース・ファイル・ディレクトリstringが欠落しているか無効です

原因: ソース・ファイル・ディレクトリが欠落しているか無効です。

処置: SOURCE_FILE_DIRECTORY句を修正してから、文を再発行してください。

ORA-65156: プラガブル・データベース・バージョンstringは許可されていません

原因: 互換性のないバージョンのマルチテナント・コンテナ・データベースを使用して、プラガブル・データベースをプラグインしようとしました。

処置: 互換性のあるバージョンのマルチテナント・コンテナ・データベースを使用して、プラガブル・データベースをプラグインしてください。

ORA-65157: SOURCE_FILE_NAME_CONVERTとSOURCE_FILE_DIRECTORYは、同時に指定できません

原因: SOURCE_FILE_NAME_CONVERT句とSOURCE_FILE_DIRECTORY句の両方が指定されています。

処置: SOURCE_FILE_NAME_CONVERT句かSOURCE_FILE_DIRECTORY句のいずれかを使用し、文を再発行してください。

ORA-65158: 次に一致するファイルが見つかりませんでした - string

原因: SOURCE_FILE_DIRECTORY句で指定されたディレクトリで一致するファイルが見つかりませんでした。

処置: SOURCE_FILE_DIRECTORY句を修正するか、ディレクトリにファイルが存在することを確認してから、文を再発行してください。

ORA-65159: 無効なサービス名が指定されました

原因: services句で無効なサービス名を使用しようとしました。

処置: 有効なサービス名を指定します。

ORA-65160: クリーンアップ・タスクIDが無効です

原因: 無効なクリーンアップ・タスクIDをDBMS_PDB.CLEANUP_TASKファンクションに渡そうとしました。

処置: 有効なクリーンアップ・タスクIDを指定してください。

ORA-65161: データがないプラガブル・データベースを作成できません

原因: クラスタ表、索引構成表またはアドバンスト・キュー表が含まれるプラガブル・データベースをクローニングしようとしました。

処置: ソース・プラガブル・データベースからこのようなオブジェクトをすべて削除してから、クローニング操作を再試行してください。

ORA-65162: パスワードが期限切れです。

原因: ユーザーのアカウントの期限が切れたため、マルチテナント・コンテナ・データベースのルートに接続してパスワードを変更する必要があります。

処置: パスワードを変更するか、DBAに連絡してください。

ORA-65164: データベースはNOARCHIVELOGモードです

原因: プラガブル・データベース(PDB)を強制終了しようとしたとき、データベースはNOARCHIVELOGモードでした。

処置: ALTER DATABASE ARCHIVELOGコマンドを発行して、データベースをARCHIVELOGモードに設定してください。

ORA-65165: ファイル作成string用のパスが欠落しているか無効です

原因: CREATE_FILE_DEST句に指定されたパスがないか無効です。

処置: CREATE_FILE_DEST句を修正してから、文を再発行してください。

ORA-65166: PDBのバージョンがCDBと異なる場合、noncdb_to_pdb.sqlは実行できません

原因: プラガブル・データベース(PDB)のバージョンがマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のバージョンと異なるのに、noncdb_to_pdb.sqlを実行しようとしました。

処置: noncdb_to_pdb.sqlの実行前に、PDBをアップグレードしてください。

ORA-65167: コンテナ・データベースがアップグレード・モードの場合、noncdb_to_pdb.sqlは実行できません

原因: マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)がアップグレード・モードなのに、noncdb_to_pdb.sqlを実行しようとしました。

処置: CDBを非アップグレード・モードでオープンしてください。

ORA-65168: PFILE名がありません

原因: プラガブル・データベースで、PFILE名を指定せずにPFILEが含まれる操作が発行されました。

処置: 有効なPFILE名を指定してから、プラガブル・データベースで操作を再試行してください。

ORA-65169: ファイルstringのコピー中にエラーが発生しました

原因: プラガブル・データベースの作成中、ファイルをコピーしようとしてエラーが発生しました。

処置: ファイルをコピーできなかった原因について追加エラー・メッセージを確認し、それに基づいて問題を解決してください。

ORA-65170: XMLファイルstringはすでに存在します

原因: その名前のファイルがすでに存在するため、XMLファイルを作成しようとして失敗しました。

処置: 別のXMLファイル名を使用してください。

ORA-65171: DB_BLOCK_CHECKINGパラメータの値が無効です

原因: マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)でDB_BLOCK_CHECKINGパラメータの値がFALSEでもOFFでもないのに、プラガブル・データベース(PDB)でDB_BLOCK_CHECKINGパラメータに値FALSEまたはOFFを指定しようとしました。CDBのDB_BLOCK_CHECKINGパラメータが有効になっている場合、PDBではDB_BLOCK_CHECKINGパラメータを無効にできません。

