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診断アーカイブの構成


ドメイン内の各サーバーでは、すべてのイベント、ログ・レコード、およびWebLogic診断フレームワークによって収集されたメトリックが永続化(アーカイブ化)されます。ログ・ファイルは、人間が読み取れるファイルとしてアーカイブされます。イベントおよび収集されたデータは、Weblogic永続ストアまたはデータベースにバイナリ形式でアーカイブされます。

診断アーカイブの設定を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「診断」を展開して「アーカイブ」を選択します。
  3. 「診断アーカイブの概要」ページで、診断アーカイブの設定を構成するサーバーの名前をクリックします。
  4. 「タイプ」リストから次のいずれかのアーカイブのタイプを選択します。
    • 「ファイル・ストア」を選択すると、データがファイル・システムで永続化されます。このオプションを選択する場合は、「ディレクトリ」フィールドにディレクトリを入力します。デフォルトのディレクトリは、サーバーのホーム・ディレクトリの下のdata/store/diagnosticsです。
    • 「JDBC」を選択するとデータがデータベースで永続化されます。

    「JDBC」を選択した場合:

    1. 「データ・ソース」リストからJDBCデータ・ソースを選択します。このオプションを使用するには、JDBC接続を最初に構成する必要があります。データベース接続の構成を参照してください。
    2. 複数のWLDF JDBCアーカイブ・スキーマが同じデータベースに存在する場合は、「スキーマ名」フィールドを使用してそのデータベースのJDBCベース・アーカイブ表へのアクセスに使用するスキーマを指定します。デフォルト値がありません: スキーマ名を指定しないと、WLDFが実行時表を検証するときにスキーマ名が適用されず、SQL文にスキーマ名が使用されません。
  5. データ・リタイア・オプションを設定するには、次の手順に従います。
    1. 「優先ストア・サイズ」フィールドに、最大データ・ファイル・サイズを、MB単位で入力します。このサイズを超えると、ストア内から十分な数のレコードが古い順に削除され、ストア・サイズを上限より小さくなるように低減します。

      ノート: この設定の影響を受けるのは、ファイル・ストアのみです。ただし、このフィールドは、ファイル・ストアを使用している場合でもデータベースを使用している場合でも、診断アーカイブの構成時には必要です。

    2. 「ストア・サイズのチェック期間」フィールドに、選択されたストア・サイズを超過したかどうかの確認をストアに対して行う間隔を、分単位で入力します。

      ノート: この設定の影響を受けるのは、ファイル・ストアのみです。ただし、このフィールドは、ファイル・ストアを使用している場合でもデータベースを使用している場合でも、診断アーカイブの構成時には必要です。

    3. 「データ・リタイアの有効化」チェック・ボックスを選択または解除し、このサーバー・インスタンスのデータ・リタイアを有効化または無効化します。

      ノート: このステップで説明しているサイズベースのデータ・リタイア・オプションに加えて、ファイル・ストア内の個々のアーカイブ、または診断データが永続化されているデータベースについて、存続期間ベースのデータ・リタイア・ポリシーを作成することもできます。存続期間ベースのデータ・リタイア・ポリシーを有効化するには、データ・リタイアがこのレベルで有効化されている(つまり、「データ・リタイアの有効化」チェック・ボックスが選択されている)必要があります。次のステップを参照してください。

  6. 保存」をクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

必要に応じて、個々のアーカイブに対して存続期間ベースのデータ・リタイア・ポリシーを作成、構成、または有効化します。診断データ・リタイア・ポリシーの作成を参照してください。


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