この付録の内容は次のとおりです。
多くのコンポーネントで参照されるADFデスクトップ統合のプロパティを、アルファベット順に示します。
表A-1 ADFデスクトップ統合で頻繁に使用するプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
N |
アクション・セットの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。 |
|
|
String |
N |
このフィールドを使用して、ワークシートでのコンポーネントの使用に関するコメントを入力します。入力したコメントは、ワークブックの動作に影響を与えません。これは、コードのコメントに相当するものです。 |
|
String |
N |
ADFデスクトップ統合によってこの文字列が生成されることで、統合ExcelワークブックでADFコンポーネントの各インスタンスが一意に識別されます。 |
|
String |
Y |
実行時に評価されるEL式を指定します。ADFデスクトップ統合でのEL式の詳細は、「ADFデスクトップ統合のEL式」を参照してください。ラベルの使用の詳細は、「統合Excelワークブックでのラベルの使用」を参照してください。 |
|
N |
このプロパティは、統合ExcelワークブックのOracle ADFコンポーネントの左上隅を定義します。 |
|
|
Boolean |
Y |
このプロパティを エンド・ユーザーの混乱を避けるため、 |
|
String |
Y |
Oracle ADFコンポーネントのレンダリング時に適用される現在のExcelワークブックのスタイルを指定します。詳細は、「スタイルの使用」を参照してください。 |
|
String |
Y |
ADFフォーム・コンポーネントのコンテンツまたは関数、あるいは表の列に関するヒント・メッセージを指定して、コンポーネントまたは列の上にマウス・カーソルを重ねたときに表示されるようにします。 詳細は、「ADFデスクトップ統合コンポーネントでのツールチップの表示」を参照してください。 |
|
各種 |
Y |
このプロパティは、通常は、ADF表コンポーネントの |
多くのラベル型プロパティはオプションで、デフォルトは空の値です。実行時に、このようなプロパティの値が空の場合、ADFデスクトップ統合ではデフォルトのローカライズされた値が指定されます。プロパティの値を空として表示する場合、その値を1つの空白文字に設定するか、空の文字列に評価するEL式を指定します。
ADF入力テキスト・コンポーネントのプロパティをアルファベット順に示します。
表A-2 ADF入力テキスト・コンポーネントのプロパティ
名前 | 説明 |
---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
ユーザーがセルをダブルクリックすると起動するアクション・セットを指定します。アクション・セットの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
ADF出力テキスト・コンポーネントのプロパティをアルファベット順に示します。
表A-3 ADF出力テキスト・コンポーネントのプロパティ
名前 | 説明 |
---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
ユーザーがセルをダブルクリックすると起動するアクション・セットを指定します。アクション・セットの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
ADFラベル・コンポーネントは、実行時に静的な文字列値を表示します。ADFデスクトップ統合は、Label
プロパティが参照するEL式が評価されると値を生成します。
ラベルの使用の詳細は、「統合Excelワークブックでのラベルの使用」を参照してください。
表A-4に、ADFラベル・コンポーネントが参照するプロパティをアルファベット順に示します。
ADFラベル・コンポーネントが参照するプロパティを示します。
統合Excelワークブックの値リストの作成の詳細は、「値リストの使用」を参照してください。
表A-5 ADF値リスト・コンポーネントのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
リスト・バインディング |
N |
リスト・バインディングを選択すると、依存値リストで実行時に使用できる選択肢を判断するために、その値が使用されます。 選択するリスト・バインディングは、モデルドリブン・リストでも構いません。 依存値リストの詳細は、「統合Excelワークブックでの依存値リストの作成」を参照してください。 |
|
リスト・バインディング |
N |
値のリストで使用可能な値を定義するリスト・バインディングを選択します。選択するリスト・バインディングは、モデルドリブン・リストでも構いません。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
String |
Y |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
実行時にイメージを表示するADFイメージ・コンポーネントのプロパティを示します。
ADFイメージ・コンポーネントの詳細は、「ADFイメージ・コンポーネントの挿入」を参照してください。
ADF入力日コンポーネントのプロパティをアルファベット順に示します。
ADF入力日付コンポーネントの詳細は、「ADF入力日コンポーネントの挿入」を参照してください。
表A-7 ADF入力日コンポーネントのプロパティ
名前 | 説明 |
---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
実行時に日付/時刻の値に解決するEL式を指定します。ADF入力日付コンポーネントの詳細は、「ADF入力日コンポーネントの挿入」を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
ModelDrivenColumnComponentサブコンポーネントに対して構成するプロパティを示します。
ModelDrivenColumnComponent
サブコンポーネントは、ADFデスクトップ統合の作業ウィンドウのコンポーネント・パレットには表示されません。かわりに、「ADF表コンポーネントの列プロパティ」で説明しているADF表コンポーネントの表の列プロパティUpdateComponent
またはInsertComponent
