Oracle® Fusion Middleware Oracle Traffic Director WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス 12c (12.2.1.3.0) E90197-02 |
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この章では、Oracle Traffic DirectorのWebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドとそのオプションをアルファベット順にリストし、その機能について説明します。
説明
現在の編集セッション中に保存されてまだデプロイされていない変更をアクティブ化します。アクティブ化する変更内容にサーバーの再起動が必要なものがある場合、このコマンドはメッセージを出力します。
activateコマンドは、ユーザーが現在行っている変更、または最近行った変更の状態を反映する、最新のActivationTask
MBeanを返します。メソッドを呼び出して、進行中または完了したばかりの、最近の構成マネージャのアクティブ化タスクに関する情報を取得できます。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
このコマンドを使用して、インスタンスに対する構成の変更をデプロイします。このコマンドでは、コマンドstartEdit
を実行して編集セッションを開始した後に実行された変更のみがデプロイされます。また、このコマンドの効果はOracle Traffic Directorに限定されません。他の様々なコンポーネントおよび管理対象サーバーに対して編集セッションの開始後に実行された変更もすべてデプロイされます。
構文
activate([timeout], [block])
引数 | 定義 |
---|---|
timeout
|
オプション。操作を取り消す前に、WLSTが構成の変更のアクティブ化が完了するのを待機する時間(ミリ秒単位)。値 -1は、操作がタイムアウトしないことを表します。この引数のデフォルトは300,000ミリ秒(5分)です。 |
block
|
オプション。コマンドが完了するまでWLSTがユーザー対話をブロックするかどうかを指定するブール値。この引数のデフォルトは |
例
次の例では、現在の編集セッション中に変更され、ディスクに保存されていて、まだアクティブ化されていない変更内容をアクティブ化します。WLSTはアクティブ化が完了するのを100,000ミリ秒待機し、アクティブ化を停止する前に200,000ミリ秒待機します。
wls:/mydomain/edit !> activate(200000, block='true') Activating all your changes, this may take a while ... The edit lock associated with this edit session is released once the activation is completed. Action completed. wls:/mydomain/edit>
説明
別名を使用してキーストアから証明書または信頼できる証明書を削除します。
構文
deleteKeyStoreEntry(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
削除するエントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
削除するエントリのキー・パスワードを指定します。 |
例
この例では、別名mycert
で表されるキーストア・エントリを削除します。
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.deleteKeyStoreEntry(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='')
関連項目
「help」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、「otd_listCertificates」、「importKeyStoreCertificate」、「getKeyStoreCertificates」、「generateKeyPair」、インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「deleteKeyStoreEntry」も参照。
説明
このコマンドを使用して、Oracle Traffic Directorログ・ファイル、アクセス・ログ、TCPアクセス・ログおよびエラー・ログのコンテンツを表示します。アクセス・ログは、サーバーを対象とするリクエストとレスポンスに関する情報を記録します。
コマンドは、returnDataオプションをtrueに設定した場合のみ値を返します。デフォルトでは、このコマンドによってデータは返されません。戻り値は使用するオプションによって異なります。
構文
displayLogs([searchString,][options])
引数 | 定義 |
---|---|
searchString |
オプションの検索文字列。指定した文字列(大文字と小文字は区別されない)を含むメッセージのみが返されます。 displayLogsコマンドでは、複数のフォーマットでログを読み込むことができ、ODLフォーマットにメッセージを変換できます。検索は、できるだけネイティブ・フォーマットで実行されます。それ以外の場合、検索がメッセージ・コンテンツ内に実行され、マークアップを除外する場合もあります。したがって、検索文字列でマークアップ文字の使用を避ける必要があります。 |
target |
オプション。WebLogic Serverインスタンス、またはシステム・コンポーネントの名前。 システム・コンポーネントの場合、ターゲットの構文は次のとおりです: sc:component-name
接続モードでは、デフォルトのターゲットはWebLogicドメインです。接続解除モードでは、デフォルト値がない、ターゲット・オプションは必須です。 |
oracleInstance |
オプション。ORACLE_INSTANCEまたはWebLogicドメイン・ホームへのパスを定義します。このパラメータを使用すると、コマンドは接続解除モードで実行されます。 |
log |
オプション。ログ・ファイルのパス。コマンドは、指定したログ・ファイルからメッセージを読み込みます。ログ・ファイルのパスを指定しない場合、コマンドは、指定したターゲットに関連付けられるすべてのログを読み込みます。 |
last |
オプション。整数値。時間制限に達する数分前にログされたメッセージに検索を制限します。値に接尾辞(秒は |
tail |
オプション。整数値。検索範囲を各ログ・ファイルに含まれる最後のn個のメッセージに制限し、表示されるメッセージ数をn個に制限します。 |
pattern |
オプション。正規表現パターン。特定のパターンを含むメッセージのみが返されます。パターン・オプションの使用は、searchString引数の使用と同様ですが、正規表現を使用できる点が異なります。 正規表現パターンの検索では、(パターンの大文字/小文字を区別しないフラグを明示的に有効にしないかぎり)大文字と小文字が区別されます。パターンはjava.util.regex構文に従う必要があります。 |
ecid |
オプション。ログ・メッセージのフィルタとして使用される1つ以上の実行コンテキストID (ECID)値を含む文字列または連続した文字列。 |
component |
オプション。ログ・メッセージのフィルタとして使用される1つ以上のコンポーネントID値を含む文字列または連続した文字列。 |
module |
オプション。ログ・メッセージのフィルタとして使用される1つ以上のモジュールID値を含む文字列または連続した文字列。 |
type |
オプション。ログ・メッセージのフィルタとして使用される1つ以上のメッセージ・タイプ値を含む文字列または連続した文字列。 |
app |
オプション。ログ・メッセージのフィルタとして使用される1つ以上のアプリケーション値を含む文字列または連続した文字列。 |
query |
オプション。ログ・メッセージのコンテンツの絞込みに使用される式を指定する文字列。 単純な式の形式は次のとおりです: field-name operator value field-nameはログ・レコード・フィールド名で、operatorはフィールド・タイプに適する演算子です(たとえば、文字列フィールドのためにequals、startsWith、containsまたはmatchesを指定できます)。 フィールド名は、標準ODL属性名のいずれか(COMPONENT_ID、MSG_TYPE、MSG_TEXT、SUPPL_DETAILなど)、またはSUPPL_ATTRという接頭辞が付いたアプリケーション固有のサプリメンタル属性名(SUPPL_ATTR.myAttributeなど)のいずれかです。 いくつかの一般的なサプリメンタル属性は、接頭辞なしで使用できます。たとえば、 ブール演算子 問合せ構文の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』を参照してください。 |
groupBy |
オプション。文字列リスト。groupByオプションを使用する場合、出力は文字列リストに定義された属性でグループしたログ・メッセージの数です。 |
orderBy |
オプション。結果のソート順序を定義する文字列リスト。値はログ・メッセージ属性の名前です。必要に応じて、名前に デフォルトでは、結果は時間でソートされます。 |
returnData |
オプション。Jythonブール値(0または1)。値がtrueの場合、コマンドによってデータが返されます。(たとえば、スクリプトで使用するデータ)。デフォルト値がfalseです。つまり、コマンドはデータを表示するだけで、戻しません。 |
format |
オプション。出力形式を定義する文字列。有効な値は、ODL-Text、ODL-XML、ODL-completeおよびsimpleです。デフォルト形式はODL-Textです。 |
exportFile |
オプション。コマンド出力が書き込まれるファイルの名前。デフォルトでは、出力は標準出力に書き込まれます。 |
follow (f) |
オプション。コマンドで引き続きログを読み取り、新規メッセージがログに追加された際にメッセージを表示するために、コマンドをフォロー・モードに設定します(Unixの |
例
displayLogs(target="sc:otd_test_varunam.in.example.com")
説明
このWLSTコマンドを使用して、サーバー・インスタンスに関する実行時統計を表示できます。
構文
displayMetricTables([metricTable_1] [, metricTable_2], [...] [, servers] [, variables])
引数 | 定義 |
---|---|
metricTable_n
|
オプション。メトリック表のリストを指定します。デフォルトでは、この引数はすべての使用可能なメトリックを表示します。メトリック表名では、単純なパターン一致のための特殊文字を使用できます。マッチング文字「?」は単一の文字に一致します。文字「*」は、0文字以上の文字列に一致します。 メトリック表名を指定します。カンマ区切りのリストで、複数のメトリック表名を指定できます。 これらは、WLSTコマンドdisplayMetricTableNamesによって出力されるものと同じ名前です。 |
servers |
オプション。メトリックを取得するサーバーを指定します。有効な値は、WebLogic Serverインスタンス名およびシステム・コンポーネント名のリストです。 1つのサーバーを指定するには、次の構文を使用します: servers='servername' 複数のサーバーを指定するには、次のいずれかの構文オプションを使用します: servers=['servername1', 'servername2', ...] servers=('servername1', 'servername2', ...) この引数を指定しない場合、コマンドは、すべてのWebLogicサーバーおよびシステム・コンポーネントのメトリック表のリストを戻します。 Oracle HTTP Serverなどのシステム・コンポーネントの場合は、次の書式を使用します。 servers=['component_name], servertype='component_type') |
variables |
オプション。メトリックの集約パラメータを定義します。有効な値は、名前と値のペアのセットです。次の構文を使用します: variables={name1:value1, name2:value2, ...} 特定の名前と値のペアは、集約されたメトリック表によって異なります。集約されたメトリック表のすべては、変数名の特定のセットがあります。 |
例
次の例が正しく機能するには、少なくとも1つのOracle Traffic Directorインスタンスが実行されている必要があります。
# View metrics for all OTD instances displayMetricTables('OTD_*') # View origin server metrics for all instances displayMetricTables('OTD_OriginServer') # Get list of metric tables for a specific instance displayMetricTableNames(servers='/OTD/otd_test_myserver.example.com') # View all metrics for a specific instance displayMetricTables(servers='/OTD/otd_test_myserver.example.com') # View instance metrics for a specific instance displayMetricTables('OTD_Instance', servers='/OTD/otd_test_myserver.example.com')
説明
このコマンドをactivate
の前に実行すると、activate
コールで、インスタンスに対するローカル構成ファイルの変更を、対応するサーバー・バージョンを使用して上書きできるようになります。
インスタンスに対するローカル構成ファイルの変更が存在する場合、activate
コールは失敗します。このような場合、インスタンスに対する変更を破棄するか、pullComponentChanges
を実行して変更をインスタンスから構成ストアにプルできます。どちらの場合も、activateの前にコマンドenableOverwriteComponentChanges
を実行し、インスタンスに対するローカル変更が原因でactivateコールが失敗しないようにする必要があります。
注意:
このコマンドは、オープンの編集セッションからのみ実行できます。オープンの編集セッションの外部からインスタンスの変更を上書きする方法の詳細は、resync/resyncAllを参照してください。
構文
enableOverwriteComponentChanges()
例
props={'configuration': 'test', 'name': 'var_foo', 'value': 'bar'} otd_createVariable(props) activate() weblogic.management.provider.UpdateException: [Management:141191]The prepare phase of the configuration update failed with an exception. Caused by: weblogic.nodemanager.NMException: Received error message from Node Manager Server: [ChangeList validation failed for transaction '3033897627106602' with cause: OTD-67807 Validation failed for instance 'otd_test.example.com': The instance configuration has been locally modified. The following changes can either be discarded on the next activate using 'enableOverwriteComponentChanges' or pulled into the current configuration using 'pullComponentChanges'. Modified files: config/server.xml,config/test-obj.conf,config/obj.conf # Scenario 1: Pull the changes on instance to config store and call enableOverwriteComponentChanges and activate. showComponentChanges("otd_test.example.com") component otd_test.example.com changes on machine example.com: edit OTD/test/config/obj.conf 2014.12.01-16:20:50 1970.01.01-05:29:59 edit OTD/test/config/test-obj.conf 2014.12.01-16:20:50 1970.01.01-05:29:59 edit OTD/test/config/server.xml 2014.12.01-16:50:27 2014.12.01-16:49:44 pullComponentChanges("otd_test.example.com") pull component otd_test.example.com changes on machine in.example.com: edit OTD/test/config/obj.conf edit OTD/test/config/test-obj.conf edit OTD/test/config/server.xml enableOverwriteComponentChanges() activate() Activating all your changes, this may take a while ... The edit lock associated with this edit session is released once the activation is completed. Activation completed # Scenario 2: Discard the changes on the instance and override them with changes from the current edit session showComponentChanges("otd_test.example.com") component otd_test.example.com changes on machine example.com: edit OTD/test/config/obj.conf 2014.12.01-16:55:29 1970.01.01-05:29:59 edit OTD/test/config/test-obj.conf 2014.12.01-16:55:29 1970.01.01-05:29:59 edit OTD/test/config/server.xml 2014.12.01-16:55:29 2014.12.01-16:58:23 enableOverwriteComponentChanges() activate() Activating all your changes, this may take a while ... The edit lock associated with this edit session is released once the activation is completed. Activation completed
説明
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンをエクスポートします。
構文
exportKeyStoreCertificate(appStripe='stripe', name='keystore',password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', type='entrytype',filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
エクスポートするエントリの別名を指定します |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
type
|
エクスポートするキーストア・エントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificateまたはCertificateChainです。 |
filepath
|
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンのエクスポート先となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.exportKeyStoreCertificate(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', type='Certificate', filepath='/scratch/cert.txt')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「exportKeyStoreCertificate」。
説明
鍵ペアに対する証明書署名リクエストを生成し、ファイルに保存します。このBase64エンコードの証明書リクエストは、サードパーティの認証局(CA)に送信できます。これにより、この認証局が送信者を検証し、証明書を署名し、署名された証明書を返信します。
構文
exportKeyStoreCertificateRequest(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
エントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
filepath
|
証明書リクエストのエクスポート先となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") # generate a key pair with the proper DN svc.generateKeyPair(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', dn='CN=test.example.com, OU=Webtier, O=\'Company Name\', ST=California, C=US', keysize='1024') # generate the CSR and put it in to a text file svc.exportKeyStoreCertificateRequest(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', filepath='/scratch/certreq.crt')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「exportKeyStoreCertificateRequest」。
説明
このコマンドを使用して、キーストアに鍵ペアを生成し、デモCA署名証明書にラップします。このコマンドは、リリース11gにおける自己署名証明書の作成と同等です。この鍵ペアを使用して、exportKeyStoreCertificateRequest
を使用して証明書署名リクエスト(CSR)を生成し、署名を求めてサードパーティの認証局(CA)に送信できます。
構文
generateKeyPair(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', dn='distinguishedname', keysize='keysize', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
dn
|
鍵ペアをラップする証明書の識別名を指定します。 |
keysize
|
キー・サイズを指定します。 |
alias
|
鍵ペア・エントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
ext_san
|
サブジェクト代替名拡張機能 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.generateKeyPair(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', dn='CN=test.example.com, OU=Webtier, O=\'Company Name\', ST=California, C=US', keysize='1024',ext_san="DNS:www.b.com,DNS:www.c.com")
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、getKeyStoreCertificates、「exportKeyStoreCertificateRequest」、「generateKeyPair」。
説明
このコマンドを使用して、サブジェクト、発行者、発行日および有効期限を含む証明書のプロパティを表示します。
構文
getKeyStoreCertificates(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
表示する証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.getKeyStoreCertificates(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「deleteKeyStoreEntry」、「otd_listCertificates」、「generateKeyPair」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、「getKeyStoreCertificates」。
説明
Oracle Traffic Directorで使用可能なカスタムWLSTコマンドをすべてリストするか、特定のコマンドのヘルプをリストします。
構文
Oracle Traffic Directorで使用可能なカスタムWLSTコマンドをすべてリストする手順:
help('otd')
特定のコマンドのヘルプをリストする手順:
help('<otd_custom_command>')
例
help('otd_createConfiguration')
説明
CAによって署名された証明書または信頼できる証明書をキーストアにインポートします。
CSRが署名のためにCAに送信された後、CAはリクエストに署名し、通常は証明書をBase-64エンコードの文字列として送信します。証明書リクエストを生成するために使用した鍵ペアの別名と同じ別名を使用して、この証明書をタイプCertificateChain
として、中間証明書およびルートCA証明書とともにインポートする必要があります。
証明書をCAからダウンロードしたら、任意の中間証明書およびルートCA証明書をCAのWebサイトからダウンロードし、テキスト・エディタを開き、各証明書の本文全体を、プライマリ証明書>中間証明書>ルート証明書の順で1つのテキスト・ファイルに貼り付けます。
完了すると、ファイルは次のようになります。
-----BEGIN CERTIFICATE----- (Server SSL certificate) -----END CERTIFICATE----- -----BEGIN CERTIFICATE----- (Intermediate certificate) -----END CERTIFICATE----- -----BEGIN CERTIFICATE----- (Root certificate) -----END CERTIFICATE-----
構文
importKeyStoreCertificate(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', type='entrytype',filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
インポートするエントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
新たにインポートされるエントリのキー・パスワードを指定します。 |
type
|
インポートするキーストア・エントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificateまたはCertificateChainです。 |
filepath
|
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンのインポート元となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") # generate a key pair with the proper DN svc.generateKeyPair(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', dn='CN=test.example.com, OU=Webtier, O=\'Company Name\', ST=California, C=US', keysize='1024') # generate the CSR and put it in to a text file svc.exportKeyStoreCertificateRequest(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', filepath='/scratch/certreq.crt') # Submit the CSR to a CA who can sign the certificate and import signed cert into # the keystore using the same alias as the key pair. Note that the file being # imported should contain the CA cert along with the server cert and should be # imported as type 'CertificateChain' svc.importKeyStoreCertificate(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='mycert', keypassword='', type='CertificateChain', filepath='/scratch/certsign.pem') # Any CA cert can be imported into the keystore as a trusted cert svc.importKeyStoreCertificate(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', alias='ca-cert', keypassword='', type='TrustedCertificate', filepath='/scratch/cacert.crt')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「generateKeyPair」、「importKeyStoreCertificate」。
説明
指定された期間内に期限切れとなる証明書を一覧表示します。
構文
listExpiringCertificates(days='days', autorenew=true|false)
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
days
|
日数を指定します。リストには、指定された日数内に期限切れとなる証明書のみが含まれます。 |
autorenew
|
期限切れとなる証明書を自動的に更新する場合はtrue、それらを一覧表示するのみの場合はfalseを指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.listExpiringCertificates(days='365', autorenew=false)
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、listExpiringCertificates。
説明
ストライプ内のすべてのキーストアを一覧表示します。Oracle Traffic Directorの場合、権限が保護されたキーストアが構成と同時に作成されるだけでなく、このキーストアは構成と同じ名前を持ちます。したがって、通常、listKeyStoresによって返されるキーストア名は構成名と一致します。
構文
listKeyStores(appStripe='stripe')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアを一覧表示するストライプの名前を指定します。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") svc.listKeyStores(appStripe='OTD')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、listKeyStores。
説明
キーストア内の別名を一覧表示します。生成される証明書またはキーストアにインポートされる証明書はすべて、別名別にリストされます。
構文
listKeyStoreAliases(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', type='entrytype')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
type
|
別名を一覧表示するエントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificate、SecretKeyまたは*です。 |
例
svc = getOpssService("KeyStoreService") # List all certificates svc.listKeyStoreAliases(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', type='*') # List all user certificates (both SSL server and client) svc.listKeyStoreAliases(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', type='Certificate') # List only Trusted CA certificates svc.listKeyStoreAliases(appStripe='OTD', name='myconfig', password='', type='TrustedCertificate')
