始める前に
Webサービスを起動または停止するには、Webサービスをインストールしておく必要があります。Webサービスのインストールを参照してください。
Webサービスをインストールした後、クライアント・アプリケーションから呼び出せるように、そのWebサービスを起動する必要があります。Webサービスをドメインから削除しないで、クライアント・アプリケーションから呼び出せないようにするには、Webサービスを停止します。
Webサービスの起動時には、本番モードで起動するか管理モードで起動するかを指定できます。本番モードでは、すべてのクライアントがWebサービスを利用できます。WebLogic Serverはターゲットとなる管理対象サーバーおよびクラスタにデプロイメント・ファイルをコピーし、デプロイメント構成を検証した後で、アプリケーションを管理モードに移行します。管理モードでは、アプリケーションへのアクセスは構成済の管理チャネルに制限されます。このモードでは、外部クライアント接続に公開することなく、アプリケーションを本番環境に配布したり、アプリケーションの新バージョンを配布したりできます。
Webサービスを起動または停止するには:
ノート: Webサービスは、エンタープライズ・アプリケーション、WebアプリケーションまたはEJBの一部としてデプロイされます。したがって、Webサービスを起動または停止するには、Webサービスがパッケージ化されているJava EEモジュールまたはアプリケーションを起動または停止します。管理コンソール上でのWebサービスの表示について理解するには、インストールされているWebサービスの表示を参照してください。
アプリケーションを起動する際は、次のオプションのいずれかを選択する必要があります。
すべてのリクエストを処理
」: 指定したアプリケーションをすべてのクライアントですぐに使用できるようにします。管理リクエストのみを処理
: 指定したアプリケーションを管理モードでのみ使用できるようにします。アプリケーションを停止する際は、次のオプションのいずれかを選択する必要があります。
作業完了時
」: アプリケーションの作業が完了し、現在接続中のすべてのユーザーの接続が解除されてから停止します。ただちに強制停止
」: 実行中の作業および接続中のユーザーにかかわらず、アプリケーションをただちに停止します。停止(管理リクエストの処理は続行)
」: すべての作業が完了するとそのアプリケーションを停止しますが、その後でアプリケーションを管理モードにして管理目的でアクセスできるようにします。