に対して起動するサブコンポーネントとしてModelDrivenColumnComponent
を指定する際に、このサブコンポーネントのプロパティを構成します。
列サブコンポーネントのタイプは、サーバー上に指定された列の属性のコントロール・タイプのヒントにより、実行時に決まります。たとえば、属性に関連付けられたモデルドリブン・リストがある場合、列は、モデルドリブン・リストを含むドロップダウン・リストを実行時に使用します。「ADF表コンポーネントへのModelDrivenColumnComponentサブコンポーネントの追加」を参照してください。
表A-8 ModelDrivenColumnComponentサブコンポーネントのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
ユーザーがセルをダブルクリックすると起動するアクション・セットを指定します。アクション・セットの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。 |
||
|
Boolean |
Y |
ユーザーに列の値を編集させる場合は、 「バインディング」パレットでツリー・バインディングをダブルクリックして、ADF表コンポーネントを作成すると、プロパティの値は、実行時に
例: このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
各種 |
Y |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
TreeNodeList
サブコンポーネントに対して構成するプロパティを示します。
注意:
ModelDrivenColumnComponent
サブコンポーネントは、モデルドリブン・リストを含むツリー・バインディング属性のドロップダウン・メニューもレンダリングします。TreeNodeList
サブコンポーネントではなく、ModelDrivenColumnComponent
サブコンポーネントを使用することを検討してください。「ModelDrivenColumnComponentサブコンポーネントのプロパティ」を参照してください。
TreeNodeList
は、ADF表サブコンポーネントの1つで、実行時にADF表コンポーネントの列にドロップダウン・メニューをレンダリングします。ADF値リスト・コンポーネントと同じ機能をエンド・ユーザーに提供します。統合Excelワークブックの値リストの作成の詳細は、「値リストの使用」を参照してください。
TreeNodeList
サブコンポーネントは、ADFデスクトップ統合の作業ウィンドウのコンポーネント・パレットには表示されません。かわりに、「ADF表コンポーネントの列プロパティ」で説明しているADF表コンポーネントの表の列プロパティUpdateComponent
またはInsertComponent
に対して起動するサブコンポーネントとしてTreeNodeList
を指定する際に、このサブコンポーネントのプロパティを構成します。
表A-9 TreeNodeListサブコンポーネントのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
ツリー・バインディング属性またはリスト・バインディング |
Y |
依存値リストで親値リストとして機能するツリー・バインディング属性またはリスト・バインディングを指定します。 指定するツリー・バインディング属性は、モデルドリブン・リストと関連付けられている必要があります。 依存値リストの詳細は、「統合Excelワークブックでの依存値リストの作成」を参照してください。 |
|
ツリー・バインディング属性 |
Y |
ADF表コンポーネントの列に表示されるランタイム・ドロップダウン・メニューで使用可能な値を定義する、モデルドリブン・リストに関連付けられているツリー・バインディング属性を指定します。 |
|
Boolean |
Y |
このサブコンポーネントで使用する場合は、現在サポートされていないため、プロパティの値は常に |
ADF表コンポーネントは、ここに示すプロパティおよびコンポーネント・アクションを使用します。
表A-10に、ADF表コンポーネントが使用するプロパティをアルファベット順に示します。
表A-10 ADF表コンポーネントのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティ・グループでは、ADF表コンポーネントのバッチ・オプションを構成できます。これらのプロパティの使用方法は、「ADF表コンポーネントでのバッチ処理」を参照してください。 |
||
|
Integer |
N |
ADF表コンポーネントのアクション( このプロパティの値は必須です。 |
|
アクション・バインディング |
N |
|
|
Boolean |
N |
このプロパティを |
|
アクション・バインディング |
N |
各バッチの開始時に起動するアクション・バインディングを指定します。たとえば、特定のデータベースで必要に応じて、このプロパティを「トランザクションの開始」などの操作に使用できます。 このプロパティの値はオプションです。 |
|
Boolean |
N |
ADF表コンポーネントからデータをアップロードする際に、「アップロード・オプション」ダイアログを表示するには、 「アップロード・オプションに関する必知事項」を参照してください。 |
|
列の配列。配列の各列によりサポートされるプロパティの詳細は、「ADF表コンポーネントの列プロパティ」を参照してください。 |
||
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
表全体の列がサイズ変更されるかどうか、およびサイズ変更の方法を制御します。 「実行時にデータに基づいて列をサイズ変更するためのADF表コンポーネントの構成」を参照してください。 |
||
|
このプロパティ・グループでは、有効で起動可能なアクションを指定できます。 |
||
|
Boolean |
N |
行の挿入をサポートしていない、または計算行が表に必要なADF表コンポーネントの場合は、 |
|
メソッド・アクション・バインディング |
N |
デフォルトでは、このプロパティに値は設定されていません。 「ADF表コンポーネントの自動行リフレッシュの構成」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
「ADF表コンポーネントの自動行リフレッシュの構成」を参照してください。 |
