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Oracle®Fusion Middleware Oracle GoldenGate環境の保護
12c (12.3.0.1)
E98561-01
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15 Managerの保護

ManagerパラメータのACCESSRULEを使用して、Managerにセキュリティ・アクセス・ルールを設定できます。パッシブExtractまたはディレクタを使用している場合、リモート・ホストからのGGSCIアクセスを許可します。

ACCESSRULEパラメータは、Managerプロセスおよびその制御下のプロセスへの接続アクセスを制御します。パラメータ・ファイルで複数のACCESSRULE文を指定して複数のルールを設定し、優先度を制御できます。優先度を設定するには、重要度が最も高いものから低いものへの順序でルールのリストを作成するか、PRIオプションを使用して、各ルールの優先度を明示的に設定するかのいずれかを行えます。

次のオプションの1つを指定する必要があります。

IPADDRlogin_IDまたはPROGRAM

たとえば、次のアクセス・ルールにはPRIオプションを使用して明示的に優先度レベルが割り当てられています。これらのルールでは、任意のユーザーにCollectorプロセス(SERVERプログラム)へのアクセスを許可し、さらにIPアドレス122.11.12.13にGGSCIコマンドへのアクセスを許可します。他のすべてのOracle GoldenGateプログラムへのアクセスは拒否されます。

ACCESSRULE, PROG *, DENY, PRI 99
ACCESSRULE, PROG SERVER, ALLOW, PRI 1
ACCESSRULE, PROG GGSCI, IPADDR 122.11.12.13, PRI 1

もう1つの例として、次のアクセス・ルールではすべてのプログラムへのアクセス権をユーザーJOHNに付与し、パスワードを復号化するための暗号化鍵を指定します。PASSWORDで指定されたパスワードがENCKEYSルックアップ・ファイル内のいずれかに一致する場合、接続が許可されます。

ACCESSRULE, PROG *, USER JOHN, PASSWORD OCEAN1, ENCRYPTKEY lookup1

ACCESSRULEオプションの詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください