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システム・モジュールの分割共通分散トピックの作成

始める前に

既存の共通分散トピックを分割された共通分散トピックに変換する場合は、ステップ10に進みます。


分割された共通分散トピックを作成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールで、「サービス」→「メッセージング」を展開して、「JMSモジュール」を選択します。
  3. JMSモジュール」表で、トピック・リソースを構成するJMSモジュールの名前をクリックします。
  4. モジュールの設定ページで、「リソースの概要」表の「新規作成」ボタンをクリックします。
  5. 新しいJMSシステム・モジュール・リソースの作成」ページで、JMSリソースのリストから「分散トピック」を選択します。
  6. 「次」をクリックします。
  7. 分散トピックのプロパティページで、共通分散トピックの基本的なプロパティを定義します。
    1. 「名前」に、共通分散トピックの名前を入力します

      作成した共通分散トピックの名前は変更できません。かわりに、それを削除して、新しい名前を使用して別のものを作成する必要があります。

    2. 「JNDI名」に、JNDIネームスペース内で共通分散トピックをルックアップするのに使用するJNDI名を入力します。アプリケーションでは、このJNDI名を使用して分散トピックをルックアップします

      分散トピックのJNDI名を指定しない場合、分散トピックをサーバー・リソースに割り当てても、JNDIルックアップで使用できるようになりません。そのため、javax.jms.topicSession.createtopic() APIを使用して、またはアプリケーション・スコープのコンテキストでのみ分散トピックにアクセスできます。

    3. 「宛先のタイプ」で、共通を指定します。
    4. 「転送ポリシー」で、パーティション化を指定します。
    5. 必要に応じて、「テンプレート」で構成値を定義するテンプレートを選択します。
  8. 「次」をクリックしてターゲット指定ページに進むか、「終了」をクリックしてパーティション化された分散トピックを作成します。

    ターゲット指定ページでは、親JMSシステム・モジュールのデフォルトのターゲットを受け入れるか、または、このパーティション化された分散トピックをターゲット指定するためのサブデプロイメント・メカニズムを使用できる、詳細なターゲット指定ページに進むことができます。「高度なターゲット指定」を使用して、宛先をJMSサーバーまたはSAFエージェントにターゲット指定することをお薦めします。

  9. 基本的なデフォルトのターゲット指定を行うには、「ターゲット」ボックスに表示されているデフォルトのターゲットを受け入れて、「終了」をクリックします。デフォルトのターゲットは親JMSシステム・モジュールのターゲットに基づいています。

    「終了」をクリックすると、モジュールの「リソースの概要」表に、構成済のパーティション化された分散トピックが追加されます。この表には、デフォルト・ターゲットが表示されます。デフォルトのターゲット指定は、パーティション化された分散トピックの構成:一般ページの「デフォルトのターゲット指定を有効化」チェック・ボックスの影響も受けます。

  10. 詳細なターゲット指定の場合は、「高度なターゲット指定」をクリックします。ここでは、既存のサブデプロイメントを選択したり、新しいサブデプロイメントを作成したりできます。サブデプロイメントとは、JMSモジュール・リソース(スタンドアロンの宛先、パーティション化された分散宛先、接続ファクトリなど)をグループ化して、サーバー・リソース(JMSサーバー、サーバー・インスタンス、クラスタなど)にターゲット指定するメカニズムです。
    • パーティション化された分散トピックの既存のサブデプロイメントを選択するには、「サブデプロイメント」ドロップダウンから選択します。有効なサブデプロイメントを選択すると、ターゲット指定されているJMSサーバー、サーバーまたはクラスタが、選択済として「ターゲット」ボックスに表示されます。(単一のJMSサーバーにターゲット指定できるのは、スタンドアロンの宛先を伴うサブデプロイメントのみです。)「終了」をクリックして、選択したサブデプロイメントにパーティション化された分散トピックを追加します。
    • パーティション化された分散トピックの新しいサブデプロイメントを作成するには、「新しいサブデプロイメントの作成」ボタンをクリックします。サブデプロイメントのプロパティページで、サブデプロイメントの名前を入力して「OK」をクリックします。次のサブデプロイメントのターゲット指定ページでは、「ターゲット」ボックスで、JMSサーバー、サーバー・インスタンスまたはクラスタを選択します。(単一のJMSサーバーにターゲット指定できるのは、スタンドアロンの宛先を伴うサブデプロイメントのみです。)「終了」をクリックして、新しいサブデプロイメントにパーティション化された分散トピックを追加します。

    「終了」をクリックすると、モジュールの「リソースの概要」表に、構成済のパーティション化された分散トピックが追加されます。この表には、ユーザー定義のサブデプロイメント名とターゲットが表示されます。サブデプロイメント・ターゲットは、必要に応じて再構成することもできます。サブデプロイメントの管理に関する詳細は、JMSシステム・モジュールのサブデプロイメントの構成を参照してください。

  11. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

全般的なプロパティ、しきい値と割当、プロデューサ・オーバーライド、ロギング、メッセージ配信の失敗、マルチキャスト・プロパティなど、パーティション化された分散トピックの追加パラメータを構成する場合は、共通分散トピックの構成を参照してください。


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