|
アクション・バインディング |
N |
フラグ付けされた各行を削除するために起動するアクション・バインディングを指定します。 このプロパティの値はオプションです。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティの値は必須です。 |
|
アクション・バインディング |
N |
行の処理時に不具合が発生した場合に起動するアクション・バインディングを指定します。 このプロパティの値はオプションです。 |
|
アクション・バインディング |
N |
ADF表コンポーネントの このプロパティの値はオプションです。 |
|
アクション・バインディング |
N |
このプロパティの値はオプションです。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティを 通常、Fusion Webアプリケーションでは ADF表コンポーネントでの行の挿入の詳細は、「ADF表コンポーネントでの行の挿入」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
|
|
アクション・バインディング |
N |
構成すると、このアクションが起動され、挿入行に対する行レベルのアクション・セットの実行中に、一時行が作成されます。 「表の列での行レベルのアクション・セットの使用」を参照してください。 |
|
アクション・バインディング |
N |
各行を更新するために起動するアクション・バインディングを指定します。 このプロパティの値はオプションです。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティの値は必須です。 |
|
Fusion Webアプリケーションでの複数のセッション間で統合Excelワークブックにデータをキャッシュする場合に、
|
||
|
Array |
N |
この配列のプロパティの値を指定して、データがキャッシュされる属性を決定します。この配列の各
表 注意: キャッシュされた属性値によって、列コンポーネントに公開されるのと同じ属性バインディングにエンド・ユーザーが行う編集がオーバーライドされます。したがって、同じ属性を
|
|
属性バインディング |
Y |
行固有のツリー属性バインディング値に評価されるEL式を指定します。属性値を使用して、統合Excelワークブックに最後にダウンロードした行が、それ以降別のユーザーによって変更されたかどうかを判断します。 「ワークブックからデータをアップロードする際のデータ競合の処理」を参照してください。 |
|
このプロパティ・グループでは、ADF表コンポーネントまたはADF読取り専用表コンポーネントでダウンロードおよび表示する行数を構成できます。 「表タイプ・コンポーネントがダウンロードする行数の制限」を参照してください。 |
||
|
Boolean |
N |
このプロパティの値は必須です。 |
|
Integer |
Y |
ダウンロードする最大行数に評価されるEL式を記述します。このコンポーネントは、
|
|
String |
Y |
(オプション)ダウンロード可能な行数が デフォルト値のかわりに使用する文字列キーを、カスタム・リソース・バンドルから指定できます。必要に応じて、デフォルトのメッセージと置き換えるカスタムのメッセージを指定することもできます。カスタム・メッセージには リソース・バンドルの詳細は、「統合Excelワークブックでのリソース・バンドルの使用」を参照してください。 |
|
バインディング |
N |
現在のワークシートのページ定義ファイルからツリー・バインディングを指定します。行のダウンロードおよびアップロードが正しく機能するには、このプロパティの値を指定する必要があります。統合Excelワークブックのページ定義の要件の詳細は、表4-1を参照してください。 |
|
属性バインディング |
Y |
一意の行固有のツリー属性バインディング値に評価されるEL式を指定します。この属性の値は、ADF表コンポーネントの 基礎となるツリー・バインディングのイテレータによってキー属性が公開されない場合にかぎり、この値を指定する必要があります。 次のいずれかの条件に該当する場合、この値はオプションです。
|
表A-11に、TableColumn配列の列で使用できるプロパティを示します。
表A-11 ADF表コンポーネントの列プロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
String |
Y |
列の各セルに適用されるExcelスタイル名に解決されるEL式を記述します。 |
|
String |
Y |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
|
|
String |
Y |
実行時に評価される場合、列ヘッダーにラベルを表示するEL式を記述します。 |
|
実行時に、ADF表コンポーネントの標準の表ヘッダー行の上部に追加の表ヘッダー行を表示することで、ADF表コンポーネントにレンダリングされる列をグループ化できるようにGroupHeaderプロパティを構成します。「ADF表コンポーネントでの列のグループ化」を参照してください。 |
||
|
String |
Y |
|
|
String |
Y |
実行時に評価される場合、グループ化されるヘッダーにラベルを表示するEL式を記述します。 |
|
String |
Y |
グループ化されるヘッダーの各セルに適用されるExcelスタイル名に解決されるEL式を記述します。 |
|
ツールチップ・プロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
String |
Y |
列ヘッダーの各セルに適用されるExcelスタイル名に解決されるEL式を記述します。 |
|
String |
N |
列に名前を割り当てて、列とその目的を識別します。このプロパティに割り当てる値には、機能的な影響はありません。ただし、値を指定すること、および指定する値が列のリスト内で一意であることが必要です。ADF表コンポーネントの列の追跡に役立ちます。次のIDは、ADF表コンポーネントのデフォルトの列に予約されています。
これらの列の詳細は、「ADF表コンポーネント内の特殊な列」を参照してください。 |
|
ADFコンポーネント |
N |
挿入操作のために、バインディングを表すコンポーネントのプロパティを指定します。このコンポーネントは次のいずれかになります。
