この章では、Oracle GoldenGateの特長、機能拡張および変更箇所について説明します。ソフトウェアのリリース後、リリース・ノートは定期的に更新されます。このドキュメントは発行された時点において正確です。
この項では、Oracle GoldenGateの特長と機能拡張について説明します。
WindowsシステムにOracle GoldenGateをインストールする前に、Microsoft Visual C ++ 2010 SP1再頒布可能パッケージとMicrosoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ(vcredist_x64.exe
)をインストールします。これらのパッケージにより、Oracle GoldenGateのプロセスに必要なVisual C++ライブラリのランタイム・コンポーネントがインストールされます。
Visual C++ 2010 SP1パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=13523
Visual C++ 2013パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40784
MySQLデータベースのMariaDB RDBMSフォークの使用のサポートが追加されました。
INFO EXTRACT group_name CONTAINERS
指定されたExtractグループ名を使用して登録されているプラガブル・データベース(PDB)が一覧表示される新規コマンドです。
Microservices Architectureでは、ファイルベースの初期ロード処理を使用した初期ロード・レプリケーションが完全にサポートされます。
以前はManagerプロセスによって提供されていたモニタリング機能は、新しいパフォーマンス・メトリック・サーバー・プロセスを使用して提供されます。
ENABLEMONITORING
パラメータGLOBALS
パラメータENABLEMONITORING
が拡張され、UDP
モードで使用できるUDPPORT
およびHTTPPORT
オプションが追加されました。これによって、Classic Architectureのパフォーマンス・メトリック・サーバーによるモニタリングが可能になります。
MA管理サーバーでは、新しいエンドポイントが/services/v2/enckeys
に作成され、AES暗号化鍵を生成し、データの暗号化に使用するためのAPIが提供されます。また、ENCKEYS
を管理するためのサポートが/services/v2/config/files
エンドポイントに追加されます。EDIT ENCKEYS
、ENCRYPT PASSWORD
およびVIEW ENCKEYS
コマンドが追加されました。
Oracle GoldenGate Microservices Architectureは、Oracle GoldenGate環境の一部としてREST対応サービスを提供する新しい管理アーキテクチャです。REST対応のサービスによって、リモート構成、管理およびHTML5 Webページ、コマンドライン、APIを介したモニタリングが提供されます。
パフォーマンス・メトリック・サービスに関連付けられているAPI以外のすべてのAPIは、標準のOracle GoldenGateライセンスでアクセスおよび使用可能です。パフォーマンス・メトリック・サービスAPIにアクセスするには、Oracle GoldenGate Management PackまたはOracle GoldenGate Foundation Suiteによる追加のライセンスが必要です。
アップグレードを容易に行えるように、Microservices Architectureをインストールするシステムにはサービス・マネージャを1つのみ作成することをお薦めします。
Oracle GoldenGateによって、シャーディングされたOracle Databaseに密着するプラットフォームが提供され、シャーディングされた様々なデータベース・トポロジ間でのデータ・レプリケーションが可能になります。GDSCTL DEPLOY
コマンドの一部としての事前定義済Oracle GoldenGateレプリケーションの提供の他に、シャードされたデータベースのすべての機能が含まれます。
並列Replicatは、パフォーマンスを向上させるために並列でトランザクションを適用する新しいReplicatの種類です。統合Replicatと同様にトランザクション間の依存性が対処されます。依存関係の計算、マッピングの並列化および適用はデータベース外部で実行されるため、中間層サーバーにオフロードできます。トランザクションの整合性は、このプロセスで計算および管理されます。さらに、並列Replicatは、大きなトランザクションをチャンクに分割してパラレルに適用することで、大きなトランザクションのパラレル適用をサポートします。
