診断イメージ
診断イメージは、サーバーの状態データおよび構成データのスナップショット(ダンプ)を含むファイルです。サポート担当者は、問題発生後の解析に、このデータを使用できます。
このページでは、サーバーが強制的に診断イメージを書き込む(イメージをキャプチャする)ようにします。このページでは、パーティションの診断イメージをキャプチャすることもできます。
診断イメージには、サーバーおよびそのサブシステムの状態データと構成データが含まれます。構成した診断モジュールによって取得されたデータがある場合、それらも含まれます。たとえば、診断イメージによって、ログ・キャッシュの値、ワーク・マネージャのステータス、およびJNDIの状態を知ることができます。
WebLogic ServerがJava HotSpot VMで構成され、フライト・レコーダが有効化されている場合、診断イメージ・キャプチャには、Java Mission Controlで表示できるフライト・レコーダ・ファイルのWebLogic Server診断データが含まれます。
診断イメージのフライト・レコーダ・ファイルに作成されるデータのボリュームはカスタマイズできます。この機能を使用するには、フライト・レコーダを有効化してWLDF診断ボリュームを
「低」
、「中」
または「高」
に設定する必要があります。WebLogic ServerがHotSpotで構成されている場合、フライト・レコーダはデフォルトで無効化されています。HotSpotで構成されたWebLogic Serverインスタンスのフライト・レコーダを有効化する方法は、関連トピックを参照してください。列の表示
「この表のカスタマイズ」を展開して「列の表示」リストを変更すると、このページに表示されるデータ・ポイントを減らしたり増やしたりできます。それぞれのデータ・ポイントは各自の表列に表示されます。
次の表に、このページの列に表示できるすべてのデータ・ポイントを記載します。
名前 説明 名前 診断イメージが生成される対象サーバーまたはパーティション。
MBean属性:
WLDFServerDiagnosticMBean.Name
出力先ディレクトリ 診断イメージの保存先ディレクトリ。
MBean属性:
WLDFServerDiagnosticMBean.ImageDir
タイムアウト 次に診断イメージのキャプチャがトリガーされるまでに必要な最小経過時間(サーバーの障害と回復が繰り返される場合)。
MBean属性:
WLDFServerDiagnosticMBean.ImageTimeout
最小値:
0
最大値:
1440
最後のアクションのステータス このタスクに関連するステータス情報。