|
|
Boolean |
N |
挿入操作と更新操作で同じコンポーネント・タイプを使用する場合は デフォルト値は |
|
「実行時にデータに基づいて列をサイズ変更するためのADF表コンポーネントの構成」を参照してください。 |
||
|
Boolean |
Y |
エンド・ユーザーがこの列の行セルを編集したときに行リフレッシュが自動的にトリガーされるように、 デフォルトでは、このプロパティに値は設定されていません。これは、 「ADF表コンポーネントの自動行リフレッシュの構成」を参照してください。 |
|
ADFコンポーネント |
N |
更新操作およびダウンロード操作のために、バインディングを表すコンポーネントのプロパティを指定します。このコンポーネントは次のいずれかになります。
|
|
Boolean |
Y |
列を動的にする場合、ADF表コンポーネントは |
|
Double |
Y |
列の幅を文字数で指定します。列の幅を決定するための数値またはリテラル数値に評価されるEL式を指定できます。この値は、小数点を使用した小数値にすることができます。文字は幅の単位です。値は、 「実行時にデータに基づいて列をサイズ変更するためのADF表コンポーネントの構成」を参照してください。 |
表A-12に、ADF表コンポーネントで使用できるコンポーネント・アクションを示します。
表A-12 ADF表コンポーネントのアクション
コンポーネント・アクション | 説明 |
---|---|
|
ADF表コンポーネントの現在の行に対してキャッシュされた属性の値をクリアします。このアクションは、ADF表コンポーネントの列の |
|
ADF表コンポーネントのフラグ付けされた各行セットに対して指定のアクションを起動して、これらの行をADF表コンポーネントから削除します。
「Fusion WebアプリケーションでのADF表コンポーネント行の削除」を参照してください。 |
|
ADF表コンポーネントの現在の行に関するエラー詳細がある場合は、これを表示します。このアクションは、ADF表コンポーネントで設定された列のアクションからのみ起動する必要があります。デフォルトでは、「ADF表コンポーネント内の特殊な列」の |
|
バッチ処理中に発生したエラーのリストを表示します。このアクションは非推奨です。不要になっています。関連するすべてのエラー・メッセージは、「ステータス・ビューアを使用したエンド・ユーザーへのエラー・メッセージのレポート」で説明されているステータス・ビューアを使用して表示できます。 |
|
|
|
フラグのある行を このアクションはダウンロードされた行にのみ適用され、挿入された行は無視されます。「ワークブックからデータをアップロードする際のデータ競合の処理」を参照してください。 |
|
このアクションは現在サポートされていません。「DownloadForInsertアクションに関する必知事項」を参照してください。 |
|
すべての行にフラグを設定します。 このアクションを起動すると、
これは、黒丸として表示されます。
|
|
このアクションは次のアクションを実行します。
統合Excelワークブックに保存されていない保留中の変更がADF表コンポーネントに含まれている場合は、このアクションの起動を取り消すことができるダイアログがエンド・ユーザーに対して表示されます。 |
|
表内のすべて行を |
|
このコンポーネント・アクションを指定すると、 |
|
「実行時にデータに基づいて列をサイズ変更するためのADF表コンポーネントの構成」を参照してください。 |
|
現在のワークシート行に相当する、Fusion WebアプリケーションにあるADF表コンポーネントのイテレータの行のデータを、ワークシートと同期させます。このアクションは現在のワークシート行に作用するため、ADF表コンポーネントの列に関連付けられている 列の |
|
ADF表コンポーネントがFusion Webアプリケーションを参照する現在のワークシート行の、保留中の変更を同期させます。 「表の列での行レベルのアクション・セットの使用」を参照してください。 |
|
障害を許容する |
|
|
|
この表で変更済としてマークされたFusion Webアプリケーションのすべての行にアップロードします。 「ADF表コンポーネントからの変更のアップロード」を参照してください。 ExcelワークブックとFusion Webアプリケーションの間でのデータ競合の解決の詳細は、「ワークブックからデータをアップロードする際のデータ競合の処理」を参照してください。 |
|
この表で変更済としてマークされたFusion Webアプリケーションのすべての行にアップロードします。どの行にも失敗がない場合にかぎり、正常な行をコミットします。
|
ADF読取り専用表コンポーネントでサポートされるTreeID
および他のプロパティ(ReadOnlyColumn
配列の列で使用できるプロパティを含む)を示します。
ADF読取り専用表コンポーネントは、1つのアクション、Download
を公開します。このアクションは、ADF読取り専用表のプロパティTreeID
で識別される表の現在の行をダウンロードします。
ADF読取り専用表コンポーネントの詳細は、「ADF読取り専用表コンポーネントの作成」を参照してください。
表A-13 ADF読取り専用表コンポーネントのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
Array |
N |
読取り専用列の配列を参照します。この配列の列がサポートできるプロパティの詳細は、表A-14を参照してください。 |
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
このプロパティ・グループの詳細は、表A-10を参照してください。 |
||
|
ツリー・バインディング |
N |
ADF読取り専用表コンポーネントがワークシートにツリー・バインディングを挿入して作成された場合、現在のワークシートに関連付けられているページ定義ファイルのツリー・バインディングIDを参照します。 |
表A-14に、ReadOnlyColumn
配列の列で使用できるプロパティをアルファベット順に示します。
表A-14 ADF読取り専用表コンポーネントの列プロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
||
|
String |
Y |
列の各セルに適用されるExcelスタイル名に解決されるEL式を記述します。 |
|
String |
Y |