関連項目
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスの「help」、「importKeyStoreCertificate」、「otd_listCertificates」、「deleteKeyStoreEntry」、「getKeyStoreCertificates」、「exportKeyStoreCertificateRequest」、listKeyStoreAliases。
説明
このコマンドを使用して、フェイルオーバー・インスタンスを追加します。このコマンドは、アクティブ-アクティブ・フェイルオーバー・タイプに対してのみ有効です。フェイルオーバー・グループに最大254個のインスタンスを追加できます。
構文
otd_addFailoverInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
障害グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
instance |
インスタンスの名前。 |
必須。 |
nic |
VIPを管理する必要のあるネットワーク・インタフェース。 |
必須。 |
例2-1 例
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '10.128.67.44' props['instance'] = '1.example.com' props['nic'] = 'eth0' otd_addFailoverInstance(props)
関連項目
説明
このコマンドを使用して、特定のプロキシ・パラメータの生成およびオリジン・サーバーへの転送をブロックします。プロキシ・パラメータおよびヘッダーに関する情報は、otd_forwardProxyInfoに記載されています。
注意:
プロキシ・パラメータに対応するヘッダーが着信リクエストに含まれる場合、Oracle Traffic Directorは、このヘッダーが含まれる着信リクエストをオリジン・サーバーに受け渡します。
構文
otd_blockProxyInfo(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
param |
ブロックするプロキシ・パラメータの名前。 値の範囲: jroute、via、ip、cipher、proxy-agent、keysize、secret-keysize、ssl-id、issuer-dn、user-dn、auth-cert、xforwarded-for、cache-info、ssl。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['param'] = 'ssl' otd_blockProxyInfo(props)
説明
このコマンドを使用して、既存の構成のコピーを作成します。
構文
otd_copyConfiguration(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
source-configuration |
コピーする構成の名前。 |
必須。 |
dest-configuration |
新しい構成の名前。名前には、スペース、無効な文字、またはASCII以外の文字を含めることはできません。 |
必須。 |
例
props = {} props['source-configuration'] = 'foo' props['dest-configuration'] = 'bar' otd_copyConfiguration(props)
説明
このコマンドを使用して、既存の仮想サーバーのコピーを作成します。
構文
otd_copyVirtualServer(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
source-virtual-server |
コピーする仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
dest-virtual-server |
新しい仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['source-virtual-server'] = 'bar' props['dest-virtual-server'] = 'baz' otd_copyVirtualServer(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともにキャッシュ・ルールを作成します。
構文
otd_createCacheRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
cache-rule |
作成するキャッシュ・ルールの名前。 小文字のみ使用可能です。値に大文字が含まれている場合、通知なしに小文字に変更されます。 |
必須。 |
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['cache-rule'] = 'cache-rule-1' otd_createCacheRule(props)
説明
このコマンドを使用して、値の初期セットとともに圧縮ルールを作成します。
構文
otd_createCompressionRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
compression-rule |
作成する圧縮ルールの名前。 小文字のみ使用可能です。値に大文字が含まれている場合、通知なしに小文字に変更されます。 |
必須。 |
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['compression-rule'] = 'compression-rule-1' otd_createCompressionRule(props)
構成とは、Oracle Traffic Directorをインスタンス化するメタデータの集合です。特定のポートでHTTPおよびTCPトラフィックをリスニングし、一連のHTTPおよびTCPオリジン・サーバーに対するフロントエンドとなる新しい構成を作成できます。
説明
このコマンドは、HTTPトラフィックを処理するデフォルト仮想サーバーおよびTCPトラフィックを処理するデフォルトTCPプロキシを作成します。さらに、デフォルト・ルートを作成し、すべてのトラフィックをオリジン・サーバーに転送します。
構文
otd_createConfiguration(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
name |
作成する構成の名前。名前には、スペース、無効な文字、またはASCII以外の文字を含めることはできません。 |
必須。 |
listener-port |
サーバーがリクエストを受け入れるリスナー・ポート。 値の範囲: ポート番号は1から65535の両端の値を含む範囲の整数にする必要があります。 |
必須。 |
server-name |
|
|
ip |
サーバーは、デフォルト・リスナーのこのインターネット・プロトコル(IP)アドレスにバインドします。このIPアドレスに送信されたトラフィックのみが処理されます。*は、サーバーがすべてのIPアドレスをリスニングすることを示します。 値の範囲: *、ホスト名またはIPV4/IPV6アドレス |
|
origin-server-type |
オリジン・サーバーで処理されるリクエストのタイプ。 値の範囲: デフォルト: |
|
origin-server |
バックエンドのサーバーであり、Oracle Traffic Directorはクライアントから受信したリクエストをこのサーバーに転送し、クライアント・リクエストに対するレスポンスをこのサーバーから受信します。たとえば、オリジン・サーバーとして、Oracle WebLogic Serverのようなアプリケーション・サーバー、Webサーバー、LDAPサーバーなどを使用できます。host:port形式のオリジン・サーバーのカンマ区切りリストとして指定する必要があります。 |
複数値。 |
注意:
このコマンドは、readDomain
を使用してドメインを読み取るまではオフライン・モードで呼び出すことはできません。変更を適用するには、コマンドの後にupdateDomain
を使用してドメインを更新するようにしてください。
例
オンライン:
# Online props = {} props['name'] = 'foo' props['listener-port'] = '12345' props['server-name'] = 'foo' props['origin-server'] = 'vault.example.com:80' otd_createConfiguration(props)
オフライン:
# Offline readDomain('/export/domains/otd_domain') props = {} props['name'] = 'foo' props['listener-port'] = '12345' props['server-name'] = 'foo' props['origin-server'] = 'vault.example.com:80' otd_createConfiguration(props) updateDomain() closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、コンテンツ・ルールを作成します。
構文
otd_createContentRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
コンテンツ・ルールを作成する仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
content-rule |
作成するコンテンツ・ルールの名前。 小文字のみ使用可能です。値に大文字が含まれている場合、通知なしに小文字に変更されます。 |
必須。名前は一意である必要があります。 |
uri-prefix |
ディレクトリにマップする必要があるURI接頭辞。 |
必須。 |
directory-path |
ドキュメントを格納する絶対サーバー・パスおよび有効なディレクトリ。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['uri-prefix'] = '/baz' props['directory-path'] = '/qux' props['content-rule'] = 'content-rule-1' otd_createContentRule(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したエラー・コードに対応するエラー・ページを作成します。
構文
otd_createErrorPage(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
code |
エラー・ページを作成するエラー・コード。 値の範囲: 400 - 599。 |
必須。 |
error-page |
エラー・ページを作成する絶対パス。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['code'] = '408' props['error-page'] = '/documents/otd' otd_createErrorPage(props)
説明
このコマンドを使用して、イベントを作成します。
構文
otd_createEvent(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
イベントを作成する構成の名前。 |
必須。 |
event |
イベントを一意に識別する名前。 名前は、1つ以上の文字で構成できます。空白は許可されていません。 |
必須。 |
command |
イベントで実行するコマンド。 値の範囲: 値として、restart、reconfig、rotate-log、rotate-access-logおよびupdate-crlまたは実行可能な任意のコマンドを指定できます。 |
必須。 |
time |
このイベントを起動する時刻(12:30など)。 値の範囲: 時刻の形式は |
|
month |
このイベントを実行する月。 値の範囲: 1-12。 |
|
day-of-month |
このイベントを実行する日。 値の範囲: 1-31。 |
|
day-of-week |
このイベントを実行する曜日。 値の範囲: Sun、Mon、Tue、Wed、Thu、FriまたはSat。 |
|
interval |
このイベントを実行する間隔。 値の範囲: 60 (1分)から86400 (1日)の両端の値を含む秒単位の間隔。 |
|
enabled |
イベントが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event'] = 'event-1' props['command'] = 'rotate-log' props['time'] = '12:00' otd_createEvent(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・サブスクリプションを作成します。
構文
otd_createEventSubscription(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
イベント・サブスクリプションを作成する構成の名前。 |
必須。 |
event-subscription |
イベント・サブスクリプションのユーザー定義名。 |
必須。 |
URL |
サブスクリプションURLを指定します。これが構成されている場合、Oracle Traffic DirectorによってこのURLに通知がパブリッシュされます。 値の範囲: 有効なHTTP URL。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event-subscription'] = 'bar' props['url'] = 'http://example.com:7777/subscriber' otd_createEventSubscription(props)
説明
このコマンドを使用して、一意の仮想IPアドレス(VIP)でグループ化された2つのOracle Traffic Directorインスタンスで構成されるフェイルオーバー・グループを作成し、アクティブ/パッシブ・モードでの高可用性を実現します。リクエストは、指定したVIPアドレスで受信され、プライマリ・インスタンスとして指定されたOracle Traffic Directorインスタンスにルーティングされます。プライマリ・インスタンスに到達できない場合、リクエストはバックアップ・インスタンスにルーティングされます。
フェイルオーバー・グループを作成した後、otd_addFailoverInstance
コマンドを使用してフェイルオーバー・インスタンスを追加します。
複数の構成にわたって最大255個のフェイルオーバー・グループを作成できます。
フェイルオーバー・グループを作成する際、管理ノード・プロセスがインスタンスの置かれているノードでnon-
root
として実行中である場合、これらのノードでroot
ユーザーとしてotd_startFailover
を実行する必要があります。これはフェイルオーバーを手動で開始するためです。このコマンドを実行しないとフェイルオーバーは開始しないため、高可用性を実現できません。
Oracle Traffic Directorでのフェイルオーバーの動作方法の詳細は、『Oracle Traffic Directorの管理』を参照してください。
構文
otd_createFailoverGroup(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
フェイルオーバー・グループを作成する構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
フェイルオーバーの作成対象のVIP。VIPは、フェイルオーバー・グループのノードと同じサブネットに属している必要があり、クライアントからアクセスできる必要があります。 値の範囲: ホスト名またはIPv4/IPv6アドレス。 |
必須。 |
primary-instance |
プライマリとして指定されている既存のインスタンス。 |
必須。 |
backup-instance |
バックアップとして指定されている既存のインスタンス。 |
必須。 |
primary-nic |
VIPを管理する必要のある、プライマリ・インスタンスが実行されているノード上のネットワーク・インタフェース。 |
必須。 |
backup-nic |
VIPを管理する必要のある、バックアップ・インスタンスが実行されているノード上のネットワーク・インタフェース。 |
必須。 |
router-id |
VRRPの必要性は、VIPのフェイルオーバーに参加しているVRRPルーター・グループを識別します。値は、フェイルオーバー・グループ全体で一意にする必要があります。指定されていない場合、デフォルトのrouter-idは1 - 255のランダムな数値になります。 値の範囲: 正の整数。有効な範囲は1 - 255です。 デフォルト: 1 - 255のランダムな数値 |
|
type |
フェイルオーバー・グループ・タイプ。 値: 「アクティブ-パッシブ」、「アクティブ-アクティブ」。 デフォルト値: 「アクティブ-パッシブ」。 注意: このプロパティはLinuxプラットフォームでのみ有効です。 |
例
アクティブ-パッシブ・フェイルオーバー・グループの作成
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '192.0.2.1' props['primary-instance'] = '1.example.com' props['backup-instance'] = '2.example.com' props['primary-nic'] = 'eth0' props['backup-nic'] = 'eth0' otd_createFailoverGroup(props)
アクティブ-アクティブ・フェイルオーバー・グループの作成
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '192.0.2.1' props['failover-type'] = 'active-active' otd_createFailoverGroup(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともに新しいHTTPリスナー・ソケットを作成します。すべての仮想サーバーにおいて、HTTPリスナーが指定されています。新規リクエストが着信すると、Oracle Fusion Middlewareでは、構成済のHTTPリスナーに基づいて、リクエストの送信先となる仮想サーバーを決定します。
構文
otd_createHttpListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
http-listener |
HTTPリスナーを一意に識別する名前。名前は、1つ以上の文字で構成できます。空白は許可されていません。 |
必須。 |
port |
リスニングするポート。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
必須。 |
server-name |
デフォルトのサーバー名。スキーム接頭辞(http://など)とポート接尾辞(:80など)を含めることができます。ホスト名、完全修飾ドメイン名、IPアドレスまたはURL接頭辞を指定できます。URL接頭辞でパスを指定することはできません。 |
必須。 |
default-virtual-server-name |
ホストが一致しなかったリクエストを処理する仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
enabled |
リスナーが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
ip |
リスニングするIPアドレス。 値の範囲: *、ホスト名またはIPアドレス。 |
|
acceptor-threads |
このリスナーが受信する接続の受け入れに特化されたスレッドの数。 値の範囲: 1 - 128。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
blocking-io |
サーバーでブロッキングIOを使用するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
blocking-accept |
クライアントのエンド・ポイントを非ブロッキングのままにしながら、サーバー・リスニング・ソケットのブロッキングを有効/無効にします(MaxProcsが1を上回る場合に役立ちます)。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
handle-protocol-mismatch |
値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
family |
オリジン・サーバーに接続するために使用するソケット・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp デフォルト: auto-tuned。 |
|
listen-queue-size |
オペレーティング・システムのリスニング・キュー・バックログの最大サイズ。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: 128。 |
|
receive-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット受信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
|
send-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット送信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
|
max-requests-per-connection |
キープ・アライブ接続が閉じられるまでにHTTP接続ごとに処理されるキープアライブ・リクエストの最大数。0は、制限がないことを示します。 値の範囲: 任意の正の整数 デフォルト: 0。 |
|
description |
管理者の参照用のHTTPリスナーの説明。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' props['port'] = '23456' props['server-name'] = 'example.com' props['default-virtual-server-name'] = 'bar' otd_createHttpListener(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したマシン上でこの構成のインスタンスを作成します。インスタンスとは、Oracle Fusion Middlewareデーモンの環境のことで、構成、ログ・ファイルおよび他の実行時アーティファクト(ロック・データベース、キャッシュ、一時ファイルなど)が含まれます。
構文
otd_createInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
machine-name |
Oracle WebLogic Serverコンソール内でマシンの作成中に指定した名前で、Oracle Traffic Directorインスタンスが実行されているマシンのホスト名に対応しています。 |
必須。 |
注意:
このコマンドをオフライン・モードで実行する場合、インスタンス・ファイル・アーティファクトが作成されるのは、指定したマシンが管理サーバーと同じホスト上にある場合のみです。それ以外の場合、インスタンス・ファイル・アーティファクトは、管理サーバーとノード・マネージャの両方が起動した後に作成されます。
例
# Online props = {} props['configuration'] = 'foo' props['machine-name'] = 'machine1' otd_createInstance(props) # Offline readDomain('/export/domains/otd_domain') props = {} props['configuration'] = 'foo' props['machine-name'] = 'machine1' otd_createInstance(props) updateDomain() closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、MIMEタイプを作成します。
構文
otd_createMimeType(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
content-type |
MIMEタイプのコンテンツ・タイプ。 |
必須。 |
extensions |
MIME値のファイル拡張子。 |
必須。 複数のファイル拡張子を定義するには、これらをカンマ(,)で区切ります |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['content-type'] = 'bar' props['extensions'] = 'baz' otd_createMimeType(props)
説明
このコマンドを使用して、既存のオリジン・サーバー・プールにオリジン・プール・サーバーを一連の初期値とともに作成します。オリジン・サーバーは、サーバー・プールのメンバーを定義します。
構文
otd_createOriginServer(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
host |
このオリジン・サーバーのIPアドレス/ホスト名。 値の範囲: ホスト名またはIPアドレス。 |
必須。 |
port |
このオリジン・サーバーのポート番号。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
必須。 |
weight |
このオリジン・サーバーの負荷分散の重み。 値の範囲: 1 - 1000。 デフォルト: 1 |
|
backup |
このパラメータは、オリジン・サーバーがバックアップ・サーバーであるかどうかを指定します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
max-connections |
サーバーに対する同時接続の最大数。 値の範囲: 0 - 20480。 デフォルト: 0。 |
|
ramp-up-time |
新しく起動したオリジン・サーバーの容量まで送信レートをランプアップする時間(秒単位)。このパラメータが指定されていない場合、このサーバーに対してリクエスト率の加速がアクティブ化されません。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 0.001。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['host'] = 'www.example.com' props['port'] = '12345' otd_createOriginServer(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールを作成します。オリジン・サーバー・プールでは、ロード・バランシング・リクエストで使用するオリジン・サーバーのプールを構成します。
構文
otd_createOriginServerPool(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
このサーバー・プールが参照される名前。名前は1つ以上の文字で構成できますが、空白は許可されません。 |
必須。 |
origin-server |
このサーバー・プールに属するオリジン・サーバーを表します。複数のカンマ区切り値を指定できます。 |
複数値。 |
type |
このサーバー・プールの各サーバー(によって処理されるリクエスト)のタイプを指定します。 値の範囲: tcp、httpまたはhttps。 デフォルト: http。 |
|
family |
このプールのサーバーに接続するために使用されるソケット・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
load-distribution |
このサーバー・プールの負荷分散に使用されるアルゴリズム。 値の範囲: round-robin、least-connection-countまたはleast-response-time。 デフォルト: ラウンドロビン。 |
|
proxy-server |
host:port形式でのプロキシ・サーバーの名前。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['origin-server'] = 'www.example.com:12345' otd_createOriginServerPool(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともにリクエスト制限ルールを作成します。
構文
otd_createRequestLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
リクエスト制限ルールの名前。 小文字のみ使用可能です。値に大文字が含まれている場合、通知なしに小文字に変更されます。 |
必須。 |
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
max-rps |
仮想サーバーで1秒当たりに受信できるリクエストの最大数。 |
|
max-connections |
一致する同時接続の最大数。 |
|
monitor-attribute |
監視するリクエスト属性。 |
例
props = {}props['configuration'] = 'foo'props['virtual-server'] = 'bar'props['request-limit'] = 'request-limit-1' props['max-connections'] = '2048' otd_createRequestLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともにルートを作成します。ルートの作成時に指定した条件に基づいて、ロード・バランシング・リクエストは、指定したオリジン・サーバー・プールにルーティングされます。仮想サーバーを作成すると、デフォルト・ルートが作成されます。
構文
otd_createRoute(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
作成するルートの名前。 小文字のみ使用可能です。値に大文字が含まれている場合、通知なしに小文字に変更されます。 |
必須。 |
origin-server-pool |
負荷分散リクエストをルーティングする必要があるオリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
uri-prefix |
uri-prefixは、ワイルドカード・パターンを持つURIパスです。リクエストURIがuri-prefixと一致する場合、ルールが実行されます。 |
|
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_createRoute(props)
説明
このコマンドは、指定されたインスタンスのオペレーティング・システム・サービスを作成します。このコマンドは、インスタンスが存在するマシンで特権ユーザーとして実行する必要があります。デフォルトでは、サービスの名前がインスタンスの名前です。すでにインスタンス名を使用したサービスが存在する場合、サービス名はインスタンス・ホームのハッシュで接尾辞が付けられます。デフォルトでは、インスタンスを所有するユーザーとしてサービスが実行されます。/etc/init.d/<instance_name>の{SERVICE_USER}変数を変更して、サービスを異なるユーザーとして実行できます。
インスタンスに既存のサービスが見つかった場合、サービスは作成されません。
構文
otd_createService(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス |
必須。 |
instance |
Oracle Traffic Directorインスタンスの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_createService(props)
デフォルトでは、マシンの再起動時にサービスは再起動しません。次のコマンドを手動で実行して、ユーザーがこの設定を変更できます。
$ chkconfig <service-name> on <run levels>
説明
このコマンドを使用して、指定した場所でOracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメインを作成します。
このコマンドは、オフライン・モードでのみ実行できます。
構文
otd_createStandaloneDomain(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメインが含まれている必要があるドメイン・ディレクトリへのパス。 |
必須。 |
例
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_standalone' otd_createStandaloneDomain(props)
説明
このコマンドを使用して、Oracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメインでOracle Traffic Directorインスタンスを作成します。
このコマンドは、オフライン・モードでのみ実行できます。
構文
otd_createStandaloneInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
instance |
作成するインスタンスの名前。 |
必須。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメインが含まれている必要があるドメイン・ディレクトリへのパス。 |
必須。 |
listener-port |
サーバーがリクエストを受け入れるリスナー・ポート。 値の範囲: ポート番号は1から65535の両端の値を含む範囲の整数にする必要があります。 |
必須。 |
server-name |
origin-server-typeがhttpまたはhttpsである場合のみ有効。サーバー名は、サーバーによって自動的に生成されてクライアントに送信されているあらゆるURLで使用されています。このサーバー名は仮想ホスト名であるか、サーバーが別名を使用している場合は別名である必要があります。サーバー名にコロンとポート番号が付加されている場合、そのポートは生成されたURLで使用されます。 |
|
ip |
サーバーは、デフォルト・リスナーのこのインターネット・プロトコル(IP)アドレスにバインドします。このIPアドレスに送信されたトラフィックのみが処理されます。*は、サーバーがすべてのIPアドレスをリスニングすることを示します。 値の範囲: *、ホスト名またはIPV4/IPV6アドレス。 |
