Oracle Exadata Deployment Assistantは、Oracle Exadataラックの構成ファイルを作成します。ファイルを使用して、インストール・プロセスを自動化します。ユーティリティはMy Oracle Supportから入手できます。詳細は、My Oracle Supportノート888828.1を参照してください。
注意:
読みやすさを考慮して、Oracle Exadata Database MachineとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
デプロイメント・アシスタントを使用して、Oracle Exadataラックの構成ファイルを作成します。デプロイメント・アシスタントは、Oracle Exadata Database Machine、Zero Data Loss Recovery ApplianceおよびOracle SuperClusterに対して使用されます。
Oracle Exadataラックが到着する前に、次の手順を実行します。
ネットワーク管理者およびデータベース管理者と連携して、現在のIPアドレスの使用状況やネットワーク構成など、現在のネットワーク設定を評価します。
ネットワーク構成やバックアップ方法などのOracle Exadataラックの設定を定義します。
デプロイメント・アシスタントを実行し、システムのタイプを選択します。選択肢は、Oracle Exadata Database Machine、Zero Data Loss Recovery ApplianceおよびOracle SuperClusterです。
注意:
特に指示がなければ、デプロイメント・アシスタントのすべてのフィールドが必要です。
構成ファイルを生成します。
Oracle Exadata Deployment Assistantには、2つの主なフェーズがあります:
フェーズ1では、顧客は命名、DNS、NTPおよびネットワークの詳細を提供します。この情報は、Oracle Exadata Deployment Assistantユーザー・インタフェースを使用して収集されます。構成ファイルが生成されます。
フェーズ2では、構成ファイルはデータベース・ノードにプッシュされ、検証およびインストールが完了します。
アクセシビリティの注意: WindowsでOracle Exadata Deployment Assistantを補助テクノロジで使用している場合(アクセシビリティ向け)、Java Access Bridgeを有効にする必要があります。
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用する場合は、この情報を確認します。
Oracle Exadata Deployment Assistantを使用する場合は、次の点に注意してください。
Oracle Exadataラックは、Oracle Linuxオペレーティング・システムがデータベース・サーバーにインストールされ、Oracle Linuxがデフォルトに設定された状態で出荷されます。
ラック名を使用して、すべてのシステムのネットワーク・インタフェースのホスト名を生成します。たとえば、dm01の値はデータベース・サーバーのホスト名dm01db01、dm01db02、dm01db03などとなり、Exadata Storage Serverのホスト名dm01cel01、dm01cel02、dm01cel03などとなります。
複数ラック構成の場合、各Oracle Exadataラック名をマシンを識別する一意な名前にする必要があります。1台目のOracle Exadataラックにdm01、2台目にdm02、3台目にdm03といったように名前を付けることをお薦めします。Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチを追加しないで、最大18台のOracle Exadataラックを接続できます。
バックアップ方法の情報は、インストール時に作成されたOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループのサイズを取得するために使用されます。使用可能なディスク領域の量は、バックアップ方法によって異なります。バックアップ方法は次のとおりです。
Oracle Exadataラックへの内部的バックアップとは、データベースのバックアップが高速リカバリ領域(FRA)のディスク上にのみ作成されることを示します。FRAには、データベース・バックアップの他に、アーカイブREDOログやフラッシュバック・ログ・ファイルなどのオブジェクトが格納されます。DATAディスク・グループとRECOディスク・グループ(FRA)の間のディスク領域の区分は、それぞれ40%と60%となります。
Oracle Exadataラックへの外部的バックアップとは、データベースのバックアップが既存のExadata Storage Server上ではなく、現在デプロイされているOracle Exadata Database Machineの外部にあるディスクまたはテープ・メディア上に作成されることを示します。Oracle Exadata Database Machineの外部にあるディスク・ストレージ(追加の専用Exadata Storage Server、NFSサーバー、仮想テープ・ライブラリ、テープ・ライブラリなど)にバックアップを実行する場合は、Oracle Exadata Deployment Assistantの使用時に、RECOディスク・グループに追加の領域を予約しないでください。
このオプションを選択すると、Oracle Exadataラックの内部にあるFRAに、アーカイブREDOログ・ファイルやフラッシュバック・ログ・ファイルなどのオブジェクトが含まれます。DATAディスク・グループとRECOディスク・グループ(FRA)の間のディスク領域の区分は、それぞれ80%と20%となります。
オラクル社では、ミッション・クリティカルなアプリケーションには、高冗長性のディスク・グループの使用をお薦めします。バックアップ・ファイルの場所は、バックアップ方法によって異なります。DATAディスク・グループの領域をさらに予約するには、外部バックアップを選択します。これは、RECOディスク・グループが高冗長性の場合に特に重要です。次の表に、バックアップ・オプションおよび設定を示します。
表3-1 保護レベルおよびバックアップ方法
| 説明 | DATAグループに含まれるもの | RECOグループに含まれるもの | DATAディスク・グループのOracle ASM冗長性レベル | RECOディスク・グループのOracle ASM冗長性レベル |
|---|---|---|---|---|
ALLを高冗長性にする |
データファイル 一時ファイル オンラインREDOログ 制御ファイル |
アーカイブ・ログ フラッシュバック・ログ・ファイル |
高 |
高 |
DATAを高冗長性にする |
データファイル オンラインREDOログ 制御ファイル |
アーカイブ・ログ 一時ファイル フラッシュバック・ログ・ファイル |
高 |
標準 |
LOGおよびRECOを高冗長性にする |
データファイル 一時ファイル |
オンラインREDOログ 制御ファイル アーカイブ・ログ フラッシュバック・ログ・ファイル |
標準 |
高 |
標準冗長性 |
データファイル 一時ファイル オンラインREDOログ 制御ファイル |
オンラインREDOログ アーカイブ・ログ フラッシュバック・ログ・ファイル |
標準 |
標準 |
Oracle Exadata Database Machineの設置には、有効なタイムゾーン名が必要です。Oracle Exadata Database MachineおよびOracle Linuxに用意されているタイムゾーン・データは、zoneinfoデータベースから取得されます。有効なタイムゾーン名は、地域/場所の形式で構成されるTZ環境変数の値として適しています。たとえば、America/New_Yorkは有効なエントリです。無効なエントリはEST、EDT、UTC-5およびUTC-4です。
関連項目
-pオプションを使用して、rootパスワードを必要なデフォルト値にリセットするかわりに、パスワードの入力を求めることができます。
2016年11月のリリースから、Oracle Exadata Deployment Assistantではデフォルト以外のルート・パスワードがすでにあるExadata環境でのデプロイメントがサポートされます。ルート・パスワードをデフォルトに戻さなくても、デプロイメントを実行できます。以前のリリースでは、OEDAにはExadata環境のすべてのサーバーのルート・パスワードがデフォルトである必要がありました。
新しい非デフォルト・パスワード機能では、ラック内の各ノードのルート・パスワードが同じでも、異なっていても、デフォルト以外でもかまいません。デフォルト以外のパスワードがすでに設定されている場合は、OEDAの起動時に既存のコマンドライン・オプションに-pオプションを追加します。例:
./install.sh -cf <config.xml> -s 1 -p
-pオプションを指定すると、OEDAによりルート・パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力してください。誤ったパスワードを入力すると、デフォルトで5分間ルート・アクセスができなくなり、ログイン試行を5回失敗した後、サーバーがロックされるためです。
データベースおよびストレージ・サーバーのルート・パスワードを変更する場合は、OEDAに含まれているchangePassword.shユーティリティを使用します。このユーティリティは、install.shと同じディレクトリにあります。
次の例では、ルート・パスワードが変更されます。
./changePassword.sh -cf <config.xml> -userName root
ユーティリティでは現在のルート・パスワードが要求され、ラック内のすべてのユーザーのパスワードを変更できます。このオプションは、ストレージ・サーバーがロックされていないことを前提としています。
関連項目
config.shプログラムを実行すると、OEDAグラフィカル・ユーザー・インタフェースが起動します。
OEDA GUIでは、いくつかの構成詳細画面を使用します。この画面で、Exadataシステムをどのように構成する必要があるかについて情報を指定します。
既存のデプロイメントに追加する場合は、初期構成にデプロイメント・アシスタントを使用します。新しいラックやコンポーネントを追加する場合は、既存の構成をインポートできます。
デプロイメント・アシスタントを実行する前に、次を使用できるようにしておきます。
IPアドレス
マシン名
DNS情報
ラックのNTP情報
Oracle Exadata Deployment Assistantの各ページでは、次のボタンを使用できます。
ヘルプ: 状況依存ヘルプを表示します。
インポート: 既存の構成ファイルをインポートします。ファイル形式はXMLです。
戻る: 前のページを表示します。
次へ: 次のページを表示します。
取消: 構成プロセスを取り消します。
次の手順では、デプロイメント・アシスタントの使用方法について説明します。
注意:
ページの各フィールドについては、この章の他の項で説明します。
Oracle Exadata Deployment Assistantの実行に使用するマシンにOracle JRE 1.6以上があることを確認します。
アクセシビリティの注意: スクリーン・リーダーおよび拡大鏡のユーザー向け: アクセシビリティ・テストは、Windowsプラットフォームでのみ実行されます。JAWSおよびZoomTextなどの補助テクノロジが正常に機能するために、Java Access Bridgeでは、1.7.0_80のJREバージョンが必須です。JRE 1.7.0_80は、2015年11月リリースのWindows用Oracle Exadata Deployment Assistantに同梱されています。
Oracle Exadata Deployment Assistantを実行するマシンに、オペレーティング・システム固有のディレクトリをコピーします。使用できるディレクトリは、次のとおりです。
linux-x64 macos-x64 solaris-sparcv9 solaris-x64 windows-i586
注意:
デプロイメント・アシスタントは、最新のBundle Patchのディレクトリで使用できます。
オペレーティング・システム固有のディレクトリは、デプロイメント・アシスタントを実行するマシンのオペレーティング・システムと一致する必要があります。
次のいずれかのコマンドを使用して、デプロイメント・アシスタントを起動します。
Linux、AppleまたはUNIXの場合:
./config.sh
Microsoft Windowsの場合:
./config.cmd
Oracle Exadata Deployment Assistantウィンドウが表示されます。
「次へ」をクリックします。
「顧客の詳細」ページで、顧客の詳細を入力し、次へをクリックします。
ハードウェア選択ページで、デプロイ用のハードウェアを入力し、次へをクリックします。
顧客情報を顧客ネットワークの定義ページで入力し、「次へ」をクリックします。
管理ネットワークページで、管理ネットワーク情報を入力し、次へをクリックします。
注意:
管理ネットワークのデフォルト名を変更するには、「変更」をクリックします。フィールドを変更したら、「保存」をクリックして変更内容を保存します。
クライアント・イーサネット・ネットワークページで、クライアント・ネットワーク情報を入力し、次へをクリックします。
注意:
クライアント・ネットワークのデフォルト名を変更するには、「変更」をクリックします。フィールドを変更したら、「保存」をクリックして変更内容を保存します。
「インフィニバンド・ネットワーク」ページで、InfiniBand情報を入力し、次へをクリックします。
注意:
InfiniBandネットワークのデフォルト名を変更するには、「変更」をクリックします。フィールドを変更したら、「保存」をクリックして変更内容を保存します。
(オプション)バックアップ・ネットワーク・ページでバックアップ情報を入力し、「次へ」をクリックします。
注意:
バックアップ・ネットワークのデフォルト名を変更するには、「変更」をクリックします。フィールドを変更したら、「保存」をクリックして変更内容を保存します。
計算ノード・ベースOSの識別の構成ページでオペレーティング・システム情報を入力し、「次へ」をクリックします。
管理ネットワークとプライベート・ネットワークの情報を確認および編集し、「次へ」をクリックします。
各クラスタのクラスタの定義ページでクラスタを定義し、「次へ」をクリックします。
各クラスタのクラスタ情報を確認および編集し、「次へ」をクリックします。
(オプション)セル・アラートページで、電子メール・アラート情報を入力し、次へをクリックします。
(オプション)「Oracle Configuration Manager」ページで、Oracle Configuration Manager情報を入力し、次へをクリックします。
(オプション)自動サービス・リクエスト (ASR)ページで、自動サービス・リクエスト情報を入力し、次へをクリックします。
(オプション)Grid Controlエージェントページで、Oracle Enterprise Manager Grid Control情報を入力し、次へをクリックします。
(オプション)デプロイに関する追加情報をテキスト・フィールドに入力します。フィールドに入力した情報は、InstallationTemplate.htmlファイルの下部に表示されます。
「次へ」をクリックして、構成ファイルを作成します。
ファイル名を入力し、「OK」をクリックしてファイルを作成するか、ファイルを作成しない場合は「取消」をクリックします。
構成ファイルをOracle Exadataラックの最初のデータベース・サーバー上の/u01ディレクトリ内にあるディレクトリ(/u01/oedaディレクトリなど)にコピーします。
ファイルは、Linux、AppleおよびUNIXシステムの/tmp/OneCommandディレクトリ、およびMicrosoft Windowsシステムのドライブ:\OneCommandディレクトリにあります。ドライブは、Microsoft Windowsシステムでデプロイメント・アシスタントが実行された場所に応じて変わります。
関連項目:
『Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイド』のWindowsでのOracle Exadata Deployment Assistantの実行に関する項
このページで顧客情報を定義します。表3-2に、顧客の詳細フィールドを示します。
注意:
このページで指定されるドメインは、すべてのネットワークのドメインとして使用されます。クライアント・ネットワークおよびバックアップ・ネットワークで別のドメインを使用する場合は、このページで管理ネットワークを指定します。クライアント・ネットワークおよびバックアップ・ネットワークは、SCANネットワーク、クライアント・ネットワーク、VIPネットワークおよびバックアップ・ネットワーク(オプション)の確認と編集ページで変更できます。
表3-2 「顧客の詳細」ページ
| 顧客の詳細フィールド | 説明 |
|---|---|
顧客名 |
顧客を識別します。 注意: 名前には、英数字を含めることができます(空白を含む)。 このフィールドは空にできません。 |
アプリケーション |
ラックで使用するアプリケーションを識別します。 |
ネットワーク・ドメイン名 |
ネットワーク・ドメインを識別します。 注意: 名前には小文字を使用します。 |
ネットワーク・インタフェースの接頭辞を定義します。 注意: 接頭辞には、任意の英数字を含めることができます。 接頭辞に空白を含めることはできません。 最大長は20文字です。 このフィールドは空にできません。 デフォルトは 例:
|
|
リージョン |
ラックのリージョンを設定します。 注意: リストからリージョンを選択します。 |
タイムゾーン |
ラックがインストールされるタイムゾーンを設定します。 注意: タイムゾーンは、選択したリージョンに基づいて表示されます。 |
表3-3に、顧客ネットワークに必要なIPアドレスの数を示します。
表3-3 顧客ネットワーク構成ページ
| 顧客の詳細フィールド | 説明 |
