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ダッシュボードのプリファレンスの設定

始める前に

監視ダッシュボードを起動し、ビューの表示の手順に従ってビューを表示または作成します。

監視ダッシュボードのチャートの詳細は、チャートの構成要素を参照してください。


ダッシュボードのプリファレンスは、監視ダッシュボードの現在のユーザーに対して有効です。

ダッシュボードのプリファレンスを設定するには:

  1. 監視ダッシュボードの右上隅にある「プリファレンス」を選択します。

    「ダッシュボードのプリファレンス」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 必要に応じて、次のプリファレンスを1つまたは複数設定します。
    • サンプル間隔 — メトリックのサンプル間の秒数。デフォルトは20秒です。指定可能な最小値は10秒です。
    • 最大サンプル数 — ブラウザのメモリーに格納されるサンプルの最大数。デフォルトは100です。(最大サンプル数はカスタム時間範囲チャートにも適用されます。期間が24時間を超えるカスタム時間範囲チャートに収集対象メトリックを表示する場合は、20秒のデフォルト・サンプリング間隔を想定して、最大サンプル数を288より大きい値に増やす必要があります。)
    • デフォルトのチャート時間範囲 — 時系列チャートに表示するデフォルトの時間範囲。デフォルトは5分です。(ズーム・インして、チャートに表示される時間範囲を変更できます。チャートのメトリック・データのズーム・インとズーム・アウトを参照してください。)
    • チャートのズーム・インクリメント — チャートの横軸のパーセントで表されるデフォルトのインクリメント。「ズーム」ボタンをシングルクリックしてチャートをズーム・インまたはズーム・アウトする場合に使用します。デフォルトは20パーセントです。たとえば、デフォルトのチャート時間範囲が5分の場合、「ズーム」を1回クリックすると、チャートは4分間隔で再表示されます。
    • デフォルト・チャート・タイプ — 新規チャートを作成するときに使用されるデフォルトのタイプ。初期のデフォルトは「折れ線グラフ」ですが、「棒グラフ」「散布プロット」「垂直リニア・ゲージ」「水平リニア・ゲージ」または「放射状ゲージ」に変更できます。デフォルトのチャート・タイプの変更は、監視ダッシュボードの既存のチャートには影響しません。詳細は、チャート・タイプの選択を参照してください。
    • 系列の概要の表示 — すべての時系列チャートで使用可能な系列の概要は、表示されている期間に対応するメトリックについて収集されたデータ・セット全体に関連して、チャートに現在表示されているメトリック・データの部分を示します。この設定によって、概要がいつ表示されるか(表示なし、チャートの選択時にのみ表示または常に表示)が決定されます。「なし」を選択すると、表示全体の乱雑さを軽減できますが、「選択時」または「常に」を選択すると、データをパンおよびズームするための便利なコントロールとしてこの項目を利用できます。また、低速なシステムを使用している場合やビューに多数のチャートがある場合は、「なし」または「選択時」を選択するとパフォーマンスが向上することがあります。

    ノート: 最大サンプル数設定をサンプル間隔とともに使用して、ブラウザに格納されるデータ量を制御できるため、グラフ化されるデータ量を間接的に制御できます。サンプル間隔を低く設定し、最大サンプル数を高く設定すると、ブラウザによって使用されるメモリーの合計量が増え、ブラウザがその合計量に達するまでの時間が短くなります。監視ダッシュボードは、メトリックが複数のチャートとビューに表示されている場合でも、メトリック・サンプルを1回のみ格納することで、データを効率的に管理します。また、Internet Explorerでは、特定の時点でグラフ化されるデータ量がパフォーマンスに影響する可能性があります。

  3. 「OK」をクリックして新しいダッシュボード・プリファレンスを有効にするか、「取消し」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、変更を破棄します。

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