|
origin-server-type |
オリジン・サーバーで処理されるリクエストのタイプ。 値の範囲: http/https/tcp。 デフォルト: http。 |
|
origin-server |
バックエンドのサーバーであり、Oracle Traffic Directorはクライアントから受信したリクエストをこのサーバーに転送し、クライアント・リクエストに対するレスポンスをこのサーバーから受信します。たとえば、オリジン・サーバーとして、Oracle WebLogic Serverのようなアプリケーション・サーバー、Webサーバー、LDAPサーバーなどを使用できます。 host:portという形式でオリジン・サーバーのカンマ区切りのリストとして指定されます。 |
|
例
props = {} props['name'] = 'foo' props['domain-home'] = '/export/domains/otd_standalone' props['listener-port'] = '12345' props['server-name'] = 'foo.bar' otd_createStandaloneInstance(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともに新しいTCPリスナーを作成します。新規リクエストが着信すると、Oracle Traffic Directorでは、構成済のTCPリスナーに基づいて、リクエストの送信先となるTCPプロキシを決定します。
構文
otd_createTcpListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
リスナーを一意に識別する名前。名前は、1つ以上の文字で構成できます。空白は許可されていません。 |
必須。 |
port |
リスニングするポート。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
必須。 |
tcp-proxy-name |
公開されたTCPサービスを識別する名前。 |
必須。 |
enabled |
インスタンスが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
ip |
リスニングするIPアドレス。 値の範囲: ホスト名またはIPアドレス。 |
|
acceptor-threads |
このリスニング・エンド・ポイントのアクセプタ・スレッド。 値の範囲: 1 - 128。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
blocking-accept |
クライアントのエンド・ポイントを非ブロッキングのままにしながら、サーバー・リスニング・ソケットのブロッキングを有効/無効にします( 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
description |
管理者の参照用のTCPリスナーの説明。 |
|
family |
プロトコル・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
listen-queue-size |
オペレーティング・システムのリスニング・キュー・バックログの最大サイズ。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: 128。 |
|
receive-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット受信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
|
send-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット送信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' props['port'] = '34567' props['tcp-proxy-name'] = 'tcp-proxy-1' otd_createTcpListener(props)
説明
このコマンドを使用して、一連の初期値とともに新しいTCPプロキシを作成します。TCPプロキシは、リストされたオリジン・サーバーへのトラフィック・トンネリングのために、TCPリスナーを介してTCPリクエストを処理します。TCPプロキシには複数のTCPリスナーを関連付けることができます。
TCPプロキシに対するFTPサポートを有効にできます。これによって、FTPサーバーをフロントエンド処理するために使用される、TCPプロキシを参照しているTCPリスナーとともにTCPプロキシが有効になります。
構文
otd_createTcpProxy(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-proxy |
公開されたTCPサービスを一意に識別する名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
TCPサービスを提供する既存のサーバー・プールの名前。 |
必須。 |
enabled |
TCPサービスが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
session-idle-timeout |
セッションでロード・バランサがデータの送受信を待機する最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 |
|
protocol |
プロトコルが'ftp'の場合、TCPプロキシは、otd_setTcpProxyPropertiesまたはotd_getTcpProxyPropertiesを使用して設定または取得できる追加のftpプロパティを持ちます。 値の範囲: *、ftp。 デフォルト値: *。 |
FTPをプロトコルとしてotd_createTcpProxyを実行すると、TCPプロキシのFTP構成がプロパティssl-termination、origin-explicit-ftps、client-explicit-ftpsをそれぞれfalse、true、trueとして有効化されます。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-proxy'] = 'bar' props['protocol'] = 'ftp' props['origin-server-pool-name'] = 'tcp-origin-server-pool-1' otd_createTcpProxy(props)
説明
このコマンドを使用して、式、ログ形式およびobj.conf
パラメータで使用する変数を定義します。
構文
otd_createConfigurationVariable(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
name |
文字、数字およびアンダースコアで構成される変数名。変数名の先頭を数字にすることはできません。 |
必須。 |
value |
変数名に対応する値。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['name'] = 'bar' props['value'] = 'baz' otd_createConfigurationVariable(props)
説明
このコマンドを使用して、定義された初期値とともに新しい仮想サーバーを作成します。
構文
otd_createVirtualServer(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーを一意に識別する名前。名前は、1つ以上の文字で構成できます。空白は許可されていません。 |
必須。 |
origin-server-pool |
仮想サーバーを作成するオリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
canonical-server-name |
仮想サーバーの正規ホスト名(別のホスト名を使用してリクエストすると、このホスト名にリダイレクトされます)。ホスト名、完全修飾ドメイン名、IPアドレスまたはURL接頭辞を指定できます。URL接頭辞でパスを指定することはできません。 |
|
log-file |
仮想サーバーのログ・ファイル。 |
|
http-listener |
1つ以上の仮想サーバーのホスト名に関連付けられたHTTPリスナーの名前。複数のカンマ区切り値を指定できます。 |
複数値。 |
host |
仮想サーバー・サービスのホスト名。複数のカンマ区切り値を指定できます。この場合、各値は、1つ以上のホスト名と一致するワイルドカード・パターンにすることができます。 |
複数値。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_createVirtualServer(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルで変数を作成します。変数は、式、ログ形式およびobj.conf
パラメータで使用できます。
構文
otd_createVirtualServerVariable(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
変数を作成する仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
name |
文字、数字およびアンダースコアで構成される変数名。変数名の先頭を数字にすることはできません。 |
必須。 |
value |
変数に対応する値。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['name'] = 'baz' props['value'] = 'qux' otd_createVirtualServerVariable(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つキャッシュ・ルールを削除します。
構文
otd_deleteCacheRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
cache-rule |
削除するキャッシュ・ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['cache-rule'] = 'cache-rule-1' otd_deleteCacheRule(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つ圧縮ルールを削除します。
構文
otd_deleteCompressionRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
compression-rule |
削除する圧縮ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['compression-rule'] = 'compression-rule-1' otd_deleteCompressionRule(props)
説明
このコマンドを使用して、既存の構成ファイルを削除します。
構文
otd_deleteConfigFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
config-file |
削除する構成ファイルの名前。これは、仮想サーバーによって参照されるオブジェクト・ファイルおよび |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['config-file'] = 'bar.conf' otd_deleteConfigFile(props)
説明
このコマンドを使用して、構成にインスタンスが関連付けられていない場合に構成を削除します。
構文
otd_deleteConfiguration(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
name |
削除する構成の名前。 |
必須。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
例
# Online props = {} props['name'] = 'foo' otd_deleteConfiguration(props) # Offline readDomain('/export/domains/otd_domain') props = {} props['name'] = 'foo' otd_deleteConfiguration(props) updateDomain() closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、構成レベルでインストールされているWebアプリケーション・ファイアウォールのルールセット・ファイルを削除します。
構文
otd_deleteConfigurationWebappFirewallRulesetFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
ruleset-file |
削除する必要があるルールセット・ファイルの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['ruleset-file'] = 'bar.conf' otd_deleteConfigurationWebappFirewallRulesetFile(props)
説明
このコマンドを使用して、コンテンツ・ルールを削除します。
構文
otd_deleteContentRule(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
content-rule |
削除するコンテンツ・ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['content-rule'] = 'content-rule-1' otd_deleteContentRule(props)
説明
このコマンドを使用して、証明書失効リスト(CRL)を削除します。
構文
otd_deleteCrl(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
issuer |
CRL発行者の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['issuer'] = 'CN=GlobalSign ServerSign CA,OU=ServerSign CA,O=GlobalSign nv-sa,C=BE' otd_deleteCrl(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したエラー・コードに対応するエラー・ページを削除します。
構文
otd_deleteErrorPage(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
code |
エラー・ページを削除するエラー・コード。 値の範囲: 400 - 599。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['code'] = '408' otd_deleteErrorPage(props)
説明
このコマンドを使用して、スケジュール済イベントを削除します。
構文
otd_deleteEvent(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event |
イベントを一意に識別する名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event'] = 'event-1' otd_deleteEvent(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・サブスクリプションを削除します。
構文
otd_deleteEventSubscription(props)
引数propsは、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event-subscription |
イベント・サブスクリプションのユーザー定義名。 |
必須。 |
例2-2 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event-subscription'] = 'bar' otd_deleteEventSubscription(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したフェイルオーバー・グループを削除します。フェイルオーバー・グループのVIPまたは任意のプロパティを変更するには、フェイルオーバー・グループを削除してから新しく作成しなおす必要があります。
フェイルオーバー・グループを削除する際、管理ノード・プロセスがインスタンスの置かれているノードで非root
として実行中であり、少なくとも1つのフェイルオーバー・グループが引き続き使用可能である場合、これらのノードでroot
ユーザーとしてotd_startFailover
を実行する必要があります。これは手動によるフェイルオーバーの再起動となります。それに対し、フェイルオーバー・グループを削除した後、対応するインスタンスに対して使用可能なフェイルオーバー・グループが他にない場合は、otd_stopFailover
を実行してフェイルオーバーを停止する必要があります。otd_startFailoverまたはotd_stopFailover
のいずれも実行しない場合、削除されたフェイルオーバー・グループに関連付けられたVIPが引き続き使用可能となります。
構文
otd_deleteFailoverGroup(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
削除するフェイルオーバー・グループのVIP。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-ip'] = '10.128.10.10' otd_deleteFailoverGroup(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つHTTPリスナー・ソケットを削除します。
構文
otd_deleteHttpListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
http-listener |
削除するHTTPリスナーの名前。 |
必須。 |
force |
HTTPリスナーの強制削除を有効にします。 デフォルト: false。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' otd_deleteHttpListener(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したインスタンスを削除します。
構文
otd_deleteInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
インスタンスが属する構成の名前。 |
必須。 |
instance |
削除するインスタンスの名前。 |
必須。 |
注意:
このコマンドをオフライン・モードで実行する場合、インスタンス・ファイル・アーティファクトが削除されるのは、指定したマシンが管理サーバーと同じホスト上にある場合のみです。それ以外の場合、インスタンス・ファイル・アーティファクトは、管理サーバーとノード・マネージャの両方が起動した後に削除されます。
例
# Online props = {} props['configuration'] = 'foo' props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_deleteInstance(props) # Offline readDomain('/export/.../domains/otd_domain') props = {} props['configuration'] = 'foo' props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_deleteInstance(props) updateDomain() closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、MIMEタイプを削除します。
構文
otd_deleteMimeType(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
content-type |
MIMEタイプのコンテンツ・タイプ。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['content-type'] = 'bar' otd_deleteMimeType(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したホストおよびポートを持つオリジン・サーバーを削除します。
構文
otd_deleteOriginServer(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
host |
削除するオリジン・サーバーのIPアドレス/ホスト名。 |
必須。 |
port |
削除するオリジン・サーバーのポート番号。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['host'] = 'www.example.com' props['port'] = '12345' otd_deleteOriginServer(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つオリジン・サーバー・プールを削除します。
構文
otd_deleteOriginServerPool(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
削除するオリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_deleteOriginServerPool(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つリクエスト制限を削除します。
構文
otd_deleteRequestLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
リクエスト制限ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['request-limit'] = 'request-limit-1' otd_deleteRequestLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つルートを削除します。
構文
otd_deleteRoute(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
削除するルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' otd_deleteRoute(props)
説明
このコマンドは、存在する場合に指定されたインスタンスのオペレーティング・システム・サービスを削除します。 このコマンドは、インスタンスが存在するマシンで特権ユーザーとして実行する必要があります。
構文
otd_deleteService(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
必須。 |
instance |
Oracle Traffic Directorインスタンスの名前。 |
必須。 |
例2-3 例タイトル
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_deleteService(props)
説明
このコマンドを使用して、Oracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメイン内で指定した名前を持つOracle Traffic Directorインスタンスを削除します。
このコマンドは、オフライン・モードでのみ実行できます。
構文
otd_deleteStandaloneInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
instance |
削除するインスタンスの名前。 |
必須。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorスタンドアロン・ドメインが含まれている必要があるドメイン・ディレクトリへのパス。 |
必須。 |
例
props = {} props['instance'] = 'foo' props['domain-home'] = '/export/domains/otd_standalone' otd_deleteStandaloneInstance(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つTCPリスナーを削除します。
構文
otd_deleteTcpListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
削除するTCPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' otd_deleteTcpListener(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つTCPプロキシを削除します。
構文
otd_deleteTcpProxy(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-proxy |
削除するTCPプロキシの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-proxy'] = 'bar' otd_deleteTcpProxy(props)
説明
このコマンドを使用して、構成レベルで定義されている変数を削除します。
構文
otd_deleteConfigurationVariable(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
name |
削除する変数の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['name'] = 'bar' otd_deleteConfigurationVariable(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した名前を持つ仮想サーバーを削除します。
構文
otd_deleteVirtualServer(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
削除する仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_deleteVirtualServer(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルで定義されている指定名を持つ変数を削除します。
構文
otd_deleteVirtualServerVariable(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
name |
削除する変数の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['name'] = 'baz' otd_deleteVirtualServerVariable(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでインストールされているWebアプリケーション・ファイアウォールのルールセット・ファイルを削除します。
構文
otd_deleteVirtualServerWebappFirewallRulesetFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
ruleset-filename |
削除する必要があるルールセット・ファイルの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['ruleset-file'] = 'baz.conf' otd_deleteVirtualServerWebappFirewallRulesetFile(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールのメンテナンスを無効にします。
構文
otd_disableOriginServerPoolMaintenance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_disableOriginServerPoolMaintenance(props)
説明
このコマンドを使用して、URIを介したperfdump
出力へのアクセスを無効にします。
構文
otd_disablePerfDump(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disablePerfDump(props)
説明
このコマンドを使用して、特定のリクエスト制限に対するイベントを無効にします。
構文
otd_disableRequestLimitEvents(props)
引数'props'は、次のプロパティを含める必要があるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
無効にするリクエスト制限の名前。 |
必須。 |
例2-4 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['request-limit'] = 'request-limit-1' otd_disableRequestLimitEvents(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート認証を無効にします。
構文
otd_disableRouteAuth(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route' otd_disableRouteAuth(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート・レベルで帯域幅制限を無効にします。
構文
otd_disableRouteBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
type |
無効にする帯域幅制限のタイプ。 値の範囲: |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['type'] = 'request' otd_disableRouteBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、URIを介したXML形式の仮想サーバー統計へのアクセスを無効にします。
構文
otd_disableStatsXml(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disableStatsXml(props)
説明
このコマンドを使用して、インスタンスのステータス・リスナーを無効にします。
構文
otd_disableStatusListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例2-5 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_disableStatusListener(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのアクセス・ログを無効にします。
構文
otd_disableVirtualServerAccessLog(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disableVirtualServerAccessLog(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのWebアプリケーション・ファイアウォールを無効にします。
構文
otd_disableWebAppFirewall(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disableWebappFirewall(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでリクエスト帯域幅制限を無効にします。
構文
otd_disableVirtualServerRequestBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disableVirtualServerRequestBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでレスポンス帯域幅制限を無効にします。
構文
otd_disableVirtualServerResponseBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_disableVirtualServerResponseBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールのメンテナンスを有効にします。
構文
otd_enableOriginServerPoolMaintenance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
response-code |
メンテナンスが有効なオリジン・サーバー・プールにリクエストが到達するときの、レスポンス・コードを指定します。 これが構成されていない場合、その暗黙的な値は、 |
|
response-file |
メンテナンスが有効なオリジン・サーバー・プールにリクエストが到達するときに、クライアントに送信するHTMLファイルの絶対パス。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['response-code'] = '503' otd_enableOriginServerPoolMaintenance(props)
説明
URIを介したperfdump
出力へのアクセスを有効にします。perfdump
ユーティリティは、Oracle Traffic Directorのパフォーマンス・データを収集してASCII形式で表示します。このユーティリティによって、より多くの種類の統計を監視できます。perfdump
では、統計が統合されます。単一のプロセスを監視するのではなく、統計はプロセスの数に応じて増加します。このため、サーバー・パフォーマンスのより正確なビューが提供されます。
構文
otd_enablePerfDump(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
uri |
デフォルト: /.perf。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_enablePerfDump(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート認証を有効にします。
