Coherenceクラスタ: 構成: 全般
このページでは、このCoherenceクラスタのプロパティを構成します。
構成オプション
名前 説明 名前 このCoherenceクラスタ構成の名前。
カスタム・クラスタ構成ファイルの使用 この構成を外部のカスタム構成ファイルに置くかどうかを指定します。
MBean属性:
CoherenceClusterSystemResourceMBean.UsingCustomClusterConfigurationFile
カスタム構成ファイルの名前 ドメイン構成ディレクトリに対して相対的なカスタム構成ファイルの場所。このフィールドを使用して、新しい構成ファイルをインポートします。
MBean属性:
CoherenceClusterSystemResourceMBean.CustomClusterConfigurationFileName
クラスタ・リスニング・ポート Coherenceによって使用されるクラスタ・リスニング・ポート。Coherenceクラスタ・メンバーはこのポートを使用してクラスタを検索、参加、または作成します。指定しない場合、Coherenceクラスタのマルチキャスト・リスニング・ポートが使用されます。
MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.ClusterListenPort
最小値:
0
最大値:
65535
トランスポート クラスタ通信に使用する、基になるトランスポート・プロトコルを指定します。TMB、SDMBまたはIMBはExalogic環境にのみ適用されます。
MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.Transport
マルチキャスト・リスニング・アドレス クラスタのマルチキャスト・リスナーのIPアドレス。
クラスタリング・モード ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかのクラスタリング・モードを指定します。マルチキャストが望ましくない環境や使用できない環境の場合、またはマルチキャストを適切にサポートするように環境が構成されていない場合は、ウェル・ノウン・アドレス(WKA)機能の設定が必要です。WKAが有効化されると、すべてのクラスタ・マルチキャスト通信が無効化されます。
存続時間 マルチキャスト・メッセージの存続時間(TTL)を設定します。TTL設定は、マルチキャストUDP/IPパケットがネットワーク上を移動できる範囲を指定します。TTLは1つのパケットにつき、いくつのホップが許容されるかという観点で示されます。各ネットワーク・インタフェース、ルーターおよび管理対象スイッチは1つのホップと見なされます。TTL値には、機能する最小の整数値を設定する必要があります。設定する値が高すぎると、他のLANセグメントで不必要な帯域幅が使用される場合があり、その結果、オペレーティング・システムやネットワーク・デバイスでマルチキャスト・トラフィックが無効化される可能性もあります。
通常、単純なスイッチ構成のバックボーンでは、TTL値を1に設定すると正しく機能します。インテリジェントなスイッチを備えた高度なバックボーンでは、2以上の値が必要になる場合があります。開発やテストに使用する単一サーバー・クラスタでは、値0を使用します。
MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.TimeToLive
最小値:
0
最大値:
255