|---|---|
結合/非結合 |
ネットワーク・ボンディングのタイプを識別します。 注意: 管理ネットワークおよびInfiniBandネットワークは非結合ネットワークです。 このフィールドは、X7システムでは使用できません。 |
サブネット・マスク |
サブネットのIPアドレス・マスクを設定します。 |
ゲートウェイ |
ゲートウェイのIPアドレスを設定します。 |
クライアントまたはバックアップ・ネットワーク・フォーマット |
ケーブル・タイプに応じて、イーサネット・カードを選択します。 X7-2より前のオプション:
注意: 管理ネットワークでは、1/10GbE Base-Tイーサネット・ケーブルを使用します。プライベート・ネットワークのネットワーク・フォーマットは、InfiniBandです。 X7-2システム用のオプション: X7-2システムでは、クライアント・ネットワークとバックアップ・ネットワークで使用可能なフォーマットは3つあります。
X7-8システム用のオプション: X7-8システムでは、クライアント・ネットワークとバックアップ・ネットワークで使用可能なフォーマットは2つあります。
X7-2またはX7-8システム上でSFP28ネットワーク・タイプのいずれかを選択する場合は、10Gビットまたは25Gビットの接続を使用するかどうかを指定する必要もあります。 |
使用可能なネットワーク |
バックアップ、レプリケーションまたはデータ・リカバリ用のサブネットを追加できます。 注意: このサブネットはオプションです。 |
拡張オプション |
このボタンをクリックし、VLANオプションを表示します。 |
VLAN ID |
このフィールドは、「拡張オプション」ボタンをクリックした場合にのみ、表示されます。 管理ネットワークでは、「VLAN ID」は1から4079の間の数値です。このフィールドが空の場合、VLANは有効ではありません。 クライアント・ネットワークでは、「VLAN ID」は1から4095の間の数値です。また、「結合」オプションを選択して、VLANを有効にする必要があります。「VLAN ID」フィールドが空の場合、VLANは有効ではありません。 バックアップ・ネットワークでは、「VLAN ID」は1から4095の間の数値です。「VLAN ID」フィールドが空の場合、VLANは有効ではありません。バックアップ・ネットワークでVLANを使用する場合、クライアント・ネットワークでVLANを使用するように構成する必要があります。また、バックアップ・ネットワークに「結合」オプションを選択して、VLANを有効にする必要があります。 バックアップ・ネットワークがクライアント・ネットワークと同一のケーブルを共有する場合、次を確認する必要があります:
すべてのネットワークで、顧客はスイッチのVLANを構成する責任を負うことに注意してください。 |
注意:
各IPアドレス・プールは、連続したIPアドレスで構成するようにしてください。連続したIPアドレスを使用できない場合は、Oracle Exadata Deployment Assistantプロセスの最後でIPアドレスを変更します。
各データベース・サーバーおよびExadata Storage Serverには、管理用のネットワーク・インタフェースが2つあります。一方のネットワークは、イーサネット・インタフェースを介したオペレーティング・システムへの管理アクセスを提供し、他方のネットワークは、Integrated Lights Out Manager(ILOM)イーサネット・インタフェースを介したILOMへのアクセスを提供します。
次の表に、管理ネットワークに関するフィールドを示します。「顧客の詳細」ページに入力した接頭辞に基づいて、サンプルのホスト名の形式が示されています。名前の形式を変更するには、「変更」をクリックします。
表3-4 管理ネットワークページ
| 管理ネットワーク・フィールド | 説明 |
|---|---|
プールの開始IPアドレス |
サーバーおよびスイッチの管理ネットワーク・ポートの開始IPアドレスを割り当てます。 注意: これらのアドレスは、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーのILOMポートにも割り当てられます。 プールは、連続したIPアドレスで構成するようにしてください。連続したIPアドレスを使用できない場合は、構成プロセス中に、指定したIPアドレスを変更できます。 |
プール・サイズ |
ハードウェア選択で定義されます。 |
プールの終了IPアドレス |
開始IPアドレスおよびプール・サイズで定義されます。 |
データベース・サーバーのデフォルトのゲートウェイにする |
ゲートウェイのIPアドレスがデータベース・サーバーのデフォルト・ゲートウェイであることを指定します。 注意: このオプションは、通常はデータベース・サーバーでは選択されません。 |
計算ノードのホスト名を定義する |
アダプタ名でデータベース・サーバーのホスト名を定義する場合は、このオプションを選択します。 注意: このオプションは、通常はデータベース・サーバーでは選択されます。 |
関連項目
デフォルトの管理ネットワーク・ホスト名は、通常、企業の命名基準または既存のシステムとの互換性に合せて変更されます。表3-5に、管理ネットワークのフォーマット・マスクのフィールドを示します。
注意:
サーバーおよびサーバーILOMには同じ開始IDを使用することをお薦めします。
すべてのフィールドに入力する必要があります。
名前のパーセント記号(%)は、開始IPのフィールドに入力した数値に置き換えられます。
表3-5「管理ネットワーク・フォーマット・マスク」ページ
| 管理ネットワーク・フォーマット・マスクフィールド | 説明 |
|---|---|
計算ノード名 |
このラックの最初のデータベース・サーバーの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
計算ノード開始ID |
このラックの最初のデータベース・サーバーの開始数値IDを定義します。 |
計算ILOM名 |
このラックの最初のデータベース・サーバーILOMの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
計算ILOM開始ID |
このラックの最初のデータベース・サーバーILOMの開始数値IDを定義します。 注意: |
セル・ノード名 |
このラックの最初のExadata Storage Serverの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
セル・ノード開始ID |
このラックの最初のExadata Storage Serverの開始数値IDを定義します。 注意: |
セル・ノードILOM |
このラックの最初のExadata Storage Server ILOMの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
セルILOM開始ID |
このラックの最初のExadata Storage Server ILOMの開始数値IDを定義します。 注意: |
Ciscoスイッチ |
このラックのCiscoスイッチの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
KVMスイッチ |
このラックのKVMスイッチの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
PDU-A |
このラックのPDU-A(配電ユニットA)の管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
PDU-B |
このラックのPDU-Bの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
インフィニバンド・スパイン |
このラックのInfiniBandスパイン・スイッチの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
インフィニバンド・リーフ |
このラックの最初のInfiniBandリーフ・スイッチの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
インフィニバンド・リーフ |
このラックの2番目のInfiniBandリーフ・スイッチの管理名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
アプリケーションは、Single Client Access Name(SCAN)およびOracle RAC仮想IP(VIP)アドレスを使用して、クライアント・イーサネット・ネットワークを介してデータベースにアクセスします。
VLANタグ付けを使用する場合は、初回のデプロイメント後にお客様が有効にする必要があります。詳細は、My Oracle Supportノートを参照してください。
次の表に、クライアント・ネットワークに関するフィールドを示します。サンプルのデータベース・クライアント名の形式は、「顧客の詳細」ページに入力した接頭辞に基づいています。名前の形式を変更するには、「変更」をクリックします。
表3-6 クライアント・イーサネットページ
| クライアント・イーサネット・フィールド | 説明 |
|---|---|
プールの開始IPアドレス |
サーバーおよびスイッチのクライアント・ネットワーク・ポートの開始IPアドレスを割り当てます。 注意: これらのアドレスは、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーのILOMポートにも割り当てられます。 プールは、連続したIPアドレスで構成するようにしてください。連続したIPアドレスを使用できない場合は、構成プロセス中に、指定したIPアドレスを変更できます。 |
プール・サイズ |
ハードウェア選択で定義されます。 |
プールの終了IPアドレス |
開始IPアドレスおよびプール・サイズで定義されます。 |
データベース・サーバーのデフォルトのゲートウェイにする |
ゲートウェイのIPアドレスがデータベース・サーバーのデフォルト・ゲートウェイであることを指定します。 注意: このオプションは、通常はデータベース・サーバーでは選択されます。 |
計算ノードのホスト名を定義する |
アダプタ名でデータベース・サーバーのホスト名を定義することを指定します。 注意: このオプションは、通常はデータベース・サーバーでは選択されません。 |
デフォルトのクライアント・ネットワーク名は、通常、企業の命名基準または既存のシステムとの互換性に合せて変更されます。次の表に、クライアント・ネットワーク・フォーマット・マスクに関するフィールドを示します。
注意:
すべてのフィールドに入力する必要があります。
名前のパーセント記号(%)は、開始IPのフィールドに入力した数値に置き換えられます。
表3-7 クライアント・ネットワーク・フォーマット・マスクページ
| クライアント・ネットワーク・フォーマット・マスクフィールド | 説明 |
|---|---|
クライアント・アクセス名 |
このラックのクライアント・アクセス名を割り当てます。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
クライアント・アクセス開始ID |
このラックのクライアント・アクセス名の開始数値IDを割り当てます。 |
VIP名 |
このラックのVIP名を割り当てます。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
VIP開始ID |
このラックのVIP名の開始数値IDを設定します。 |
SCAN詳細 |
このラックのSCAN名を割り当てます。 注意: 名前には英数字が含まれます。 |
InfiniBandネットワークは、データベース・サーバーとストレージ・サーバー間のプライベート・ネットワークです。次の表に、InfiniBandネットワークに関するフィールドを示します。
注意:
サンプルの名前の形式は、「顧客の詳細」ページに入力した接頭辞に基づいています。名前の形式を変更するには、「変更」をクリックします。
表3-8 「インフィニバンド・ネットワーク」ページ
| インフィニバンド・ネットワーク・フィールド | 説明 |
|---|---|
プールの開始IPアドレス |
プライベート・ネットワーク・ポートの開始IPアドレスを割り当てます。 注意: プールは連続したIPアドレスで構成するようにしてください。連続したIPアドレスを使用できない場合は、構成プロセス中に、指定したIPアドレスを変更できます。 |
プール・サイズ |
ハードウェア選択で定義されます。 |
プールの終了IPアドレス |
開始IPアドレスおよびプール・サイズで定義されます。 |
関連項目
次の表に、InfiniBandネットワーク・フォーマット・マスクに関するフィールドを示します。
注意:
名前のパーセント記号(%)は、開始IPのフィールドに入力した数値に置き換えられます。
表3-9 プライベート(IB)ネットワーク・フォーマット・マスクページ
| プライベート(IB)ネットワーク・フォーマット・マスクフィールド | 説明 |
|---|---|
計算プライベート名 |
データベース・サーバーのInfiniBandアクセス名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
計算プライベート開始ID |
データベース・サーバーのInfiniBandアクセス名の開始IDを設定します。 注意: IDには数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
セル・プライベート名 |
ストレージ・サーバーのInfiniBandアクセス名を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
セル・プライベート開始ID |
ストレージ・サーバーのInfiniBandアクセス名の開始IDを設定します。 注意: IDには数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
次の表に、バックアップ・ネットワークに関するフィールドを示します。
注意:
サンプルの名前の形式は、「顧客の詳細」ページに入力した接頭辞に基づいています。名前の形式を変更するには、「変更」をクリックします。
表3-10 バックアップ/Data Guardイーサネット・ネットワークページ
| バックアップ/Data Guardイーサネット・ネットワークフィールド | 説明 |
|---|---|
プールの開始IPアドレス |
バックアップ・ネットワークの開始IPアドレスを割り当てます。 注意: プールは連続したIPアドレスで構成するようにしてください。連続したIPアドレスを使用できない場合は、構成プロセス中にIPアドレスを変更できます。 |
プール・サイズ |
ハードウェア選択で定義されます。 |
プールの終了IPアドレス |
開始IPアドレスおよびプール・サイズで定義されます。 |
関連項目
次の表に、バックアップ・ネットワーク・フォーマット・マスクに関するフィールドを示します。
注意:
名前のパーセント記号(%)は、開始IPのフィールドに入力した数値に置き換えられます。
表3-11 バックアップ・ネットワーク・フォーマット・マスクページ
| バックアップ・ネットワーク・フォーマット・マスクフィールド | 説明 |
|---|---|
名前 |
バックアップ・アクセス・ネットワークの名前を設定します。 注意: 名前には英数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
開始ID |
このラックのデータベース・サーバーの開始IDを設定します。 注意: IDには数字が含まれます。 このフィールドを空にすることはできません。 |
ラックで使用される計算ノード、ストレージ・セルおよびスイッチの管理、ILOMおよびプライベート・ネットワークのノード固有のデータのエントリを確認および更新します。
DNS参照でIPアドレスまたはホスト名を解決できなかった
ユーザー入力がDNSのものと異なり、DNSに一致するようにフィールドが編集された
前の構成ページに戻って変更する場合、このページのデータの再生成、「次へ」の順にクリックします。
スクリーン・リーダー・ユーザー向けのアクセシビリティの注意: この画面の「IPのルックアップ」ボタンは、いったんアクティブ化された後、スクリーン・リーダー・ユーザーへのフィードバックを提供しません。このボタンがアクティブ化されると、ノード名がDNSルックアップを使用してチェックされ、解決されないノード名には、フィールドの名前にアスタリスク接頭辞が付きます。そのようなフィールドの前では「星」という単語が聞こえてきます。
拡大鏡のユーザー向け: 「IPのルックアップ」ボタンの上にテキストがあり、アスタリスクの付いたフィールドはDNSルックアップで解決できなかったノード名であるということを、示しています。また、そのようなフィールドは、周囲に赤いボックスが表示されます。ユーザー入力がDNSで見つかったものと異なる場合、IPの参照でもフィールドが赤で強調表示されます。
オペレーティング・システム構成は、プロセッサ・タイプに基づいています。Intelプロセッサ搭載のOracle Exadataラックは、Oracle Linuxをサポートしています。
キャパシティ・オンデマンドの有効化をクリックして、サーバーのアクティブ・コアの初期数を減らしてから、アクティブ・コア数を設定します。
複数のクラスタをOracle Exadataラック環境に定義できます。大規模な環境では複数のクラスタがサポートされます。各クラスタには、2台以上の物理データベース・サーバーおよび3つ以上のExadataセルが必要です。
1つのクラスタを使用している場合は、「すべて」をクリックして、すべてのコンポーネントをそのクラスタに移動します。複数のクラスタを使用している場合は、クラスタの数を入力します。クラスタごとにサブタブを選択し、クラスタのコンポーネントを選択したら、「追加」をクリックします。
次の表に、クラスタに関するフィールドを示します。ほとんどのフィールドに前の構成ページに基づいて入力します。
表3-12 「クラスタ構成」ページ
| OSフィールド | 説明 |
|---|---|
クラスタ名 |
クラスタ名を割り当てます。 注意: 名前には、英数字、ピリオド(.)およびハイフン(-)を含めることができます。名前は英数字で始まる必要があります。 このフィールドを空にすることはできません。 |