構文
otd_enableRouteAuth(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
auth-user |
認証ユーザーを指定します。 |
必須。 |
auth-password |
ユーザーのパスワードを指定します。 |
必須。 |
auth-header |
認証ヘッダーの名前を指定します。 デフォルトはAuthorizationです。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['auth-user'] = 'baz' props['auth-password'] = 'qux' otd_enableRouteAuth(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート・レベルで帯域幅制限を有効にします。
構文
otd_enableRouteBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
帯域幅制限を有効にする仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
帯域幅制限を有効にするルートの名前。 |
必須。 |
type |
適用する帯域幅制限のタイプ。 値の範囲: |
必須。 |
max-bps-per-monitor |
バケット全体の最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
max-bps-per-connection |
接続当たりの最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
timeout |
秒単位の値。リクエストがキュー内で待機した時間がこの長さに達すると、リクエストは中断されます。 デフォルト: 60。 |
|
monitor |
リクエストが属するバケットの名前。 デフォルト: タイプがresponseである場合は$ip。 |
|
error-code |
リクエストが中断されたときに返されるHTTPエラー・コード。 値の範囲: 400-599。 デフォルト: 503。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['type'] = 'request' props['max-bps-per-monitor'] = '512' otd_enableRouteBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したリクエスト制限に対するイベントを有効にします。
構文
otd_enableRequestLimitEvents(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
有効にするリクエスト制限の名前。 |
必須。 |
event-notification-interval |
時間間隔(秒)。通知メッセージは、間隔ごとにサブスクライバに送信され、構成されたリクエスト制限を超えたすべての監視に関する情報が含まれます。 範囲: 1から32767の両端の値を含む秒単位の間隔 |
必須。 |
例2-6 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['request-limit'] = 'request-limit-1' props['event-notification-interval'] = '60' otd_enableRequestLimitEvents(props)
説明
このコマンドを使用して、URIを介したXML形式の仮想サーバー統計へのアクセスを有効にします。
構文
otd_enableStatsXml(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
uri |
XML形式の統計レポートを使用可能にするURI。 デフォルト: /stats-xml。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_enableStatsXml(props)
説明
このコマンドを使用して、ステータス・チェック・リクエストに対するリスナーを有効にします。さらに、このコマンドを使用して、有効なステータス・リスナーのプロパティを変更します。
構文
otd_enableStatusListener(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
port |
リスニングするポート。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
必須。 |
ip |
リスニングするIPアドレス。 値の範囲: ホスト名またはIPアドレス。 |
|
family |
プロトコル・ファミリ。 値の範囲: default、inetまたはinet6。 デフォルト: default |
|
例2-7 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['port'] = '12345' otd_enableStatusListener(props)
説明
このコマンドを使用して、特定の仮想サーバーのWebアプリケーション・ファイアウォールを有効にします。
構文
otd_enableWebAppFirewall(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_enableWebappFirewall(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのアクセス・ログを有効にします。
構文
otd_VirtualServerAccessLog(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
log-file |
この構成のアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/access.log |
|
format |
形式は、アクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
|
log-ip |
クライアントのIPアドレスをアクセス・ログに記録するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['log-file'] = 'logs/access.log' otd_enableVirtualServerAccessLog(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでリクエスト帯域幅制限を有効にします。
構文
otd_enableVirtualServerRequestBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
帯域幅制限を有効にする仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
max-bps-per-monitor |
バケット全体の最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
max-bps-per-connection |
接続当たりの最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
timeout |
秒単位の値。リクエストがキュー内で待機した時間がこの長さに達すると、リクエストは中断されます。 デフォルト: 60。 |
|
monitor |
リクエストが属するバケットの名前。 デフォルト: タイプがresponseである場合は$ip。 |
|
error-code |
リクエストが中断されたときに返されるHTTPエラー・コード。 値の範囲: 400-599。 デフォルト: 503。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['max-bps-per-monitor'] = '1024' otd_enableVirtualServerRequestBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでレスポンス帯域幅制限を有効にします。
構文
otd_enableVirtualServerResponseBandwidthLimit(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
帯域幅制限を有効にする仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
max-bps-per-monitor |
バケット全体の最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
max-bps-per-connection |
接続当たりの最大リクエスト帯域幅のバイト/秒単位の値。 デフォルト: 0。 |
0に設定すると、帯域幅制限が適用されないことを意味します。 |
timeout |
秒単位の値。リクエストがキュー内で待機した時間がこの長さに達すると、リクエストは中断されます。 デフォルト: 60。 |
|
monitor |
リクエストが属するバケットの名前。 デフォルト: タイプがresponseである場合は$ip。 |
|
error-code |
リクエストが中断されたときに返されるHTTPエラー・コード。 値の範囲: 400-599。 デフォルト: 503。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['max-bps-per-monitor'] = '1024' otd_enableVirtualServerResponseBandwidthLimit(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のconfig
ディレクトリに配置されるOracleウォレットにキーストア内のすべての証明書をエクスポートします。ウォレット・パスワードが設定されている場合、エクスポートしたウォレットはパスワードで保護されたウォレット(ewallet.p12)ですが、そうでない場合は、自動ログイン専用のウォレット(cwallet.sso)です。
構文
otd_exportKeyStore(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_exportKeyStore(props)
説明
このコマンドを使用して、プロキシ情報を転送します。特定のプロキシ・パラメータに関する情報が生成され、HTTPヘッダーを使用してオリジン・サーバーに転送されます。デフォルトで使用されるHTTPヘッダーは、オリジン・サーバーがOracle WebLogic Serverであるかどうかに応じて異なります。
パラメータ名 | 説明 | WLSのデフォルトのHTTPヘッダー | WLS以外のデフォルトのHTTPヘッダー |
---|---|---|---|
jroute |
セッションの固定性を実装するためにset-origin-server関数と一部のサーブレット・コンテナによって使用されるリクエスト・ルーティングに関する情報。 |
Proxy-jroute |
Proxy-jroute |
via |
リクエストのルーティングに関与していたプロキシ・サーバーおよびプロトコル・バージョン。 |
Via |
Via |
ip |
クライアントの実際のIPアドレス。 |
Wl-proxy-client-ip |
Client-ip |
xforwarded-for |
プロキシを介して接続する元のクライアントIPを追跡するために使用されます。 |
X-forwarded-for |
X-forwarded-for |
proxy-agent |
プロキシ・サーバーの説明名およびバージョン。 |
Proxy-agent |
Proxy-agent |
cache-info |
クライアントのキャッシュ・ヒット数。 |
Cache-info |
Cache-info |
ssl |
クライアント接続がSSLを介して行われたかどうかを示すtrue/falseの値 |
Wl-proxy-ssl |
Proxy-ssl |
cipher |
クライアントのSSL/TLS暗号スイート。 |
Proxy-cipher |
Proxy-cipher |
keysize |
クライアントのSSL/TLS鍵サイズ。 |
Wl-Proxy-client-keysize |
Proxy-keysize |
secret-keysize |
クライアントのSSL/TLS秘密鍵のサイズ。 |
Wl-proxy-client-secretkeysize |
Proxy-secret-keysize |
ssl-id |
クライアントのSSL/TLSセッションID。 |
Proxy-ssl-id |
Proxy-ssl-id |
auth-cert |
クライアントのX.509形式のSSL/TLS証明書。 |
Wl-proxy-client-cert |
Proxy-auth-cert |
user-dn |
クライアントのSSL/TLS証明書のサブジェクトの識別名。 |
Proxy-user-dn |
Proxy-user-dn |
issuer-dn |
クライアントのSSL/TLS証明書の発行者の識別名。 |
Proxy-issuer-dn |
Proxy-issuer-dn |
構文
otd_forwardProxyInfo(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
param |
ブロックするプロキシ・パラメータの名前。 値の範囲: jroute、via、ip、cipher、proxy-agent、keysize、secret-keysize、ssl-id、issuer-dn、user-dn、auth-cert、xforwarded-for、cache-info、ssl。 |
必須。 |
header |
プロキシ・パラメータをオリジン・サーバーに送信するために使用されるHTTPヘッダーの名前。 デフォルト: 指定したプロキシ・パラメータに対応するデフォルトのHTTPヘッダー。 |
必須。 |
注意:
受信リクエストに指定したヘッダーが含まれる場合、オリジン・サーバーに転送されるリクエスト内のヘッダーが、生成されたヘッダーに置き換えられます。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['param'] = 'via' otd_forwardProxyInfo(props)
説明
このコマンドを使用して、アクセス・ログ・バッファのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setAccessLogBufferPropertiesで説明されています。
構文
otd_getAccessLogBufferProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getAccessLogBufferProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、キャッシュ・プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setCachePropertiesで説明されています。
構文
otd_getCacheProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、キャッシュ・ルールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setCacheRulePropertiesで説明されています。
構文
otd_getCacheRuleProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
cache-rule |
キャッシュ・ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['cache-rule'] = 'cache-rule-1' otd_getCacheRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、圧縮ルールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setCompressionRulePropertiesで説明されています。
構文
otd_getCompressionRuleProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
compression-rule |
圧縮ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['compression-rule'] = 'compression-rule-1' otd_getCompressionRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成ファイルのコンテンツを表示します。
構文
otd_getConfigFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
config-file |
フェッチする必要がある構成ファイルの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['config-file'] = 'foo-obj.conf' otd_getConfigFile(props)
説明
このコマンドを使用して、構成の次のアクセス・ログのプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
file |
この構成のアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/access.log |
format |
形式は、アクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
default-access-log-format |
アクセス・ログ・エントリのデフォルトの形式: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
構文
otd_getConfigurationAccessLogProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getConfigurationAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、証明書失効リスト(CRL)のプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setConfigurationCrlPropertiesで説明されています。
構文
otd_getConfigurationCrlProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getConfigurationCrlProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setConfigurationPropertiesで説明されています。
構文
otd_getConfigurationProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getConfigurationProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、コンテンツ・ルールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setContentRulePropertiesで説明されています。
構文
otd_getContentRuleProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
content-rule |
コンテンツ・ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['content-rule'] = 'content-rule-1' otd_getContentRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ドメイン・ネーム・サーバー(DNS)のキャッシュ・プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setDnsCachePropertiesで説明されています。
構文
otd_getDnsCacheProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getDnsCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ドメイン・ネーム・サーバー(DNS)のプロパティを表示します。DNSは、192.0.3.11などの標準IPアドレスを、www.example.comなどのホスト名に関連付けます。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setDnsPropertiesで説明されています。
構文
otd_getDnsProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getDnsProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・プロパティを取得します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setEventPropertiesで説明されています。
構文
otd_getEventProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event |
イベントの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event'] = 'bar' otd_getEventProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・サブスクリプション・プロパティを取得します。
構文
otd_getEventSubscriptionProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event-subscription |
イベント・サブスクリプションのユーザー定義名。 |
必須。 |
例2-8 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event-subscription'] = 'bar' otd_getEventSubscriptionProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ファイル・キャッシュ・プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setFileCachePropertiesで説明されています。
構文
otd_getFileCacheProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getFileCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、フェイルオーバー・グループの次のプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
virtual-ip |
フェイルオーバーの作成対象のVIP。VIPは、フェイルオーバー・グループのノードと同じサブネットに属している必要があり、クライアントからアクセスできる必要があります。 値の範囲: ホスト名またはIPv4/IPv6アドレス。 |
必須。 |
primary-instance |
プライマリとして指定されている既存のインスタンス。 |
必須。 |
backup-instance |
バックアップとして指定されている既存のインスタンス。 |
必須。 |
primary-nic |
VIPを管理する必要のある、プライマリ・インスタンスが実行されているノード上のネットワーク・インタフェース。 |
必須。 |
backup-nic |
VIPを管理する必要のある、バックアップ・インスタンスが実行されているノード上のネットワーク・インタフェース。 |
必須。 |
router-id |
VRRPの必要性は、VIPのフェイルオーバーに参加しているVRRPルーター・グループを識別します。値は、フェイルオーバー・グループ全体で一意にする必要があります。 値の範囲: 正の整数。有効な範囲は1 - 255です。 デフォルト: 1 - 255のランダムな数値 |
このコマンドには、次の追加プロパティがあります。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
type |
フェイルオーバー・グループ・タイプ。 |
構文
otd_getFailoverGroupProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
フェイルオーバー・グループを作成する構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
フェイルオーバー・グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-ip'] = '192.0.2.1' otd_getFailoverGroupProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ヘルス・チェックのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setHealthCheckPropertiesで説明されています。
構文
otd_getHealthCheckProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_getHealthCheckProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、HTTPリスナーのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setHttpListenerPropertiesで説明されています。
構文
otd_getHttpListenerProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
http-listener |
HTTPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' otd_getHttpListenerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、HTTPリスナーのSecure Sockets Layer (SSL)のプロパティを表示します。SSLは、クライアントとサーバー間にセキュアな接続を確立するソフトウェア・ライブラリです。SSLは、HTTPのセキュア・バージョンであるHTTPSを実装するために使用されます。
このコマンドによって返されるプロパティはotd_setHttpListenerSslPropertiesで説明されています。
構文
otd_getHttpListenerSslProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
http-listener |
HTTPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' otd_getHttpListenerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、HTTPプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setHttpPropertiesで説明されています。
構文
otd_getHttpProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getHttpProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、スレッド・プールのプロパティを表示します。スレッド・プールを使用して、一定数のスレッドを特定のサービスに割り当てることができます。スレッドの最大数を1とするプールを定義することで、指定したサービス機能に対して1つのリクエストのみを許可できます。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setHttpThreadPoolPropertiesで説明されています。
構文
otd_getHttpThreadPoolProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getHttpThreadPoolProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、キープ・アライブのプロパティを表示します。Oracle Traffic Directorのキープ・アライブまたはHTTP/1.1の永続接続処理サブシステムは、スケーラブルに設計されています。構成が必要度に一致していないと、ワークロードが永続的ではない場合(つまり、KeepAliveヘッダーのないHTTP/1.0である場合)、またはキープ・アライブ接続を主に提供する負荷の軽いシステムの場合、パフォーマンスが最適な状態に至らない可能性があります。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setKeepalivePropertiesで説明されています。
構文
otd_getKeepAliveProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getKeepaliveProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ログ・プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setLogPropertiesで説明されています。
構文
otd_getLogProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールのメンテナンスのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_enableOriginServerPoolMaintenanceで説明されています。
構文
otd_getOriginServerPoolMaintenanceProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_getOriginServerPoolMaintenanceProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setOriginServerPoolPropertiesで説明されています。
構文
otd_getOriginServerPoolProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_getOriginServerPoolProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバーのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setOriginServerPoolPropertiesで説明されています。
構文
otd_getOriginServerProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
host |
オリジン・サーバーのIPアドレス/ホスト名。 |
必須。 |
port |
オリジン・サーバーのポート番号。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['host'] = 'www.example.com' props['port'] = '12345' otd_getOriginServerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバーのSSLのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setOriginServerPoolSslPropertiesで説明されています。
構文
otd_getOriginServerPoolSslProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_getOriginServerPoolSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、パーティションの次のアクセス・ログのプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
log-file |
パーティションのアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/$PARTITION_NAME.log |
format |
形式は、パーティションのアクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
default-access-log-format |
パーティションのアクセス・ログ・エントリのデフォルトの形式: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
構文
otd_getPartitionAccessLogProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。これは、Oracle Traffic Directorランタイムをライフサイクル・マネージャに登録する際に指定する構成の名前である必要があります。 |
必須。 |
partition |
パーティションの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'mt' props['partition'] = 'WLSPartition' otd_getPartitionAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ブラウザ上で様々なサブシステムのランタイム統計をテキスト・レポートとして表示します。
構文
otd_getPerfDump(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
instance-name |
インスタンスの名前。 |
必須。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
例
# Online props = {} props['instance-name'] = 'otd_abc123.example.com' otd_getPerfDump(props) # Offline props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' props['instance-name'] = 'otd_abc123.example.com' otd_getPerfDump(props)
説明
