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Coherenceクラスタ

列の表示     関連タスク     関連トピック

Coherenceは、複製および分散されたデータの管理とキャッシング・サービスを提供しています。この機能を使用して、Coherenceクラスタ内のすべてのサーバーに対してアプリケーションのオブジェクトとデータを使用可能にできます。これを行うには、Coherenceクラスタを特定し、そのクラスタと通信するために使用する構成情報をWebLogic Serverが保持している必要があります。

このページでは、このドメインで作成されているCoherenceクラスタ構成を表示します。

列の表示

この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。

次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。

名前 説明
名前

このCoherenceクラスタ構成の名前。

カスタム構成ファイル

カスタムCoherence操作構成オーバーライド・ファイルの名前。

MBean属性:
WeblogicCoherenceBean.CustomClusterConfigurationFileName

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

クラスタリング・モード

ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかのクラスタリング・モードを指定します。マルチキャストが望ましくない環境や使用できない環境の場合、またはマルチキャストを適切にサポートするように環境が構成されていない場合は、ウェル・ノウン・アドレス(WKA)機能の設定が必要です。WKAが有効化されると、すべてのクラスタ・マルチキャスト通信が無効化されます。

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.ClusteringMode

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

トランスポート

クラスタ通信に使用する、基になるトランスポート・プロトコルを指定します。TMB、SDMBまたはIMBはExalogic環境にのみ適用されます。

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.Transport

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

セキュリティ・フレームワークの有効化

セキュリティ・フレームワークが有効になっているかどうか確認します

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.SecurityFrameworkEnabled

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

クラスタ・リスニング・ポート

Coherenceによって使用されるクラスタ・リスニング・ポート。Coherenceクラスタ・メンバーはこのポートを使用してクラスタを検索、参加、または作成します。指定しない場合、Coherenceクラスタのマルチキャスト・リスニング・ポートが使用されます。

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.ClusterListenPort

最小値: 0

最大値: 65535

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

マルチキャスト・リスニング・アドレス

クラスタのマルチキャスト・リスナーのIPアドレス。

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.MulticastListenAddress

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

存続時間

マルチキャスト・メッセージの存続時間(TTL)を設定します。TTL設定は、マルチキャストUDP/IPパケットがネットワーク上を移動できる範囲を指定します。TTLは1つのパケットにつき、いくつのホップが許容されるかという観点で示されます。各ネットワーク・インタフェース、ルーターおよび管理対象スイッチは1つのホップと見なされます。TTL値には、機能する最小の整数値を設定する必要があります。設定する値が高すぎると、他のLANセグメントで不必要な帯域幅が使用される場合があり、その結果、オペレーティング・システムやネットワーク・デバイスでマルチキャスト・トラフィックが無効化される可能性もあります。

通常、単純なスイッチ構成のバックボーンでは、TTL値を1に設定すると正しく機能します。インテリジェントなスイッチを備えた高度なバックボーンでは、2以上の値が必要になる場合があります。開発やテストに使用する単一サーバー・クラスタでは、値0を使用します。

MBean属性:
CoherenceClusterParamsBean.TimeToLive

最小値: 0

最大値: 255

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

ロギングの有効化

カスタムCoherenceロギングを有効にするかどうかを指定します。

MBean属性:
CoherenceLoggingParamsBean.Enabled

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

メンバー

このCoherenceクラスタ構成が関連付けられているサーバーおよびクラスタ。

関連タスク

関連トピック


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