処置: PDBのDB_BLOCK_CHECKINGパラメータにFALSEまたはOFF以外の値を指定してください。

ORA-65172: プラガブル・データベースが未変換の非コンテナ・データベースでないかぎり、noncdb_to_pdb.sqlは実行できません

原因: 未変換の非コンテナ・データベースではないプラガブル・データベース(PDB)で'noncdb_to_pdb.sql'を実行しようとしました。

処置: このPDBに'noncdb_to_pdb.sql'は必要ありません。

ORA-65173: 有効範囲の異なる権限が'string'に付与されました

原因: 異なる有効範囲で付与されたシステム権限を取り消そうとして、失敗しました。ユーザーが、現在のコンテナで共通権限を取り消そうとしたか、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)でローカル権限を取り消そうとしました。

処置: CONTAINER句の適切な値を指定してください。

ORA-65174: プラガブル・データベースのサービスstringに無効な名前または競合する名前が見つかりました

原因: 指定されたサービスのサービス名またはネットワーク名が無効か、コンテナ・データベースの既存のサービス名またはネットワーク名と競合しています。

処置: 適切なSERVICE_NAME_CONVERT句を使用し、文を再発行してください。

ORA-65175: SYSDBA権限をルートでローカルには付与できません

原因: マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)のルートでSYSDBA権限をローカルに付与しようとしました。

処置: ルートに接続しているとき、SYSDBA権限は共通にしか付与できません。

ORA-65176: システム表領域のブロック・サイズ(string)が構成されたブロック・サイズと一致しません

原因: プラグインされるプラガブル・データベースのシステム表領域のブロック・サイズが、コンテナ・データベースで構成されているブロック・サイズと一致しませんでした。

処置: DB_<n>K_CACHE_SIZEパラメータ(<n>24816または32)を使用して、システム表領域のブロック・サイズに対して適切なキャッシュを構成してください。

ORA-65177: ローカル・ユーザーと同じ名前の共通ユーザーは作成できません

原因: 既存のローカル・ユーザーと同じ名前の共通ユーザーを作成しようとしました。

処置: 異なるユーザー名を指定してください。

ORA-65178: プラガブル・データベースに無効なロギング・モードが指定されました

原因: 競合するロギング・モードを有効にしようとしたか、有効になっていないロギング・モードを無効にしようとしました。

処置: プラガブル・データベースのDBA_PDBSで現在のロギング・モードを確認し、有効なモードを指定してください。

ORA-65179: 切断されていないプラガブル・データベースのデータファイルを保持できません

原因: INCLUDING DATAFILES句を指定しないでプラガブル・データベースを削除しようとしましたが、プラガブル・データベースは切断されていません。

処置: プラガブル・データベースを切断してから削除するか、DROP PLUGGABLE DATABASE文でINCLUDING DATAFILES句を使用してください。

ORA-65180: 重複するファイル名が見つかりました - string

原因: メッセージに示されたソース・ファイル名に対して重複するソース・ファイル名またはターゲット・ファイル名を指定してCREATE PLUGGABLE DATABASE 文を発行しようとしました。これは、正しくないSOURCE_FILE_NAME_CONVERTまたはFILE_NAME_CONVERT句により発生した可能性があります。

処置: 適切なSOURCE_FILE_NAME_CONVERTまたはFILE_NAME_CONVERT句を使用して、ソース・ファイル名またはターゲット・ファイル名が重複しないようにしてから、文を再発行してください。

ORA-65181: 無効な引数がCONTAINERS関数に指定されました

原因: マルチタレント・コンテナ・データベース(CDB)ビューを無効な表名またはビュー名で作成しようとしました。

処置: <owner>.<table_name | view_name>形式の有効な表名またはビュー名を指定してください。

ORA-65182: プラガブル・データベースstringの状態を変更できません

原因: 現在、状態遷移中のプラガブル・データベースの状態を変更しようとしました。

処置: しばらく待ってから操作を再試行してください。

ORA-65183: PDBがオープンしているインスタンスの数個のみで、PDBを強制オープンすることはできません

原因: プラガブル・データベースが現在オープンしているOracle RACインスタンスの数個のみで、プラガブル・データーベースをFORCEオープンしようとしました。

