Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド 12c (12.2.1.3.0) E90114-02 |
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この章の内容は次のとおりです。
この章では、特定のテンプレートのみの翻訳が必要な場合に、翻訳したテンプレート・ファイルを作成およびアップロードする方法について説明します。
次のテンプレート・タイプを個別に翻訳できます。
RTFレイアウト・ファイル
スタイル・テンプレート
サブテンプレート
BI Publisherレイアウト (.xpt)
カタログ内の広い範囲のレイアウトを翻訳する場合は、「カタログ、オブジェクト、データ・モデルおよびテンプレートの翻訳」を参照してください。
様々な種類の翻訳をテンプレートに追加できます。
テンプレートに翻訳を追加するには、次の2つの方法があります。
翻訳しての別のRTFテンプレート(ローカライズ済テンプレート)を作成します。このオプションを使用できるのは、RTFテンプレートの場合のみです。
オリジナル・テンプレートからXLIFFを生成します。実行時に、オリジナル・テンプレートがレイアウトに適用され、XLIFFが翻訳に適用されます。
翻訳済テンプレートにオリジナル・テンプレートと異なるレイアウトが必要な場合は、最初のオプションを使用します。
テンプレート・レイアウトのテキスト文字列の翻訳のみが必要な場合は、XLIFFオプションを使用します。
次の図に、翻訳の概念を示します。
ファイルの翻訳には、XLIFFオプションを使用します。
次の各項では、XLIFFオプションの使用について説明します。
次の各項では、単一のテンプレート・ファイルのXLIFFを生成する2つの方法について説明します。
Template BuilderからのXLIFFの生成(XPTテンプレートではサポートなし)
Template BuilderからXLIFFを生成するには、次の手順に従います。
注意:
この手順は、BI Publisher Template Builder for Microsoft Wordがインストールされていることを想定しています。Microsoft Wordのアドインのダウンロードの詳細は、「Template Builder for Wordを使用したRTFテンプレートの作成」を参照してください。
レポート・レイアウト・テンプレート用、またはスタイル・テンプレートおよびサブ・テンプレート用のXLIFFファイルを生成できます。
カタログ内のレポートにナビゲートし、これを編集するために「編集」をクリックして開きます。
レポートのレイアウトのサムネイル・ビューで、レイアウト(RTFまたはXPT)の「プロパティ」リンクをクリックして、「レイアウト プロパティ」ページを開きます。
「翻訳」リージョンで、「翻訳の抽出」をクリックします。
BI Publisherによって、テンプレートから翻訳可能文字列が抽出され、XLIFF (.xlf)ファイルにエクスポートされます。
XLIFFファイルをローカル・ディレクトリに保存します。
XLIFFファイルのダウンロード後は、翻訳プロバイダに送信するか、またはテキスト・エディタを使用して各文字列に対する翻訳を入力できます。
XLIFFファイルの編集方法の詳細は、「XLIFFファイルの構造」を参照してください。
翻訳可能文字列は、表ヘッダーやフィールド・ラベルなど、発行レポートに表示される、テンプレート内の任意のテキストです。実行時にデータから設定されるテキスト、およびMicrosoft Wordフォームの各フィールドに指定したテキストは翻訳不可です。
テンプレートXLIFFファイルは、必要な数の言語に翻訳し、それらの翻訳をオリジナル・テンプレートに関連付けることができます。「BI Publisherへの翻訳済XLIFFのアップロード」を参照してください。
注意:
翻訳済ファイルを保存する場合、UTF-8エンコードで保存してください。