管理コンソール・オンライン・ヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

ドメイン間のグローバル信頼の有効化

始める前に


この機能が有効になっている場合、IDはWebLogic Serverドメイン間でRMI接続を介して渡されます(2番目のドメインでの認証は不要)。ドメイン間の信頼関係が有効である場合、トランザクションは複数のドメインにまたがってコミットできます。一方のドメインの資格証明がもう一方のドメインの資格証明と一致したときに信頼関係が確立されます。

ドメイン資格証明はデフォルトではランダムに生成されるため、2つのドメインが同じドメイン資格証明を持つことはありません。2つのWebLogic Serverドメインを相互運用する場合は、生成された資格証明を選択した資格証明に置き換えて、同じ資格証明をそれぞれのドメインで設定する必要があります。

ドメイン間のグローバル信頼を有効にするかわりに、ドメイン間のクロス・ドメイン・セキュリティの有効化で説明されているCrossDomainConnectorロールを使用することを検討してください。

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで、ドメインの名前をクリックします。
  3. 「セキュリティ」「全般」を選択します。下の方にスクロールして「詳細」をクリックします。
  4. 資格証明」テキスト・フィールドにドメインのパスワードを入力します。パスワードは慎重に選択してください。大文字、小文字、および数字を組み合せることをお薦めします。
  5. 「保存」をクリックします。
  6. 「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。レルムの自動再起動がデフォルト・レルムで有効になっている場合、変更を有効にするためにWebLogic Serverを再起動する必要はありません。

完了した後に

グローバル信頼を有効にするドメインごとに同じ手順を行います。


先頭に戻る