接頭辞 |
クラスタの接頭辞を割り当てます。 |
DNS |
DNSのIPアドレスを設定します。 注意: 少なくとも1つのIPアドレスを入力する必要があります。 |
NTP |
NTPのIPアドレスを設定します。 注意: 少なくとも1つのIPアドレスを入力する必要があります。 |
ドメイン名 |
クラスタのドメイン名を設定します。 |
リージョン |
クラスタのリージョンを設定します。 |
タイムゾーン |
クラスタのタイムゾーンを設定します。 |
役割区分 |
責任と権限を役割で区別できます。 注意: SYSDBA権限のかわりにSYSASM権限を使用して、記憶域層にシステム権限を指定すると、Oracle ASM管理とデータベース管理での責任を明確に区別できます。 Oracle ASMおよびデータベースを範囲とするセキュリティとともに使用する場合、役割の区別で、同じ記憶域を使用する異なるデータベースが互いのファイルを誤って上書きしないようにできます。 |
ユーザー名 |
データベース所有者のユーザー名を設定します。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合は使用できません。 |
ユーザーID |
データベース所有者IDを割り当てます。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合は使用できません。 |
ユーザー・ベース |
データベース・ディレクトリを設定します。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合は使用できません。 |
DBAグループ名 |
DBAグループ名を設定します。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合は使用できません。 |
DBAグループID |
DBAグループIDを割り当てます。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合は使用できません。 |
Grid ASMホームOSユーザー |
Oracle ASM所有者名を設定します。デフォルト値は、 このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
Grid ASMホームOSユーザーID |
Oracle ASM所有者IDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
Grid ASMホーム・ベース |
Oracle Grid Infrastructureのディレクトリを設定します。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASM DBAグループ |
Oracle ASM DBAグループの名前を設定します。デフォルト値は このグループのメンバーシップにより、Oracle ASMで管理されるファイルにアクセスできます。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASM DBAグループID |
Oracle ASM DBAグループIDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASMホームOPERグループ |
Oracle ASMオペレータ・グループの名前を設定します。デフォルト値は このオペレーティング・システム・ユーザーのグループには、Oracle ASMインスタンスの起動と停止を含む、制限付きのOracle ASMインスタンスの管理権限のセットがあります。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASMホームOPERグループID |
Oracle ASMオペレータ・グループIDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASMホーム管理グループ |
Oracle ASM管理グループの名前を設定します。デフォルト値は このグループは、SQLを使用して、オペレーティング・システム認証を使用するSYSASMとしてOracle ASMインスタンスに接続できます。SYSASM権限により、ディスク・グループのマウントとディスマウント、およびその他のストレージ管理タスクが許可されます。SYSASM権限では、Oracle Databaseインスタンスに対するアクセス権は提供されません。 このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
ASMホーム管理グループID |
Oracle ASM管理グループIDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMS ASMホームOSユーザー |
Oracle Databaseのインストール所有者名を設定します。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMSホームOSユーザーID |
Oracle Databaseソフトウェアのインストール所有者IDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMSホーム・ベース |
Oracle Databaseソフトウェアのインストール・ディレクトリを設定します。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMS DBAグループ |
DBAグループ名を設定します。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMS DBAグループID |
DBAグループIDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMSホームOPERグループ |
Oracle Databaseオペレータ・グループの名前を設定します。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
RDBMSホームOPERグループID |
Oracle Databaseオペレータ・グループIDを割り当てます。デフォルト値は このオプションは、役割別の認証を使用する場合に利用できます。 |
OINSTALLグループ |
Oracleインベントリ・グループの名前を設定します。デフォルト値は、 |
OINSTALLグループID |
Oracleインベントリ・グループIDを割り当てます。デフォルト値は |
インベントリの場所 |
Oracleインベントリ(oraInventory)のディレクトリ・パスを設定します。デフォルト値は |
グリッド・インフラストラクチャ・ホーム |
Oracle Grid Infrastructureソフトウェア・リリースおよびディレクトリ・パスを設定します。デフォルト値は |
データベース・ホームの場所 |
Oracle Databaseソフトウェア・リリースおよびディレクトリ・パスを設定します。デフォルト値は |
ソフトウェア言語 |
データベースにインストールされる言語を定義します。デフォルト値は英語( |
ディスク・グループ・レイアウト |
ディスク・グループのレイアウトを設定します。オプションは次のとおりです。
スパース・ディスク・グループがある場合のディスク・グループ・レイアウト・オプションは次のとおりです。
注意: X7システムでは、DBFS_DGのどのサイズも指定できません。 |
仮想ゲスト・サイズ |
仮想ゲストのサイズを設定します。オプションは、 スライダを使用して、小、中、大の定義をカスタマイズできます。 |
ゲスト・イメージ・バージョン |
仮想ゲストのイメージ・バージョンを設定します。オプションは 注意: ゲスト・イメージのバージョンはdom0のイメージ・バージョンと同等またはそれより前のバージョンである必要があります。 |
DBFSディスク・グループ |
DBFSディスク・グループの名前を設定します。 注意: このフィールドは、X7システム用には存在しません。 |
DATAディスク・グループ |
DATAディスク・グループの名前、冗長性およびサイズを設定します。冗長性オプションは 注意: ミッション・クリティカルなアプリケーションには、 |
RECOディスク・グループ |
RECOの名前、冗長性およびサイズを設定します。冗長性オプションは 注意: ミッション・クリティカルなアプリケーションには、 |
スパース・ディスク・グループ |
スパース・ディスク・グループ名、冗長性およびサイズを設定します。冗長性オプションは 「拡張オプション」ボタンをクリックして、スパース・ディスク・グループの有効化を選択します。 注意: スパース・ディスク・グループを作成するには、Oracle Grid Infrastructureソフトウェアのバージョンはリリース12.1.0.2 BP5以上である必要があります。 |
データベース名 |
データベース名を設定します。 |
ブロック・サイズ |
データベース・ブロック・サイズを設定します。デフォルト値は 異なるブロック・サイズを使用するには、ブロック・サイズをリストから選択します。 |
データベース・タイプ |
データベースで実行されるワークロードのタイプを定義します。 オプションは |
ベース・アダプタ |
クライアント・ネットワークの物理ネットワークを設定します。デフォルト値は 注意: デフォルトを使用することをお薦めします。 |
ドメイン |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
開始IP |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
プール・サイズ |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
ゲートウェイIP |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
VLAN ID |
VLANタグをクラスタごとに指定します。これは、1から4095の間の数値です。 |
ネーム・マスク |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
開始ID |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
VIPネーム・マスク |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
開始ID |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
SCAN名 |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
ベース・アダプタ |
バックアップ・ネットワークを設定します。オプションは |
ドメイン |
「顧客の詳細」ページで定義されています。 |
開始IP |
顧客ネットワーク・ページで定義されています。 |
プール・サイズ |
顧客ネットワーク・ページで定義されています。 |
ネーム・マスク |
顧客ネットワーク・ページで定義されています。 |
開始ID |
顧客ネットワーク・ページで定義されています。 |
関連項目:
Oracle ASMおよびデータベースを範囲とするセキュリティの詳細は、『Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイド』のOracle Exadata System Softwareのデータ・セキュリティの理解に関する項を参照してください
スパース・ディスク・グループの詳細は、『Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイド』のOracle Exadata Storageスナップショットの設定に関する項
注意:
Automatic Cluster File System (ACFS)にはGrid Infrastructure 12.1.0.2以降が必要です。
ソフトウェアのデプロイメント時にACFSを構成するには、次の手順を実行します。
クラスタの詳細の定義ページで、「拡張オプション」ボタンをクリックします。
ポップアップ・ウィンドウでACFS構成の有効化を選択し、「OK」をクリックします。
「ディスク・グループの詳細」ペインでACFSの構成ボタンをクリックすると、ポップアップ・ウィンドウが開きます。
ディスク・グループに対してACFSを有効化を選択します。
「ディスク・グループ」ドロップダウンで、ACFSを作成するディスク・グループを選択します。
ACFSボリューム名で、デフォルトのボリューム名を受け入れるか、新しいACFSボリューム名を入力します。
ボリューム名は1から11文字の英数字で、最初の文字はアルファベットにする必要があります。
ACFSボリューム・サイズに、必要なACFSボリューム・サイズを入力します。
「ACFSマウント・ポイント」で、デフォルトのマウント・ポイントを受け入れるか、新しいACFSマウント・ポイントを入力します。
クラスタおよびクライアント・ネットワークのエントリを確認および更新し、データの再生成、「次へ」の順にクリックします。
注意:
「顧客の詳細」ページで指定されたドメインは、すべてのネットワークのドメインとして使用されます。クライアント・ネットワークおよびバックアップ・ネットワークで別のドメインを使用する場合は、このページでドメインを指定します。
セル・アラート配信の構成は、インストール時またはインストール後に行うことができます。
セル・アラートは、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)またはSimple Network Management Protocol(SNMP)あるいはその両方を使用して配信できます。次の表に、セル・アラート構成オプションを示します。
表3-13 セル・アラート構成ページ
| セル・アラート・フィールド | 説明 |
|---|---|
電子メール・アラートの有効化 |
セル・アラートが自動的に配信されるようにします。 |
受信者アドレス |
セル・アラートの受信者の電子メール・アドレスを設定します。複数のアドレスをダイアログ・ボックスに入力できます。電子メール・アドレスの数が表示されます。 |
SMTPサーバー |
アラート通知の送信に使用されるSMTP電子メール・サーバーを設定します。 例: |
SSLの使用 |
アラート通知の送信時にSecure Socket Layer(SSL)セキュリティを有効にします。 |
ポート |
アラート通知の送信に使用されるSMTP電子メール・サーバーのポートを設定します。 例: |
名前 |
アラート通知に表示されるSMTP電子メール・ユーザー名を設定します。 例: |
電子メール・アドレス |
アラート通知の送信元となるSMTP電子メール・アドレスを設定します。 例: |
SNMPアラートの有効化 |
SNMPを使用してアラートを配信できるようにします。 |
SNMPサーバー |
SNMPサーバーのホスト名を設定します。 例: 注意: インストールの後、追加のSNMPターゲットを定義できます。『Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
ポート |
SNMPサーバーのポートを設定します。デフォルト値は |
コミュニティ |
SNMPサーバーのコミュニティを設定します。デフォルト値は |
関連項目
Oracle Platinum Serviceは、要件を満たしたエンジニアド・システムに対して高度なサポートを追加コストなしで提供します。このサービスは接続されるサービスであり、環境の中にOracle Advanced Support Gateway (OASG)をプロビジョニングする必要があります。OASGの構成は、Platinum Serviceの監視エージェントで使用されるユーザー情報で定義されます。次の表に、Oracle Platinum Servicesの構成オプションを示します。
表3-14 プラチナ構成ページ
| プラチナ・フィールド | 説明 |
|---|---|
Platinum構成のデータの取得 |
Oracle Platinum Serviceの構成を収集できます。 |
顧客名 |
「顧客の詳細」ページで定義されています。このフィールドは編集できます。 注意: 顧客名はMy Oracle Supportのポートレイト名と一致する必要があります。 |
CSI |
システムに対するハードウェアのカスタマ・サポートID(CSI)を設定します。 |
My Oracle Support電子メール |
システムのCSIへアクセスする電子メール・アドレスを設定します。 |
既存のゲートウェイの使用 |
既存のOASGゲートウェイを使用できます。 |
ゲートウェイ・マシンの説明 |
Oracle Exadata Database Machine X4-2などのゲートウェイシステムについて説明します。 |
プラチナ・ゲートウェイのホスト名 |
OASGのホスト名を設定します。名前の形式は、 |
プライマリIPアドレス |
OASGのプライマリIPアドレスを設定します。 |
サブネット・マスク |
OASGプライマリ・ネットワークのサブネット・マスクを設定します。 |
VPN |
Oracle Continuously Connected Network (OCCN)からゲートウェイへアクセスするためのVPN接続タイプを設定します。デフォルトの方法はSSLです。 注意: Secure Socket Layer (SSL)を使用することをお薦めします。 |
Exadataリンクへのゲートウェイ |
ネットワーク上のOASGの場所を定義します。 注意: 接続としてDMZを使用することをお薦めします。 |
静的ルート |
静的ルートの数を示します。ゲートウェイへのルートを変更するには、「変更」をクリックします。 |
静的ルート: 接続先ネットワーク このフィールドは、「変更」をクリックした後に利用できます。 |
ルーターのリモート・ネットワークを定義します。ネットワーク・フォーマットはCIDR書式(192.0.2.1/255など)です。 |
静的ルート: ゲートウェイIP このフィールドは、「変更」をクリックした後に利用できます。 |
リモート・ネットワークのゲートウェイIPアドレスを定義します。このアドレスは、OASGのプライマリIPサブネット内である必要があります。 |