統合Replicatの機能が拡張され、DMLまたはDDLとしてレプリケートすることができない特定のOracle提供PL/SQLプロシージャをレプリケートできるようになりました。これには、ソースとターゲットのデータベースがOracle Database 12cリリース2 (12.2)以上であることが必要です。
競合の検出と解決がOracle Database 12cリリース2 (12.2)以上で構成されているとき、競合の検出と解決の自動化をOracle GoldenGateで構成して管理できます。
DBA_GOLDENGATE_SUPPORT_MODE
の新しい値: PLSQL
このビューに新しい値PL/SQL
が追加されました。
PMSRVR
コマンドPMSRVR
コマンドはパフォーマンス・メトリック・サーバーを制御します。
ADD TRANDATA
、INFO TRANDATA
およびADD SCHEMATRANDATA
の機能拡張これらのコマンドの機能が拡張され、NOVALIDATE
オプションを付けることで、次のような追加の表処理情報が提供されます。
オブジェクト型の表、xmltype表、iot表、クラスタ表に関する警告
サポート・モード(完全サポート、フェッチを使用したサポート、またはサポートなし)
Oracle GoldenGateのキー列のリスト
表がサポートなしまたはフェッチ・サポートになった原因の列およびその型
フェッチの制約
一意キーの不足に関する警告
TRANLOGOPTIONS
FETCHINLINESFLOB
およびVALIDATEINLINESFLOB
オプションがTRANLOGOPTIONS
パラメータに追加されています。
DLFAILOVER_TIMEOUT seconds
オプションには、ロール・トランジション後にスタンバイ・データベース復帰を行うことができる、構成可能なタイムアウト(秒単位)を指定します。
DISABLESOFTEOFDELAY
オプションでは、返されるレコードと一緒にEOFが報告されたときに、EOFDELAY
が有効になるまでの待機時間が設定されます。
SUPPRESSNOOOPUPDATES
オプションを使用すると、統合Extractでno-op更新をフィルタリングするかどうかを制御できます。
GETENV
JULIANTIMESTAMP_PRECISE
オプションがGETENV
パラメータに追加されています。
ALLOWNULLABLEKEYS | NOALLOWNULLABLEKEYS
ALLOWNULLABLEKEYS | NOALLOWNULLABLEKEYS
GLOBALSパラメータは、キー選択ロジックを変更します。
ADD HEARTBEATTABLE
およびALTER HEARTBEATTABLE
TARGETONLY
およびNOTARGETONLY
オプションがこれらのパラメータに追加されています。これはOracle Databaseのみで使用できます。
MAPALLCOLUMNS | NOMAPALLCOLUMNS
MAPALLCOLUMNS | NOMAPALLCOLUMNS
が、グローバル・パラメータとして、またMAP
パラメータのオプションとして追加されています。これによって、Replicatがキー以外の列を取得するかどうかが制御されます。
appender-ref
をggserr.Standard
から次のいずれかのオプションに変更すると、ggserr.log
ファイルの動作を制御できます。
ggserr.Legacy
ggserr.None
ggserr.Syslog
OUTPUTFORMAT
OUTPUTFORMAT
パラメータを使用して、データをtext、SQLおよびXML形式で出力します。
CACHEMGR
CACHEMGR CACHEVMUSAGE
オプションが追加され、仮想メモリー使用量の統計が返されます。
SQLEXEC
この機能は、統合Replicatを含むすべてのタイプのExtractまたはReplicatで作動するはずです。SQLEXEC
がストアド・プロシージャを呼び出して、BAN
のマスクされた値を戻すことができます。その後、返された値を次のようなWHERE CLAUSE
で使用できます。
SQLEXEC (BEFOREFILTER, SPNAME MASK_COL, PARAMS (in_mask = BAN, mask_type = ‘CHARACTER’, OPTIONS = ‘N’),
ここで、戻り値MASK_RESULT
は、BAN
列のマスクされた値を戻します。その他のオプションにより、文字データ(A-Z、a-z、0-9)のみを使用して値がマスクされます。最後のOPTIONS
は、値がdeterministicかどうか、どの値を暗号化するかなど、使用可能なオプションのリストです。
