管理コンソール・オンライン・ヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

標準出力するメッセージの指定


メッセージをログ・ファイルに書き込むのみでなく、メッセージのサブセットを標準出力へ出力することも可能です。通常、標準出力は、サーバー・インスタンスが実行されているシェル(コマンド・プロンプト)です。ただし、オペレーティング・システムによっては他の場所に標準出力をリダイレクトできます。

ノード・マネージャでは制御対象とする各サーバー・インスタンスについて、サーバー・インスタンスで生成されるstdoutおよびstderrメッセージを含むログ・ファイルを管理します。ノード・マネージャによって、サーバー・インスタンスのlogsディレクトリにそのサーバー・インスタンス用のサーバー出力のログが、SERVER_NAME.outという名前で作成されます。ここで、SERVER_NAMEはそのサーバー・インスタンスの名前です。このファイルは、DOMAIN_NAME/servers/SERVER_NAME/logsに配置されます。詳細は、リモート起動の出力の表示およびOracle WebLogic Serverのノード・マネージャの管理を参照してください。

デフォルトでは、重大度がNOTICE以上のすべてのメッセージが標準出力に出力され、DEBUGのメッセージは標準出力に出力されません。

サーバーが標準出力に転送するメッセージを指定するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「サーバー」を選択します。
  3. サーバー」表で、ロギングを構成するサーバー・インスタンスの名前をクリックします。
  4. 「ロギング」→「全般」を選択して、ページ下部の「詳細」をクリックします。
  5. 「メッセージの宛先」の下で、「標準出力: 重大度」リスト・ボックスで、標準出力に送信するメッセージの重大度の最低レベルを選択します。

    メッセージの重大度の詳細は、メッセージの重大度を参照してください。

  6. フィルタ」リスト・ボックスで、標準出力に送信されるログ・イベントに適用するフィルタを選択します。

    詳細は、ログ・フィルタの作成を参照してください。

  7. 「保存」をクリックします。
  8. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

先頭に戻る