始める前に
診断アプリケーション・モジュールは、実行中のアプリケーションまたはアプリケーション・モジュールの様子を監視するために構成するソフトウェア・コンポーネントです。診断アプリケーション・モジュールは診断システム・モジュールと似ていますが、診断アプリケーション・モジュールではインストゥルメンテーションしか構成できません。(その他の診断機能は診断システム・モジュールで構成できます診断システム・モジュールの作成を参照してください。)アプリケーションのインストゥルメンテーションを構成する場合は、WebLogic診断フレームワーク・インストゥルメンテーション・ライブラリの標準の診断監視と診断アクションを使用することも、独自の診断監視を作成して、そこにライブラリの診断アクションをアタッチすることもできます。
管理コンソールでアプリケーション・スコープのインストゥルメンテーションを構成するには、まず、weblogic-diagnostics.xml
という名前の整形式の診断記述子ファイルを作成して、アプリケーションまたはアプリケーション・モジュールのルートのMETA-INF
ディレクトリに配置する必要があります(Oracle WebLogic Server診断フレームワークの構成と使用方法のアプリケーション・スコープのインストゥルメンテーションの構成を参照してください)。このファイルを作成してディレクトリに配置した後、管理コンソールを起動して、診断アプリケーション・モジュールの診断監視を作成または変更できます。
ノート: アプリケーションまたはモジュールのインストゥルメンテーションを有効にするには、そのアプリケーションまたはモジュールがデプロイされているサーバーまたはクラスタのインストゥルメンテーションも有効にする必要があります。診断システム・モジュール内のインストゥルメンテーションの有効化または無効化を参照してください
パターン式は、対象とするまたは除外するパッケージまたはクラスのカンマ区切りのリストです。アスタリスク(*)のワイルドカードを使用して1つまたは複数の文字を表すことができます。
式は次のように評価されます。