UPDATE
文とDELETE
文を処理するとき、ストアド・プロシージャで値のBEFORE
イメージを受け取り、そのマスクされた値をWHERE CLAUSE
で使用できます。ただし、デフォルトではOracle GoldenGateでこの処理は行われません。このため、MOD_COMPARE_COLS
オプションが導入され、WHERE CLAUSE
で使用される値を制御できます。MOD_COMPARE_COLS
オプションの動作はCOLMAP
と似ていますが、割り当てられた列の値が、実際のSET
句の値としてではなく、WHERE CLAUSE
で使用される点が違います。
IGNOREINSERTS GETUPDATES GETDELETES TABLE ADM. MESSAGE_LOG, TARGET ADM. MESSAGE_LOG, SQLEXEC (BEFOREFILTER, SPNAME MASK_COL, PARAMS (in_mask = BEFORE.BAN, mask_type = ‘CHARACTER’, OPTIONS = ‘N’), COLMAP (USEDEFAULTS, pk_col = @GETVAL(MASK_COL.mask_result)), MOD_COMPARE_COLS (BAN = MASK_COL.MASK_RESULT);
次の例では、UPDATE
およびDELETE
(IGNOREINSERTS
を使用しているため)のWHERE CLAUSE
が、証跡に含まれるBAN列の実際のビフォア・イメージを使用するかわりに、SQLEXEC
文のMASK_COL.MASK_RESULT
値を使用するように変更されています。
DDL (データ定義言語)操作の抽出とレプリケーションのサポートが導入されています。
InnoDBでは、最大1017列がサポートされるようになりました。
取得と配信のサポートがTDE対応のMySQLデータベースに追加されました。
MySQLはAmazon Auroraへの配信が動作保証されました。これは、Amazon Auroraの単一インスタンスとクラスタ設定の両方に対応するようにMySQL v5.6から導出されています。
新しいチェンジ・データ・キャプチャ(CDC)ベースのExtractが導入されました。
CDCベースのExtractは、TDE対応のSQL Server 2008 - 2016データベースからの取得、およびリモート取得をサポートします。
AlwaysOn可用性グループのプライマリまたは読取り可能同期モードのセカンダリとして構成されたソース・データベースからの取得。
SQL Server 2016ターゲットへの配信。
新しいパラメータTRANLOGOPTIONS NO
およびMANAGECDCCLEANUP
がSQL Server CDC Extractに追加されています。MANAGECDCCLEANUP
(デフォルト)は、CDC ExtractがOracle GoldenGate Cleanupタスク・オブジェクトをチェックするように指示します。
CDC Extract用の新しいユーティリティogg_cdc_cleanup_setup.bat
があります。これを使用して、Oracle GoldenGate CDC Cleanupジョブと関連するオブジェクトを作成し、CDC表でのデータ保持を制御します。
TLS 1.2のサポートがOracle GoldenGate for SQL Serverに追加されました。これには、Extractを実行するときに新しいDBOPTIONS DRIVER SQLNCLI11
パラメータを指定する必要があります。
単一ユーザーのTRANLOGOPTIONS EXCLUDEUSER
機能がSQL ServerクラシックExtractに追加されています。ただし、複数の除外ユーザーはサポートされません。
ネイティブのDB2 z/OSビルドはなくなりました。これで、DB2 z/OSのOracle GoldenGateが他のプラットフォームの機能と互換性を保つことができるようになります。また、製品の実行に伴うMIPコストを大幅に低減できます。
Extractはストアド・プロシージャを使用してトランザクション・ログを読み取ります。
AES暗号化と64ビットのサポートが組み込まれています。
BATCHSQL
はDB2 z/OSに対してサポートされるようになりました
COLCHARSET
のサポートが、ExtractのTABLE
仕様で機能します
Unicode証跡を書き込むときのExtractでのTEXT
データ変換の効率が大幅に向上しています
この項では、最新リリースに関してOracle GoldenGateのデフォルト動作の変更について説明します。
TIMESTAMP_PRECISE
オプションは、@GETENV ('TRANSACTION', 'TIMESTAMP_PRECISE')