このコマンドを使用して、次のperfdump
プロパティを取得します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
enabled |
デフォルトはfalseです。 |
必須。 |
uri |
デフォルト: /.perf。 |
必須。 |
構文
otd_getPerfDumpProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getPerfDumpProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、リクエスト制限のプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setRequestLimitPropertiesで説明されています。
構文
otd_getRequestLimitProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
リクエスト制限ルールの名前。 |
必須。 |
event-notification-interval |
時間間隔(秒)。通知メッセージは、間隔ごとにサブスクライバに送信され、構成されたリクエスト制限を超えたすべての監視に関する情報が含まれます。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['request-limit'] = 'request-limit-1' otd_getRequestLimitProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、次のルート認証のプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
auth-user |
認証ユーザーを指定します。 |
必須。 |
auth-header |
認証ヘッダーの名前を指定します。 デフォルトはAuthorizationです。 |
構文
otd_getRouteAuthProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' otd_getRouteAuthProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート・レベルで帯域幅制限のプロパティを取得します。
構文
otd_getRouteBandwidthLimitProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
type |
帯域幅制限のタイプ。 値の範囲: |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['type'] = 'request' otd_getRouteBandwidthLimitProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ルート・プロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setRoutePropertiesで説明されています。
構文
otd_getRouteProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' otd_getRouteProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、Simple Network Management Protocol (SNMP)のプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setSnmpPropertiesで説明されています。
構文
otd_getSnmpProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getSnmpProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、SSLセッション・データのキャッシング用に現在定義されているプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setSslSessionCachePropertiesで説明されています。
構文
otd_getSslSessionCacheProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getSslSessionCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、統計収集サブシステムのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setStatsPropertiesで説明されています。
構文
otd_getStatsProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getStatsProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、XML形式の様々なサブシステムのランタイム統計を表示します。
構文
otd_getStatsXml(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
instance |
インスタンスの名前。 |
必須。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
例
オンライン構文:
props = {} props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_getStatsXml(props)
オフライン構文:
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' props['instance'] = 'otd_foo_machine1' otd_getStatsXml(props)
説明
このコマンドを使用して、XML形式で統計データを収集およびレポートするために定義された次のプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
enabled |
URIを通じたXML形式の仮想サーバー統計へのアクセスが有効かどうか。 |
false |
url |
XML形式の統計レポートを使用可能にするURI。 |
/stats-xml |
構文
otd_getStatsXmlProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getStatsXmlProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ステータス・リスナーのプロパティを表示します。
構文
otd_getStatusListenerProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例2-9 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getStatusListenerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ステータス・リスナーのSSLプロパティを表示します。
構文
otd_getStatusListenerSslProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例2-10 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getStatusListenerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPアクセス・ログの次のプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setTcpAccessLogPropertiesで説明されています。
プロパティ | 説明 |
---|---|
file |
この構成のアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/tcp-access.log |
構文
otd_getTcpAccessLogProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getTcpAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPリスナーのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setTcpListenerPropertiesで説明されています。
構文
otd_getTcpListenerProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
TCPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' otd_getTcpListenerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPリスナーのSecure Sockets Layer (SSL)のプロパティを表示します。SSLは、クライアントとサーバー間にセキュアな接続を確立するソフトウェア・ライブラリです。SSLは、HTTPのセキュア・バージョンであるHTTPSを実装するために使用されます。
このコマンドによって返されるプロパティはotd_setTcpListenerSslPropertiesで説明されています。
構文
otd_getTcpListenerSslProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
TCPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' otd_getTcpListenerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPプロキシのプロパティを表示します。
構文
otd_getTcpProxyProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-proxy |
公開されたTCPサービスを一意に識別する名前。 |
必須。 |
このコマンドによって返されるプロパティはotd_setTcpProxyPropertiesで説明されています。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-proxy'] = 'bar' otd_getTcpProxyProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPスレッド・プールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setTcpThreadPoolPropertiesで説明されています。
構文
otd_getTcpThreadPoolProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_getTcpThreadPoolProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、次のアクセス・ログのプロパティを表示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーでこのアクセス・ログに書き込むかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
file |
この構成のアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/access.log |
format |
形式は、アクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
log-ip |
クライアントのIPアドレスをアクセス・ログに記録するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
default-access-log-format |
アクセス・ログ・エントリのデフォルトの形式: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
構文
otd_getVirtualServerAccessLogProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getVirtualServerAccessLogProperties(props
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでリクエスト帯域幅制限のプロパティを取得します。
構文
otd_getVirtualServerRequestBandwidthLimitProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getVirtualServerRequestBandwidthLimitProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバー・レベルでレスポンス帯域幅制限のプロパティを取得します。
構文
otd_getVirtualServerResponseBandwidthLimitProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getVirtualServerBandwidthLimitProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setVirtualServerPropertiesで説明されています。
構文
otd_getVirtualServerProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getVirtualServerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのSSLプロパティを取得します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setVirtualServerSslPropertiesで説明されています。
構文
otd_getVirtualServerSslProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getVirtualServerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、Webアプリケーション・ファイアウォールのプロパティを表示します。このコマンドによって返されるプロパティはotd_setWebappFirewallPropertiesで説明されています。
構文
otd_getWebappFirewallProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_getWebappFirewallProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)ルールが含まれるファイルをサーバー構成ディレクトリにアップロードします。これらのルールは、すべての仮想サーバー全体に適用されます。
構文
otd_installConfigurationWebappFirewallRulesetFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
file-path |
インストールするルールセット・ファイルのフルパス。 |
必須。 |
file-on-server |
インストールするファイルが管理サーバー・ホストで使用可能かどうか。 デフォルトはfalseです。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['file-path'] = '/export/bar.conf' otd_installConfigurationWebappFirewallRulesetFile(props)
説明
このコマンドを使用して、認証局(CA)によって発行された証明書失効リスト(CRL)をサーバー構成ディレクトリにインストールします。CRLには、クライアントまたはサーバーのユーザーが信頼することのできないすべての証明書がリストされます。
構文
otd_installCrl(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
file-path |
インストールするCRLファイルのフルパスを指定します。 |
必須。 |
file-on-server |
このオプションを指定すると、管理サーバー・コンピュータでCRLファイルを使用できます。このオプションを指定しない場合、CRLファイルはクライアント・マシンで使用されると想定され、サーバーにアップロードされます。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['file-path'] = '/export/ServerSign.crl' otd_installCrl(props)
説明
このコマンドを使用して、Webアプリケーション・ファイアウォールのルールセット・ファイルをサーバー構成ディレクトリにアップロードします。これらのルールは、指定した仮想サーバーによって処理されるリクエストに対してのみ適用されます。
構文
otd_installVirtualServerWebappFirewallRulesetFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
file-path |
インストールするルールセット・ファイルのフルパス。このファイルは、管理サーバー・ホストで使用できる必要があります。 |
必須。 |
file-on-server |
インストールするファイルが管理サーバー・ホストで使用可能かどうか。 デフォルトはfalseです。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['file-path'] = '/export/rulesets/baz.conf' otd_installVirtualServerWebappFirewallRulesetFile(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した仮想サーバーに定義されているキャッシュ・ルールのリストを表示します。
構文
otd_listCacheRules(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がキャッシュ・ルールの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listCacheRules(props)
説明
このコマンドを使用して、キーストア内に存在するタイプCertificateの証明書をすべてリストします。
構文
otd_listCertificates(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、マップのリストを返します。各マップは、プロパティalias
、subject
、issuer
、serial-number
およびkey-type
を持つ1つの証明書を表します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listCertificates(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した仮想サーバーに定義されている圧縮ルールをリストします。
構文
otd_listCompressionRules(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列が圧縮ルールの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listCompressionRules(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した構成に関連する構成ファイルをリストします。
構文
otd_listConfigFiles(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列が構成ファイルの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listConfigFiles(props)
説明
このコマンドを使用して、各文字列が既存の構成の名前を表す文字列のリストを返します。
構文
otd_listConfigurations()
例
# Online otd_listConfigurations() # Offline readDomain('/export/domains/otd_domain') otd_listConfigurations() closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、構成に対して定義されたすべてのWebアプリケーション・ファイアウォール・ルールセットをリストします。
構文
otd_listConfigurationWebappFirewallRulesetFiles(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がWebアプリケーション・ファイアウォール・ルールセット・ファイルの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listConfigurationWebappFirewallRulesetFiles(props)
説明
このコマンドを使用して、コンテンツ・ルールをリストします。
構文
otd_listContentRules(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listContentRules(props)
説明
このコマンドを使用して、インストールされている証明書失効リスト(CRL)をすべてリストします。
構文
otd_listCrls(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listCrls(props)
説明
このコマンドを使用して、エラー・ページおよび対応するエラー・コードをすべてリストします。
構文
otd_listErrorPages(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listErrorPages(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のすべてのスケジュール済イベントをリストします。
構文
otd_listEvents(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listEvents(props)
説明
このコマンドを使用して、サブスクライブ済イベント・サブスクリプションのリストを表示します。
構文
otd_listEventSubscriptions(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
例2-11 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listEventSubscriptions(props)
関連項目
「help」、「otd_createEventSubscription」、「otd_deleteEventSubscription」、「otd_getEventSubscriptionProperties」、「otd_listEventSubscriptions」説明
このコマンドを使用して、各文字列が既存のフェイルオーバー・グループのvirtual-ip
を表す文字列のリストを返します。
構文
otd_listFailoverGroups(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listFailoverGroups(props)
説明
このコマンドを使用して、アクティブ-アクティブ・フェイルオーバー・グループ・タイプに存在するすべてのインスタンスをリストします。このコマンドはマップのリストを返し、各マップは、プロパティ・インスタンスおよびNICを持つ1つのインスタンスを表します。
構文
otd_listFailoverInstances(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
障害グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
例2-12 例
フェイルオーバー・グループをリストするには、次の例をその下の詳細とともに参照してください。
構成: ha
インスタンス: 1.example.com
仮想IPアドレス: 10.128.67.44
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '10.128.67.44' props['instance'] = '1.example.com' otd_listFailoverInstances(props)
説明
このコマンドを使用して、構成に定義されているHTTPリスナーの名前をリストします。
構文
otd_listHttpListeners(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がHTTPリスナーの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listHttpListeners(props)
説明
このコマンドを使用して、この構成のすべてのインスタンスをリストします。
構文
otd_listInstances(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がインスタンスの名前を表す文字列のリストを返します。
例
#Online props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listInstances(props) #Offline readDomain('/export/domains/otd_domain') props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listInstances(props) closeDomain()
説明
このコマンドを使用して、MIMEタイプをリストします。
構文
otd_listMimeTypes(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listMimeTypes(props)
説明
このコマンドを使用して、プールに定義されているオリジン・サーバーのリストを表示します。
構文
otd_listOriginServers(props)
引数props
は、otd_createOriginServerで説明されているプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' otd_listOriginServers(props)
説明
このコマンドを使用して、構成に定義されているオリジン・サーバー・プールをリストします。
構文
otd_listOriginServerPools(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がオリジン・サーバー・プールの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listOriginServerPools(props)
説明
このコマンドを使用して、指定した構成内のOracle Traffic Directorパーティションをすべてリストします。Oracle Traffic Directorパーティション名は、このパーティションがフロント・エンドとなるWLSパーティション名と同じである必要があります。この場合、Oracle Traffic Directorがフロント・エンドとなるWLSパーティションがすべてリストされます。
構文
otd_listPartitions(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。これは、Oracle Traffic Directorランタイムをライフサイクル・マネージャに登録する際に指定する構成の名前である必要があります。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'mt' otd_listPartitions(props)
説明
このコマンドを使用して、ルートに構成されているプロキシ・パラメータの情報をリストします。
構文
otd_listProxyInfo(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' otd_listProxyInfo(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーに定義されているリクエスト制限の条件をリストします。
構文
otd_listRequestLimits(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がリクエスト制限の名前を表す文字列のリストを返します
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listRequestLimits(props)
説明
指定したパーティション内に存在するすべてのresource-groups
に関する情報を提供します。resource-group
情報には、resource-group
のターゲットであるすべてのvirtual-targets
に関する情報が含まれます。一方、virtual-target
情報には、virtual-target
名および対応するOracle Traffic Directorアーティファクト情報(route
名、virtual-server
名およびorigin-server-pool
名など)が含まれます。
構文
otd_listResourceGroups(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。これは、Oracle Traffic Directorランタイムをライフサイクル・マネージャに登録する際に指定する構成の名前である必要があります。 |
必須。 |
partition |
パーティションの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'mt' props['partition'] = 'WLSPartition' otd_listResourceGroups(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーに定義されているルールをリストします。
構文
otd_listRoutes(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がルートの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listRoutes(props)
説明
このコマンドは、コマンドが実行されるマシンに存在するOracle Traffic Directorインスタンスに対応するオペレーティング・システム・サービスをリストします。このコマンドは、各ディクショナリに次に示されるプロパティが含まれる名前(文字列) - 値(文字列)のペアのpythonディクショナリのリストを返します。
構文
otd_listServices(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
必須。 |
例2-13 例タイトル
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' otd_listServices(props)
説明
このコマンドを使用して、すべてのTCPリスナーをリストします。
構文
otd_listTcpListeners(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がTCPリスナーの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listTcpListeners(props)
説明
このコマンドを使用して、すべてのTCPプロキシをリストします。
構文
otd_listTcpProxies(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がTCPプロキシの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listTcpProxies(props)
説明
このコマンドを使用して、構成レベルで定義されている変数をすべてリストします。
構文
otd_listConfigurationVariables(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listConfigurationVariables(props)
説明
このコマンドを使用して、構成に定義されているすべての仮想サーバーをリストします。
構文
otd_listVirtualServers(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列が仮想サーバーの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' otd_listVirtualServers(props)
説明
このコマンドを使用して、構成レベルで定義されている変数をすべてリストします。
構文
otd_listVirtualServerVariables(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listVirtualServerVariables(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーに対して定義されたすべてのWebアプリケーション・ファイアウォール・ルールセットをリストします。
構文
otd_listVirtualServerWebappFirewallRulesetFiles(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
このコマンドは、各文字列がWebアプリケーション・ファイアウォール・ルールセット・ファイルの名前を表す文字列のリストを返します。
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' otd_listVirtualServerWebappFirewallRulesetFiles(props)
説明
このコマンドを使用して、フェイルオーバー・インスタンスを削除します。このコマンドは、アクティブ-アクティブ・フェイルオーバー・タイプに対してのみ有効です。