ゲートウェイ・マシンにILOMがある |
OASGはILOMサービス・プロセッサ搭載のOracleシステムであることを指定します。 |
ILOM IPアドレス |
ILOMのIPアドレスを設定します。 |
サブネット・マスク |
ILOMのサブネット・マスクを設定します。 |
ゲートウェイIPアドレス |
OASG ILOMのプライマリ・サブネット・ゲートウェイを設定します。 |
必要なHTTPプロキシ |
OASGのプロキシ・サービスが必要なOracleサイトへ接続できるようにします。 |
プロキシのホスト名 |
Oracleサイトへ接続するために使用するプロキシ・ホスト名を設定します。 |
ポート |
プロキシのポート番号を設定します。 |
HTTPプロキシには認証が必要です |
プロキシ・ネットワーク・トラフィックの認証を有効にします。 |
プロキシのユーザー名 |
プロキシに接続するOASGのユーザー名を設定します。パスワードは、インストール中にオラクル社のエンジニアから提供されます。 |
エージェントのOSユーザー名 |
プラチナ・エージェントのユーザー名を設定します。デフォルトの名前は |
エージェントにsudo権限を許可 |
エージェントのOSユーザーにsudo権限を許可します。このオプションを選択すると、オラクル社のサービス・エンジニアがログ、またはサービス・リクエストに対するその他の情報を収集することを許可します。 |
エージェントのOSグループ名 |
プラチナ・グループ名を設定します。デフォルトの名前は |
エージェントOSグループID |
エージェントのグループIDを割り当てます。デフォルトのIDは |
エージェントのOSユーザー・ホーム |
プラチナ・エージェント・ユーザーのホーム・ディレクトリを設定します。 |
エージェントのソフトウェア・ホーム |
ソフトウェア・エージェントのホーム・ディレクトリを設定します。 |
エージェント・ポート |
プラチナ・エージェントのポート番号を設定します。デフォルトのポートは |
SNMPコミュニティ文字列 |
SNMPトラップのコミュニティ文字列を設定します。 |
自動サービス・リクエスト(ASR)は、特定のOracle Exadataラックのハードウェアに障害が発生すると自動的にサービス・リクエストを開くように設計されています。次の表に、ASR構成オプションを示します。
表3-15 自動サービス・リクエスト構成ページ
| 自動サービス・リクエストフィールド | 説明 |
|---|---|
自動サービス・リクエストを有効にする |
ASRを有効にします。 |
ASRマネージャのホスト名 |
ASRサーバーのホスト名を設定します。 注意: ラックに接続可能なスタンドアロン・サーバーをお薦めします。 |
ASRの技術連絡先の名前 |
ラックの技術連絡先の名前を設定します。 |
テクニカル連絡先電子メール |
ラックの技術連絡先の電子メール・アドレスを設定します。 |
My Oracle Supportのアカウント名 |
My Oracle Supportのアカウント名を設定します。 |
ASRのアップロードに使用するHTTPプロキシ |
HTTPプロキシがASRへアップロードできるようにします。 |
HTTPプロキシ・ホスト |
プロキシ・サーバーのホスト名を設定します。 |
プロキシ・ポート |
HTTPプロキシ・サーバーのポート番号を設定します。デフォルト値は |
HTTPプロキシで認証が必要 |
HTTPプロキシ・サーバー認証を有効にします。 |
HTTPプロキシ・ユーザー |
プロキシ・サーバーのユーザー名を設定します。 |
関連項目
Oracle Configuration Managerを使用して構成情報を収集し、Oracleリポジトリにアップロードします。次の表に、Oracle Configuration Managerの構成オプションを示します。
表3-16 Oracle Configuration Managerページ
| Oracle Configuration Managerフィールド | 説明 |
|---|---|
Oracle Configuration Managerを有効にする |
Oracle Configuration Managerが構成情報を収集できるようにします。 |
MOS経由で更新版を受け取る |
My Oracle Supportの更新版を自動的に受け取れるようにします。 |
MOSの電子メール・アドレス |
My Oracle Supportの更新版を受け取るためのMy Oracle Supportのアドレスを設定します。 |
Support Hub経由でOracle Configuration Managerにアクセスする |
Support HubがOracle Configuration Managerにアクセスできるようにします。 Oracle Support Hubを使用すると、Oracle Configuration Managerインスタンスを単一の内部ポート(Support Hub)に接続して構成データをアップロードできます。データベース・サーバー内の各Oracle Configuration Managerインスタンスがインターネットにアクセスする必要がなくなります。 |
Support Hubのホスト名 |
Support Hubサーバーのホスト名を設定します。 |
ハブ・ユーザー名 |
Support Hubのオペレーティング・システムのユーザー名を設定します。 |
Oracle Configuration Managerのアップロードに使用するHTTPプロキシ |
HTTPプロキシが構成情報をOracleリポジトリにアップロードできるようにします。 |
HTTPプロキシ・ホスト |
HTTPプロキシ・サーバーがOracleに接続できるようにします。プロキシ・サーバーは次の間に配置できます。
パスワードが必要な場合は、インストール時に指定してください。 例: [proxy_user@]proxy_host[:proxy_port]
|
プロキシ・ポート |
HTTPプロキシ・サーバーのポート番号を設定します。デフォルト値は |
HTTPプロキシで認証が必要 |
HTTPプロキシ認証を有効にします。 |
HTTPプロキシ・ユーザー |
HTTPプロキシ・サーバーのユーザー名を設定します。 |
関連項目
Oracle Enterprise Manager Grid Controlを使用してOracle Exadataラックを監視します。Oracle Enterprise Manager Grid Controlでは、データベース・サーバーにエージェントをインストールして、これらのエージェントを既存のOracle Enterprise Manager Grid Control環境に向けたり、Oracle Enterprise Manager Grid Controlの新規インフラストラクチャを別のホストにインストールします。
表3-17に、Oracle Enterprise Manager Grid Controlの構成オプションを示します。
表3-17 Oracle Enterprise Manager Grid Control構成ページ
| Oracle Enterprise Manager Grid Controlフィールド | 説明 |
|---|---|
Oracle Enterprise Manager Grid Controlエージェントを有効にする |
Oracle Enterprise Manager Grid Controlがラックを監視できるようにします。 |
EMホーム・ベースの場所 |
データベース・サーバーにインストールされるエージェントのベース・ディレクトリを設定します。 |
OMSホスト名 |
Oracle Enterprise Manager Grid Controlリポジトリのホスト名を設定します。 |
OMS HTTPSアップロード・ポート |
Oracle Enterprise Manager Grid Controlエージェントが情報をアップロードするために使用する必要があるポートを設定します。 注意: デフォルト値は |
oedacliプログラムを実行すると、OEDAコマンドライン・インタフェースが起動します。
oedacliの主な目的は、様々なExadataライフサイクル管理タスクの実行を支援することです。
OEDAコマンドライン・インタフェースは、既存のes.xmlファイルを更新できる新しいインタフェースです。これらの更新は、アクションと呼ばれます。アクションは、単一のアトミックなタスクです。このコマンドライン・インタフェースを使用すると、次のタスクをどれでも実行できます。
Exadata上の仮想クラスタでのノードの追加または削除
物理クラスタでのデータベース・ホームの追加または削除
ストレージ・セルの追加または削除
Oracle ASMディスク・グループのサイズ変更
他のデータベースの追加または削除
Oracle VMクラスタでの他のデータベース・ホームの追加または削除
アクションには多数のサブ・コマンドがある場合があります。ただし、ほとんどのアクションは単一コマンドです。複数コマンド・ステップの例としては、CLONE GUESTおよびCLONE CELLがあります。
oedacliには、2つの動作モードがあります。
編集モード
install.shコマンド・ステップを実行する前に、es.xmlファイルに対して使用されます。
XMLファイルの編集に使用されます。たとえば、2つ目のデータベース・ホームを追加してからXMLファイルを保存するなどです。
デプロイメントの前にesモデルのための論理XMLエディタとして使用できます。
デプロイ・モード
install.shコマンド・ステップを実行した後に、es.xmlファイルの編集に使用されます。
Oracle VMゲストのクローニングや、Oracle ASMディスク・グループの拡張または縮小に使用できます。
サポートされている変更のリストは、編集モードよりも小さくなります。
初期デプロイメント後に論理XMLエディタおよびデプロイメント・ツールとして使用できます。
編集モードのワークフロー
コマンドライン・インタフェースは、起動すると、作業対象となるes.xmlファイルがないためまずes.xmlファイルをロードします。
LOAD FILE name=es.xml
es.xmlのインメモリー・バージョンを変更します。デプロイメント中に実行する、他のアクションを指定しますたとえば、新規ゲストへのOracle VMゲストのクローニングです。
clone guest srcname=asd set privnet name1='test08adm01-priv1',ip1='192.168.216.102',name2='testadm01-priv2',ip2='192.168.216.103' set parent name='test08adm01a' set adminnet name='test08adm01vm02',ip='10.128.218.70' set clientnet name='test08client01vm02',ip='10.128.196.63' set vipnet name='test08client01vm02-vip',ip='10.128.196.71'
アクションのためのすべてのコマンドを指定した後、コマンドライン・インタフェース内の処理するアクションのリストにそのアクションを保存します。この時点では、es.xmlファイル内のデータはまだ更新されていません。
SAVE ACTION
FORCEキーワードを使用して、es.xmlのインメモリー・コピーの本体にアクションをマージします。
MERGE ACTIONS FORCE
入力ファイルを上書きするか、指定した新規ファイルに書き込み、es.xmlのメモリー・コピーを保存します。
SAVE FILE [name=new_es.xml]
デプロイ・モードのワークフロー
コマンドライン・インタフェースは、起動すると、作業対象となるes.xmlファイルがないためまずes.xmlファイルをロードします。
LOAD FILE name=es.xml
es.xmlのインメモリー・バージョンを変更します。実行するアクションを指定します。
アクションのためのすべてのコマンドを指定した後、コマンドライン・インタフェース内の処理するアクションのリストにそのアクションを保存します。この時点では、es.xmlファイル内のデータはまだ更新されていません。
SAVE ACTION
es.xmlのインメモリー・コピーの本体にアクションをマージします。
MERGE ACTIONS
es.xmlファイルの本体にアクションをデプロイします。このステップでは、新規Oracle VMゲストの作成など、指定したアクションが実行されます。
DEPLOY ACTIONS
入力ファイルを上書きするか、指定した新規ファイルに書き込み、es.xmlのメモリー・コピーを保存します。
SAVE FILE [name=new_es.xml]
oedacliを使用できます。
前提条件
oedacliを使用するには、次に示す要件を満たす必要があります。
OEDAの2017年8月リリース以降をダウンロードする。Oracle Linuxでは、OEDAの2017年8月リリースのみがサポートされています。
デプロイメントに元のOEDA構成XMLファイルを使用してある。
クラスタ内のノード上でデフォルト・パスワードを使用する(root、oracleおよびgridユーザーの場合)。
注意:
ご使用の環境で、指定されたユーザーにデフォルト・パスワードを使用しない場合は、My Oracle Support Doc ID 2163751.1を参照してください。ファイル・パス
OEDAダウンロードからの解凍済ファイルを含むディレクトリ。たとえば、/u01/joc/linux-x64です。
構文
./oedacli
使用上の注意
ヘルプ出力を表示するには、次のいずれかを使用します。
HELP
HELP コマンド名
HELPコマンドを使用して、OEDACLIユーティリティの構文ヘルプを表示できます。
例3-1 OEDACLIのヘルプ出力
この例では、OEDACLI (18.1.0)リリースで使用可能なオブジェクトおよびコマンドをリストする、ヘルプ出力を示します。
oedacli> HELP
HELP [topic]
Available Objects:
ACFSVOLUME
LIST ACFSVOLUMES
CELL
LIST CELLS
CLUSTER
LIST CLUSTERS
DISKGROUP
LIST DISKGROUPS
DATABASE
LIST DATABASES
DATABASEHOME
LIST DATABASEHOMES
DOM0
LIST DOM0S
GUEST
CLONE GUEST
DELETE GUEST
LIST GUESTS
ILOM
LIST ILOMS
MACHINE
LIST MACHINES
NETWORK
LIST NETWORKS
SCAN
LIST SCANS
SWITCH
LIST SWITCHES
VIP
LIST VIPS
CLI COMMANDS
LOAD FILE
SAVE FILE
SAVE FILES
LIST XMLACTIONS
SAVE ACTION
MERGE ACTIONS
DEPLOY ACTIONS
この例では、OEDACLI ALTER DATABASEコマンドをリストするヘルプ出力を示します。
例3-2 OEDACLI ALTER DATABASEコマンドのヘルプ出力
この例では、OEDACLIのALTER DATABASEコマンドの構文を表示する方法を示します。ヘルプ出力は、(18.1.0)リリースについて表示されます。
oedacli> HELP ALTER DATABASE Usage: ALTER DATABASE BLOCKSIZE = <blocksize> | CHARSET = <characterset> | DATADG = <datadg> | DBLANG = <dblang> | DBNAME = <dbname> | DBTEMPLATE = <dbtemplate> | DBTYPE = <dbtype> | HOSTNAMES = <hostnames> | RECODG = <recodg> WHERE ID = <databaseid> | CLUSTERNUMBER = <clusternumber> DATABASENAME = <databasename> | CLUSTERNAME = <clustername> DATABASENAME = <databasename> | CLUSTERID = <clusterid> DATABASENAME = <databasename> Purpose: Alters an existing database Arguments: <blocksize> : Default: 8192, not required for PDB <characterset> : Default: AL32UTF8, not required for PDB <datadg> : *The DATA diskgroup, not required for PDB <dblang> : Default: all_langs, not required for PDB <dbname> : *Database name <dbtemplate> : Default: ADMIN, otherwise ADMIN or DW, not required for PDB <dbtype> : Default: normal DB, otherwise CDB or PDB <hostnames> : Default: list of nodes from db home <recodg> : *The RECO diskgroup, not required for PDB Where: <databaseid> : The es xml id of the database <clusternumber> : The cluster number in the es xml, starting at 1 <clustername> : The name of the cluster <clusterid> : The es xml id of the cluster <databasename> : The name of the database in the cluster
これらのOEDACLIコマンドは、それらが作用するオブジェクト別に整列されています。
構文
LOAD FILE NAME=filename
引数
