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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLinkの理解
12c (12.2.1.2.0)
E82674-01
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このガイドで説明する新機能

次のトピックでは、Oracle Toplinkの新機能と変更された機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、その他の参考資料へのリンクを示します。このドキュメントは、旧名『Oracle TopLinkの理解』の新版です。

12c (12.2.1.2.0)での新機能と変更された機能

Oracle TopLink 12c (12.2.1.2.0)には、このドキュメントで説明する次の新機能と変更された機能が含まれています。

MOXyの拡張機能

  • XMLおよびJSONへのコレクション・マッピングの改善: @XmlElementWrapper注釈をJSONキーとして使用し、コレクションをXMLおよびJSONの両方にマップできるようになりました。詳細は、6.4.1項「XMLおよびJSONへのコレクション・マッピング」を参照してください。

  • 属性のサブセットのマーシャリングおよびアンマーシャリング: ディスクリプタに属性グループを設定することにより、マーシャリングおよびアンマーシャリングするオブジェクト属性のサブセットを構成できるようになりました。詳細は、6.3.3項「MOXyでの属性のサブセットのマーシャリングとアンマーシャリング」を参照してください。

  • 双方向に書込み可能な@XmlInverseReference: MOXyの@XmlInverseReference注釈により、アンマーシャル操作の間、バック・ポインタをマップできます。マーシャル操作の間にポインタをマップするには、@XmlInverseReference注釈を@XmlElement注釈と組み合せます。詳細は、6.3.4項「双方向に書込み可能な@XmlInverseReference」を参照してください。

JAX-RS (REST)の拡張機能

  • パディング付きJSON: パディング付きJSONは、一般的なWebブラウザでは同一生成元ポリシーにより禁止されている、異なるドメインのサーバーからデータを要求する方法を提供します。詳細は、6.5項「パディング付きJSONについて」を参照してください。

  • JAX-RS実装に対するサポートの改善: MOXyJsonProviderクラスはEclipseLink JAXB (MOXy)をJSONプロバイダとして使用できます。JAX-RS統合をより容易にするため、このクラスは拡張可能になりました。詳細は、6.6項「JAX-RS実装の拡張」を参照してください。

TopLinkの最適化

TopLinkのデータ・サービス

  • TopLink Data Servicesのライブ・データ: TopLink Data Services (TLDS)では、エンタープライズJava Persistenceへのアクセスを提供するリッチなRESTインタフェースを公開することにより、モダンHTML5, JavaScript、およびモバイル・クライアント・アプリケーションにおけるデータ・アクセスを容易にします。TLDSにより、サーバー側キャッシング、検証およびセキュリティを使用して、拡張可能な永続性を持つデータ・ストア、リレーショナルまたはNoSQLを公開できます。詳細は、7.12項「TopLink Data Servicesのライブ・データについて」を参照してください。

このマニュアルに記載されているその他の重要な変更

このガイドは12c (12.2.1.2.0)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。