ストア・アンド・フォワード・エージェント: 構成: しきい値と割当
このページでは、このストア・アンド・フォワード・エージェントの最大のメッセージ/バイト割り当て、上限と下限のメッセージ/バイトしきい値、および最大許容メッセージ・サイズを定義します。
構成オプション
名前 説明 最大バイトしきい値 SAFエージェントに保存されているバイト数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。
デフォルト値の
-1
に設定すると、このSAFエージェントでのイベントは無効になります。送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
BytesThresholdHigh
の更新の影響を受けるのは、新規のリクエストのみです。バイト数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは次のとおりです。
ログ・メッセージ: 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバーに記録されます。
フロー制御: エージェントが防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ・フローを減らすよう指示します。
値の範囲: <= BytesMaximum; >= BytesThresholdLow
MBean属性:
SAFAgentMBean.BytesThresholdHigh
最小値:
-1
最小バイトしきい値 SAFエージェントに保存されているバイト数に基づいて、イベントを発生させる下限しきい値。
デフォルト値の
-1
に設定すると、このSAFエージェントでのイベントは無効になります。送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
BytesThresholdLow
の更新の影響を受けるのは、新規のリクエストのみです。バイト数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは次のとおりです。
ログ・メッセージ: しきい値条件がクリアされたことを示すメッセージがサーバーに記録されます。
フロー制御: エージェントが防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ・フローを増やすよう指示します。
値の範囲: <= BytesThresholdHigh
MBean属性:
SAFAgentMBean.BytesThresholdLow
最小値:
-1
最大メッセージしきい値 SAFエージェントに保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。
デフォルト値の
-1
に設定すると、このSAFエージェントでのイベントは無効になります。送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
MessagesThresholdHigh
の更新の影響を受けるのは、新規のリクエストのみです。メッセージ数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは次のとおりです。
ログ・メッセージ: 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバーに記録されます。
フロー制御: エージェントが防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ・フローを減らすよう指示します。
値の範囲: <= MessagesMaximum; >= MessagesThresholdLow
MBean属性:
SAFAgentMBean.MessagesThresholdHigh
最小値:
-1
最小メッセージしきい値 SAFエージェントに保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる下限しきい値。
デフォルト値の
-1
に設定すると、このSAFエージェントでのイベントは無効になります。送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
MessagesThresholdLow
の更新の影響を受けるのは、新規のリクエストのみです。メッセージ数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは次のとおりです。
ログ・メッセージ: しきい値条件がクリアされたことを示すメッセージがサーバーに記録されます。
フロー制御: エージェントが防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ・フローを増やすよう指示します。
値の範囲: <= MessagesThresholdHigh.
MBean属性:
SAFAgentMBean.MessagesThresholdLow
最小値:
-1
最大バイト数 このSAFエージェントに保存可能な最大バイト数の割当て(合計バイト数)。
デフォルト値
-1
は、保存可能なバイト数が制限されていないことを示します。ただし、あまり大きなバイト数を割り当てると、メモリーが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム・メモリーの総量に見合った値にしてください。送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
BytesMaximum
の更新の影響を受けるのは、新規のリクエストのみです。値の範囲: >= BytesThresholdHigh
MBean属性:
SAFAgentMBean.BytesMaximum
最小値:
-1
最大メッセージ数 このSAFエージェントに保存可能な最大メッセージ数の割当て(合計メッセージ数)。
デフォルト値
-1
は、サーバー・インスタンスで保存可能なメッセージ数が制限されていないことを示します。ただし、あまり大きなメッセージ数を割り当てると、メモリーが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム・メモリーの総量に見合った値にしてください。送信エージェントにのみ適用されます。
最大メッセージ数の割当てを更新すると、メッセージ数がリセットされるため、更新後に受信されたリクエストのみが、新しい割当てを適用されます。
値の範囲: >= MessagesThresholdHigh
MBean属性:
SAFAgentMBean.MessagesMaximum
最小値:
-1
最大メッセージ・サイズ このSAFエージェントの個々のメッセージに許可される最大バイト数。
メッセージのサイズには、メッセージの本文、ユーザー定義のプロパティ、ユーザー定義のJMSヘッダー・フィールド(
JMSCorrelationID
およびJMSType
)が含まれます。構成された最大メッセージ・サイズを超えるメッセージをSAFエージェントに送信したプロデューサは、
ResourceAllocationException
を受け取ります。最大メッセージ・サイズは、メッセージの最初の生成に対してのみ適用されます。エラー宛先に転送されるメッセージや、分散宛先のメンバーに転送されるメッセージは、サイズをチェックされません。たとえば、宛先の最大メッセージ・サイズが128KB、対応するエラー宛先の最大メッセージ・サイズが64KBで構成されている場合、96KBのメッセージは(64KBを超えても)エラー宛先にリダイレクトできますが、プロデューサが96KBのメッセージをエラー宛先に直接送信することはできません。
送信機能のあるエージェントにのみ適用されます。
MaximumMessageSize
を更新すると影響を受けるのは、新しく配信されるメッセージのみです。保存されているメッセージは影響を受けません。MBean属性:
SAFAgentMBean.MaximumMessageSize
最小値:
0