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Oracle® Fusion Middleware Oracle HTTP Serverの管理
12c (12.2.1.3.0)
E90311-03
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クロスプラットフォーム・プロパティ

Oracle HTTP Serverインスタンスに対して、config-filecommand-lineなどのクロスプラットフォーム・プロパティを構成できます。

次の表では、クロスプラットフォーム・プロパティについて説明します。

プロパティ 説明

config-file

初期Oracle HTTP Server構成ファイルのベースのファイル名。

config-fileには、インスタンスの構成ディレクトリ内の任意の有効な.confファイルを指定できます。

注意: 指定した.confファイルには、デフォルトのhttpd.confと同じ方法でadmin.confが含まれている必要があります。

デフォルト: httpd.conf

command-line

httpdの呼出しに追加される引数。

command-lineには、任意の有効なhttpdコマンド行パラメータを指定できます。

注意: これらは、通常の起動、停止および再起動のパラメータと競合することはできません。このプロパティには-Dと記号を使用できます。

デフォルト: なし

start-timeout

Oracle HTTP Serverが起動および初期化するのを待機する最大時間(秒数)。

start-timeoutには、5から3600の任意の数値を指定できます。

デフォルト: 120

stop-timeout

Oracle HTTP Serverが終了するのを待機する最大時間(秒数)。

stop-timeoutには、5から3600の任意の数値を指定できます。

デフォルト: 60

restart-timeout

Oracle HTTP Serverが再起動するのを待機する最大秒数。

restart-timeoutには5から3600の任意の数値を指定できます。

デフォルト: 180

ping-interval

Oracle HTTP Serverへの1回のヘルス・チェックのpingの完了から次回の開始までの秒数。値を0にするとpingが無効になります。

ping-intervalには、0から3600の任意の数値を指定できます。

デフォルト: 30

ping-timeout

Oracle HTTP Serverのヘルス・チェックのpingが完了するのを待機する最大秒数。

ping-tmeoutには、5から3600の任意の数値を指定できます。

デフォルト: 60

:

config-file = httpd.conf
command-line = -DSYMBOL
start-timeout = 120
stop-timeout = 60
restart-timeout = 180
ping-interval = 30
ping-timeout = 60