列ヘッダーのラベルに解決されるEL式を記述します。 |
|
String |
Y |
列ヘッダーの各セルに適用されるExcelスタイル名に解決されるEL式を記述します。 |
|
String |
N |
列に名前を割り当てて、列とその目的を識別します。このプロパティに割り当てる値には、機能的な影響はありません。ただし、値を指定すること、および指定する値が列のリスト内で一意であることが必要です。ADF読取り専用表コンポーネントの列の追跡に役立ちます。 |
|
ADFコンポーネント |
このコンポーネントがサポートするプロパティの詳細は、「ADF出力テキスト・コンポーネントのプロパティ」を参照してください。 |
アクション・セットに対して構成できるプロパティをアルファベット順に示します。
アクション・セットの詳細は、「アクション・セットの使用」を参照してください。
表A-15 アクション・セットのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
このプロパティ・グループは、ローカル・アクションとリモート・アクションを起動するためのオプションを指定します。 |
||
|
Boolean |
N |
|
|
アクション・バインディング |
N |
アクション・セットが正常に実行されない場合に起動するアクション・バインディングを指定します。たとえば、アクション・セットの起動が失敗したときに、加えられた変更をロールバックするアクション・バインディングを指定できます。 |
|
Boolean | N |
|
|
アクション・バインディング |
N |
アクション・セットが正常に実行された場合に起動するアクション・バインディングを指定します。 このプロパティの値はオプションです。 |
|
Array |
N |
アクションの順序付きの配列を指定します。アクションは次のいずれかになります。
|
|
このプロパティ・グループは、アクション・セットが完了したことを示す、アラート形式のダイアログを表示するかどうか、またどのように表示するかを決定します。表示されるダイアログには、ユーザーがメッセージを確認してダイアログを終了できるボタンが1つあります。アラート・メッセージの表示方法は、「アクション・セットの起動後にアラートを発信する方法」を参照してください。 このグループのプロパティの多くは、EL式を使用してリソース・バンドルから文字列値を取得します。EL式の使用の詳細は、「統合Excelワークブックでのリソース・バンドルの使用」を参照してください。 |
||
|
Boolean |
N |
詳細は、「アクション・セットの起動後にアラートを発信する方法」を参照してください。 |
|
String |
Y |
(オプション)アクション・セットの実行時にエラーが発生するとダイアログに表示されるメッセージに評価されるEL式を指定します。 |
|
String |
Y |
(オプション)ダイアログの「OK」ボタンに表示されるメッセージに評価されるEL式を指定します。 |
|
String |
Y |
(オプション)アクション・セットの実行時にエラーが発生しなかった場合に、ダイアログに表示されるメッセージに評価されるEL式を指定します。 |
|
String |
Y |
(オプション)ダイアログのタイトル領域に表示されるメッセージに評価されるEL式を指定します。 |
|
|
||
|
String |
Y |
(オプション)アクションが失敗した場合にエンド・ユーザーに表示されるメッセージに、評価されるEL式を指定します。EL式を指定しないと、デフォルトのメッセージが表示されます。 詳細は、「アクション・セットのエラー処理の構成方法」を参照してください。 |
|
このプロパティ・グループは、アクション・セットの実行時にステータス・メッセージを表示するかどうか、またどのように表示するかを決定します。ステータス・メッセージの表示方法は、「アクション・セットの実行中に進捗バーを表示する方法」を参照してください。 このグループのプロパティの多くは、リソース・バンドルで定義された文字列キーを参照するEL式を使用します。詳細は、「統合Excelワークブックでのリソース・バンドルの使用」を参照してください。 |
||
|
Boolean |
N |
詳細は、「アクション・セットの実行中に進捗バーを表示する方法」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
|
|
String |
Y |
アクション・セットの実行中に、ステータス・ウィンドウで評価および表示するEL式を指定します。 |
|
String |
Y |
アクション・セットの実行中に、ステータス・ウィンドウのタイトル領域で評価および表示するEL式を指定します。 |
|
String |
N |
進捗バーの表示形式を選択します。有効な値は、 |
|
String |
Y |
関連するアクションの進捗として表示されるステータス・メッセージに評価されるオプションのEL式またはリテラル値を指定します。 |
表A-16に、アクション・セットのActions
の配列にあるConfirmation
アクションがサポートするプロパティを、アルファベット順に示します。Actions
の配列およびアクション・セットが使用する他のプロパティの詳細は、表A-15を参照してください。
詳細は、「アクション・セット内の確認アクションの起動方法」を参照してください。
表A-16 確認アクションのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
(オプション) |
||
|
String |
Y |
(オプション)実行時に「取消」ボタンで評価および表示されるEL式。デフォルトでは、値が指定されません。 |
|
String |
Y |
(オプション)実行時に「OK」ボタンで評価および表示されるEL式。デフォルトでは、値が指定されません。 |
|
String |
Y |
(オプション)実行時に確認のダイアログのメイン領域で評価および表示されるEL式。デフォルトでは、値が指定されません。 |
|
String |
Y |
(オプション)実行時に確認のダイアログのタイトル領域で評価および表示されるEL式。デフォルトでは、値が指定されません。 |
表A-17に、アクション・セットのActions
の配列にあるDialog
アクションがサポートするプロパティを示します。Actions
の配列およびアクション・セットが使用する他のプロパティの詳細は、表A-15を参照してください。