処置: FORCEオープンを再試行し、PDBがオープンしているOracleインスタンスをすべて含めます。

ORA-65184: 異なるPDBに属するデータファイルが見つかりました

原因: データファイル、または別のPDBに属するデータファイルが含まれるディレクトリ名を指定して、DBMS_PDB.RECOVER()を起動しようとしました。

処置: DBMS_PDB.RECOVER()に指定されたパスを確認してから、操作を再試行してください。

ORA-65185: SYSTEM表領域に属するデータファイルが見つかりませんでした

原因: データファイルまたはデータファイルが含まれるディレクトリ名を指定して、DBMS_PDB.RECOVER()を起動しようとしましたが、SYSTEM表領域に属するデータファイルが見つかりませんでした。SYSTEM表領域はPDBのリカバリに不可欠です。

処置: dbms_pdb.recover()に指定されたパスをチェックして、少なくともSYSTEM表領域に属するデータファイルが含まれていることを確認してください。

ORA-65186: ユーザー、ロールまたはプロファイルstringに同期エラーがあります。

原因: このユーザー、ロールまたはプロファイルに関する保留中のSQL文がありました。これは、プラガブル・データベース(PDB)がROOTと同期されるために解決する必要があります。

処置: PDBにおいて保留中SQL文を解決し、操作を再試行してください。

ORA-65400: 表には、CLUSTERING句が関連付けられていません

原因: ユーザーが、CLUSTERING句がない表でそれを変更しようとしました。

処置: 最初に、表にCLUSTERING句を作成してください。

ORA-65402: CLUSTERING句に無効なオプションがあります

原因: CLUSTERING句に無効なオプションがあります。[YES | NO ] ON LOADまたは[YES | NO ] ON DATA MOVEMENTのみが有効です。

処置: CLUSTERING句のオプションを修正してください。

ORA-65403: CLUSTERING句の使用方法が無効です

原因: CLUSTERING句の使用方法が無効です。この句は、CREATE/ATLER TABLE/SNAPSHOT/MATERIALIZED VIEWに対してのみ指定できます。

処置: この文ではCLUSTERING句を使用しないでください。

ORA-65404: CLUSTERING句が表に複数指定されています

原因: 1つの表に設定できるCLUSTERING句は1つのみです。その句が複数回指定されました。

処置: CLUSTERING句を1回のみ使用するように文を修正してください。

ORA-65405: CLUSTERING句は既存の表オプションとともに使用できません

原因: CLUSTERING句が、表の他の句と競合しています。IOTCLUSTEREDGLOBAL TEMPORARY TABLEEXTERNAL TABLEではクラスタリングを使用できません。

処置: CLUSTERING句が他の句と競合しないように文を修正してください。

ORA-65406: CLUSTERING句に無効なオプションがあります

原因: CLUSTERINGの後にBY [LINEAR | MULTIDIMENSIONAL] ORDERが続いていませんでした。

処置: CLUSTERING句のオプションを修正してください。

ORA-65407: CLUSTERING句はすでに表に存在します

原因: CLUSTERING句の追加が、既存のCLUSTERING句が指定されている表に対して指定されました。

処置: 表にCLUSTERINGが設定されている場合は、ON LOADまたはON DATA MOVEMENTオプションのみ変更できます。他のオプションを変更するには、最初にその句を削除します。

ORA-65408: CLUSTERING句のBY ORDERに指定されている列が多すぎます

原因: BY ORDER副次句に10個を超える列が指定されました。BY ORDER副次句に指定できる列は最大10個です。

処置: BY ORDER副次句に指定する列の数を、10以下の値に減らしてください。

ORA-65409: CLUSTERING句のMULTIDIMENSIONAL列またはグループが多すぎます

原因: MULTIDIMENSIONAL ORDER副次句に、40個を超える列が指定されました。MULTIDIMENSIONAL ORDER副次句に指定できる列は最大40個です。