NAME : 既存のエンジニアド・システムXMLファイルの名前を指定します。
例3-3 編集のためのOEDACLIへのファイルのロード
oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test12.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : testadm01 - Oracle
構文
SAVE ACTION [FORCE]
引数
アクションをエンジニアド・システム・モデルに自動マージする必要がある場合は、FORCEを指定します。
注意:
エンジニアド・システム構成は、後続のSAVE FILEコマンドを使用してファイルとして保存する必要があります。構文
MERGE ACTIONS [FORCE]
引数
このアクションがDEPLOY ACTIONSコマンドで処理されないようにする場合は、FORCEを指定します。
構文
DEPLOY ACTIONS
例3-4 データベースを追加するアクションのデプロイ
oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 4 add database dbname='testdb' DATADG='DATAC1' RECODG=' RECOC1' where DBHOMEID='c0_databaseHome' Deploying ADD DATABASE Running datapatch on database 'testdb' Done... Done
構文
SAVE FILE [ NAME=filename ]
引数
オプションの引数であるNAMEは、新規エンジニアド・システムXMLファイルの名前を指定するために使用されます。NAME引数を指定しない場合は、このコマンドによってソース・ファイルが上書きされます。
構文
ADD ACFSVOLUME VOLUMENAME = volume_name | VOLUMESIZE = volume_size | MOUNTPATH = mountpath WHERE DISKGROUPID = diskgroup_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DISKGROUPNAME = diskgroup_name | CLUSTERNAME = cluster_name DISKGROUPNAME diskgroup_name | CLUSTERID = cluster_id DISKGROUPNAME = diskgroup_name
引数
新規Oracle ACFSボリュームについて次の属性を指定できます。
VOLUMENAME : 新規ボリュームの一意の名前を指定します。
VOLUMESIZE : 新規ボリュームのサイズ(GB)を指定する数値です。
MOUNTPATH : 新規ボリュームのファイル・システム・マウント・パスを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
DISKGROUPID : コンテナ・ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : コンテナ・ディスク・グループの名前を指定します。
構文
ALTER ACFSVOLUME VOLUMENAME = volume_name | VOLUMESIZE = volume_size | MOUNTPATH = mountpath WHERE ID = acfs_volume_id | DISKGROUPID = diskgroup_id VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERNUMBER = cluster_number DISKGROUPNAME = diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERNAME = cluster_name DISKGROUPNAME diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERID = cluster_id DISKGROUPNAME = diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name
引数
Oracle ACFSボリュームについて次の属性を変更できます。
VOLUMENAME : 新しい一意のボリューム名を指定します。
VOLUMESIZE : ボリュームの新しいサイズ(GB)を指定する数値です。
MOUNTPATH : ボリュームの新しいファイル・システム・マウント・パスを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : 既存のOracle ACFSボリュームのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPID : コンテナ・ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : コンテナ・ディスク・グループの名前を指定します。
VOLUMENAME : 既存のOracle ACFSボリュームの名前を指定します。
構文
DELETE ACFSVOLUME WHERE ID = acfs_volume_id | DISKGROUPID = diskgroup_id VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERNUMBER = cluster_number DISKGROUPNAME = diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERNAME = cluster_name DISKGROUPNAME diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name| CLUSTERID = cluster_id DISKGROUPNAME = diskgroup_name VOLUMENAME = volume_name
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : Oracle ACFSボリュームのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPID : コンテナ・ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : コンテナ・ディスク・グループの名前を指定します。
VOLUMENAME : 既存のOracle ACFSボリュームの名前を指定します。
構文
LIST ACFSVOLUMES WHERE ID = id | DISKGROUPID = diskgroup_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number [DISKGROUPNAME = diskgroup_name] | CLUSTERNAME = cluster_name [DISKGROUPNAME diskgroup_name] | CLUSTERID = cluster_id [DISKGROUPNAME = diskgroup_name]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : Oracle ACFSボリュームのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPID : コンテナ・ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : コンテナ・ディスク・グループの名前を指定します。
使用上の注意
es.xmlファイル内のすべてのOracle ACFSボリュームをリストするWHERE句はありません。
構文
CLONE CELL SRCNAME = source_cell SET ADMINNET NAME=admin_name,IP=IP_admin SET PRIVNET NAME1=priv_name_1,IP1=priv_ip1,NAME2=priv_name_2,IP2=priv_ip2 SET ILOMNET NAME=ilom_name,IP=ilom_ip SET RACK NUM=rack_number,ULOC=ulocation
引数
SRCNAMEは、新規セルの元になる既存のセルの名前を指定するために使用されます。
SET句には、次の引数を使用できます。
ADMINNET : 管理ネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名(admin_name)、およびIPアドレスを指定します。
PRIVNET : 1つ目と2つ目のプライベート・ネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含む名前、およびIPアドレスを指定します。
ILOMNET : ILOMネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
RACK : マルチ・ラック構成でのラック番号を指定します。ここで1は1つ目のラックであり、そのラック内のセルの物理的な位置(スロット)です。
構文
ALTER CLUSTER { CLUSTERNAME = cluster_name | GIVERSION = grid_version |
GIHOMELOC = grid_home_location | INVLOC = inventory_location|
BASEDIR = oracle_base_directory | PATCHLIST = patch_list }
WHERE
CLUSTERNUMBER = cluster_number |
CLUSTERNAME = cluster_name |
CLUSTERID = cluster_id
引数
Oracle RAC Clusterについて次の属性を変更できます。
CLUSTERNAME : クラスタの新しい一意の名前を指定します。
GIVERSION : バンドル・パッチを含めてクラスタウェア・バージョンを指定します。たとえば、12.1.0.2.170418のようになります。
GIHOMELOC : Gridホームの新規パスを指定します。
INVLOC : インベントリの新規パスを指定します。
BASEDIR : Oracleベース・ディレクトリの新規パスを指定します。
PATCHLIST : 一重引用符で囲んでカンマ区切りでパッチをすべて示す、リストを指定します。デフォルトでは、これは、GIVERSIONで指定されたバンドル・パッチから導出されます。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
構文
LIST CLUSTERS [ WHERE CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERID = cluster_id ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
使用上の注意
WHERE句はオプションです。
構文
ADD DISKGROUP [ ACFSNAME=acfs_name ] [ ACFSPATH=acfs_path ] [ ACFSSIZE=acfs_size ] [ CELLLIST='cell_list' ] DISKGROUPNAME=diskgroup_name DISKGROUPSIZE=diskgroup_size [ OCRVOTE=ocr_voting_disks_included ] [ QUORUMDISK=quorum_disks_included ] REDUNDANCY=redundancy_level SLICESIZE=slice_size [ SPARSE=sparse ] [ SPARSEVIRTUALSIZE=sparse_virtual_size ] [ TYPE = diskgroup_type [ DATABASENAME = database_name ]] WHERE CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERID = cluster_id
引数
新規Oracle ASMディスク・グループについて次の属性を指定できます。
ACFSNAME : このディスク・グループ上のOracle ACFSボリュームの名前を指定します。
ACFSPATH : Oracle ACFSファイル・システムのパスを指定します。
ACFSSIZE : このディスク・グループ上のOracle ACFSボリュームのサイズを指定します。
CELLLIST : 一重引用符で囲みカンマで区切ってこのディスク・グループのセルを示すリストです。
DISKGROUPNAME : (必須)ディスク・グループの名前を指定します。
DISKGROUPSIZE : (必須)ディスク・グループのサイズを指定します。
OCRVOTE : ブール変数です。ここでのTRUEは、ディスク・グループがクラスタのOCRおよび投票ディスクを格納する必要があることを示します。
QUORUMDISK : ブール変数です。ここでのTRUEは、ディスク・グループがクォーラムを必要とすることを示します。
REDUNDANCY : (必須)ディスク・グループの冗長性レベルを指定します。使用可能な値は、NORMALまたはHIGHです。
SLICESIZE : (必須)このディスク・グループのグリッド・ディスクごとにディスク上のスライス・サイズを指定します。
SPARSE : ブール変数です。ここでのTRUEは、これがスパース・ディスク・グループである必要があることを示します。
SPARSEVIRTUALSIZE : スパース仮想サイズを指定します。
TYPE : ディスク・グループ・タイプを指定します。DATA、RECO、DBFSまたはOTHERを指定できます。デフォルト値は、OTHERです。データベースでこのディスク・グループを使用する必要がある場合は、タイプをDATAまたはRECOに設定する必要があります。
DATABASENAME : タイプDATAまたはRECOのディスク・グループのターゲット・データベースの名前を指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
構文
ALTER DISKGROUP {
ACFSNAME=acfs_name|
ACFSPATH=acfs_path |
ACFSSIZE=acfs_size |
CELLLIST='cell_list' |
DISKGROUPNAME=diskgroup_name |
DISKGROUPSIZE=diskgroup_size |
OCRVOTE=ocr_voting_disks_included |
QUORUMDISK=quorum_disks_included |
REDUNDANCY=redundancy_level |
SLICESIZE=slice_size |
SPARSE=sparse |
SPARSEVIRTUALSIZE=sparse_virtual_size }
WHERE {
ID = diskgroup_id|
CLUSTERNUMBER = cluster_number DISKGROUPNAME = diskgroup_name|
CLUSTERNAME = cluster_name DISKGROUPNAME = diskgroup_name|
CLUSTERID = cluster_id DISKGROUPNAME = diskgroup_name }
引数
Oracle ASMディスク・グループについて次の属性を変更できます。
ACFSNAME : このディスク・グループ上のOracle ACFSボリュームの新しい名前を指定します。
ACFSPATH : Oracle ACFSファイル・システムの新しいパスを指定します。
ACFSSIZE : このディスク・グループ上のOracle ACFSボリュームの新しいサイズを指定します。
CELLLIST : 一重引用符で囲みカンマで区切ってこのディスク・グループのセルを示すリストです。
DISKGROUPNAME : ディスク・グループの新しい名前を指定します。
DISKGROUPSIZE : ディスク・グループの新しいサイズを指定します。
OCRVOTE : ブール変数です。ここでのTRUEは、ディスク・グループがクラスタのOCRおよび投票ディスクを格納する必要があることを示します。
QUORUMDISK : ブール変数です。ここでのTRUEは、ディスク・グループがクォーラムを必要とすることを示します。
REDUNDANCY : ディスク・グループの冗長性レベルを指定します。使用可能な値は、NORMALまたはHIGHです。
SLICESIZE : このディスク・グループのグリッド・ディスクごとにディスク上のスライス・サイズを指定します。
SPARSE : ブール変数です。ここでのTRUEは、これがスパース・ディスク・グループである必要があることを示します。
SPARSEVIRTUALSIZE : スパース仮想サイズを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : ディスク・グループの名前を指定します。
使用上の注意
冗長性を変更する場合、ボリューム・サイズは維持されますが、スライス・サイズは再計算されます。
例3-5 OEDACLIの使用によるOracle ASMディスク・グループのサイズ変更
この例では、OEDACLIを使用して既存のOracle ASMディスク・グループのサイズを変更する方法を示します。
OEDA XML構成ファイルをロードします。
oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : ora07adm01 - Oracle
コマンドLIST DISKGROUPSを使用してディスク・グループ詳細を表示します。
oedacli> LIST DISKGROUPS
version : "PhysicalLayoutLegacy"
diskGroupName : "DBFS_DG"
redundancy : "NORMAL"
sliceSize : "default"
machines :
machine :
...
