ワーク・マネージャ: フェア・シェア: 構成
このページでは、選択されたフェア・シェア・リクエスト・クラスのプロパティを構成します。
リクエスト・クラスは、WebLogic Serverが要求にスレッドを割り当てる際に使用するスケジューリングのガイドラインを表します。リクエスト・クラスを設定すると、優先度の高い作業は、それより前に発行された作業があってもその重要度が低ければ、その作業より先にスケジューリングされるようにできます。各モジュールへの要求の完了までにかかる時間が考慮されます。
フェア・シェア・リクエスト・クラスは、要求の処理に必要なスレッド使用時間の平均を指定します。
フェア・シェア・リクエスト・クラスの値は、比率ではなく、相対的な値で指定します。したがって、2つのリクエスト・クラスを400と100で定義した場合、これらの相対値は、80と20または4と1で定義した場合と同じになります。
たとえば、RequestClass1、RequestClass2、およびRequestClass3のフェア・シェア値がそれぞれ10、20、および50であるとします。次のフリー・スレッドがRequestClass1の処理を実行するのは、12.5% (10/80)の確率です。同様に、RequestClass2は25% (20/80)の確率、RequestClass3は62.5% (50/80)の確率で処理されます。
構成オプション
名前 説明 名前 このMBeanインスタンスのユーザー定義の名前。
この名前は、MBeanの
javax.management.ObjectName
に、主要なプロパティとして含まれています:
Name=user-specified-name
MBean属性:
FairShareRequestClassMBean.Name
フェア・シェア フェア・シェアの値。
MBean属性:
FairShareRequestClassMBean.FairShare
最小値:
1
最大値:
1000
スコープ このフェア・シェア・リクエスト・クラスが作成されるスコープ。