表A-17のプロパティを使用してFusion WebアプリケーションからWebページを起動する方法は、「Fusion WebアプリケーションからのWebページの表示」を参照してください。
表A-17 ダイアログ・アクションのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
String |
N |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
String |
N |
アクションが起動するWebページを指定します。相対URLおよび絶対URLが有効な値です。 |
|
Boolean |
N |
|
|
リスト |
N |
アクションが起動するWebページのレンダリングの状態を指定します。次のいずれかを選択します。
|
|
String |
Y |
実行時に |
|
Integer |
N |
表示されるダイアログの初期サイズをピクセルで指定します。有効な値の範囲は、 |
ワークブックが起動できるアクションについて説明します。
これらのアクションを起動するためのリボン・コマンドの構成の詳細は、「実行時リボン・タブのワークブック・リボン・コマンドの定義方法」を参照してください。
表A-18 ワークブックのアクション
アクション | 説明 |
---|---|
|
このアクションを起動すると、統合ExcelワークブックとFusion Webアプリケーションの間に新しいセッションが作成されます。 起動時にすでにセッションが確立されていた場合は、最初に 「統合Excelワークブックの保護について」を参照してください。 |
|
起動するとADFデスクトップ統合によってFusion Webアプリケーションにリクエストが送信され、統合ExcelワークブックとFusion Webアプリケーションの間のセッションが無効になります。このアクションの起動後、エンド・ユーザーは、次に統合ExcelワークブックがFusion Webアプリケーションにアクセスする際に認証を受ける必要があります。 |
|
このアクションが起動すると、ユーザーが入力したすべてのデータが、Oracle ADFバインディングを参照するセルからクリアされます。表(ADF表コンポーネントで作成された表など)は、ラベルがクリアされてヘッダー行のみが表示されるように切り捨てられます。入力テキスト・コンポーネントまたは出力テキスト・コンポーネントを参照するセルの値はクリアされます。列ヘッダーおよびラベルもクリアされます。統合Excelワークブックが使用するすべてのリソース・バンドルへの参照がクリアされます。バインディングを含まないワークシートやページ定義ファイルを参照しないワークシートは変更されません。ダイアログによって、エンド・ユーザーはこのアクションの起動の確認を求められます。エンド・ユーザーが起動を確認すると、ADFデスクトップ統合はアクションの起動後に次のイベントを実行します。
|
|
このアクションを起動すると、エンド・ユーザーが エンド・ユーザーが
|
|
このアクションを起動すると、BrandingItemsワークブック・プロパティで定義された情報および他の情報(サポートするソフトウェアのバージョンなど)を表示する |
|
起動すると、このアクションは、ステータス・ビューアをExcelの作業ウィンドウに表示または非表示にし、ステータス情報をエンド・ユーザーに表示します。エンド・ユーザーがクリックして、このアクションを起動するリボン・コマンドは、ステータス・ビューアを表示または非表示にします。「ステータス・ビューアを使用したエンド・ユーザーへのエラー・メッセージのレポート」を参照してください。 |
表A-19に、Excelワークブックで使用できるADFデスクトップ統合のプロパティをアルファベット順に示します。
表A-19 ワークブックのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
String |
N |
デスクトップ統合プロジェクトを開発するJDeveloperアプリケーション作業領域( たとえば、ADFデスクトップ統合のSummitサンプル・アプリケーションと統合されたワークブックのこのプロパティの値は、次のようになります。 D:\Oracle\Applications\Summit_ADFdi 最初に統合Excelワークブックを開くときに、ADFデスクトップ統合によって、このプロパティの値の指定が求められる場合があります。 「新しい統合Excelワークブックの構成方法」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
|
|
Array |
N |
リテラル文字列またはELリソース式の名前と値の組合せの配列(例: 統合Excelワークブックのブランディングの詳細は、「統合Excelワークブックのブランディング」を参照してください。 |
|
Array |
N |
特定の機能が含まれていない、異なるリリースのADFデスクトップ統合バージョンで作成されたワークブックが、別のリリースの動作を変更しないようにします。 互換性のプロパティの詳細は、「ADFデスクトップ統合互換性のプロパティ」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
ワークブックがカスタマイズ可能かどうかを指定します。 カスタマイズの有効化の詳細は、「実行時のワークブック統合メタデータのカスタマイズ」を参照してください。 |
|
Integer |
N |
表示されるログイン・ダイアログの初期サイズをピクセルで指定します。有効な値の範囲は、 |
|
Array |
N |
Fusion Webアプリケーションのページから統合Excelワークブックへパラメータを渡すために構成する、ワークブック・パラメータの配列。Fusion Webアプリケーションのページでは複数のワークブック・パラメータを定義できます。ページで定義するそれぞれのワークブック・パラメータ(URL引数を参照するパラメータ)は、この配列の 配列の各要素では、次のプロパティがサポートされます。
このプロパティの使用の詳細は、「Fusion Webアプリケーションのページからワークブックへパラメータ値を渡す方法」を参照してください。 |
|
String |
N |
現在のJDeveloper作業領域にあるJDeveloperプロジェクトの名前を指定します。ADFデスクトップ統合は、指定されたプロジェクトに相当する 設計モードで統合Excelワークブックを初めて開くと、ADFデスクトップ統合により親フォルダ階層で ADFデスクトップ統合は、ApplicationHomeFolderで指定された |
