管理コンソール・オンライン・ヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

XMLレジストリの作成


XMLレジストリは、WebLogic ServerのXMLリソースを構成および管理する機能です。XMLリソースにはデフォルトのパーサー・ファクトリ、トランスフォーマ・ファクトリおよび外部エンティティ解決が含まれます。具体的には、XMLレジストリを使用して次のことを指定できます。

XMLレジストリはいくつでも作成できますが、特定のWebLogic Serverのインスタンスに関連付けられるXMLレジストリは1つのみです。

WebLogic ServerのインスタンスにXMLレジストリが関連付けられていない場合、ドキュメントの解析や変換にはデフォルトのパーサーおよびトランスフォーマが使用されます。

ノート: デフォルトのパーサーおよびトランスフォーマは、JDKバージョン5.0に付属しています。

WebLogic ServerのインスタンスにXMLレジストリが関連付けられると、XML構成の全オプションが、そのサーバーを使用するXMLアプリケーションで使用可能となります。

新しいXMLレジストリを作成して、WebLogic Serverインスタンスと関連付けるには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで、「サービス」を展開し、「XMLレジストリ」を選択します。
  3. 「XMLレジストリの概要」ページで、「新規作成」をクリックします。
  4. 「新しいXMLレジストリの作成」ページの「名前」フィールドに、一意なXMLレジストリの名前を入力します。
  5. 「ドキュメント・ビルダー・ファクトリ」フィールドに、javax.xml.parsers.DocumentBuilderFactoryインタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。
  6. 「SAXパーサー・ファクトリ」フィールドに、javax.xml.parsers.SaxParserFactoryインタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。
  7. 「トランスフォーマ・ファクトリ」フィールドに、javax.xml.transform.TransformerFactoryインタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。
  8. 「次」をクリックします。
  9. このXMLレジストリのデプロイ先のWebLogic Serverインスタンスを選択します。
  10. 「終了」をクリックします。
  11. 必要に応じて、XMLレジストリの追加プロパティを構成するには:
    1. 「XMLレジストリ」表で、作成したレジストリの名前をクリックします。
    2. ドキュメントのタイプに対するパーサーの関連付け
    3. 外部エンティティ解決の構成
  12. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

先頭に戻る