処置: BY MULTIDIMENSIONAL ORDER副次句に指定する数を、40列以下または4グループ以下の値に減らしてください。

ORA-65410: CLUSTERING句に指定できるのはスカラー列のみです

原因: 非スカラー列が、BY LINEARまたはMULTIDIMENSIONAL ORDER副次句に指定されました。また、仮想または非表示列は許可されません。

処置: BY [LINEAR | MULTIDIMENSIONAL] ORDER副次句には、スカラー列のみ指定してください。

ORA-65411: CLUSTERING句が存在しません

原因: CLUSTERING句が関連付けられていない表でCLUSTERING句を変更または削除しようとしました。

処置: 存在しないCLUSTERING句を変更しようとしないでください。

ORA-65412: ALTER TABLE ..のオプションが無効です。CLUSTERING

原因: ALTER TABLE...CLUSTERINGに無効なオプションを指定しました。たとえば、1つの文にDROPおよびADD CLUSTERINGを指定しました。

処置: 文を修正してください。

ORA-65413: CLUSTERING句の参照オブジェクトを解決できません

原因: 実表参照に解決できないオブジェクトがCLUSTERING句で参照されました。

処置: CLUSTERING句は、実表のみ参照できます。

ORA-65414: CLUSTERING句で列が複数の表に解決されます

原因: CLUSTERING句で列が複数の表に解決されます。

処置: 文を修正してください。列は、1つの表にのみ解決される必要があります。表名で修飾する必要があります。

ORA-65415: CLUSTERING句の結合条件が正しくありません

原因: CLUSTERING句にOR条件が指定されており、実表の列の個々の結合条件が等価結合ではありませんでした。

処置: 文を修正してください。結合条件が等価結合であり、OR条件がないこと、または結合に式がないことを確認してください。

ORA-65416: CLUSTERING句に複数のディメンション表があります

原因: CLUSTERING内の結合が、ディメンション表を複数回参照していました。

処置: 文を修正してください。いずれかの参照を削除してください。

ORA-65417: CLUSTERING句のディメンション表が正しくありません

原因: CLUSTERING句内のディメンション表が無効でした。ディメンション表は、GLOBAL TEMPORARY TABLEEXTERNAL TABLEのいずれにもすることができません。

処置: ディメンション表で無効なオプションを使用しないように文をリライトしてください。

ORA-65418: CLUSTERINGの結合に主キーまたは一意キー制約がありません

原因: CLUSTERING句のファクト表とディメンション表の間の結合に、ディメンション表に対する主キーまたは一意キー制約がありませんでした。

処置: ディメンション表の結合列に主キーまたは一意キー制約を追加してください。

ORA-65419: クラスタリング・グループの列が異なる表から取得されています

原因: クラスタリング・グループの列が異なる表から取得されていました。たとえば、... CLUSTERING BY ... ( (t1.c1, t2.c2), (t2.c1, t2.c2) )です。クラスタリング・グループ(t1.c1, t2.c2)には、1つの表のみへの参照を含める必要があります。

処置: 1つの表への参照のみが含まれるようにクラスタリング・グルーブを再作成してください。

ORA-65420: CLUSTERING句の結合条件の列に互換性がありません

原因: CLUSTERING句の結合条件の列のデータ型に互換性がありませんでした。それらは同じタイプにする必要があります。

処置: CLUSTERING句の結合条件に対して互換性のあるデータ型を選択してください。

ORA-65421: 変更される列にCLUSTERING句が定義されています

原因: CLUSTERING句が存在する列にALTER TABLE MODIFY COLUMNコマンドが発行されました。

処置: 列を変更する前に、CLUSTERING句を削除してください。

ORA-65422: CLUSTERING句には、すでにゾーンマップが定義されています

原因: WITH MATERIALIZED ZONEMAPオプションを指定してALTER TABLE MODIFY CLUSTERINGコマンドが発行されましたが、表にはすでにゾーンマップが定義されていました。

処置: 実表に関連付けられているゾーンマップを削除してから、CLUSTERING句を使用してゾーンマップの追加を試行してください。

ORA-65423: CLUSTERING句にゾーンマップが関連付けられていません

原因: WITHOUT MATERIALIZED ZONEMAPオプションを指定してALTER TABLE MODIFY CLUSTERINGコマンドが発行されましたが、表には、CLUSTERING句と関連付けられたゾーンマップがありませんでした。

処置: ALTER TABLE MODIFY CLUSTERING WITHOUT ZONEMAPを使用しないでください。

ORA-65424: CLUSTERING句に指定されている結合が多すぎます

原因: CLUSTERING句に4個を超える結合が指定されていました。ディメンション表には最大4個まで結合を指定できます。

処置: 結合の数を4個以下に減らしてください。

ORA-65425: このストレージ・タイプの表領域に格納された表では、CLUSTERING句はサポートされていません

原因: Oracle以外のExadataストレージに格納された表にクラスタリングを定義しようとしました。

処置: Oracle Exadataストレージに存在する表領域でこの表を作成するか、CLUSTERING句を削除してください。

ORA-65426: クラスタリング列に非スカラーのデータ型が使用されています

原因: クラスタリング列に非スカラー・データ値を移入しようとしたため、またはデフォルトが非スカラー値に設定されたクラスタリング列が省略されたため、データ・クラスタリングを実行できません。