構文
otd_removeFailoverInstance(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
障害グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
instance |
このフェイルオーバー・グループの一部であるインスタンス。 |
必須。 |
例2-14 例
構成: ha
インスタンス: 1.example.com
仮想IPアドレス: 10.128.67.44
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '10.128.67.44' props['instance'] = '1.example.com' otd_removeFailoverInstance(props)
関連項目
「help」、「otd_addFailoverInstance」、「otd_setFailoverInstanceOrder」説明
このコマンドを使用して、サーバー・ログ・ファイルおよびアクセス・ログ・ファイルをローテーションします。古いログ・ファイルはサーバーに保存され、保存済ファイルは保存時の日時を含む名前を使用してマークされます。
注意:
このコマンドの実行中に管理サーバーに接続していることを確認します。構文
otd_rotateLog(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
instance-name |
ログをローテーションするノードの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['instance-name'] = 'otd_foo_machine1' otd_rotateLog(props)
関連項目
説明
このコマンドを使用して、既存の構成ファイルへの変更をアップロードするか、新しい構成ファイルを作成します。
構文
otd_saveConfigFile(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
file-path |
構成ディレクトリにアップロードするローカル・ファイルへの絶対パス。 |
必須。 |
config-file |
構成ファイルの名前。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['file-path'] = '/export/config_files/foo-obj.conf' otd_saveConfigFile(props)
説明
このコマンドを使用して、アクセス・ログ・バッファの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
システム・バッファ・アクセス・ログを更新するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
buffer-size |
個々のアクセス・ログ・バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲 : 4096 - 1048576。 デフォルト: 8192。 |
direct-io |
ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュするかどうかを示します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト値のfalseは、ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュすることを示します。trueの設定値は、ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュしないことを示します。設定は単なる推奨であり、サーバーまたはオペレーティング・システムは、この設定を無視することがあります。 |
max-buffers |
サーバーごとのアクセス・ログ・バッファの最大数。 値の範囲: 1 - 65536。 デフォルト: 1000。 |
max-buffers-per-file |
アクセス・ログ・ファイルごとのアクセス・ログ・バッファの最大数。 値の範囲: 1 - 128。 デフォルト: auto-tuned。 |
max-age |
特定のアクセス・ログ・エントリをバッファする最大時間。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 1。 |
構文
otd_setAccessLogBufferProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['max-buffers'] = '2000' otd_setAccessLogBufferProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成の次のキャッシュ・プロパティを定義または変更します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
キャッシュが有効かどうかを定義します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
max-entries |
コンテンツをキャッシュするオブジェクトの最大数。 値の範囲: 1 - 1073741824。 デフォルト: 1024。 |
replacement |
キャッシュ・エントリ置換アルゴリズム。 値の範囲: lru、lfuまたはfalse。 デフォルト: lru。 |
max-heap-object-size |
ヒープ上でキャッシュするレスポンス(単一のエントリ)の最大サイズ(バイト単位)。HTTPレスポンス・オブジェクトがmax-heap-object-sizeより大きい場合はキャッシュされません。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。-1は、最大サイズがないことを示します。 デフォルト: 524288。 |
max-heap-size |
レスポンス・オブジェクトのキャッシュに使用するヒープの最大量(バイト単位)。使用可能メモリーまたはプロセス・アドレス空間より大きくはできません。 値の範囲: 0から1099511627776の両端の値を含むアドレス空間の最大量(バイト単位)。 デフォルト: 10485760。 |
構文
otd_setCacheProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['max-heap-space'] = '20971520' otd_setCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、キャッシュ・ルールの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
enabled |
キャッシュ・ルールが有効かどうかを指定します。 |
|
max-reload-interval |
最新であることを連続的にチェックする間隔として許容される最大時間(秒単位)を指定します。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 3600。 |
|
min-reload-time |
キャッシュされたドキュメントが最新であることを連続的にチェックする間隔として許容される最小時間(秒単位)を指定します。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 0。 |
|
last-modified-factor |
失効時間の見積りに使用されるファクタを表します。これにより、最終変更時刻に基づいてドキュメントが最新状態である期間が定義されます。このプロパティは、ドキュメントの明示的な経過期間を使用できない場合にのみ使用します。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 0。 |
|
min-object-size |
キャッシュされるドキュメントの最大サイズ(バイト単位)。この設定によって、キャッシュされるドキュメントの最大サイズを制限できるため、1つのドキュメントが領域を過剰に占有することがなくなります。この値は、 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 0。 |
|
max-object-size |
キャッシュされるドキュメントの最小サイズ(バイト単位)を指定します。 値の範囲: 任意の正の整数。 |
|
query-maxlen |
問合せ文字列の文字数を指定します。このプロパティを0に設定すると、問合せ文字列を含むURIはキャッシュされません。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 0。 |
|
compression |
このプロパティ値をtrueに設定すると、ドキュメントはキャッシュに格納される前に圧縮されます 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
cache-https-response |
このプロパティ値をtrueに設定すると、HTTPSサーバーからのレスポンスもキャッシュされます。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
構文
otd_setCacheRuleProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
cache-rule |
キャッシュ・ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['cache-rule'] = 'cache-rule-1' props['min-object-size'] = '512' otd_setCacheRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーの圧縮ルールの次のプロパティを設定または変更します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
insert-vary-header |
vary:Accept-encodingヘッダーを挿入する場合に選択します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
compression-level |
仮想サーバーの圧縮レベルを指定します。1を指定すると速度が向上し、9を指定すると圧縮率が最高になります。 値の範囲: 1 - 9。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
fragment-size |
圧縮率を制御するために圧縮ライブラリが使用するメモリー・フラグメント・サイズ(バイト単位)を指定します。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 8192。 |
構文
otd_setCompressionRuleProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
compression-rule |
圧縮ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['compression-rule'] = 'compression-rule-1' props['compression-level'] = '8' otd_setCompressionRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のアクセス・ログのプロパティを設定します。
構文
otd_setConfigurationAccessLogProperties
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
log-file |
この構成のアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/access.log。 |
|
format |
形式は、アクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['log-file'] = 'logs/access.log' otd_setConfigurationAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成の次の証明書失効リスト(CRL)のプロパティを定義または変更します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
プロパティが有効かどうかを指定します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
crl-cache-size |
CRLキャッシュのサイズ。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 52428800。 |
crl-path |
動的に更新されるCRLファイルを含むディレクトリ。 値の範囲: pathname。 デフォルト: crl。 |
構文
otd_setConfigurationCrlProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['crl-cache-size'] = '104857600' otd_setConfigurationCrlProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、次の構成プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
temp-path |
サーバーが一時ファイルを格納する任意の有効なディレクトリ。 |
Windowsではサポートされない |
webapp-firewall-ruleset |
Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)ルール/構成が含まれるファイルへのパスまたは1つ以上のパス名と一致するワイルドカード・パターン。複数の値(カンマ区切り)を指定することもできます。 |
複数値。 |
default-language |
管理者に表示されるメッセージおよびクライアントに提供されるコンテンツのデフォルト言語を指定するIANA言語タグ。 |
|
negotiate-client-language |
サーバーがAccept-language HTTPヘッダーを使用して、クライアントとコンテンツ言語のネゴシエートを行うかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
fips |
セキュリティ・ライブラリの操作のFIPS-140モードを有効にします。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
max-fd |
ファイル記述子の可用性の最大値を設定します。 デフォルト: 2097152。 |
構文
otd_setConfigurationProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['webapp-firewall-ruleset'] = 'rulesets' otd_setConfigurationProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、コンテンツ・ルールのプロパティを設定します。
構文
otd_setContentRuleProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
content-rule |
コンテンツ・ルールの名前。 |
必須。 |
uri-prefix |
ディレクトリにマップする必要があるURI接頭辞。 |
|
directory-path |
ドキュメントを格納する絶対サーバー・パスおよび有効なディレクトリ。 |
|
index-files |
索引ファイルは、「ようこそ」ファイルまたは起動ページのリストです。 デフォルト: index.html、index.htm。 |
|
default-content-type |
編集するデフォルトのコンテンツのタイプ。 デフォルト: text/plain。 |
|
allow-directory-listing |
「ようこそ」ページを持たないディレクトリに対してディレクトリ・リストを有効にします。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
例
props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['content-rule'] = 'content-rule-1' props['index-files'] = 'home.htm' otd_setContentRuleProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ドメイン・ネーム・サーバー(DNS)の次のキャッシュ・プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーでDNS参照結果をキャッシュするかどうかを定義します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
max-age |
DNS参照結果をキャッシュする最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0.001 (1ミリ秒)から604800 (1週間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 120。 |
max-entries |
キャッシュするDNS参照結果の最大数。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: 1024。 |
構文
otd_setDnsCacheProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['max-age'] = '240' otd_setDnsCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のドメイン・ネーム・サーバー(DNS)の次の参照プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーでDNS参照を実行するかどうかを定義します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
async |
オペレーティング・システムの同期リゾルバではなくサーバー独自の非同期DNSリゾルバを使用するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
timeout |
非同期DNS参照のタイムアウト(秒数)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 12。 |
構文
otd_setDnsProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['async'] = 'true' props['timeout'] = '24' otd_setDnsProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
command |
イベントで実行するコマンド。 値の範囲: 値として、restart、reconfig、rotate-log、rotate-access-logおよびupdate-crlまたは実行可能な任意のコマンドを指定できます。 |
|
day-of-month |
このイベントを実行する日。 値の範囲: 1-31。 |
|
day-of-week |
このイベントを実行する曜日。 値の範囲: Sun、Mon、Tue、Wed、Thu、FriまたはSat。 |
|
enabled |
イベントが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
interval |
このイベントを実行する間隔。 値の範囲: 60 (1分)から86400 (1日)の両端の値を含む秒単位の間隔。 |
|
month |
このイベントを実行する月。 値の範囲: 1-12。 |
|
time |
このイベントを起動する時刻(12:30など)。 値の範囲: 時刻の形式は |
構文
otd_setEventProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event |
イベントの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event'] = 'bar' props['time'] = '10:24' otd_setEventProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、イベント・サブスクリプション・プロパティを設定します。
構文
otd_setEventSubscriptionProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
event-subscription |
イベント・サブスクリプションのユーザー定義名。 |
必須。 |
enabled |
イベント・サブスクリプションが有効か無効かを示します。 値の範囲: trueまたはfalse |
|
url |
サブスクリプションURLを指定します。これが構成されている場合、Oracle Traffic DirectorによってこのURLに通知がパブリッシュされます。 値: 有効なHTTP URL。 |
|
例2-15 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['event-subscription'] = 'bar' props['enabled'] = 'false' otd_setEventSubscriptionProperties(props)
関連項目
「help」、「otd_createEventSubscription」、「otd_deleteEventSubscription」、「otd_getEventSubscriptionProperties」、「otd_listEventSubscriptions」説明
このコマンドを使用して、フェイルオーバー・インスタンスの順序を変更します。このコマンドは、アクティブ-アクティブ・フェイルオーバー・タイプに対してのみ有効です。
構文
otd_setFailoverInstanceOrder(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
障害グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
instances |
フェイルオーバーが発生する必要がある順序でのインスタンスのリスト。 |
必須。 |
例2-16 例
props = {} props['configuration'] = 'ha' props['virtual-ip'] = '10.128.67.44' props['instances'] = '1.example.com,2.example.com' otd_setFailoverInstanceOrder(props)
関連項目
「otd_addFailoverInstance」、「otd_removeFailoverInstance」、「otd_listFailoverInstances」説明
ファイル・キャッシュ・プロパティを設定します。
構文
otd_setFileCacheProperties(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 |
---|---|
configuration |
構成の名前。 |
enabled |
サーバーでファイル・コンテンツおよびメタ情報をキャッシュするかどうかを示します。 デフォルト: true |
max-age |
ファイル・コンテンツまたはメタ情報(あるいはその両方)をキャッシュする最大時間(秒単位)。 値の範囲: 値の範囲は0.001 - 3600です。 デフォルト: 30。 |
max-entries |
ファイル・コンテンツまたはメタ情報(あるいはその両方)をキャッシュするパスの最大数。 値の範囲: 1 - 1073741824 デフォルト: 1024。 |
max-open-files |
ファイル・キャッシュで開いたままにするファイル記述子の最大数。 値の範囲: 1 - 1073741824。 |
sendfile |
サーバーでオペレーティング・システムの デフォルト値は、Windowsではtrue、他のプラットフォームではfalseです。 |
copy-files |
サーバーでキャッシュしたファイルを一時ディレクトリにコピーするかどうかを示します。 デフォルト値は、Windowsではtrue、他のプラットフォームではfalseです。 |
copy-path |
copy-filesがtrueであるときにサーバーで使用する一時ディレクトリの名前。 |
replacement |
キャッシュ・エントリ置換アルゴリズム。 値には、false、lruまたはlfuを使用できます。 デフォルト: lru。 |
cache-content |
サーバーでファイル・コンテンツをキャッシュするかどうかを示します。 デフォルト: true |
max-heap-file-size |
ヒープにキャッシュするファイルの最大サイズ(バイト単位)。 値の範囲: 0-2147483647。 デフォルト: 524288。 |
max-heap-space |
ファイルのキャッシュに使用するヒープの最大量(バイト単位)。 値の範囲: 0-9223372036854775807。 デフォルト: 10485760。 |
max-mmap-file-size |
mmapするファイルの最大サイズ(バイト単位)。 値の範囲: 0-2147483647。 デフォルト: 0。 |
max-mmap-space |
ファイルのキャッシュに使用するmmapアドレス空間の最大量(バイト単位)。 値の範囲: 0-9223372036854775807。 デフォルト: 0。 |
buffer-size |
ミスをキャッシュするために使用する入力/出力バッファのサイズ。 値の範囲: 512-1048576。 デフォルト: 8192。 |
sendfile-size |
最大でこの値のチャンクでファイルを送信するためのヒント 値の範囲: 0-2147483647。 デフォルト: 0。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['max-age'] = '1200' otd_setFileCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールの次のヘルス・チェックのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
protocol |
ヘルス・チェック・メカニズム。 値の範囲: http、tcpまたはcommand デフォルト: オリジン・サーバー・プール・タイプ |
interval |
2つのヘルス・チェックping間の時間間隔(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 30 |
timeout |
pingリクエストまたは接続のタイムアウト値(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 5 |
failover-threshold |
サーバーの停止としてマークする連続障害の数。 値の範囲: 1 - 256 デフォルト: 3 |
request-method |
HTTP pingリクエストで使用されるメソッド。 値の範囲: OPTIONSまたはGET デフォルト: OPTIONS |
request-uri |
HTTPのヘルス・チェック・リクエストに使用するURI。 値の範囲: /から始まるURI (仮想ディレクトリ)。 デフォルト: / |
response-code-match |
正常なオリジン・サーバーに対して受入れ可能なレスポンス・コードを指定する、変更された正規表現。この表現は、数字または'x'のみを含む3文字のパターンの結合で、'x'は任意の数字を表します。たとえば、次の3つの表現が有効です: 200、2xxまたは304、1xxまたは2xxまたは3xxまたは4xx。パラメータが指定されていない場合、5xxサーバー・エラーを除くすべてのコードが受入れ可能とみなされます |
response-body-match |
サーバーが正常かどうかを判別するために、HTTPレスポンス本文との一致に使用される正規表現。pingレスポンスが正規表現と一致する場合(このパラメータが指定されている場合)、およびレスポンス・ステータス・コードが5xxサーバー・エラーでない場合(このパラメータが指定されていない場合)、オリジン・サーバーはUPとマークされます。レスポンス本文一致が有効になっている場合、リクエスト・メソッドはGETに設定する必要があります |
response-body-match-size |
一致させるレスポンス本文の最大長。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 2048。 |
dynamic-server-discovery |
サーバーでファイル・コンテンツをキャッシュするかどうかを示します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
command |
外部のヘルス・チェック実行可能ファイルへのフルパス。 |
use-object-file |
ヘルス・チェック・リクエストに対してオブジェクト・ファイルが実行されるかどうかを指定します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
構文
otd_setHealthCheckProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['response-body-match-size'] = '4096' otd_setHealthCheckProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、HTTPリスナーの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
enabled |
リスナーが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
ip |
リスニングするIPアドレス。 値の範囲: *、ホスト名またはIPアドレス。 |
|
port |
リスニングするポート。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
|
acceptor-threads |
このリスナーが受信する接続の受け入れに特化されたスレッドの数。 値の範囲: 1 - 128。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
server-name |
デフォルトのサーバー名。スキーム接頭辞(http://など)とポート接尾辞(:80など)を含めることができます。ホスト名、完全修飾ドメイン名、IPアドレスまたはURL接頭辞を指定できます。URL接頭辞でパスを指定することはできません。 |
|
blocking-io |
サーバーでブロッキングIOを使用するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
blocking-accept |
クライアントのエンド・ポイントを非ブロッキングのままにしながら、サーバー・リスニング・ソケットのブロッキングを有効/無効にします(MaxProcsが1を上回る場合に役立ちます)。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
handle-protocol-mismatch |
値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
family |
オリジン・サーバーに接続するために使用するソケット・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp デフォルト: auto-tuned。 |
|
listen-queue-size |
オペレーティング・システムのリスニング・キュー・バックログの最大サイズ。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: 128。 |
|
receive-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット受信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
|
send-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット送信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
|
max-requests-per-connection |
キープ・アライブ接続が閉じられるまでにHTTP接続ごとに処理されるキープアライブ・リクエストの最大数。-1は、制限がないことを示します。 値の範囲: 1-、任意の正の整数 デフォルト: -1。 |
|
default-virtual-server-name |
ホストが一致しなかったリクエストを処理する仮想サーバーの名前。 |
|
description |
管理者の参照用のHTTPリスナーの説明。 |
構文
otd_setHttpListenerProperties(props)
引数props
は、(上記のように設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
http-listener |
HTTPリスナーを一意に識別する名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' props['max-requests-per-connection'] = '1024' otd_setHttpListenerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成の次のHTTPプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
server-header |
サーバーのソフトウェアやバージョンなどのサーバー・ヘッダー情報を指定します。 デフォルト: Oracle-Traffic-Director/<version> |
etag |
サーバーのレスポンスにEtagヘッダー・フィールドを含めるかどうかを示します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
request-header-buffer-size |
HTTPリクエスト・ヘッダーを読み取るために使用するバッファのサイズ(バイト単位)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 8192。 |
strict-request-headers |
サーバーで一定の不正なHTTPリクエスト・ヘッダーを拒否するかどうか 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
