メッセージをログ・ファイルに書き込むのみでなく、メッセージのサブセットを標準出力へ出力することも可能です。通常、標準出力は、サーバー・インスタンスが実行されているシェル(コマンド・プロンプト)です。ただし、オペレーティング・システムによっては他の場所に標準出力をリダイレクトできます。
ノード・マネージャでは制御対象とする各サーバー・インスタンスについて、サーバー・インスタンスで生成されるstdoutおよびstderrメッセージを含むログ・ファイルを管理します。ノード・マネージャによって、サーバー・インスタンスのlogs
ディレクトリにそのサーバー・インスタンス用のサーバー出力のログが、SERVER_NAME.outという名前で作成されます。ここで、SERVER_NAMEはそのサーバー・インスタンスの名前です。このファイルは、DOMAIN_NAME/servers/SERVER_NAME/logs
に配置されます。詳細は、リモート起動の出力の表示およびOracle WebLogic Serverのノード・マネージャの管理を参照してください。
デフォルトでは、重大度がNOTICE
以上のすべてのメッセージが標準出力に出力され、DEBUG
のメッセージは標準出力に出力されません。
メッセージの重大度の詳細は、メッセージの重大度を参照してください。
詳細は、ログ・フィルタの作成を参照してください。