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JDBCデータ・ソース: 構成: 全般

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アプリケーションでは、Javaネーミング・ディレクトリ・インタフェース(JNDI)ツリーのデータ・ソースをルックアップした後に接続をリクエストすることで、データ・ソースからのデータベース接続を取得します。データ・ソースは、データベース接続のプールからアプリケーションに接続を提供します。

このページでは、このJDBCデータ・ソースの全般的な構成オプションを定義します。

構成オプション

名前	説明
名前	WebLogicドメイン内のこのデータ・ソースを識別する一意な名前。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceBean.Name 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
データソース・タイプ	データ・ソースのタイプ。有効なタイプは次のとおりです。 GENERIC - 汎用データ・ソース MDS - マルチ・データ・ソース AGL - アクティブなGridLinkデータ・ソース UCP - ユニバーサル接続プール・データ・ソース PROXY - 複数テナント・データ・ソース用プロキシ MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceBean.DatasourceType 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
スコープ	データ・ソースを使用可能なスコープ
JNDI名	このデータ・ソースのバインド先のJNDIパス。デフォルトでは、JNDI名はデータ・ソースの名前です。 データ・ソースに複数のJNDI名を指定するには、各JNDI名を個別の行に入力します。 JNDIパスをルックアップするアプリケーションは、このデータ・ソースに対応するjavax.sql.DataSourceインスタンスを取得します。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.JNDINames 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
行のプリフェッチを有効化	1回のサーバー・アクセスで複数の行のプリフェッチ(つまり、サーバーからクライアントに送る)を有効化します。 このパラメータは、非推奨のJDBC over RMIのみに適用されます。 外部クライアントがJDBCを使用してWebLogic Server経由でデータベースにアクセスするとき、行のプリフェッチを行うと1回のサーバー・アクセスでサーバーからクライアントに複数の行を取り出すことになるので、パフォーマンスが向上します。クライアントとWebLogic Serverが同一のJVM内にある場合は、この設定が無視され、行のプリフェッチは使用されません。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.RowPrefetch 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
プリフェッチする行のサイズ	行のプリフェッチが有効化されている場合、クライアント用にプリフェッチする結果セットの行数を指定します。 このパラメータは、非推奨のJDBC over RMIのみに適用されます。 最適のプリフェッチ・サイズは問合せの詳細によって異なります。一般に、この数を増やすと、特定の値に達するまでパフォーマンスが向上します。その値に達すると、それ以上数を増やしてもパフォーマンスはそれほど向上しません。100行以上になるとパフォーマンスが向上することはめったになくなります。ほとんどの状況では、デフォルト値で十分対応できます。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.RowPrefetchSize 最小値: 2 最大値: 65536 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
ストリーム・チャンク・サイズ	ストリーム・データ型のデータ・チャンク・サイズを指定します。 このパラメータは、非推奨のJDBC over RMIのみに適用されます。 getBinaryStream()への呼出し結果などのストリーミング・データ型は、必要に応じてWebLogic Serverからクライアントにこのサイズのチャンクで送られます。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.StreamChunkSize 最小値: 1 最大値: 65536 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。
プロキシ切替えプロパティ	プロキシ・データ・ソースに対する切替えコールバック・メソッドに渡される切替えプロパティを指定します。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.ProxySwitchingProperties
プロキシ切替えコールバックク	プロキシ・データ・ソースに対する切替えコールバック・クラスの名前。 このクラスはweblogic.jdbc.extensions.DataSourceSwitchingCallbackインタフェースを実装する必要があります。 MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない): JDBCDataSourceParamsBean.ProxySwitchingCallback 変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

関連タスク

• JDBC汎用データ・ソースの作成
• JDBC GridLinkデータ・ソースの作成
• LLRを利用可能なJDBCデータ・ソースの作成

関連トピック

• JDBCデータ・ソースの構成
• GridLinkデータ・ソースの使用
• JDBCデータ・ソース・トランザクション・オプション
• WebLogic JDBCリソースの構成