Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMXによる管理可能アプリケーションの開発 12c (12.2.1.3.0) E90336-02 |
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http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/tech/javamanagement-140525.html
)を参照してください。JMXに関する書籍、ホワイトペーパーおよびその他の情報へのリンクが掲載されています。
この章の内容は次のとおりです。
JDKには、MBeanを参照するために使用できるSwingベースのJMXクライアント、JConsoleが用意されています。任意のWebLogic Server MBeanサーバーとJVMプラットフォームMBeanサーバーのMBeanを参照できます。
Oracleでは、JConsoleはリソースを大量に消費するため、開発環境のみで使用するよう推奨しています。http://www.oracle.com/technetwork/articles/java/jconsole-1564139.html
のJConsoleを使用したアプリケーションの監視を参照してください。https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/managing_weblogic_servers_withの
JConsoleによるWebLogic Serverの管理も参照してください。
JConsoleからカスタムMBeanにアクセスするには:
JConsoleクラスパスにwljmxclient.jar
とwlclient.jar
が存在しない場合:
MBeanをホストするWebLogic ServerインスタンスのIIOPプロトコルを有効にします。
管理者権限を持つWebLogic Serverユーザーになるように、デフォルトのIIOPユーザーを構成します。その場合、手順 5dまたは手順 6dで提供したログイン名とパスワードは無関係であり、デフォルトのIIOPユーザーは各リクエストに関連付けられます。
Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのIIOPの有効化と構成を参照してください。
wljmxclient.jar
とwlclient.jar
ファイルが JConsoleクラスパスに指定されている場合は、デフォルトのIIOPユーザーを有効化する必要はありません。手順2に進みます。
注意:
wlclient.jar
がMANIFEST ClassPathエントリのwljmxclient.jar
に含まれているので、wlclient.jar
とwljmxclient.jar
が同じディレクトリであるか、または両方のjarがクラスパスに指定されている必要があります。
クラスパスにwljmxclient.jar
がある場合、weblogic.jar
またはwlfullclient.jar
は、クラスパスに含まれていないことを確認してください。wljmxclient.jar
/ wlclient.jar
のシン・クライアントまたはwlfullclient.jar
のシック・クライアントのみを使用する必要があります。両方のjarを組み合せての使用はできません。
コマンド・プロンプトから、JDKがパスに存在することを確認します。
JConsoleは、JConsoleクラスパスのwljmxclient.jar
またはweblogic.jar
によって呼び出すことができます。
クラスパスのwljmxclient.jar
でJConsoleを起動するには:
Unix:
$ jconsole -J-Djava.class.path=$JAVA_HOME/lib/jconsole.jar:$ORACLE_HOME/wlserver/server/lib/wljmxclient.jar
Windows:
c:> jconsole -J-Djava.class.path=%JAVA_HOME%\lib\jconsole.jar;%ORACLE_HOME%\wlserver\server\lib\wljmxclient.jar
クラスパスのweblogic.jar
でJConsoleを起動するには:
Unix:
$ jconsole -J-Djava.class.path=$JAVA_HOME/lib/jconsole.jar:$ORACLE_HOME/wlserver/server/lib/weblogic.jar
Windows:
c:> jconsole -J-Djava.class.path=%JAVA_HOME%\lib\jconsole.jar;%ORACLE_HOME%\wlserver\server\lib\weblogic.jar
注意:
次の点に注意してください。
-J-Djava.class.path=
option
を使用して明示的にクラスパスを設定する必要があります。JConsoleは現在のクラスパスを取得しません。
手順4で説明されているような構成がある場合、jconsole
コマンドを実行してJConsoleを起動することができます。ただし、この方法でJConsoleを起動する場合は、WLSプロセスを開始したユーザーのみがローカルに接続できます。
カスタムMBeanがJVMプラットフォームMBeanサーバーに登録されており(またはWebLogic Server実行時MBeanサーバーをJVMプラットフォームMBeanサーバーとして構成しており)、WebLogic Serverインスタンスと同じコンピュータ上でJConsoleを実行している場合、次の操作を行います。
JConsoleウィンドウで、「接続」>「新規接続」を選択します。
「新規接続」ウィンドウで、「ローカル・プロセス」タブを選択して、「WebLogic.Server」を選択し、「接続」をクリックします。
カスタムMBeanがWebLogic Server実行時MBeanサーバーに登録されている場合、次の操作を行います。
JConsoleウィンドウで、「接続」>「新規接続」を選択します。
「新規接続」ウィンドウで、「リモート・プロセス」オプションを選択します。
「リモート・プロセスJMX URL」テキスト・ボックスに、次を入力します。
service:jmx:iiop://host:port/jndi/weblogic.management.mbeanservers.runtime
ここでhost:port
は、MBeanをホストするWebLogic Serverインスタンスのホスト名とポートです。たとえば、localhost:7001
のようになります。
「ユーザー名」および「パスワード」フィールドに、管理ロールが割り当てられているユーザー・アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。このログインは、クライアントを認証するために使用され、クライアントから出て来た各JMXリクエストに関連付けられたサブジェクトを作成できます。
「接続」をクリックします。
カスタムMBeanがWebLogic Serverドメイン実行時MBeanサーバーに登録されている場合、次の操作を行います。
「コンソール」ウィンドウで、「接続」>「新規接続」を選択します。
「新規接続」ウィンドウで、「リモート・プロセス」オプションを選択します。
「リモート・プロセスJMX URL」テキスト・ボックスに、次を入力します。
service:jmx:iiop://host:port/jndi/weblogic.management.mbeanservers.domainruntime
ここでhost:port
は、MBeanをホストするWebLogic Serverインスタンスのホスト名とポートです。たとえば、localhost:7001
のようになります。
「ユーザー名」および「パスワード」フィールドに、管理ロールが割り当てられているユーザー・アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。このログインは、クライアントを認証するために使用され、クライアントから出て来た各JMXリクエストに関連付けられたサブジェクトを作成できます。
「接続」をクリックします。
MBeanを、実行時MBeanサーバーまたはドメイン実行時MBeanサーバーに登録した場合、WebLogic Scripting Toolを使用してカスタムMBeanにアクセスできます。WebLogic Scripting Toolの理解の他のWebLogic MBeanおよびカスタムMBeanへのアクセスを参照してください。