defgen
defgenでは、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンドラインからDEFGENユーティリティを実行します。defgenコマンドは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。
DEFGENの使用方法の詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
Windows、UNIXおよびLinuxの構文
defgen paramfileparameter_file[CHARSET character_set] [COLCHARSET character_set] [noextattr] [pauseatend | nopauseatend][reportfilereport_file]
次の構文は、他のオプションなしでも使用できます。
defgendefs_fileupdatecscharset
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defgen -
このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。
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paramfileparameter_file -
必須です。実行するDEFGENプログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。
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CHARSETcharacter_set -
サポートされているキャラクタ・セット。詳細は、「CHARSET」を参照してください。
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COLCHARSETcharacter_set -
サポートされているキャラクタ・セット。詳細は、「COLCHARSET」を参照してください。
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noextattr -
リリース11.2.1より古いOracle GoldenGateとの下位互換性を維持するために使用できますが、ASCII以外のキャラクタ・セット、大/小文字の区別、および空白とともに引用符で囲んだオブジェクト名をサポートしません。
NOEXTATTRを指定すると、DEFGENは、Oracle GoldenGateリリース11.2.1で導入されたグローバリゼーション機能をサポートするデータベース・ロケールおよびキャラクタ・セットを組み込みません。表名または列名にマルチバイト文字や空白などの特殊文字が含まれている場合、NOEXTATTRを指定すると、DEFGENは表定義を組み込みません。パラメータ・ファイルでAPPENDモードが使用されている場合、NOEXTATTRは無視され、その他の属性が指定されているかどうかに関係なく、新しい表定義が既存のファイル形式で追加されます。 -
pauseatend | nopauseatend -
(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。
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reportfilereport_file -
指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。
reportfileオプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。 -
defs_fileupdatecscharset -
キャラクタ・セットに互換性のないオペレーティング・システムに定義ファイルを転送する場合、その定義ファイルのキャラクタ・セットを別のキャラクタ・セットに変換します。この手順では、入力として定義ファイル名およびターゲットのキャラクタ・セットが使用されます。例:
defgen ./dirdef/source.defUPDATECSUTF-8。updatecsが役立つのは、日本語のWindowsにおける日本語の表名がWindows CP932でデータ定義ファイルに記述されており、その定義ファイルを日本語のUNIXに転送するような場合です。UNIXがPCKロケールで構成されていないかぎり、このファイルは使用できません。そのため、updatecsを使用して定義ファイルのエンコーディングを正しい形式に変換する必要があります。
親トピック: Oracle GoldenGateのネイティブ・コマンド