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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerメッセージドリブンBeanの開発
12c (12.2.1.3.0)
E90358-02
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C WebLogic MDBがWebLogic JMS拡張を活用する方法

共有サブスクリプションや無制限のクライアントIDなど、MDBが特定のWebLogic JMS機能を利用する方法を調べます。

MDBデプロイメント・シナリオは、次のJMS機能を利用できるトピック・デプロイメント・シナリオに記述されています。

topicMessagesDistributionModeは、メッセージが分散トピックに配信される仕組みを制御するために、JMS属性SubscriptionSharingPolicyおよびClientIdPolicyの順列(接続ファクトリ上で設定)を定義します。Oracle WebLogic Serverは、表C-1で示されるようにこれらの値を設定します。

表C-1 topicMessagesDistributionMode設定とJMS接続ファクトリ上の設定間の関係

topicMessagesDistributionMode SubscriptionSharingPolicy ClientIdPolicy

One-Copy-Per-ServerまたはOne-Copy-Per-Application

Sharable

Unrestricted

Compatibility (レプリケートされた分散トピックおよび外部トピックのみ)

Exclusive

Restricted

接続ファクトリ上の設定がこれらの値ではない場合、Oracle WebLogic Serverは値をオーバーライドし、警告メッセージを表示します。Oracle WebLogic Serverがなんらかの理由で値をオーバーライドできない場合、例外がスローされ、管理者がJMS接続ファクトリ上で設定を変更しないかぎり、MDBはメッセージを処理できません。プログラム的にこのような属性を接続ファクトリ上で直接設定できません。そのかわり、topicMessagesDistributionModeを使用すると、MDBデプロイメントは接続インスタンス上で値を設定します。