websocket-strict-upgrade |
WebSocketアップグレード・リクエスト時の厳密なRFC 6455準拠を有効/無効にします。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
discard-misquoted-cookies |
不適切に引用されたCookieを破棄するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
max-request-headers |
HTTPリクエスト・ヘッダーに許可されるヘッダー・フィールドの最大数。 値の範囲: 1 - 512。 デフォルト: 64。 |
body-buffer-size |
OTDが 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ デフォルト: 1024。 |
output-buffer-size |
HTTPレスポンスをバッファするために使用するバッファのサイズ(バイト単位)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ デフォルト: 8192。 |
max-unchunk-size |
サーバーがチャンクを解除する、チャンク済HTTPリクエスト本文の最大サイズ(バイト単位)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ デフォルト: 8192。 |
unchunk-timeout |
サーバーがチャンク済HTTPリクエスト本文の着信を待機するために要する最大時間(秒数)。 値の範囲: 0から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。-1は、タイムアウトがないことを示します。 デフォルト: 60。 |
io-timeout |
個々のパケットをサーバーが待機する最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 30。 |
request-body-timeout |
完全なHTTPリクエスト本文をサーバーが待機する最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0から604800 (1週間)の両端の値を含む秒単位の間隔。-1は、タイムアウトがないことを示します。 デフォルト: -1。 |
request-header-timeout |
完全なHTTPリクエスト・ヘッダーをサーバーが待機する最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。-1は、タイムアウトがないことを示します。 デフォルト: 30。 |
favicon |
サーバーが独自の組込みアイコン・ファイルを使用してfavicon.icoに対するリクエストに応答するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
ecid |
サーバーが実行コンテキストを生成/伝播し、エラー・ログとともにログに記録するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
構文
otd_setHttpProperties(props)
引数props
は、(上記のように設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['unchunk-timeout'] = '120' otd_setHttpProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、リスナーのSSLプロパティを設定します。SSLは、クライアントとサーバー間にセキュアな接続を確立するソフトウェア・ライブラリです。SSLは、HTTPのセキュア・バージョンであるHTTPSを実装するために使用されます。次のプロパティを設定できます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
SSL/TLSが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
client-auth |
クライアント証明書認証方式。 値の範囲: required、optionalまたはfalseのいずれか。 デフォルト: false。 |
client-auth-timeout |
クライアント認証ハンドシェイクが失敗するまでのタイムアウト(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 60。 |
max-client-auth-data |
クライアント認証ハンドシェイク時にバッファするアプリケーション・レベルのデータの最大量。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 1048576。 |
tls10 |
TLS 1.0接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
tls11 |
TLS 1.1接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
tls12 |
TLS 1.2接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
ciphers |
有効にする必要がある暗号のカンマ区切りリスト。 値の範囲: サポートされている1つ以上の暗号。サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: サポートされている暗号はデフォルトではすべて有効です。 |
override-cipher-order |
暗号順をオーバーライドするかどうか。このフラグをtrueに設定すると、OTDでは、クライアントのClientHelloメッセージに指定されている順序ではなく、server.xmlに指定されている順序で暗号スイートが選択されます。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
supported-ciphers |
サポートされている暗号のリスト。これは読取り専用プロパティです。 値の範囲: サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: N.A。 |
server-cert-alias |
キーストア内に存在するサーバー証明書の別名のカンマ区切りリスト。 最大1つRSAサーバー証明書の別名および1つのECサーバー証明書の別名。 |
注意:
コマンドotd_setHttpListenerSslProperties
を使用すると、server-cert-alias
を初めて設定するときにSSLが暗黙的に有効になります。ssl=enabledが明示的に設定されていなくてもSSLが有効になります。
構文
otd_setHttpListenerSslProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
http-listener |
HTTPリスナーの名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['http-listener'] = 'http-listener-1' props['tls10'] = 'false' otd_setHttpListenerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のスレッド・プールのプロパティを設定します。min-threads
およびmax-threads
プロパティは、HTTPリクエストを処理するために使用するスレッドを構成します。スレッド・プールを使用して、一定数のスレッドを特定のサービスに割り当てることができます。スレッドの最大数を1とするプールを定義することで、指定したサービス機能に対して1つのリクエストのみを許可できます。
次のプロパティを設定できます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
スレッド・プールが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
queue-size |
処理を待機するためにキューに入れることのできる最大同時HTTP接続数。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: auto-tuned。 |
min-threads |
HTTPリクエスト処理スレッドの最大数。 値の範囲: 1 - 20480。 デフォルト: auto-tuned。 |
max-threads |
HTTPリクエスト処理スレッドの最大数。 値の範囲: 1 - 20480。 デフォルト: auto-tuned。 |
stack-size |
HTTPリクエスト処理スレッドのスタック・サイズ(バイト単位)。 値の範囲: 8192から268435456の両端の値を含むバイト単位のスタック・サイズ。値0は、プラットフォーム固有のデフォルトのスタック・サイズを使用する必要があることを示します。 デフォルト: 262144。 |
構文
otd_setHttpThreadPoolProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['stack-size'] = '8192' otd_setHttpThreadPoolProperties(props)
説明
キープ・アライブ・サブシステムの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーでキープ・アライブ接続がサポートされるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
threads |
キープ・アライブ・サブシステム・スレッドの数。 値の範囲: 1 - 256。 デフォルト: auto-tuned。 |
max-connections |
サーバーでサポートされる最大同時キープ・アライブ接続数。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: auto-tuned。 |
timeout |
超過するとアクティブでないキープ・アライブ接続が閉じられる場合があるタイムアウト(秒単位)。 値の範囲: 0.001 (1ミリ秒)から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。-1は、タイムアウトがないことを示します。 デフォルト: 30。 |
poll-interval |
ポーリングの間隔(秒単位)。 値の範囲: 0.001から1の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 0.001。 |
構文
otd_setKeepaliveProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['threads'] = '128' otd_setKeepaliveProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、次のログ・プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
log-stdout |
アプリケーションがstdoutに書き込むデータをサーバーで記録するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
log-stderr |
アプリケーションがstderrに書き込むデータをサーバーで記録するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
log-virtual-server-name |
サーバーでログ・メッセージに仮想サーバー名を含めるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
create-console |
(Windowsのみ)サーバーでコンソール・ウィンドウを作成するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
log-to-console |
サーバーでコンソールにログ・メッセージを書き込むかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
log-to-syslog |
サーバーでログ・メッセージをsyslog (UNIX)またはイベント・ビューア(Windows)に書き込むかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
archive-command |
サーバーがログ・ファイルをローテーションした後に実行されるコマンド。ローテーションの後、ログ・ファイルのファイル名が引数としてアーカイブ・コマンドに渡されます。 |
log-level |
サーバー全体のログの冗長度。 値の範囲: 有効なログ・レベルは、INCIDENT_ERROR:1、ERROR:1、ERROR:16、ERROR:32、WARNING:1、NOTIFICATION:1、TRACE:1、TRACE:16およびTRACE:32です。TRACE:32 (最も詳細)は冗長度が最大で、INCIDENT_ERROR:1 (致命的)は冗長度が最小です。 デフォルト: NOTIFICATION:1。 |
log-file |
サーバー全体のログ・ファイル。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/server.log。 |
構文
otd_setLogProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['log-level'] = 'TRACE:32' otd_setLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールのSSLのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
SSL/TLSが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
tls10 |
TLS 1.0接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
tls11 |
TLS 1.1接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
tls12 |
TLS 1.2接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
validate-server-cert |
送信接続にのみ適用されます。SSL証明書のホスト名のオン/オフ・フラグを検証します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
ciphers |
有効にする必要がある暗号のカンマ区切りリスト。 値の範囲: サポートされている1つ以上の暗号。サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: サポートされている暗号はデフォルトではすべて有効です。 |
supported-ciphers |
サポートされている暗号のリスト。これは読取り専用プロパティです。 値の範囲: サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: n/a |
client-cert-alias |
キーストア内に存在する有効なクライアント証明書の別名。 最大1つRSAサーバー証明書の別名および1つのECサーバー証明書の別名。 |
構文
otd_setOriginServerPoolSslProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['tls10'] = 'false' otd_setOriginServerPoolSslProperties(props)
関連項目
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバー・プールの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
family |
このプールのサーバーに接続するために使用されるソケット・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp。 デフォルト: auto-tuned。 |
|
load-distribution |
このサーバー・プールの負荷分散に使用されるアルゴリズム。 値の範囲: round-robin、least-connection-countまたはleast-response-time。 デフォルト: least-connection-count。 |
|
queue-timeout |
リクエストがキュー内でオリジン・サーバーへの接続を待機する際のタイムアウト(秒単位)。タイムアウト後、リクエストは拒否されます。 値の範囲: 0.001 - 3600。 デフォルト: 30。 |
|
proxy-server |
host:port形式でのプロキシ・サーバーの名前。 |
構文
otd_setOriginServerPoolProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['load-distribution'] = 'least-connection-count' otd_setOriginServerPoolProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、オリジン・サーバーの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
mode |
このオリジン・サーバーのモード。 値の範囲: enabled、disabled、draining。 デフォルト: enabled。 |
weight |
このオリジン・サーバーの負荷分散の重み。 値の範囲: 1 - 1000。 デフォルト: 1。 |
backup |
このパラメータは、オリジン・サーバーがバックアップ・サーバーであるかどうかを指定します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
max-connections |
サーバーに対する同時接続の最大数。-1は、最大値がないことを示します。 値の範囲: -1, 1 - 1048576。 デフォルト: -1。 |
ramp-up-time |
新しく起動したオリジン・サーバーの容量まで送信レートをランプアップする時間(秒単位)。このパラメータが指定されていない場合、このサーバーに対してリクエスト率の加速がアクティブ化されません。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 0.001。 |
max-requests-per-connection |
オリジン・サーバーへの接続を異なるリクエストに対して再使用できる最大制限回数。-1は、制限がないことを示します。 値の範囲: -1, 1 - 2147483647。 デフォルト: -1。 |
max-request-bps |
リクエストに対して課される合計帯域幅制限(バイト/秒単位)。 値の範囲: 0 - 1099511627776。 デフォルト: 0。 |
max-response-bps |
レスポンスに対して課される合計帯域幅制限(バイト/秒単位)。 値の範囲: 0 - 1099511627776。 デフォルト: 0。 |
bandwidth-queue-timeout |
リクエストがキュー内で帯域幅を待機した時間(秒単位)がこの長さに達すると、リクエストは中断されます。 値の範囲: 0 - 86400。 デフォルト: 60。 |
構文
otd_setOriginServerProperties(props)
引数props
は、(設定可能なプロパティに加えて)次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須 |
origin-server-pool |
オリジン・サーバー・プールの名前。 |
必須 |
host |
オリジン・サーバーのIPアドレス/ホスト名。 |
必須 |
port |
オリジン・サーバーのポート番号。 |
必須 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['origin-server-pool'] = 'origin-server-pool-1' props['host'] = 'www.example.com' props['port'] = '12345' props['ramp-up-time'] = '1200' otd_setOriginServerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、パーティションのアクセス・ログのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
log-file |
このパーティションのアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/$PARTITION_NAME.log |
format |
形式は、パーティションのアクセス・ログに記録されるフィールドおよび形式をカスタマイズするために使用される文字列です。 デフォルト: %Ses->client.ip% - %Req->vars.auth-user% %SYSDATE% "%Req->reqpb.clf-request%" %Req->srvhdrs.clf-status% %Req->srvhdrs.content-length% %Req->vars.ecid% %Req->vars.origin-server% |
構文
otd_setPartitionAccessLogProperties (props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。これは、Oracle Traffic Directorランタイムをライフサイクル・マネージャに登録する際に指定する構成の名前である必要があります。 |
必須。 |
partition |
パーティションの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'mt' props['partition'] = 'WLSPartition' props['log-file'] = 'logs/WLSPartition.log' otd_setPartitionAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーの次のリクエスト制限プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
max-rps |
仮想サーバーで1秒当たりに受信できるリクエストの最大数。 値の範囲: 任意の正の整数。 |
|
max-connections |
一致する同時接続の最大数。 値の範囲: 任意の正の整数。 |
|
queue-size |
バケットにキューイングされるリクエストの最大数。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 0。 |
|
timeout |
リクエストがキュー内で待機した時間(秒単位)がこの長さに達すると、リクエストは中断されます。 値の範囲 : 1 - 86400。 デフォルト: 60。 |
|
error-code |
ブロックされたリクエストに対して返すHTTPステータス・コード。 値の範囲: 400 - 599。 デフォルト: 503。 |
|
monitor-attribute |
監視するリクエスト属性。 |
構文
otd_setRequestLimitProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
request-limit |
リクエスト制限ルールの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['request-limit'] = 'request-limit-1' props['max-connections'] = '1024' otd_setRequestLimitProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーの次のルート・プロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
condition |
条件は、trueに評価されるとルールが実行される式です。条件はリテラル、変数、関数および演算子から作成されます。 |
|
uri-prefix |
uri-prefixは、ワイルドカード・パターンを持つURIパスです。リクエストURIがuri-prefixと一致する場合、ルールが実行されます。 |
|
origin-server-pool |
このルートのオリジン・サーバー・プールの名前。 |
|
offline-check-interval |
オフライン確認の間隔を指定します。 |
|
server |
サーバー名を指定します。 |
|
sticky-cookie |
後続のリクエストを特定のオリジン・サーバーに固定するCookieの名前。 デフォルト: JSESSIONID。 |
|
sticky-param |
ルート情報を調べるURIパラメータの名前。リクエストURIにURIパラメータがあり、その値の中にコロン:,に続くルートIDが含まれている場合、そのルートIDで識別されるオリジン・サーバーに対して、そのリクエストはスティッキになります。 デフォルト: jsessionid。 |
|
route-header |
ルートIDをオリジン・サーバーに伝えるために使用されるHTTPリクエスト・ヘッダーの名前。 デフォルト: Proxy-jroute。 |
|
route-cookie |
レスポンスにsticky-cookie Cookieが発生した場合に、サーバーによって生成されるCookieの名前。route-cookieパラメータは、サーバーが後続のリクエストを同じオリジン・サーバーに戻すことができるルートIDを格納します。 デフォルト: ORA_OTD_JROUTE。 |
|
rewrite-headers |
カンマで区切られたHTTPリクエスト・ヘッダーのリスト。 |
|
use-keep-alive |
すべてのタイプのリクエストに対してHTTPクライアントで既存の永続接続を使用できるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
keep-alive-timeout |
永続接続を保持する最大秒数。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 29。 |
|
timeout |
接続をアイドル状態にできる最大秒数。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 300。 |
|
always-use-keep-alive |
すべてのタイプのリクエストに対してHTTPクライアントで既存の永続接続を再使用できるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
protocol |
HTTPプロトコルのバージョンを指定します。 |
|
proxy-agent |
オリジン・サーバーにプロキシ・サーバーの製品名およびバージョンを転送する必要があるかどうか。 |
|
from |
マップするURI接頭辞。接頭辞の末尾にはスラッシュを含めないでください。 |
|
to |
リクエストのマップ先となるURL接頭辞。接頭辞の末尾にはスラッシュを含めないでください。 |
|
log-headers |
trueの場合は、オリジン・サーバーとのすべての接続のHTTPリクエストおよびレスポンス・ヘッダーがサーバー・ログ・ファイルにログされます。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
|
websocket-upgrade-enabled |
標準HTTP (S)接続を双方向の全二重Webソケット接続にアップグレードするかどうかを指定します。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
|
websocket-idle-timeout |
接続をアイドルにできる最大秒数。値を指定しない場合、TCP接続スレッド・プールからのタイムアウト(300秒)が使用されます。 値の範囲: -1または0 - 3600。 |
|
buffer-size |
データをクライアントに送信する前に格納するためにサーバーで使用するバッファのサイズ。 値の範囲: 任意の正の整数。 デフォルト: 16384。 |
|
priority |
リクエストの優先度。 値の範囲: high、normal、low。 デフォルト: normal。 |
構文
otd_setRouteProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
route |
ルートの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['route'] = 'route-1' props['websocket-idle-timeout'] = '1200' otd_setRouteProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、SNMPサブエージェントの次の設定を有効化および定義します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
SNMPが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
description |
サーバーの説明またはunknown。 |
organization |
サーバーに責任を持つ組織またはunknown。 |
location |
サーバーの場所またはunknown。 |
contact |
サーバーの責任者の連絡先またはunknown。 |
構文
otd_setSnmpProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['organization'] = 'bar' otd_setSnmpProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、SSLセッション・キャッシュのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーがSSL/TLSセッションをキャッシュするかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
max-entries |
サーバーがキャッシュするSSL/TLSセッションの最大数。 値の範囲: 1 - 524288。 デフォルト: 10000。 |
max-ssl3-tls-session-age |
TLSセッションをキャッシュする最大時間。 値の範囲 : 1 - 86400。 デフォルト: 86400。 |
構文
otd_setSslSessionCacheProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['max-entries'] = '20000' otd_setSslSessionCacheProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、統計収集サブシステムの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
サーバーが実行時に統計を収集するかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
interval |
統計を更新する間隔(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 5。 |
profiling |
NSAPI機能の実行時間を追跡するために使用するパフォーマンス・バケットが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
構文
otd_setStatsProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['interval'] = '10' otd_setStatsProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ステータス・リスナーのSSLプロパティを変更します。
構文
otd_setStatusListenerSslProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
enabled |
SSLがステータス・リスナーに対して有効かどうかを指定します。 値: Trueまたはfalse。 デフォルト: True |
|
例2-17 例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['enabled'] = 'false' otd_setStatusListenerSslProperties(props)
関連項目
「otd_enableStatusListener」、「otd_disableStatusListener」、「otd_getStatusListenerProperties」、「otd_getStatusListenerSslProperties」説明
このコマンドを使用して、TCPアクセス・ログのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
log-file |
この構成のTCPアクセス・ログが保存されるファイルへのパス。 デフォルト: $DOMAIN_HOME/servers/$INSTANCE_NAME/logs/tcp-access.log |
構文
otd_setTcpAccessLogProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['log-file'] = 'logs/tcp-access.log' otd_setTcpAccessLogProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPリスナーのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
port |
リスニングするポート。 値の範囲: 1から65535の両端の値を含むポート番号。 |
ip |
リスニングするIPアドレス。 値の範囲: *、ホスト名またはIPアドレス。 デフォルト: *。 |
acceptor-threads |
このリスニング・エンド・ポイントのアクセプタ・スレッド。 値の範囲: 1 - 128。 デフォルト: auto-tuned。 |
enabled |
インスタンスが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
description |
管理者の参照用のTCPリスナーの説明。 |
family |
プロトコル・ファミリ。 値の範囲: default、inet、inet6またはinet-sdp。 デフォルト: auto-tuned。 |
listen-queue-size |
オペレーティング・システムのリスニング・キュー・バックログの最大サイズ。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: 128。 |
