1 概要

この章では、Oracle GoldenGate 19c (19.1.0)のリリース・ノートを示します。

1.1 最新リリース情報

このドキュメントは発行された時点において正確です。ソフトウェアのリリース後、リリース・ノートは定期的に更新されます。最新情報およびこれらのリリース・ノートの追加情報は、Oracle Technology Networkで参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html

1.2 このドキュメントの目的

このドキュメントには、Oracle GoldenGateに対応するOracle Fusion Middlewareリリースのリリース情報が含まれます。

製品をインストールまたは使用する前に、内容を読むことをお薦めします。

1.3 システム要件と仕様

WindowsシステムにOracle GoldenGateをインストールする前に、Microsoft Visual C ++ 2010 SP1再頒布可能パッケージとMicrosoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ(vcredist_x64.exe)をインストールします。これらのパッケージにより、Oracle GoldenGateのプロセスに必要なVisual C++ライブラリのランタイム・コンポーネントがインストールされます。

Visual C++ 2010 SP1パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=13523

Visual C++ 2013パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40784

SQL Server CDC Extractの場合は、次のソフトウェア・パッチが必要になることがあります。

  • SQL Server 2012、2014および2016では、一部のUPDATE操作がDELETE/INSERTペアではなくINSERTとそれに続くDELETEとして誤ってCDCステージング表に書き込まれるという問題が、マイクロソフト社によって特定され修正されました。これにより、主キー違反などのダウンストリーム・レプリケーションの問題が発生する可能性があるため、この問題に対応するMicrosoft社の修正プログラム(https://support.microsoft.com/en-us/help/3030352)を適用することをお薦めします。

  • SQL Server 2016の場合は、サプリメンタル・ロギングを有効にする前に、Microsoft社のバグ修正方法(https://support.microsoft.com/en-us/help/3166120/fix-could-not-find-stored-procedure-sys.sp-cdc-parse-captured-column-list-error-in-sql-server-2016)に従ってSQL Serverインスタンスにパッチが適用されていることを確認します。Microsoft社の修正プログラムを使用してインスタンスに正しくパッチを適用しなかった場合、データベースの表に対してADD TRANDATAを発行すると、サプリメンタル・ロギングが正常に終了せずその表のレコードが取得されていないのに、正常に終了したと誤って報告されることがあります。

  • SQL Server 2017の場合は、サプリメンタル・ロギングを有効にする前に、SQL Serverインスタンスに少なくともCumulative Update 6 (https://support.microsoft.com/en-us/help/4101464/cumulative-update-6-for-sql-server-2017)のパッチが適用されていることを確認します。

    Oracle GoldenGateのキャプチャ機能に必要なSQL Server CDCキャプチャ・ジョブが修正され、このパッチによって解決されます。

1.3.1 リリース12.3.0.1.5 - 2018年6月

Windowsのシステム要件

WindowsシステムにOracle GoldenGateをインストールする前に、Microsoft Visual C ++ 2010 SP1再頒布可能パッケージとMicrosoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ(vcredist_x64.exe)をインストールします。これらのパッケージにより、Oracle GoldenGateのプロセスに必要なVisual C++ライブラリのランタイム・コンポーネントがインストールされます。

Visual C++ 2010 SP1パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=13523

Visual C++ 2013パッケージをダウンロードするには、次の場所に移動します。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40784

MySQL MariaDBサポート

MySQLデータベースのMariaDB RDBMSフォークの使用のサポートが追加されました。

1.4 動作保証情報

Oracle GoldenGateが動作保証されてサポートされるプラットフォームや関連するソフトウェアのバージョンを確認するには、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlを参照してください

1.5 製品ドキュメント

Oracle GoldenGateのすべてのドキュメントは、http://docs.oracle.com/goldengate/c1230/gg-winux/index.htmlを参照してください。

1.6 Oracleサポート

サポートをご契約のお客様には、https://support.oracle.comでMy Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています

1.7 ライセンス情報

Oracle Fusion Middlewareのライセンス・コンプライアンスに関する詳細は、次を参照してください。

ライセンス情報

1.8 必要なパッチのダウンロードと適用

パッチのダウンロードおよびインストール

My Oracle Supportにアクセスして、最新のソフトウェア・パッチをダウンロードします。

https://support.oracle.com

パッチで提供されるソフトウェア修正に関する最新情報は、パッチ・ディストリビューションのREADMEファイルを参照してください。

最新のソフトウェア・パッチをダウンロードしてインストールするには、『Oracle GoldenGateのアップグレード』パッチのインストールに関する項を参照してください。