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仮想ユーザー認証の有効化

始める前に


アイデンティティ・ストアに定義されていないユーザーの認証で説明するように、仮想ユーザー認証は、セキュリティ・レルムの構成に使用するアイデンティティ・ストアに定義されていないユーザーを認証できる方法です。仮想ユーザーに対応するサブジェクトには、WebLogic ServerへのSSL接続の作成時に渡されるユーザーの証明書内の属性から取得した情報が移入されます。

仮想ユーザー認証を有効にするには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで「セキュリティ・レルム」を選択して、構成するレルムの名前をクリックします。
  3. 「プロバイダ」→「認証」を選択し、次のいずれかを実行します。
    • DefaultIdentityAsserterをクリックして、レルムにすでに構成済のデフォルトのWebLogicアイデンティティ・アサーション・プロバイダを変更します。
    • 認証およびアイデンティティ・アサーション・プロバイダの構成で説明するように、「新規」をクリックして、WebLogicアイデンティティ・アサーション・プロバイダの新しいインスタンスを作成します。
  4. 認証プロバイダの「構成」ページで、「共通」タブおよび次を選択します。
    1. 「アクティブなタイプ」フィールドで、「使用可能」リスト・ボックスのX.509トークン・タイプを選択します。
    2. 右向きの矢印をクリックして、X.509トークン・タイプを「選択済み」リスト・ボックスに移動します。
  5. 保存」をクリックします。
  6. 「プロバイダ固有」タブを選択し、次の両方を選択します。
    • 仮想ユーザーの許可
    • デフォルト・ユーザー名マッパーを使用
  7. 保存」をクリックします。
  8. 前述の変更をアクティブ化するには、「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。

結果

仮想ユーザーは、セキュリティ・レルムに構成済のWebLogicアイデンティティ・アサーション・プロバイダで有効です。

完了した後に

仮想ユーザー認証プロバイダの構成を参照してください。


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