XMLレジストリは、WebLogic ServerのXMLリソースを構成および管理する機能です。XMLリソースにはデフォルトのパーサー・ファクトリ、トランスフォーマ・ファクトリおよび外部エンティティ解決が含まれます。具体的には、XMLレジストリを使用して次のことを指定できます。
javax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory
インタフェースを実装するクラス(DOMモードの解析に使用)の名前、およびjavax.xml.parsers.SaxParserFactory
インタフェースを実装するクラス(SAXモードの解析に使用)の名前を指定します。javax.xml.transform.TransformerFactory
インタフェースを実装するクラスの名前を指定します。XMLレジストリはいくつでも作成できますが、特定のWebLogic Serverのインスタンスに関連付けられるXMLレジストリは1つのみです。
WebLogic ServerのインスタンスにXMLレジストリが関連付けられていない場合、ドキュメントの解析や変換にはデフォルトのパーサーおよびトランスフォーマが使用されます。
ノート: デフォルトのパーサーおよびトランスフォーマは、JDKバージョン5.0に付属しています。
WebLogic ServerのインスタンスにXMLレジストリが関連付けられると、XML構成の全オプションが、そのサーバーを使用するXMLアプリケーションで使用可能となります。
新しいXMLレジストリを作成して、WebLogic Serverインスタンスと関連付けるには:
javax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory
インタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。
javax.xml.parsers.SaxParserFactory
インタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。
javax.xml.transform.TransformerFactory
インタフェースを実装するクラスの完全修飾名を入力します。