処置: クラスタリング列にスカラー・データ型のみを使用するか、NO_CLUSTERINGヒントを使用してデータ・クラスタリングを無効にしてください。

ORA-65451: 拡張索引圧縮は、このストレージ・タイプの表領域ではサポートされていません。

原因: サポートされていないストレージ・タイプで拡張索引圧縮を使用しようとしました。

処置: 現行のストレージ・タイプでサポートされている圧縮オプションを使用して、検索の削除と再作成をしてください。

ORA-65455: ファミリstringは無効です

原因: パラメータ値の指定に無効なファミリが使用されました。

処置: 有効なファミリを使用してください。

ORA-65456: ファミリstringは、stringインスタンスでは有効ではありません

原因: 指定されたファミリは現在のインスタンス・タイプでは使用できませんでした。

処置: 環境変数ORACLE_FAMILYからそのファミリを削除してください。

ORA-65457: ファミリstringは、stringインスタンスでは有効ではありません

原因: 指定されたファミリは現在のインスタンス・タイプでは使用できませんでした。

処置: 初期化パラメータを設定するためにこのインスタンスに対して有効なファミリを使用してください。

ORA-65458: パラメータ修飾子が最大長を超えました

原因: 初期化パラメータ・ファイルのパラメータ修飾子で指定した文字が多すぎます。

処置: パラメータ修飾子を有効なSIDまたはファミリに変更してください。

ORA-65459: 特定のシステム識別子(SID)とともに使用されるファミリ

原因: SIDがFAMILYで使用されました。

処置: FAMILYをSIDなしで使用してください。

ORA-65460: ファミリstringは無効です

原因: 無効なファミリがORACLE_FAMILYでこのインスタンスに指定されました。

処置: ORACLE_FAMILYで有効なファミリを使用してください。

ORA-65461: CONTAINER句をALLに設定した無効なパラメータ名が指定されています

原因: CONTAINER句は、PDB以外の修正可能なパラメータに対してALTER SYSTEM SET文でALLに設定されました。

処置: CONTAINER句なしでALTER SYSTEM SET文を再試行してください。

ORA-65466: ファミリ'string' は、無効な文字が含まれているか、長すぎます

原因: 指定したファミリに、SPFILE設定では使用できない無効な文字が含まれているか、指定したファミリが長すぎます。無効な文字には、*,#"'=()と空白が含まれます。

処置: 特殊文字または空白が含まれないファミリを使用してください。ファミリの最大長は、プラットフォーム固有のドキュメントを参照してください。

ORA-65500: DB_UNIQUE_NAMEを変更できませんでした。リソースが存在します

原因: DB_UNIQUE_NAMEによって識別されるデータベース・リソースがクラスタ内に存在したため、DB_UNIQUE_NAMEを変更できませんでした。DB_UNIQUE_NAMEを変更するには、先に、それによって識別されるリソースをすべて削除する必要があります。

処置: DB_UNIQUE_NAMEによって識別されるデータベース・リソースを削除してから、DB_UNIQUE_NAMEを変更してください。

ORA-65501: この操作では、stringコンテナからのロケータはコンテナstringで使用できません

原因: プラガブル・データベース環境で、別コンテナに属するロケータを使用してLOBを変更しようとしました。

処置: 元のコンテナに切り替えてください。

ORA-65502: 一時LOBデータにアクセスできません

原因: データベースはオープンされていませんでした。

処置: LOBデータにアクセスする前に、データベースをオープンしてください。

ORA-65535: Oracleクライアントでは65535を超えるエラー・コードを処理できません。実際のエラー・コードおよびメッセージは次のとおりです

原因: Oracleサーバーでエラー・コードが65535を超えるエラーが発生しました。古いOracleクライアント(バージョン12より前)は、65535より大きいエラー・コードを処理できません。

処置: 実際のOracleエラー・コードおよびエラー・メッセージは、ORA-65535のエラー・メッセージの一部です。Oracleクライアントを、バージョン12クライアント・ライブラリ以降にアップグレードしてください。