|
String |
N |
ADFデスクトップ統合のリモート・サーブレットのパスを指定します。これは、
|
|
Array |
N |
ワークブックに登録するリソース・バンドルの配列を指定します。配列の各要素では、次のプロパティがサポートされます。
「統合Excelワークブックでのリソース・バンドルの使用」を参照してください。 |
|
- |
- |
このプロパティ・グループは、実行時にリボン・タブをExcelに表示するかどうか、またどのように表示するかを定義します。この表の後続のエントリで、 |
|
String |
N |
このプロパティの詳細は、「ADFデスクトップ統合で頻繁に使用するプロパティ」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
|
|
String |
Y |
タイトル領域に表示されるリボン・タブのタイトルに評価されるEL式を指定します。Excelでは、リボン・タブのタイトルの最大文字数は1024に設定されています。指定するEL式のランタイム値が1024文字を超えた場合、Excelでエラー・メッセージが生成されないように、ADFデスクトップ統合によって値が切り捨てられるため、この文字数を超えないようにしてください。
|
|
Array |
N |
この配列の各要素は、実行時のワークブックのコマンドに相当します。配列の各要素では、次のプロパティが使用されます。 |
|
String |
N |
Fusion Webアプリケーションのルートの完全修飾URL。 |
|
String |
N |
統合Excelワークブックで使用する予定のWebページを含むディレクトリのパスを指定します。パスに指定する値は、Windowsの最大パス長である260文字未満の、 |
|
String |
N |
統合Excelワークブックの一意の識別子。設計モードで初めてワークブックを開くと、ADFデスクトップ統合によって一意の識別子が生成されます。 この値は変更できません。ただし、「ワークブック・プロパティの編集」ダイアログの「WorkbookIDのリセット」リンクを使用すると、ADFデスクトップ統合で新しい値を生成できます。 「統合Excelワークブックのメタデータの整合性チェック」で説明しているように、このプロパティの値は改ざんチェック時に使用されます。 |
アクション・セットが起動できるワークシート・レベルのアクションと、Excelワークシートで使用できるADFデスクトップ統合のプロパティを示します。
「アクション・セットの使用」に説明されているアクション・セットでは、次のワークシートレベルのアクションを起動できます。
UpSync
ワークシート内のADF入力テキスト・コンポーネントおよびADF値リスト・コンポーネントの保留中の変更を、Fusion Webアプリケーションに同期させます。
DownSync
Fusion Webアプリケーションから、ワークシート内のADF入力テキスト、ADF出力テキストおよびADF値リストの各コンポーネントにデータ値をダウンロードします。
DisplayWorksheetErrors
最新のアクション・セットの起動からのエラー・メッセージのリストを表示します。
注意:
このアクションは非推奨です。不要になっています。関連するすべてのエラー・メッセージは、「ステータス・ビューアを使用したエンド・ユーザーへのエラー・メッセージのレポート」で説明されているステータス・ビューアから表示できます。
アクション・バインディングまたはメソッド・アクション・バインディングを起動するようにリボン・コマンドを構成すると、実行時にユーザーがリボン・コマンドをクリックしたときに起動するユーザーアクション・セットが。デフォルトで次のように移入されます。
UpSync
リボン・コマンドに指定するアクションまたはメソッド・アクション・バインディング。
DownSync
空のフォームを使用してワークシートで最初に起動するアクションがUpSync
ワークシート・アクションの場合、エラーが発生する可能性があります。そのため、最初に起動するアクションは必ずDownSync
ワークシート・アクションにしてください。最初にDownSync
ワークシート・アクションを起動するには、リボン・コマンドのアクション・セットまたは表A-20で説明しているワークシート・イベント(Startup
またはActivate
)のいずれかを構成します。
リボン・コマンドの構成の詳細は、「実行時リボン・タブの構成」を参照してください。
表A-20に、Excelワークシートで使用できるADFデスクトップ統合のプロパティを示します。
表A-20 ワークシートのプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
String |
N |
このプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
サーバー上のビュー・オブジェクトに定義したカスタム属性プロパティがEL式でサポートされるかどうかを指定します。 このプロパティのデフォルト値はFalseです。 「ADFデスクトップ統合ELベースのプロパティとカスタム属性プロパティの使用」を参照してください。 |
|
Array |
N |
この配列の各要素は、関連付けられたワークシートのイベントが発生した場合に起動するアクション・セットを指定します。アクション・セットの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。ワークシート・イベントの詳細は、この表の Events.nで始まるこの表の続くエントリは、この配列の要素がサポートするプロパティを示しています。nは、配列の特定の要素を指します。 |
|
ActionSet |
N |
アクション・セットのプロパティの詳細は、「アクション・セットのプロパティ」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティのデフォルト値は
|
|
String |
N |
Annotationプロパティの詳細は、表A-1を参照してください。 |
|
リスト |
N |
ワークシートでは、アクション・セットを起動するために構成できる、次のイベントがサポートされます。
ワークシート・イベントは、起動するアクション・セットが失敗した場合でも、実行を完了します。 ワークシート・イベントおよびアクション・セットの詳細は、「ワークシート・イベントからアクション・セットを起動する方法」を参照してください。 |
