| Oracle® Fusion Middleware Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護のユース・ケース 12c (12.2.1.3.0) E90180-02 |
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ユース・ケースの説明、ソリューションのサマリー、関連するコンポーネントおよびリンクされたドキュメント・リソースを参照して、基本認証を使用したRESTful Webサービスを保護できます。
この章の構成は、次のとおりです。
RESTful Webサービスを開発し、Oracle Web Services Manager (OWSM)基本認証ポリシーをアタッチして保護できます。
基本認証を使用して、RESTful Webサービスを保護します。
RESTful Webサービスを開発し、Oracle Web Services Manager (OWSM)基本認証ポリシーをアタッチして保護します。
Oracle WebLogic Server
Oracle Web Services Manager(OWSM)
Oracle JDeveloper
このユース・ケースを完了するには、次のドキュメント・リソースを参照してください。
RESTful Webサービスの開発
RESTful Webサービスとクライアントの保護
Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発におけるRESTful Webサービスの開発および保護に関する項
このユース・ケースは、次の操作に必要な手順を示します。
JDeveloperを使用して簡単なHelloWorld RESTful Webサービスを作成します。
javax.ws.rs.core.SecurityContextを使用して、出力メッセージに認証済ユーザーの名前を表示します。
アプリケーション・サブクラスを使用してRESTful Webサービスをパッケージ化して、RESTful Webサービス・アプリケーション・デプロイメントのコンポーネントを定義し、追加のメタデータを提供します。
OWSMグローバル・ポリシーを定義して、デフォルトですべてのRESTful Webサービスを保護します。
WebLogic Server管理コンソールを使用して、WARファイルとしてRESTful WebサービスをWebLogic Serverにデプロイします。
ブラウザを使用して、HelloWorld Webサービスを検証します。
基本認証を使用してRESTful Webサービスを実装するには、RESTful Webサービスを開発し、Oracle Web Services Manager (OWSM)基本認証ポリシーをアタッチして保護します。
このユース・ケースを実装するには、次の手順を順に実行します。
基本認証を使用してRESTful Webサービスを実装する前に、製品コンポーネントをダウンロードしてインストールし、WebLogicドメインを構成し、管理サーバーを起動し、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlおよびOracle WebLogic Server管理コンソールへのアクセス権を取得します。
開始する前に、次のタスクが実行されていることを確認してください。
RESTfulリソースをデプロイする前に、最初にグローバル・ポリシーを定義して、デフォルトですべてのRESTfulリソースを保護します。
次の手順では、OWSMグローバル・ポリシー・セットを定義し、すべてのRESTfulリソースに割り当てます。oracle/wss_http_token_service_policyポリシーがすべてのRESTfulリソースの基本認証の構成ポリシーにアタッチされます。
WebサービスのWLSTコマンドの詳細は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービスのWLSTカスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。
デフォルトですべてのRESTfulリソースを保護するには:
注意:
完全な手順は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーのグローバルなアタッチに関する項を参照してください。
JDeveloperを使用して、簡単なHelloWorld RESTful Webサービスを作成できます。
手順:
注意:
JDeveloperを使用する場合のヘルプは、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックします。
完全な手順は、『Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発』のRESTful Webサービスの作成に関する項を参照してください。
javax.ws.rs.core.SecurityContextを使用してユーザーを認証できます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』のSecurityContextを使用したRESTful Webサービスの保護に関する項を参照してください。
SecurityContextを使用した認証済ユーザーを取得するには:
javax.ws.rs.core.Applicationを拡張するクラスを作成して、RESTful Webサービス・アプリケーション・デプロイメントのコンポーネントを定義し、追加のメタデータを提供できます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』のアプリケーション・サブクラスを使用したパッケージ化に関する項を参照してください。
アプリケーション・サブクラスを使用したRESTful Webサービスをパッケージ化するには:
WARファイルとしてRESTful Webサービス・アプリケーションをWebLogic Serverにデプロイします。
RESTful Webサービスをデプロイするには:
Webアプリケーションのデプロイメント・プロファイルを作成します。
「デプロイメント・プロファイルの作成」ウィザードを使用して、プロファイルのタイプおよび名前を定義します。
RESTfulサービス・アプリケーションを右クリックして「デプロイ」→「新規デプロイメント・プロファイル」を選択して、「デプロイメント・プロファイルの作成」ウィザードを起動します。ヘルプは、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックします。
次の特性を定義します。
- プロファイル・タイプ: WARファイル
- デプロイメント・プロファイル名: helloworld
「WARデプロイメント・プロファイルのプロパティの編集」ウィザードを使用して、Webアプリケーションのコンテキスト・ルートを定義します。
「デプロイメント・プロファイルの作成」ウィザードで「OK」をクリックすると、「WARデプロイメント・プロファイルのプロパティの編集」ウィザードが自動的に起動します。ヘルプは、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックします。
次の特性を定義します。
- Java EE Webコンテキスト・ルートを指定: restservice
「<application>のデプロイ」ウィザードを使用して、次の特性とともにWebアプリケーションをデプロイします。
RESTfulServiceアプリケーションを右クリックして「デプロイ」→「helloworld」を選択して、「<application>のデプロイ」ウィザードを起動します。ヘルプは、[F1]を押すか、「ヘルプ」をクリックします。
次の特性を定義します。
デプロイメント・アクション: WARにデプロイ
構成されたプロジェクト・ディレクトリのWARファイルを表示します。次に例を示します。
c:\JDeveloper\mywork\RESTfulApplication\RESTfulService\deploy\helloworld.war
WebLogic ServerにWARファイルをデプロイします。詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのアプリケーションとモジュールのデプロイに関する項を参照してください。
ブラウザから、RESTful Webサービスを検証できます。Fusion Middleware ControlのWeb Servicesテスト・クライアントまたは「Webサービスのテスト」ページを使用して、Webサービスの基本機能および拡張機能をテストできます。
ブラウザでRESTful Webサービスにアクセスするには、ブラウザで次のURLを入力して、RESTful Webサービスをテストします。
http://<host>:<port>/restservice/resources/helloworld
たとえば、http://localhost:7001/restservice/resources/helloworldです。
プロンプトが表示されたら、WebLogic Serverのユーザー名とパスワードを入力します。たとえば、weblogicとpasswordです。
次のメッセージがブラウザで戻されます。
Hello weblogic!
Fusion Middleware ControlのWeb Servicesテスト・クライアントまたは「Webサービスのテスト」ページを使用して、Webサービスの基本機能および拡張機能をテストできます。詳細は、『Webサービスの管理』のWebサービスのテストに関する説明を参照してください。