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Oracle® Fusion Middleware Oracle RightNow Cloudアダプタの使用
12.2.1.3.0
E90167-01
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クラウドでのカスタム・オブジェクトとの統合

カスタム・オブジェクトは、ユーザーによって作成されたオブジェクトです。これは、任意の標準オブジェクトに基づいてモデル化することも、完全に独自のものにすることもできます。また、スタンドアロン・オブジェクトにすることも、既存の標準オブジェクトの子にすることもできます。

RightNow Cxサーバーでのカスタム・オブジェクトの作成

RightNow Cxサーバーでカスタム・オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle RightNow Cxクライアントにログインし、「RightNow Cxでのアクセス制限パーミッションの構成」の手順に従います。
  2. ナビゲーション・ペインの「環境設定」をクリックします。
  3. 「データベース」の下の「オブジェクト・デザイナ」をダブルクリックします。コンテンツ・ペインにオブジェクト・デザイナが表示されます。
  4. カスタム・オブジェクトを追加するパッケージを選択するか、リボンの「新規」をクリックして「パッケージ」を選択し、オブジェクト用の新しいパッケージを作成します。パッケージの名前を入力します。パッケージ名の長さは、2から11文字の間にする必要があります。
  5. リボンの「新規」をクリックして「オブジェクト」を選択します。オブジェクトのサマリー・ページが表示されます。

    図4-3 オブジェクトのサマリー・ページ



  6. 「名前」フィールドにオブジェクトの名前を入力します。
  7. リボンの「フィールド」をクリックしてオブジェクトに定義済フィールドまたはカスタマイズ済フィールドを追加し、カスタム・フィールドを追加します。詳細は、Oracle RightNow Connect Web Services for SOAPのドキュメントを参照してください。
  8. リボンの「保存&閉じる」ボタンをクリックしてカスタム・オブジェクトに変更を保存します。「保存」または「保存&閉じる」ボタンがクリックされると、RightNowによる検証が実行されます。フィールド名の欠落など、検証エラーがメッセージに表示されたら、オブジェクトを保存する前にそれを修正する必要があります。
  9. 準備ができたらカスタム・オブジェクトをデプロイします。

カスタム・オブジェクトの選択による操作の実行

カスタム・オブジェクトを作成すると、「操作」ページでの操作の実行対象となるオブジェクトを選択できます。

カスタム・オブジェクトを選択すると、統合の容易なWSDLが、厳密に型指定された形式のカスタム・オブジェクト・スキーマとともに生成されます。図4-4は、生成されたカスタム・オブジェクト・スキーマの非標準的なサンプルを示しています。

図4-4 カスタム・オブジェクト・スキーマの例

図4-4の説明が続きます
「図4-4 カスタム・オブジェクト・スキーマの例」の説明