|
リスト |
N |
ワークシートでは次の2つのオプションが提供されます。
このプロパティのデフォルト値は |
|
String |
N |
エンド・ユーザーが実行時にシートの保護をオフにするのを防止するためのパスワードを指定します。Excelで許可される最大パスワード長は、255文字です。 |
|
Array |
N |
実行時にワークシート・リボン・コマンドとして表示されるアクションを1つ以上指定します。各コマンドは、
コマンド・ラベルに 「実行時リボン・タブのワークシート・リボン・コマンドの構成方法」を参照してください。 |
|
String |
N |
ワークシートに関連付けるページ定義ファイルを指定します。ページ定義ファイルへの完全修飾パスは、Windowsの最大パス長である260文字未満にする必要があります。ページ定義ファイルの詳細は、「統合Excelワークブックのページ定義ファイルの使用」を参照してください。 |
|
Array |
N |
このワークシートのページ定義ファイルで定義され、ここでワークブック・パラメータにバインドされるパラメータの配列。配列の各要素では、次のプロパティがサポートされます。
このプロパティの使用の詳細は、「Fusion Webアプリケーションのページからワークブックへパラメータ値を渡す方法」を参照してください。 |
|
Fusion Webアプリケーションでの複数のセッション間で統合Excelワークブックにデータをキャッシュする場合に、
「複数のWebセッション間における統合Excelワークブックの使用」を参照してください。 |
||
|
Array |
N |
この配列のプロパティの値を指定して、データがキャッシュされる属性を決定します。この配列の各
|
|
バインディング |
N |
統合Excelワークブックに最後にダウンロードした行が、それ以降別のユーザーによって変更されたかどうかを判断するために使用する、ツリー・バインディングの行固有の属性を指定します。 「ワークブックからデータをアップロードする際のデータ競合の処理」を参照してください。 |
|
このプロパティ・グループは、現在のワークシートに表示される行を一意に識別する属性バインディングを参照するため、複数のセッション間でサーバー・データ・コンテキストを再確立することが可能になります。 「セッション間でのサーバー・データ・コンテキストのリストア」を参照してください。 |
||
|
Array |
N |
サーバー・サイド・コンテキストを再確立する必要のあるバインディング・コンテナで複数のイテレータが定義されている場合に、
|
|
バインディング |
N |
現在のワークシートに表示される行を一意に識別する属性バインディングを指定します。このプロパティは、サーバー・コンテキストがワークシートの表以外のタイプのコンポーネントに対して適切に再確立されているかどうかを判断するために実行時に使用されます。 |
|
Boolean |
N |
このプロパティのデフォルト値は
|
|
バインディング |
N |
バインディング・コンテナ・メタデータが取得される前に、起動される このプロパティの値はオプションです。 2つ以上のワークシートで同じページ定義を使用している場合、最後のワークシートで指定されたアクション・バインディングが起動されます。そのため、ワークシートごとにページ定義を作成し、複数のワークシートに同じページ定義を指定しないようにします。 「明示的なワークシート設定アクションの使用」を参照してください。 |
|
String |
Y |
文字列に解決され、ワークシートの名前を設定するEL式を記述します。設計時のEL式には長さの制限はなく、次の特殊文字を含めることができます。
実行時に評価される文字列で表示できるのは最大31文字で、これらの特殊文字は無視されます。評価される文字列の長さが31文字を超える場合、余分な文字は切り捨てられ、表示されません。
|
製品の様々なリリースで、様々なADFデスクトップ統合機能が追加されています。互換性のプロパティにより、特定の機能が含まれていないADFデスクトップ統合バージョンで作成されたワークブックが、それらの動作を変更しないようにします。
表A-21に、ADFデスクトップ統合互換性のプロパティを示します。統合Excelワークブックの開発者が、これらのプロパティおよび関連付けられた機能を確認し、有効にするかどうかを判断する場合があります。統合Excelワークブックのこれらのプロパティにアクセスするには、「Oracle ADF」タブの「ワークブック」グループで、「ワークブック・プロパティ」をクリックして、「ワークブック・プロパティの編集」を表示し、「動作」および「互換性」プロパティを展開します。
表A-21 ADFデスクトップ統合互換性のプロパティ
名前 | 型 | EL | 説明 |
---|---|---|---|
|
Boolean |
N |
ADFデスクトップ統合でデータ入力の検証を実行するかどうかを指定します。 「統合Excelワークブックのデータ入力の検証の追加」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
統合ExcelワークブックがFusion Webアプリケーションに送信するExcelセルのエラー値をADFデスクトップ統合が拒否するかどうかを指定します。デフォルト値は 「統合Excelワークブックのデータ入力の検証の追加」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
日付ピッカーをモデルドリブン列で使用できるかどうかを指定します。 「ADF入力日コンポーネントの挿入」および「ADF表コンポーネントへのModelDrivenColumnComponentサブコンポーネントの追加」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
モデルドリブン列で既存のモデル・レイヤー・メタデータを利用して、ピッカー・ダイアログに「検索および選択」ユーザー・インタフェースを表示するかどうかを指定します。 「ADF表コンポーネントへのモデルドリブン・リスト・ピッカーの追加」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
行レベルのアクション・セットでサーバー・サイド・モデルの状態を管理できるかどうかを指定します。 「表の列での行レベルのアクション・セットの使用」を参照してください。 |
|
Boolean |
N |
デフォルト値( |