...
cellDisks : "ALL"
diskGroupSize : "436G"
ocrVote : "true"
quorumDisk : "false"
id : "c0_dbfsdg"
version : "PhysicalLayoutLegacy"
diskGroupName : "DATAC1"
redundancy : "NORMAL"
sliceSize : "2953G"
machines :
..
..
cellDisks : "ALL"
diskGroupSize : "53154G"
ocrVote : "false"
quorumDisk : "false"
id : "c0_datadg"
version : "PhysicalLayoutLegacy"
diskGroupName : "RECOC1"
redundancy : "NORMAL"
sliceSize : "ALL"
machines :
..
..
cellDisks : "ALL"
diskGroupSize : "13284G"
ocrVote : "false"
quorumDisk : "false"
id : "c0_recodg"
ディスク・グループのサイズを変更するためのアクションを作成します。
oedacli> ALTER DISKGROUP DISKGROUPSIZE='2500G' WHERE CLUSTERNUMBER=1 DISKGROUPN AME='DATAC1'
アクションを保存します。
oedacli> SAVE ACTION
すべてのアクションをマージします。
oedacli> MERGE ACTIONS processMerge processMergeActions Merging Action : alter diskgroup diskgroupsize='2500G' where diskgroupname='DAT AC1' clusternumber=1 Merging ALTER DISKGROUP Action Validated and Merged OK
アクションをデプロイします。
oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 3 alter diskgroup diskgroupsize='2500G' where diskgroupna me='DATAC1' Deploying ALTER DISKGROUP Deploying Action ID : 4 alter diskgroup diskgroupsize='2500G' where diskgroupna me='DATAC1' clusternumber=1 Deploying ALTER DISKGROUP Validating ASM Disk status.. Disks in ASM Disk Group DATAC1 have valid status Shrinking Disk Group size to 2500 GB Resizing ASM Disk Group.. Checking Reblance operations in disk group DATAC1 Rebalance operations completed in disk group DATAC1 Original Grid Disk Size 2953 GB, new size 138 GB on node1celadm02.us.oracle.com Original Grid Disk Size 2953 GB, new size 138 GB on node1celadm03.us.oracle.com Original Grid Disk Size 2953 GB, new size 138 GB on node1celadm01.us.oracle.com Updated/New Disk Group size 2484 GB, original size 53154 GB. Done... Done
構文
ALTER DISKGROUPS DATASPLIT=data_split_percent RECOSPLIT=reco_split_percent DATAREDUNDANCY=data_redundancy_level RECOREDUNDANCY=reco_redundancy_level SPLITDISK=percent_of_cell_disk WHERE DATADG = data_diskgroup RECODG = reco_diskgroup CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERID = cluster_id
引数
DATAおよびRECO Oracle ASMディスク・グループについて次のサイズ設定属性を変更できます。
DATASPLIT : DATAディスク・グループに割り当てられているOracle ASMボリュームの割合を指定します。
RECOSPLIT : RECOディスク・グループに割り当てられているOracle ASMボリュームの割合を指定します。
DATAREDUNDANCY : DATAディスク・グループの冗長性レベルを指定します。使用可能な値は、NORMALまたはHIGHです。
RECOREDUNDANCY : RECOディスク・グループの冗長性レベルを指定します。使用可能な値は、NORMALまたはHIGHです。
SPLITDISK : DATAおよびRECOディスク・グループに割り当てるセル・ディスクの割合を指定します。指定値は、1から100までの、より小さい整数である必要があります。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
DATADG : クラスタ内のDATAディスク・グループの名前を指定します。
RECODG : クラスタ内のRECOディスク・グループの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
構文
DELETE DISKGROUP WHERE ID = diskgroup_id| CLUSTERNUMBER = cluster_number DISKGROUPNAME = diskgroup_name| CLUSTERNAME = cluster_name DISKGROUPNAME = diskgroup_name| CLUSTERID = cluster_id DISKGROUPNAME = diskgroup_name
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : ディスク・グループの名前を指定します。
構文
LIST DISKGROUPS [ WHERE ID = diskgroup_id| CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERID = cluster_id ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ディスク・グループのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DISKGROUPNAME : ディスク・グループの名前を指定します。
構文
ADD DATABASE [ BLOCKSIZE = blocksize ] [ CHARSET = database_character_set DATADG = data_diskgroup [ DBLANG = database_language ] DBNAME = database_name [ DBTEMPLATE = database_template ] [ DBTYPE = database_type ] [ HOSTNAMES = 'host_names' ] RECODG = reco_diskgroup WHERE { DBHOMEID = database_home_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DBHOMELOC = database_home_location | CLUSTERNAME = cluster_name DBHOMELOC = database_home_location | CLUSTERID = cluster_id DBHOMELOC = database_home_location | CLUSTERNUMBER = cluster_number CDBNAME = container_database_name | CLUSTERNAME = cluster_name CDBNAME = container_database_name | CLUSTERID = cluster_id CDBNAME = container_database_name }
引数
新規Oracleデータベースについて次の属性を指定できます。
BLOCKSIZE : 新規データベースのブロック・サイズを指定します。デフォルト値は8192です。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
CHARSET : 新規データベースで使用する文字セットを指定します。デフォルト値は、AL32UTF8です。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DATADG : (必須)新規データベースのDATAディスク・グループの名前を指定します。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBLANG : 新規データベースで使用する言語を指定します。デフォルト値は、all_langsです。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBNAME : (必須)新規データベースの名前を指定します。
DBTEMPLATE : 新規データベースの作成時に使用するテンプレートADMINまたはDWを指定します。デフォルト値は、ADMINです。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBTYPE : 作成するデータベースのタイプを指定します。使用可能な値は、normal DB、CDBまたはPDBです。デフォルト値は、normal DBです。
HOSTNAMES : データベースを実行するホストの名前を示すカンマ区切りリストを指定します。デフォルト値は、データベース・ホームに登録されているノードのリストです。
RECODG : (必須)新規データベースのRECOディスク・グループの名前を指定します。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
DBHOMEID : データベース・ホームのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DBHOMELOCATION : ターゲット・データベース・ホームのパスを指定します。
CDBNAME : コンテナ・データベースのデータベース名を指定します。この引数は、DBTYPEがPDBに設定されている場合のみ必要です。
例3-6 OEDACLIの使用による新規Oracleデータベースの追加
この例では、新規データベースを構成に追加する方法を示します。
OEDA XML構成ファイルをロードします。
oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : ora07adm01 - Oracle
コマンドLIST DATABASEHOMESを使用して、ターゲット・データベース・ホームに関連付けられているdatabasehome_idを識別します。このデータベース・ホームは、新規データベースの作成に使用されます。
oedacli> LIST DATABASEHOMES
version : "CloneInstall"
cluster :
id : "c0_clusterHome"
databaseHomeName : "c0_DbHome_0"
databaseSwOwner : "c0_oracle"
databaseVersion : "12.2.0.1.170718"
databaseHomeLoc : "/u01/app/oracle/product/12.2.0.1/dbhome_1"
inventoryLocation : "/u01/app/oraInventory"
language : "all_langs"
machines :
machine : ...
...
patches :
patch :
patchNumber : "26133434"
basedir : "/u01/app/oracle"
useZfs : "false"
id : "c0_databaseHome1"
新規データベースを作成するためのアクションを作成します。新規データベースの名前、および新規データベースで使用する必要があるDATAおよびRECOディスク・グループの名前を指定する必要があります。また、前の手順で取得したIDを使用して、このデータベースを作成するOracleホームを指定します。
oedacli> ADD DATABASE DBNAME='testdb' DATADG='DATAC1' RECODG='RECOC1' WHERE DBHOMEID='c0_databaseHome'
アクションを保存します。
oedacli> SAVE ACTION
すべてのアクションをマージします。
oedacli> MERGE ACTIONS processMerge processMergeActions Merging Action : add database dbname='testdb' DATADG='DATAC1' RECODG='RECOC1' where DBHOMEID='c0_databaseHome' Merging ADD DATABASE Action Validated and Merged OK
新しいエンジニアド・システムXML構成ファイルにアクションを保存します。
oedacli> SAVE FILE NAME ='cli-test-2databases.xml' File : cli-test-2databases.xml saved OK
アクションをデプロイします。
oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 4 add database dbname='testdb' DATADG='DATAC1' RECODG=' RECOC1' where DBHOMEID='c0_databaseHome' Deploying ADD DATABASE Running datapatch on database 'testdb' Done... Done
構文
ALTER DATABASE [ BLOCKSIZE = blocksize ] [ CHARSET = database_character_set DATADG = data_diskgroup [ DBLANG = database_language ] DBNAME = database_name [ DBTEMPLATE = database_template ] [ DBTYPE = database_type ] [ HOSTNAMES = 'host_names' ] RECODG = reco_diskgroup WHERE ID = database_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DATABASENAME = database_name | CLUSTERNAME = cluster_name DATABASENAME = database_name | CLUSTERID = cluster_id DATABASENAME = database_name
引数
Oracleデータベースについて次の属性を変更できます。
BLOCKSIZE : データベースの新しいブロック・サイズを指定します。デフォルト値は8192です。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
CHARSET : データベースで使用する新しい文字セットを指定します。デフォルト値は、AL32UTF8です。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DATADG : (必須)データベースのDATAディスク・グループの名前を指定します。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBLANG : データベースで使用する新しい言語を指定します。デフォルト値は、all_langsです。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBNAME : (必須)データベースの名前を指定します。
DBTEMPLATE : データベースの作成時に使用するテンプレートADMINまたはDWを指定します。デフォルト値は、ADMINです。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
DBTYPE : 作成するデータベースのタイプを指定します。使用可能な値は、normal DB、CDBまたはPDBです。デフォルト値は、normal DBです。
HOSTNAMES : データベースを作成する必要があるホストの名前を示すカンマ区切りリストを指定します。デフォルト値は、データベース・ホームに登録されているノードのリストです。
RECODG : (必須)データベースのRECOディスク・グループの名前を指定します。この引数は、プラガブル・データベースには必要ありません。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : データベースのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DATABASENAME : クラスタ内のデータベースの名前を指定します。
構文
DELETE DATABASE WHERE ID = database_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DATABASENAME = database_name | CLUSTERNAME = cluster_name DATABASENAME = database_name | CLUSTERID = cluster_id DATABASENAME = database_name
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : データベースのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DATABASENAME : クラスタ内のデータベースの名前を指定します。
例3-7 OEDACLIの使用によるOracleデータベースの削除
この例では、既存のデータベースを構成から削除する方法を示します。
OEDA XML構成ファイルをロードします。
oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : ora07adm01 - Oracle
XML構成ファイルに含まれているデータベースをリストします。それにより、削除が必要なデータベースに関連付けられているデータベースIDを識別できます。
oedacli> LIST DATABASES
version : "2"
databaseOwner : "c0_oracle"
databaseSid : "dbm01"
databaseBlockSize : "8192"
characterset : "AL32UTF8"
databaseHome :
id : "c0_databaseHome"
machines :
machine :
.....
.....
diskGroups :
diskGroup :
id : "c0_datadg"
id : "c0_recodg"
id : "c0_dbm01"
.....
.....
databaseHome :
id : "c0_databaseHome3"
machines :
machine :
....
