ドキュメント・プロパティの追加ページを使用すると、ドキュメント・プロパティを追加または削除できます。ドキュメント・プロパティには、定義済とカスタムの2つのタイプがあります。
「定義済」プロパティは、多数のファイル形式で格納されているメタデータ・フィールドです。たとえば、入力ドキュメントの作成者を意味するプライマリ作成者などです。実際、どのプロパティを使用できるのかは入力ファイル形式に大きく左右され、ほとんどの場合、作成者がこの情報を提供しているかどうかによっても決まります。
カスタム・プロパティは、作成者により定義されます。これらのプロパティを使用して、任意のテキストおよびHTMLマークアップを出力ファイルに挿入できます。
テンプレートの作成者は、ドキュメントからメタデータとして、または出力のコンテンツとして出力される定義済プロパティを選択できます。また、出力ファイルのヘッダーまたは本文(あるいはその両方)に挿入するためのカスタム・プロパティも作成できます。プロパティごとに、テンプレートの作成者は、ドキュメントまたはランタイムAPIから、値がない場合にドキュメントに挿入するデフォルト値を指定できます。メタ・タグ名は、ドキュメントのヘッダーに<meta>タグを配置した場合に、プロパティを識別する名前です。プロパティがドキュメントの本文に出力される場合は、指定した出力書式を使用してテキストを書式設定できます。
デフォルトで、ドキュメント・プロパティは何も定義されていません。変換による出力にドキュメント・プロパティを含めるには、必要なドキュメント・プロパティを最初にここで定義する必要があります。その後、出力ページ・レイアウト・ページで定義されているページ・レイアウトにドキュメント・プロパティを挿入することにより、変換による出力に追加します。