receive-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット受信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
send-buffer-size |
オペレーティング・システムのソケット送信バッファのサイズ(バイト数)。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 |
blocking-accept |
クライアントのエンド・ポイントを非ブロッキングのままにしながら、サーバー・リスニング・ソケットのブロッキングを有効/無効にします( 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
tcp-proxy |
公開されたTCPサービスを識別する名前。名前は1つ以上の文字で構成できますが、空白は許可されません。 |
構文
otd_setTcpListenerProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
TCPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' props['listen-queue-size'] = '256' otd_setTcpListenerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、TCPリスナーのSecure Sockets Layer (SSL)のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
SSL/TLSが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
client-auth |
クライアント証明書認証方式。 値の範囲: required、optionalまたはfalseのいずれか。 デフォルト: false。 |
client-auth-timeout |
クライアント認証ハンドシェイクが失敗するまでのタイムアウト(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 60。 |
max-client-auth-data |
クライアント認証ハンドシェイク時にバッファするアプリケーション・レベルのデータの最大量。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 1048576。 |
tls11 |
TLS 1.1接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
tls12 |
TLS 1.2接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
ciphers |
有効にする必要がある暗号のカンマ区切りリスト。 値の範囲: サポートされている1つ以上の暗号。サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: サポートされている暗号はデフォルトではすべて有効です。 |
override-cipher-order |
暗号順をオーバーライドするかどうか。このフラグをtrueに設定すると、OTDでは、クライアントのClientHelloメッセージに指定されている順序ではなく、server.xmlに指定されている順序で暗号スイートが選択されます。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
supported-ciphers |
サポートされている暗号のリスト。これは読取り専用プロパティです。 値の範囲: サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: N.A。 |
server-cert-alias |
キーストア内に存在するサーバー証明書の別名のカンマ区切りリスト。 最大1つRSAサーバー証明書の別名および1つのECサーバー証明書の別名。 |
構文
otd_setTcpListenerProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-listener |
TCPリスナーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-listener'] = 'tcp-listener-1' props['tls10'] = 'false' otd_setTcpListenerSslProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のTCPプロキシの次のプロパティを設定します。
さらに、TCPプロキシがプロパティprotocolにFTPを指定して作成される場合は、このコマンドを使用して、既存のTCPプロパティに加えてTCPプロキシ上のFTP構成プロパティを設定します。
構文
otd_setTcpProxyProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティ(上記を参照)に加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
tcp-proxy |
公開されたTCPサービスを一意に識別する名前。 |
必須。 |
enabled |
TCPサービスを有効にするかどうかを示します。 値の範囲: trueまたはfalse。 |
|
session-idle-timeout |
セッションでロード・バランサがデータの送受信を待機する最大時間(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 |
|
origin-server-pool |
TCPサービスを提供する既存のサーバー・プールの名前。 |
|
protocol |
プロトコルがFTPの場合、TCPプロキシでFTP構成プロパティを設定または取得できます。 デフォルト値: * |
これは読取り専用プロパティです。 |
client-explicit-ftps |
クライアント側SSLを明示的に有効にする必要があるかどうかを指定します。 デフォルト値 : true |
|
origin-explicit-ftps |
サーバー側SSLを明示的に有効にする必要があるかどうかを指定します。 デフォルト値 : true |
|
ssl-termination |
Oracle® Fusion MiddlewareでSSLを終了する必要があるかどうかを指定します。 デフォルト値: false |
|
passive-port-min |
FTPパッシブ接続のポート範囲の下限を指定します。 デフォルト値: 1025 |
|
passive-port-max |
FTPパッシブ接続のポート範囲の上限を指定します。 デフォルト値: 65535 |
|
active-port-min |
FTPアクティブ接続のポート範囲の下限を指定します。 デフォルト値: 1025 |
|
active-port-max |
FTPアクティブ接続のポート範囲の上限を指定します。 デフォルト値: 65535 |
|
例
protocol
プロパティがFTP有効ではない場合。props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-proxy'] = 'bar' props['session-idle-timeout'] = '1200' otd_setTcpProxyProperties(props)
TCPプロキシのprotocol
プロパティがftp
であり、client-side SSL
が明示的に有効化されている場合。
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['tcp-proxy'] = 'bar' props['client-explicit-ftps'] = 'true' otd_setTcpProxyProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、構成のスレッド・プールのプロパティを設定します。このプロパティは、アップグレードしたWebソケット接続および汎用TCP接続のデータのプロキシに使用されるスレッドを構成します。TCPスレッド・プールを使用して、一定数のスレッドを特定のサービスに割り当てることができます。
次のプロパティを設定できます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
プールが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
threads |
プロキシ・スレッド・プール内のスレッド数。 値の範囲: 1 - 512。 デフォルト: auto-tuned。 |
max-connections |
サーバーでサポートされる最大接続ペア数。 値の範囲: 1 - 1048576。 デフォルト: auto-tuned。 |
timeout |
接続ペアがクローズされるまでのアイドル・タイムアウト(秒単位)。値は、TCPまたはWebSocketサブシステムによってオーバーライドされます。 値の範囲: 0.001 (1ミリ秒)から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。-1は、タイムアウトがないことを示します。 デフォルト: 300。 |
poll-interval |
ポーリングの間隔(秒単位)。 値の範囲: 0.001から1の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 0.01。 |
buffer-size |
データの転送で使用されるバッファのサイズ(バイト単位)。 値の範囲: 512 - 1048576。 デフォルト: 16384。 |
stack-size |
各スレッドのスタック・サイズ(バイト単位)。 値の範囲: 8192から268435456の両端の値を含むバイト単位のスタック・サイズ。値0は、プラットフォーム固有のデフォルトのスタック・サイズを使用する必要があることを示します。 デフォルト: 32768。 |
構文
otd_setTcpThreadPoolProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['stack-size'] = '8192' otd_setTcpThreadPoolProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
実行時に仮想サーバーが有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
canonical-server-name |
仮想サーバーの正規ホスト名(別のホスト名を使用してリクエストすると、このホスト名にリダイレクトされます)。ホスト名、完全修飾ドメイン名、IPアドレスまたはURL接頭辞を指定できます。URL接頭辞にはパスを指定できません。 |
log-file |
仮想サーバーのログ・ファイル。 |
http-listener-name |
1つ以上の仮想サーバーのホスト名に関連付けられたHTTPリスナーの名前。複数のカンマ区切り値を指定できます。 |
host |
仮想サーバー・サービスのホスト名。複数のカンマ区切り値を指定できます。この場合、各値は、1つ以上のホスト名と一致するワイルドカード・パターンにすることができます。 |
default-language |
管理者に表示されるメッセージおよびクライアントに提供されるコンテンツのデフォルト言語を指定するIANA言語タグ。 |
negotiate-client-language |
サーバーがAccept-language HTTPヘッダーを使用して、クライアントとコンテンツ言語のネゴシエートを行うかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
構文
otd_setVirtualServerProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['http-listener-name'] = 'http-listener-1' otd_setVirtualServerProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのSSLプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
enabled |
SSL/TLSが実行時に有効かどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
client-auth |
クライアント証明書認証方式。 値の範囲: required、optionalまたはfalseのいずれか。 デフォルト: false。 |
client-auth-timeout |
クライアント認証ハンドシェイクが失敗するまでのタイムアウト(秒単位)。 値の範囲: 0.001から3600 (1時間)の両端の値を含む秒単位の間隔。 デフォルト: 60。 |
max-client-auth-data |
クライアント認証ハンドシェイク時にバッファするアプリケーション・レベルのデータの最大量。 値の範囲: 0から2147483647の両端の値を含むバイト単位のサイズ。 デフォルト: 1048576。 |
tls10 |
TLS 1.0接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
tls11 |
TLS 1.1接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
tls12 |
TLS 1.2接続を受け入れるかどうか。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: true。 |
ciphers |
有効にする必要がある暗号のカンマ区切りリスト。 値の範囲: サポートされている1つ以上の暗号。サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: サポートされている暗号はデフォルトではすべて有効です。 |
override-cipher-order |
暗号順をオーバーライドするかどうか。このフラグをtrueに設定すると、OTDでは、クライアントのClientHelloメッセージに指定されている順序ではなく、server.xmlに指定されている順序で暗号スイートが選択されます。 値の範囲: trueまたはfalse。 デフォルト: false。 |
supported-ciphers |
サポートされている暗号のリスト。これは読取り専用プロパティです。 値の範囲: サポートされている暗号のリストは、「暗号」を参照してください。 デフォルト: N.A。 |
server-cert-alias |
キーストア内に存在するサーバー証明書の別名のカンマ区切りリスト。 最大1つRSAサーバー証明書の別名および1つのECサーバー証明書の別名。 |
構文
otd_setVirtualServerSslProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加え、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['tls10'] = 'false' otd_setVirtualServerSslProperties(props)
説明
ウォレットにパスワードを設定します。
構文
otd_setWalletPassword(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
password |
8文字以上で構成されるパスワードで、アルファベットと、数字または特殊文字の組合せを含みます。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['password'] = 'barBazqux#' otd_setWalletPassword(props)
説明
このコマンドを使用して、Webアプリケーション・ファイアウォールの次のプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
ruleset |
Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)ルール/構成が含まれるファイルへのパス |
複数値。 |
構文
otd_setWebappFirewallProperties(props)
引数props
は、設定可能なプロパティに加えて、次のキーを含める必要があるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-server |
仮想サーバーの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-server'] = 'bar' props['ruleset'] = 'rulesets' otd_setWebappFirewallProperties(props)
説明
このコマンドを使用して、ローカル・マシン上でフェイルオーバー・デーモンを起動します。フェイルオーバー・デーモンはルートとして実行する必要があるため、フェイルオーバー・グループのプライマリ/バックアップ・インスタンスが実行されているホスト上でsudo
権限を使用してこのコマンドを実行し、インスタンスに対するフェイルオーバーを開始する必要があります。
このコマンドは、オフライン・モードでのみ実行できます。
構文
otd_startFailover(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
必須。 |
instance-name |
フェイルオーバー・グループの一部であるプライマリ/バックアップOracle Traffic Directorインスタンスの名前。 |
必須。 |
log-verbose |
keepalivedを詳細ログ・レベル・モードで起動するかどうか。 デフォルト: false。 |
例
props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' props['instance-name'] = 'otd_abc123.example.com' otd_startFailover(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したマシン上でOracle Traffic DirectorのSimple Network Management Protocol (SNMP)サブエージェントを起動します。
構文
otd_startSnmpSubAgent(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
machine-name |
Oracle WebLogic Serverコンソール内でマシンの作成中に指定した名前で、Oracle Traffic Directorインスタンスが実行されているマシンのホスト名に対応しています。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
例
# Online props = {} props['machine-name'] = 'abc123.example.com' otd_startSnmpSubAgent(props) # Offline props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' otd_startSnmpSubAgent(props)
説明
このコマンドを使用して、ローカル・マシン上でフェイルオーバー・デーモンを停止します。フェイルオーバー・デーモンはルートとして実行する必要があるため、フェイルオーバー・グループのプライマリ/バックアップ・インスタンスが実行されているホスト上でsudo
権限を使用してこのコマンドを実行し、インスタンスに対するフェイルオーバーを停止します。
このコマンドは、オフライン・モードでのみ実行できます。
構文
otd_stopFailover(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
必須。 |
instance |
フェイルオーバー・グループの一部であるプライマリ/バックアップOracle Traffic Directorインスタンスの名前。 |
必須。 |
例
props = {} props['domain-home'] = '/export/otd_domain' props['instance'] = 'otd_abc123.example.com' otd_stopFailover(props)
説明
このコマンドを使用して、指定したマシン上でSimple Network Management Protocol (SNMP)サブエージェントを停止します。
構文
otd_stopSnmpSubAgent(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
machine-name |
Oracle WebLogic Serverコンソール内でマシンの作成中に指定した名前で、Oracle Traffic Directorインスタンスが実行されているマシンのホスト名に対応しています。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
domain-home |
Oracle Traffic Directorドメインが含まれるディレクトリへのパス。 |
オフラインの場合は必須で、オンラインの場合は無効です。 |
例
# Online props = {} props['machine-name'] = 'host.example.com' otd_stopSnmpSubAgent(props) # Offline props = {} props['domain-home'] = '/export/domains/otd_domain' otd_stopSnmpSubAgent(props)
説明
このコマンドを使用して、フェイルオーバー・グループのプライマリ・インスタンスとバックアップ・インスタンスを切り替えます。このプコマンドは、フェイルオーバー・タイプがactive-passive
の場合のみ有効です。フェイルオーバーがすでに実行されている場合、インスタンスが実行されているホスト上でstopFailoverおよびstartfailoverスクリプトを実行する必要があります。これはノードを手動で切り替えるためです。このコマンドを実行しないとインスタンスは切り替わりません。また、otd_getFailoverGroupPropertiesを実行する場合、結果には、構成したプライマリ・インスタンスおよびバックアップ・インスタンスが表示されますが、これらは実行時のプライマリ・インスタンスおよびバックアップ・インスタンスとは異なります。
構文
otd_toggleFailoverGroupPrimary(props)
引数props
は、次のプロパティを含めることができるディクショナリです。
プロパティ | 説明 | コメント |
---|---|---|
configuration |
構成の名前。 |
必須。 |
virtual-ip |
フェイルオーバー・グループを一意に識別する仮想IP。 |
必須。 |
例
props = {} props['configuration'] = 'foo' props['virtual-ip'] = '192.0.2.1' otd_toggleFailoverGroupPrimary(props)
説明
構成の特定のインスタンスの構成ファイルを管理サーバー内の構成ストアにプルします。プルした構成ファイルにより、対応するサーバーのバージョンが上書きされ、管理サーバー上で保留中の変更(プルした構成ファイルと競合する変更)は失われます。
このコマンドを実行した後、activate
の前にコマンドenableOverwriteComponentChanges
を実行する必要があります。それ以外の場合、インスタンス上のローカル変更が原因でactivate
が失敗します。
注意:
このコマンドは、オープンの編集セッションからのみ実行できます。プルした構成の変更が構成のすべてのインスタンスにわたってデプロイされるようにするには、コマンドactivate
を実行する必要があります。
構文
pullComponentChanges(<instance_name>)
引数<instance_name>
は、インスタンスの名前であり、必須です。
例
startEdit() pullComponentChanges('otd_test.example.com') pull component otd_test.example.com changes on machine example.com: add OTD/test/config/foo.conf edit OTD/test/config/server.xml edit OTD/test/config/test-obj.conf remove OTD/test/config/obj.conf activate()
説明
1つのインスタンスまたはすべてのインスタンス上の変更を、管理サーバー内の対応するサーバーのバージョンとともに上書きします。
構文
resync(<instance_name>) / resyncAll()
引数<instance_name>
は、インスタンスの名前であり、必須です。
注意:
このコマンドは、オープンの編集セッションからは実行できません。オープンの編集セッション内でインスタンスの変更を上書きする方法の詳細は、enableOverwriteComponentChangesおよびactivateを参照してください。
例
# resync showComponentChanges('otd_test.example.com') add OTD/test/config/bar.conf 1970.01.01-05:30:00 2014.11.07-17:35:15 edit OTD/test/config/proxyvs.obj.conf 2014.11.07-17:36:49 1970.01.01-05:29:59 edit OTD/test/config/server.xml 2014.11.07-17:36:49 2014.11.07-17:37:22 remove OTD/test/config/test-obj.conf 2014.11.07-17:36:49 1970.01.01-05:30:00 resync('otd_test.example.com') showComponentChanges('otd_test.example.com') component otd_test.example.com changes on machine example.com: no change found. # resyncAll showComponentChanges() component otd_test.example.com changes on machine example.com: add OTD/test/config/baz.conf 1970.01.01-05:30:00 2014.11.07-17:42:57 component otd_origin-server-1.example.com changes on machine example.com: add OTD/origin-server-1/config/bar.conf 1970.01.01-05:30:00 2014.11.07-17:43:34 resyncAll() showComponentChanges() component otd_test.example.com changes on machine example.com: no change found. component otd_origin-server-1.example.com changes on machine example.com: no change found.
説明
インスタンス上の構成ファイルの変更をすべてリストします。
構文
showComponentChanges(<instance_name>)
引数<instance_name>
は、インスタンスの名前であり、オプションです。指定しない場合、すべてのインスタンスにわたる変更が表示されます。
注意:
Oracle Traffic Directorで構成を変更するには、server.xml
、obj.conf
およびmagnus.conf
などの複数のファイルを変更する必要がある場合があります。したがって、不整合を回避するために、Oracle Traffic Directorでの構成の変更は、ユニットとして扱われるこれらのファイルとともに上書きまたはプルする必要があります。この結果、これらのファイルの1つを変更したとしても、これらはファイル・ユニットとして扱われるため、これらすべてが変更済として表示されます。
例
showComponentChanges() component otd_test.example.com changes on machine example.com: no change found. component otd_origin-server-1.example.com changes on machine example.com: no change found. component otd_origin-server-2.example.com changes on machine example.com: no change found. component otd_origin-server-3.example.com changes on machine example.com: no change found. showComponentChanges('otd_test.example.com') add OTD/test/config/foo.conf 1970.01.01-05:30:00 2014.11.07-17:06:30 edit OTD/test/config/server.xml 2014.11.06-19:48:15 2014.11.07-17:06:08 edit OTD/test/config/test-obj.conf 2014.11.06-16:59:32 1970.01.01-05:29:59 remove OTD/test/config/obj.conf 2014.11.06-19:48:15 1970.01.01-05:30:00
説明
このWLSTコマンドを使用して、インスタンスを再起動または再構成します
動的に再構成すると、サーバーの再起動なしに構成変更がインスタンスに適用されます。動的に再構成可能な構成の変更のみが反映されます。user
、temp-path
、log
、thread-pool
、pkcs11
、stats
、dns
、dns-cache
、ssl-session-cache
およびaccess-log-buffer
設定の変更は、再構成手順が完了した後も同じままです。再構成の実行時に再起動を必要とする変更がある場合、「再起動が必要」例外がスローされます。
注意:
このコマンドの実行中に管理サーバーに接続していることを確認します。構文
softRestart(name, [block], [properties])
引数 | 定義 |
---|---|
name
|
再起動するシステム・コンポーネントの名前。 |
block
|
オプション。サーバーが再起動されるまでWLSTがユーザー対話をブロックするかどうかを指定するブール値。 |
properties
|
オプション。システム・コンポーネントに渡すプロパティを指定するプロパティ値。 |
例
インスタンスの再構成:
props = java.util.Properties() props.setProperty("MODE", "RECONFIG") cmo.softRestart(props)
インスタンスの再起動:
cmo.softRestart(java.util.Properties())
説明
インスタンスを起動します。
注意:
このコマンドの実行中に管理サーバーに接続していることを確認します。構文
start(name, [type])
引数 | 定義 |
---|---|
name
|
起動するシステム・コンポーネントの名前。 |
type
|
オプション。タイプ。 |
例
start('otd_foo_machine1')
説明
インスタンスの状態を返します。
注意:
このコマンドの実行中に管理サーバーに接続していることを確認します。構文
state(name, [type])
引数 | 定義 |
---|---|
name
|
現在の状態を取得するサーバー、クラスタまたはシステム・コンポーネントの名前。 |
type
|
オプション。タイプは、 |
例
state('otd_test.in.example.com')
関連項目
説明
インスタンスを停止します。
注意:
このコマンドの実行中に管理サーバーに接続していることを確認します。構文
stop(name, [type])
例
stop('host.example.com', 'SystemComponent')
説明
編集セッションを停止して、未保存の変更を破棄し、編集ロックを解放します。
構文
stopEdit([defaultAnswer])
引数 | 定義 |
---|---|
defaultAnswer
|
オプション。コマンド行で入力を求められたくない場合の、デフォルトのレスポンス。有効な値は |
例
次の例では、現在の編集セッションを停止します。WLSTは取り消す前に確認を求めます。
wls:/mydomain/edit !> stopEdit() Sure you would like to stop your edit session? (y/n) y Edit session has been stopped successfully. wls:/mydomain/edit>
説明
このコマンドは、保存されていない編集(undo()
)、またはアクティブ化されていない編集(undo('true')
)をすべて元に戻します。このコマンドでは編集セッションは解放されません。このコマンドの効果はOracle Traffic Directorに限定されません。他の様々なコンポーネントおよび管理対象サーバーに対して編集セッションの開始後に実行された変更もすべて元に戻されます。
構文
undo([unactivatedChanges], [defaultAnswer])
引数 | 定義 |
---|---|
unactivatedChanges
|
オプション。ディスクに保存された編集内容も含めて、アクティブ化されていないすべての変更を元に戻すかどうかを指定するブール値。この引数のデフォルトはfalseで、最後の |
defaultAnswer
|
オプション。コマンド行で入力を求められたくない場合の、デフォルトのレスポンス。有効な値は |
例
次の例では、最後のsave操作以降に行われたすべての変更を元に戻します。WLSTは元に戻す前に確認を求めます。
wls:/mydomain/edit !> undo() Sure you would like to undo your changes? (y/n) y Discarded your in-memory changes successfully. wls:/mydomain/edit>
次の例では、アクティブ化されていないすべての変更を元に戻します。WLSTは元に戻す前に確認を求めます。
wls:/mydomain/edit !> undo('true') Sure you would like to undo your changes? (y/n) y Discarded all your changes successfully. wls:/mydomain/edit>