および@GETENV ('RECORD', 'TIMESTAMP_PRECISE')
で使用できますTIMESTAMP_PRECISE
オプションは、TRANSACTION
オプションおよびRECORD
オプションとともに使用されます。@GETENV ('TRANSACTION', 'TIMESTAMP_PRECISE')
では、ソース・トランザクションに関する情報が小数の精度で返されます。このオプションでは、タイムスタンプが年からマイクロ秒まで返されます。@GETENV ('RECORD', 'TIMESTAMP_PRECISE')
では、レコードの場所またはOracle rowid
をOracle GoldenGateトレイル・ファイルを使用して小数の精度で返されます。このオプションでは、タイムスタンプが年からマイクロ秒まで返されます。ただし、データベースによっては、値がミリ秒(マイクロ秒が0)になることもあります。
@GETENV COMPATIBILITY
オプション値は、0
から6
です。COMPATIBILITY
オプションの実際の値は、0
から6
です。5
の値は、トレイル・ファイルがOracle GoldenGateバージョン12.2.0.1であり、6
の値は、トレイル・ファイルがOracle GoldenGateバージョン12.3.0.1のトレイル・ファイルであることを意味します。これらの値はトレイル・ファイルのバージョンに応じて、Oracle GoldenGateバージョンごとに増えています。@GETENV
オプション、TRANSACTION transaction_info
、USERID
、USERNAME
は、ポンプExtractまたはReplicatでは有効ではありません。GGFILEHEADER
はReplicatに対してのみ有効です @GETENV
オプションのTRANSACTION transaction_info
、USERID
、USERNAME
はメインExtractで動作し、ポンプExtractおよびReplicatでは動作しません。GGFILEHEADER
はReplicatに対してのみ有効です。
CONNECT
コマンドは、!
修飾子をサポートします サーバー証明書が無効な場合、管理クライアントはHTTPSを使用してサーバーに接続することはできません。この動作をオーバーライドするには、CONNECT
コマンドとともに!
修飾子を使用します。たとえば、管理クライアントを使用して、自己署名SSL証明書で保護されているOracle GoldenGate Microservices Architectureサービスに接続する際には、次に示すように!
修飾子を持つコマンドを使用する必要があります。
CONNECT https://myserver.example.org as oggadmin !
PASSTHRU
パラメータおよびNOPASSTHRU
パラメータは非推奨になりましたデータ・ポンプのPASSTHRU
パラメータおよびNOPASSTHRU
パラメータは、単独パラメータとして、ポンプが証跡を読み取り、それ以上処理することなくリモート・システムに送信するか(PASSTHRU
)、データに対していくつかの処理を実行するか(NOPASSTHRU
)を示します。このコンテキストにおけるこれらのパラメータのみ非推奨になりました。
FORMAT RELEASE
用のサポートされるEXTTRAIL
、RMTTRAIL
、EXTFILE
およびRMTFILE
設定FORMAT RELEASE
オプションを使用する場合、Oracle Database 12.2では次の設定がサポートされます。 12.1、FORMAT RELEASE
12.2以上との互換性が設定されている非CDBがサポートされます。
12.2、FORMAT RELEASE
12.2以上との互換性が設定されている非CDBがサポートされます。
12.2、FORMAT RELEASE
12.3のみとの互換性が設定されているCDB/PDBがサポートされます。これは、PDBのローカルUNDO操作を使用しているためです。trx
IDの一意性を保証するためにPDB番号を使用してトランザクションIDを増やす必要があります。
Oracle Database Standard Editionのデフォルト並列処理値は1で、1より大きい値を指定すると、Integrated Extractは異常終了します。
Integrated Replicatでは同様に、内部適用エンジンがOracle Database Standard Editionで並列化をサポートしません。1より大きい値が指定されると、Integrated Replicatは異常終了します。
値のサイズが6バイトから8バイトに増えました。これはOracle Database 12c Release 2 (12.2)以上に適用されます。
