サーバー: 構成: ヘルス監視
WebLogic Serverには、自己ヘルス・モニタリング機能が備わっており、この機能を使用することでWebLogic Serverドメイン内にあるサーバーの信頼性や可用性を向上させることができます。各サーバー内の選択されたサブシステムは、そのサブシステムに固有の条件に基づいて自身のヘルス・ステータスをモニターします。
このページでは、サーバーが自動的にヘルス・チェックを実行する頻度、およびノード・マネージャ・アプリケーション(オプション)がサーバーのヘルス状態をチェックする頻度を構成します。また、このページでは、サーバーのヘルス状態が「障害」になった場合に、ノード・マネージャが自動的にサーバーを停止および再起動するかどうかを指定することもできます。
構成オプション
名前 説明 自動再起動 このサーバーがクラッシュしたり予想外に停止したりしたときに、ノード・マネージャで自動的に再起動できるようにするかどうかを指定します。
MBean属性:
ServerMBean.AutoRestart
失敗時の自動強制停止 これは、OverloadProtectionMBean failureActionを"force-shutdown"に、panicActionを"system-exit"に設定することとと同等です。
MBean属性:
ServerMBean.AutoKillIfFailed
再起動間隔 このサーバーを再起動できる秒数。「期間内の最大再起動回数」で指定された回数まで再起動できます。
期間内の最大再起動回数 ノード・マネージャがこのサーバーを再起動できる回数。「再起動間隔」で指定した間隔内で再起動できます。
ヘルス・チェック間隔 このサーバーの自動ヘルス・モニターの頻度を定義する秒数。サーバーは「ヘルス・チェック間隔」の経過ごとにサブシステムの状態をモニターし、必要であれば、サーバー全体の状態を変更します。
再起動遅延秒数 このサーバーを再起動するまでにノード・マネージャが待機する秒数。
サーバー・プロセスの強制停止後、サーバーが使用していたTCPポートの解放に数秒かかる場合があります。管理対象サーバーのポートがアクティブな間に、ノード・マネージャが管理対象サーバーの再起動を試行した場合、起動時に障害が発生します。
AutoMigrationが有効化されており、RestartDelaySecondsが0の場合、RestartDelaySecondsは自動的にリース期間に設定されます。これにより、以前のリースがまだ有効なときに、サーバーが移行後の起動に失敗することが回避されます。
MBean属性:
ServerMBean.RestartDelaySeconds
最小値:
0
最大値:
2147483647