....
databaseTemplate : "OLTP"
databaseStyle : "ADMIN"
language : "all_langs"
diskGroups :
diskGroup :
id : "c0_datadg"
id : "c0_recodg"
id : "c0_testdb01"
ターゲット・データベースを削除するアクションを作成します。前の手順で識別したデータベースIDを使用します。
oedacli> delete database where id='c0_testdb01'
アクションを保存します。
oedacli> SAVE ACTION
すべてのアクションをマージします。
oedacli> MERGE ACTIONS processMerge processMergeActions Merging Action : delete database where id='c0_testdb01' Merging DELETE DATABASE Action Validated and Merged OK
現在の構成にアクションをデプロイします。
oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 1 delete database where id='c0_testdb01' Deploying DELETE DATABASE Deleting database testdb Done... Done
構文
LIST DATABASES [ WHERE ID = database_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERID = cluster_id ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : データベースのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
構文
ADD DATABASEHOME OWNER = owner DBVERSION = version DBHOMELOC = database_home_path [DBHOMENAME = database_home_name] [INVLOC = inventory_location] [DBLANG = database_language] [MACHINELIST = 'machine_list'] [PATCHLIST = 'patch_list'] [BASEDIR = base_directory] [VOLUMESIZE = volume_size] WHERE { CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERID = cluster_id }
引数
新規Oracleデータベース・ホームについて次の属性を指定できます。
OWNER : (必須) Oracleホームを所有するオペレーティング・システム・ユーザーを指定します。
DBVERSION : (必須)バンドル・パッチを含めて、データベース・ホーム内のソフトウェアのバージョンを指定します。たとえば、12.1.0.2.170418です。
DBHOMELOC : (必須)新規Oracleデータベース・ホーム・ディレクトリのファイル・システム・パスを指定します。
DBHOMENAME : 新規データベース・ホームの名前を指定します。デフォルト値は、標準テンプレート名です。たとえば、dbhome_1です。
INVLOC : Oracleインベントリ・ディレクトリの場所を指定します。デフォルト値は、クラスタ・ホームから導出されます。
DBLANG : Oracleホームで使用する言語を指定します。デフォルト値は、all_langsです。
MACHINELIST : Oracleホームを作成するノードのリストを指定します。デフォルト値は、Gridホームに登録されているノードのリストです。
PATCHLIST : データベース・ホームのパッチを示すカンマ区切りリストを指定します。デフォルト値は、DBVERSIONから導出されます。
BASEDIR : Oracleベース・ディレクトリの場所を指定します。デフォルト値は、OWNERから導出されます。
VOLUMESIZE : ホーム・ディレクトリ・ボリュームのサイズを指定します。デフォルト値は、50GBです。この引数は、Oracle VMクラスタのデータベース・ホームの場合のみ適用できます。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
例3-8 OEDACLIの使用によるデプロイメントへのデータベース・ホームの追加
この例では、新規Oracleホームの追加方法を示します。dbversionでは、ベース・バージョンとターゲット・バンドル・パッチ・バージョンを両方とも指定する必要があります。この例では、12.1.0.2 DBBP 170418を指定して新規Oracleデータベース・ホームを設定しています。ソフトウェアは、/u01/app/oracle/product/12.1.0.2/dbhome_2の下にインストールされます。
./oedacli oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test12.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : ora07adm01 - Oracle oedacli> ADD DATABASEHOME OWNER='oracle' DBVERSION='12.1.0.2.170418' DBHOMELOC='/u0 1/app/oracle/product/12.1.0.2/dbhome_2' WHERE CLUSTERNUMBER=1 oedacli> SAVE ACTION oedacli> MERGE ACTIONS processMerge processMergeActions Merging Action : add databasehome owner='oracle' dbversion='12.1.0.2.170418' dbhomeloc='/u01/app/oracle/product/12.1.0.2/dbhome_2' where clusternumber=1 Merging ADD DATABASEHOME Action Validated and Merged OK oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 1 add databasehome owner='oracle' dbversion='12.1.0.2.170418' dbhomeloc='/u01/app/oracle/product/12.1.0.2/dbhome_2' where clusternumber=1 Deploying ADD DATABASEHOME Checking local files.. Required files are: SUCCESS: Required file /scratch/cpabba/Oeda/main/linux-x64/WorkDir/p26022196_121020 _Linux-x86-64.zip exists... SUCCESS: Required file /scratch/cpabba/Oeda/main/linux-x64/WorkDir/p26027162_121020 _Linux-x86-64.zip exists... SUCCESS: Required file /scratch/cpabba/Oeda/main/linux-x64/WorkDir/p6880880_122010_ Linux-x86-64.zip exists... SUCCESS: Required file /scratch/cpabba/Oeda/main/linux-x64/WorkDir/linuxamd64_12102 _database_2of2.zip exists... SUCCESS: Required file /scratch/cpabba/Oeda/main/linux-x64/WorkDir/linuxamd64_12102 _database_1of2.zip exists... Copying required files... Checking status of remote files... Checking status of existing files on remote nodes... Getting status of local files... Copying file: linuxamd64_12102_database_1of2.zip to node node1adm01.us.oracle.com Copying file: linuxamd64_12102_database_2of2.zip to node node1adm01.us.oracle.com Copying file: p26022196_121020_Linux-x86-64.zip to node node1adm01.us.oracle.com Copying file: p26027162_121020_Linux-x86-64.zip to node node1adm01.us.oracle.com Copying file: p26022196_121020_Linux-x86-64.zip to node node1adm02.us.oracle.com Copying file: p26027162_121020_Linux-x86-64.zip to node node1adm02.us.oracle.com Completed copying files... Extracting files... Completed extracting files... Validating nodes for database readiness... Installing database software ... Running database installer on node node1adm01.us.oracle.com ... Please wait... After running database installer... Patching... Done... Done
構文
ALTER DATABASEHOME OWNER = owner | DBVERSION = version | DBHOMELOC = database_home_path | DBHOMENAME = database_home_name | INVLOC = inventory_location | DBLANG = language | MACHINELIST = 'machine_list' | PATCHLIST = 'patch_list' | BASEDIR = base_directory WHERE ID = database_home_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DBHOMELOC = database_home_path | CLUSTERNAME = cluster_name DBHOMELOC = database_home_path | CLUSTERID = cluster_id DBHOMELOC = database_home_path
引数
Oracleデータベース・ホームについて次の属性を変更できます。
OWNER : Oracleホームを所有するオペレーティング・システム・ユーザーを指定します。
DBVERSION : バンドル・パッチを含めて、データベース・ホーム内のソフトウェアのバージョンを指定します。たとえば、12.1.0.2.170418です。
DBHOMELOC : 新規Oracleデータベース・ホーム・ディレクトリのファイル・システム・パスを指定します。
DBHOMENAME : データベース・ホームの新しい名前を指定します。データベース・ホーム名は、クラスタ内で一意である必要があります。
INVLOC : Oracleインベントリ・ディレクトリの場所を指定します。
DBLANG : Oracleホームでのサポート対象言語を指定します。
MACHINELIST : ノードのリストを指定します。これらのノードは、クラスタ内に存在する必要があります。
PATCHLIST : データベース・ホームのパッチを示すカンマ区切りのカスタム・リストを指定します。
BASEDIR : Oracleベース・ディレクトリの場所を指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : データベース・ホームのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DBHOMELOC : データベース・ホーム・ディレクトリのパスを指定します。
構文
DELETE DATABASEHOME WHERE ID = database_home_id | CLUSTERNUMBER = cluster_number DBHOMELOC = database_home_path | CLUSTERNAME = cluster_name DBHOMELOC = database_home_path | CLUSTERID = cluster_id DBHOMELOC = database_home_path
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : データベース・ホームのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
DBHOMELOC : データベース・ホーム・ディレクトリのパスを指定します。
使用上の注意
削除するデータベース・ホームには、従属するデータベースが存在しないようにする必要があります。
例3-9 既存のOracleデータベース・ホームの削除
この例では、既存のOracleデータベース・ホーム・ディレクトリを削除する方法を示します。
oedacli> LOAD FILE NAME=Oracle-test12.xml SUCCESS - file loaded OK Customer : ora07adm01 - Oracle oedacli> DELETE DATABASEHOME WHERE id='c0_databaseHome1' oedacli> SAVE ACTION oedacli> MERGE ACTIONS processMerge processMergeActions Merging Action : delete databasehome where id='c0_databaseHome1' Merging DELETE DATABASEHOME Action Validated and Merged OK oedacli> DEPLOY ACTIONS Deploying Action ID : 3 delete databasehome where id='c0_databaseHome1' Deploying DELETE DATABASEHOME Validating Oracle home.. Deinstalling database home c0_DbHome_1 Unmounting file system.. Updating /etc/fstab entries... Done... Done
構文
LIST DATABASEHOMES
[ WHERE
ID = database_home_id |
CLUSTERNUMBER = cluster_number NAME = database_home_name |
CLUSTERNAME = cluster_name NAME = database_home_name |
CLUSTERID = cluster_id NAME = database_home_name ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ターゲット・データベース・ホームのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
NAME : ターゲット・データベース・ホームの名前を指定します。
構文
CLONE GUEST SRCNAME = source_guest SET PARENT NAME=parent_name SET ADMINNET NAME=admin_name,IP=IP_admin SET PRIVNET NAME1=priv_name_1,IP1=priv_ip1,NAME2=priv_name_2, IP2=priv_ip2 [ SET INTERCONNECT NAME1=priv_name_1,IP1=priv_ip1, NAME2=priv_name_2, IP2=priv_ip2 ] SET CLIENTNET NAME=client_name,IP=client_ip SET VIPNET NAME=vip_name,IP=vip_ip
引数
SRCNAMEは、新規DomUの元になる既存DomUの名前を指定するために使用されます。
SET句には、次の引数を使用できます。
PARENT : この新規ゲストをホストするために使用するDom0のホスト名を指定します。
ADMINNET : 管理ネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
PRIVNET : 1つ目と2つ目のプライベート・ネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
INTERCONNECT : 1つ目と2つ目のプライベート・インターコネクト用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
CLIENTNET : クライアント・ネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
VIPNET : VIPネットワーク用に使用する、オプション・ドメイン名を含むDNS名、およびIPアドレスを指定します。
使用上の注意
SET INTERCONNECT句は、計算ノードがInfiniBandセキュリティ(PKEYS)で構成されている場合のみ必要です。
es.xmlファイル内のILOMSを変更またはリストできます。
構文
ALTER ILOM { DNSSERVERS='dns_servers' | NTPSERVERS= 'ntp_servers' |
TIMEZONE = timezone }
WHERE {
ID = ilom_id |
HOSTNAME = hostname |
ILOMNAME = ilom_hostname }
引数
ILOMについて次の属性を指定できます。
DNSSERVERS : 一重引用符で囲んでDNSサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
NTPSERVERS : 一重引用符で囲んでNTPサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
TIMEZONE : ILOMの有効なタイムゾーンを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ターゲットILOMのes.xml IDを指定します。
HOSTNAME : ターゲット・マシンの現在のホスト名を指定します。
ILOMNAME : ILOMの現在のホスト名を指定します。
es.xmlファイル内のILOMをリストします。
構文
LIST ILOMS
[ WHERE {
ID = ilom_id |
HOSTNAME = hostname |
ILOMNAME = ilom_hostname } ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ターゲットILOMのes.xml IDを指定します。
HOSTNAME : ターゲット・マシンの現在のホスト名を指定します。
ILOMNAME : ILOMの現在のホスト名を指定します。
使用上の注意
WHERE句を指定しない場合、このコマンドでは、es.xmlファイル内のすべてのILOMがリストされます。
es.xmlファイル内のマシンを変更またはリストできます。
構文
ALTER MACHINE { DNSSERVERS='dns_servers' | GATEWAYADAPTER=gateway_adapter |
HOSTNAMEADAPTER=hostname_adapter | NTPSERVERS= 'ntp_servers' |
TIMEZONE = timezone }
WHERE {
ID = machine_id |
HOSTNAME = hostname |
CLUSTERNUMBER = cluster_number COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERNUMBER = cluster_number STORAGENUMBER = storage_number |
CLUSTERNAME = cluster_name COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERNAME = cluster_name STORAGENUMBER = storage_number |
CLUSTERID = cluster_id COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERID = cluster_id STORAGENUMBER = storage_number }
引数
マシンについて次の属性を指定できます。
DNSSERVERS : 一重引用符で囲んでDNSサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
GATEWAYADAPTER : マシン・ゲートウェイとして使用するネットワーク・アダプタを指定します。有効な値は、ADMINまたはCLIENTです。
HOSTNAMEADAPTER : ホスト名として使用するネットワーク・アダプタを指定します。有効な値は、ADMINまたはCLIENTです。
NTPSERVERS : 一重引用符で囲んでNTPサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
TIMEZONE : マシンの有効なタイムゾーンを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : ターゲット・マシンのes.xml IDを指定します。
HOSTNAME : ターゲット・マシンの現在のホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の計算ノード番号を指定します。