チェックポイントが、クラシックExtractと統合Extractの両方で8バイト表現に対応するように変更されました。
長い識別子のサポートの制限(128バイト)が追加されました。これはOracle Database 12c Release 2 (12.2)以上に適用されます。
Oracle Database 12.2のローカルUNDO機能のサポートが追加されました。各PDBが独自のローカルUNDO表領域を使用できるようになります。
DDLトリガーを使用してCREATE USER
コマンドをレプリケートするときのクラシック・キャプチャ・モードが変更され、トリガーの所有者とExtractログイン・ユーザーが一致する必要があります。
Oracle GoldenGateでは、様々な文字セットのプラガブル・データベースのレプリケーションをサポートするようになりました。
EOFDELAY
返されるレコードと一緒にEOF
が報告されたときでも、EOFDELAY
の待機時間が有効になります。
DB2 for I Extractのデフォルト動作が元に戻り、すべての文字データをUnicodeに変換するようになりました。複数ジャーナルの抽出はデフォルトではできなくなりました
ADD TRANDATA
次のエラーが発生した場合: ストアド・プロシージャ'sys.sp_cdc_parse_captured_column_list'が見つかりませんでした
SQL Server 2016表にTRANDATA
を追加する場合、次のSQL Serverのバグ: SQL Server 2016パッチに関連するパッチをインストールする必要があります。
@RANGE
@RANGE
関数が異常終了するようになりました。この項では、Oracle GoldenGateの非推奨になった機能とサポートされなくなった機能について説明します。
USERSUBDIRS
、NOUSESUBDIRS
パラメータUSERSUBDIRS
、NOUSESUBDIRS
は、ExtractおよびReplicatでは非推奨となりました。
VAMTRAILSOURCE
パラメータVAMTRAILSOURCE
は、Teradataでは非推奨になりました。
Oracle GoldenGate DirectorはOracle GoldenGate12.3.0.1リリースではサポートされません。かわりにOracle GoldenGate Studioを使用してください。
SYSLOG
GLOBALS
およびMGR.PRM
のSYSLOG
パラメータは削除されました。メッセージが書き込まれる場所を制御するには、Oracle GoldenGateの管理のエラー・ログの使用に関する項を参照してください。
リバース・ユーティリティは非推奨になりました。
INFO MARKER
INFO MARKER
コマンドは非推奨になりました。ExtractおよびReplicatは、NKSソースでマーカー表の履歴をチェックしなくなります。
NOASYNCTRANSPROCESSING
TRANLOGOPTIONS
のNOASYNCTRANSPROCESSING
オプションは非推奨になりました。デフォルトの動作は変更されていません。
FORMATASCII
、FORMATSQL
およびFORMATXML
非推奨になったFORMATASCII
、FORMATSQL
およびFORMATXML
パラメータのかわりに、新しいOUTPUTFORMAT
パラメータが使用されます。
CACHEMGR
CACHEPOOL n
およびCACHEFSOPTION { MS_SYNC | MS_ASYNC
オプションは非推奨になりました。
EXTFILE
、EXTTRAIL
、RMTFILE
、RMTTRAIL
EXTFILE
、EXTTRAIL
、RMTFILE
およびRMTTRAIL
の次に示すオプションはデータ・ポンプで非推奨となりました。データ・ポンプは、入力のソース証跡ファイルと同じ形式とメタデータ・エンディアンで出力証跡を書き込みます。
データ・ポンプExtractのFORMAT RELEASE
のみ非推奨になりました。このオプションのその他の使用方法は使用可能です。
TRAILBYTEORDER
TRAILCHARSETUNICODE
Extract TRAILCHARSETUNICODE
パラメータは非推奨になりました。DB2 for I Extractのデフォルト動作が元に戻り、すべての文字データをUnicodeに変換するようになったためです。文字変換の効率が大幅に向上しました。ただし、変換せずに表を送信する必要がある場合は、COLCHARSET(PASSTHRU)
をTABLE
文で使用できます。
USEANSISQLQUOTES | NOUSEANSISQLQUOTES
GLOBALS USEANSISQLQUOTES | NOUSEANSISQLQUOTES
パラメータは非推奨になりました。