STORAGENUMBER : 1から始まる、クラスタ内のストレージ・セル番号を指定します。
es.xmlファイル内の使用可能なマシンをリストします。
構文
LIST MACHINES
{ WHERE
TYPE = type |
ID = machine_id [ TYPE = type ] |
CLUSTERNUMBER = cluster_number [ TYPE = type ] |
CLUSTERNAME = cluster_name [ TYPE = type ] |
CLUSTERID = cluster_id [ TYPE = type ] }
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
TYPE : マシン・タイプを指定します。有効な値は、COMPUTE、CELL、STORAGE、DOM0、GUESTまたはDOMUです。
ID : 個々のマシンのes.xml IDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
使用上の注意
WHERE句を指定しない場合、このコマンドでは、es.xmlファイル内で定義されているすべてのマシンがリストされます。
構文
ADD NETWORK NETWORKTYPE=network_type HOSTNAME=hostname IP=ip_addr NETMASK=netmask DOMAINNAME=domain_name MASTER=master [ GATEWAY=gateway] [ SSHENABLED=ssh_enabled ] [ MAC=mac_addr ] [ NICSPEED=nic_speed [ SLAVE='slave'] [ PKEY=pkey ] [ PKEYNAME=pkey_name ] [ STATUS = status ] [ LACP=lacp ] [ VLANID=vlan_id ] [ NATHOSTNAME=nat_host_name ] [ NATIP=nat_ip_addr ] [ NATDOMAINNAME=nat_domain_name ] [ NATNETMASK=nat_mask ] WHERE { HOSTNAME = hostname | CLUSTERNAME = cluster_name COMPUTENUMBER=compute_number | CLUSTERNAME = cluster_name STORAGENUMBER=storage_number | CLUSTERNUMBER = cluster_number COMPUTENUMBER=compute_number | CLUSTERNUMBER = cluster_number STORAGENUMBER=storage_number }
引数
ネットワークの追加時に次の属性を指定できます。
NETWORKTYPE : (必須)ネットワークのタイプを指定します。ADMIN、CLIENT、BACKUP、PRIVATE、OTHER、INGESTVIP、REPLICATIONVIPまたはILOMを指定できます。
HOSTNAME : (必須)ネットワークの短縮ホスト名を指定します。
IP : (必須)ネットワークのIPアドレスを指定します。
NETMASK : (必須)ネットワークのネットマスクを指定します。
DOMAINNAME : (必須)ネットワークのドメイン名を指定します。
MASTER : (必須)マスター・アダプタ名を指定します。
GATEWAY : ネットワーク・サブネット・ゲートウェイを指定します。
SSHENABLED : ブール変数です。ここではTRUEは、このアダプタに対してSSHを有効にする必要があることを示します。
MAC : MACアドレスを指定します。
NICSPEED : (X7 2ソケット計算ノードの場合のみ)10000または25000のどちらかです。
SLAVE : 一重引用符で囲んで結合ネットワークのスレーブ・デバイスを示す、スペース区切りリストを指定します。
PKEY : (プライベート・ネットワークの場合のみ) pkeyを指定します。
PKEYNAME : (プライベート・ネットワークの場合のみ) pkey名を指定します。
STATUS : ネットワークのステータスを指定します。
LACP : ブール変数です。ここではTRUEは、LACPを有効にする必要があることを示します。
VLANID : ネットワークがVLANネットワークでありプライベートではない場合は、VLAN IDを指定します。
NATHOSTNAME : NATホスト名を指定します。
NATIP : NAT IPアドレスを指定します。
NATDOMAINNAME : NATドメイン名を指定します。
NATNETMASK : NATネットマスクを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
HOSTNAME : 既存の計算ノードのホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : 既存のクラスタの名前を指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存の計算ノードの番号を指定します。
STORAGENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存のストレージ・セルの番号を指定します。
構文
ALTER NETWORK {
[ HOSTNAME=hostname ] [ IP=ip_addr ] [ NETMASK=netmask ]
[ DOMAINNAME=domain_name] [ MASTER=master] [ GATEWAY=gateway]
[ SSHENABLED=ssh_enabled ] [ MAC=mac_addr ] [ NICSPEED=nic_speed]
[ SLAVE='slave'] [ PKEY=pkey ] [ PKEYNAME=pkey_name ]
[ STATUS = status ] [ LACP=lacp ] [ VLANID=vlan_id ]
[ NATHOSTNAME=nat_host_name ] [ NATIP=nat_ip_addr ]
[ NATDOMAINNAME=nat_domain_name ] [ NATNETMASK=nat_mask ] }
WHERE {
ID = network_id |
NETWORKHOSTNAME = network_hostname |
NATHOSTNAME = nat_hostname |
HOSTNAME = hostname NETWORKTYPE = network_type [PRIVATEID=private_id]|
CLUSTERNAME = cluster_name { COMPUTENUMBER=compute_number | STORAGENUMBER=storage_number }
NETWORKTYPE = network_type [PRIVATEID=private_id] |
CLUSTERNUMBER = cluster_number { COMPUTENUMBER=compute_number | STORAGENUMBER=storage_number }
NETWORKTYPE = network_type [PRIVATEID=private_id] }
引数
ネットワークの変更時に次の属性を指定できます。
HOSTNAME : ネットワークの短縮ホスト名を指定します。
IP : ネットワークのIPアドレスを指定します。
NETMASK : ネットワークのネットマスクを指定します。
DOMAINNAME : ネットワークのドメイン名を指定します。
MASTER : マスター・アダプタ名を指定します。
GATEWAY : ネットワーク・サブネット・ゲートウェイを指定します。
SSHENABLED : ブール変数です。ここではTRUEは、このアダプタに対してSSHを有効にする必要があることを示します。
MAC : MACアドレスを指定します。
NICSPEED : (X7 2ソケット計算ノードの場合のみ)10000または25000のどちらかです。
SLAVE : 一重引用符で囲んで結合ネットワークのスレーブ・デバイスを示す、スペース区切りリストを指定します。
PKEY : (プライベート・ネットワークの場合のみ) pkeyを指定します。
PKEYNAME : (プライベート・ネットワークの場合のみ) pkey名を指定します。
STATUS : ネットワークのステータスを指定します。
LACP : ブール変数です。ここではTRUEは、LACPを有効にする必要があることを示します。
VLANID : ネットワークがVLANネットワークでありプライベートではない場合は、VLAN IDを指定します。
NATHOSTNAME : NATホスト名を指定します。
NATIP : NAT IPアドレスを指定します。
NATDOMAINNAME : NATドメイン名を指定します。
NATNETMASK : NATネットマスクを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のターゲット・ネットワークのIDを指定します。
NETWORKHOSTNAME : マシンのホスト名ではなく、ネットワーク・オブジェクトのホスト名を指定します。
NATHOSTNAME : 既存の計算ノードのNATホスト名を指定します。
HOSTNAME : 既存の計算ノードのホスト名を指定します。
NETWORKTYPE : ネットワークのタイプを指定します。ADMIN、CLIENT、BACKUP、PRIVATE、OTHER、INGESTVIP、REPLICATIONVIPまたはILOMを指定できます。
PRIVATEID : プライベート・ネットワークのIDを指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : 既存のクラスタの名前を指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存の計算ノードの番号を指定します。
STORAGENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存のストレージ・セルの番号を指定します。
構文
DELETE NETWORK
WHERE {
ID = network_id |
HOSTNAME = network_hostname NETWORKTYPE = network_type |
CLUSTERNAME = cluster_name { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } NETWORKTYPE = network_type |
CLUSTERNUMBER = cluster_number { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } NETWORKTYPE = network_type |
CLUSTERID = cluster_id { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } NETWORKTYPE = network_type }
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のネットワーク・オブジェクトのIDを指定します。
HOSTNAME : 既存の計算ノードのホスト名を指定します。
NETWORKTYPE : ネットワークのタイプを指定します。ADMIN、CLIENT、BACKUP、PRIVATE、OTHER、INGESTVIP、REPLICATIONVIPまたはILOMを指定できます。
CLUSTERNAME : 既存のクラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタIDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存の計算ノードの番号を指定します。
STORAGENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存のストレージ・セルの番号を指定します。
構文
LIST NETWORKS
[ WHERE {
ID = network_id |
HOSTNAME = network_hostname [ NETWORKTYPE = network_type ] |
CLUSTERNAME = cluster_name { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } [ NETWORKTYPE = network_type ] |
CLUSTERNUMBER = cluster_number { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } [ NETWORKTYPE = network_type ] } CLUSTERID = cluster_ID { COMPUTENUMBER=compute_number |
STORAGENUMBER=storage_number } [ NETWORKTYPE = network_type ] } ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のネットワーク・オブジェクトのIDを指定します。
HOSTNAME : 既存の計算ノードのホスト名を指定します。
NETWORKTYPE : ネットワークのタイプを指定します。ADMIN、CLIENT、BACKUP、PRIVATEまたはILOMを指定できます。
CLUSTERNAME : 既存のクラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタIDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存の計算ノードの番号を指定します。
STORAGENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の既存のストレージ・セルの番号を指定します。
構文
ADD SCAN SCANNAME=scan_name [ SCANPORT=scan_port ] SCANIPS='scan_ip_addrs' WHERE { CLUSTERNAME = cluster_name | CLUSTERNUMBER = cluster_number | CLUSTERID = cluster_id }
引数
新規SCANについて次の属性を指定できます。
SCANNAME : SCANのDNS名を指定します。
SCANPORT : SCANのポートを指定します。デフォルト値は1521です。
SCANIPS : 一重引用符で囲んでSCANのIPアドレスを示す、カンマ区切りリストです。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
構文
ALTER SCAN { SCANNAME=scan_name | SCANPORT=scan_port | SCANIPS='scan_ip_addrs' }
WHERE
{ CLUSTERNAME = cluster_name |
CLUSTERNUMBER = cluster_number |
CLUSTERID = cluster_id }
引数
SCANについて次の属性を変更できます。
SCANNAME : SCANのDNS名を指定します。
SCANPORT : SCANのポートを指定します。
SCANIPS : 一重引用符で囲んでSCANのIPアドレスを示す、カンマ区切りリストです。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
構文
DELETE SCAN
WHERE
{ CLUSTERNAME = cluster_name |
CLUSTERNUMBER = cluster_number |
CLUSTERID = cluster_id }
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
構文
LIST SCANS
[ WHERE
{ SCANID = scan_id |
CLUSTERNAME = cluster_name |
CLUSTERNUMBER = cluster_number |
CLUSTERID = cluster_id } ]
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
SCANID : XML構成ファイル内のSCANオブジェクトのIDを指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
使用上の注意
WHERE句を指定しない場合、このコマンドでは、XML構成ファイル内のすべてのクラスタのすべてのSCANSについて詳細がリストされます。
構文
ALTER SWITCH { DNSSERVERS='dns_servers' | NTPSERVERS= 'ntp_servers' |
TIMEZONE = timezone }
WHERE {
ID = switch_id |
HOSTNAME = switch_name }
引数
スイッチについて次の属性を変更できます。
DNSSERVERS : 一重引用符で囲んでDNSサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
NTPSERVERS : 一重引用符で囲んでNTPサーバーを示す、カンマ区切りリストを指定します。
TIMEZONE : スイッチの有効なタイムゾーンを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のスイッチIDを指定します。
HOSTNAME : スイッチのホスト名を指定します。
用途
このコマンドでは、VIPがさらに追加されることはありません。このコマンドは、DELETE VIPコマンドを発行した後にのみ使用する必要があります。
構文
ADD VIP NAME=vip_name DOMAINNAME=domain_name IP=vip_ip_addr WHERE { HOSTNAME = hostname | CLUSTERNAME = cluster_name COMPUTENUMBER = compute_number | CLUSTERNUMBER = cluster_number COMPUTENUMBER = compute_number | CLUSTERID = cluster_id COMPUTENUMBER = compute_number }
引数
VIPの追加時に次の属性を指定できます。
NAME : VIPの短縮DNS名を指定します。
DOMAINNAME : VIPのドメイン名を指定します。
IP : VIPのIPアドレスを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
HOSTNAME : クラスタ内の計算ノードのホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の計算ノード番号を指定します。
使用上の注意
VIPを計算ノードに追加する場合は、そのノードに定義されているVIPがない状態である必要があります。
構文
ALTER VIP { NAME=vip_name | DOMAINNAME=domain_name |
IP=vip_ip_addr }
WHERE {
HOSTNAME = hostname |
CLUSTERNAME = cluster_name COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERNUMBER = cluster_number COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERID = cluster_id COMPUTENUMBER = compute_number }
引数
VIPについて次の属性を変更できます。
NAME : VIPの短縮DNS名を指定します。
DOMAINNAME : VIPのドメイン名を指定します。
IP : VIPのIPアドレスを指定します。
WHERE句には、次の引数を使用できます。
HOSTNAME : クラスタ内の計算ノードのホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : クラスタのes.xml IDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の計算ノード番号を指定します。
構文
DELETE VIP
WHERE {
ID = vip_id |
HOSTNAME = hostname |
CLUSTERNAME = cluster_name COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERNUMBER = cluster_number COMPUTENUMBER = compute_number |
CLUSTERID = cluster_id COMPUTENUMBER = compute_number }
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のVIPのIDを指定します。
HOSTNAME : クラスタ内の計算ノードのホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の計算ノード番号を指定します。
構文
LIST VIPS
[ WHERE {
HOSTNAME = hostname |
CLUSTERNAME = cluster_name [ COMPUTENUMBER = compute_number ] |
CLUSTERNUMBER = cluster_number [ COMPUTENUMBER = compute_number ] |
CLUSTERID = cluster_id [ COMPUTENUMBER = compute_number ] }
引数
WHERE句には、次の引数を使用できます。
ID : XML構成ファイル内のVIPのIDを指定します。
HOSTNAME : クラスタ内の計算ノードのホスト名を指定します。
CLUSTERNUMBER : 1から始まる、XML構成ファイル内のクラスタ番号を指定します。
CLUSTERNAME : クラスタの名前を指定します。
CLUSTERID : XML構成ファイル内のクラスタのIDを指定します。
COMPUTENUMBER : 1から始まる、クラスタ内の計算ノード番号を指定します。
使用上の注意
WHERE句を指定しない場合、このコマンドでは、すべてのクラスタについてVIPがリストされます。