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Oracle® Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド
18.1.0
E84907-07
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B ExaCLIエラー・メッセージ

EXA-xxxxxエラーは、ExaCLIツールでのみ生成されます。

EXA-30000: {0}でMSに接続できません。エラー: {1}。

原因: ExaCLIは要求されたセルに接続できませんでした。

処置: コマンド・ライン上のセル名が正しく、セルが現在のマシンからアクセス可能であり、管理サーバー(MS)サービスが実行中であることを確認してください。

EXA-30002: 格納した証明書ファイルの読取り中にエラーが発生しました: {0}。

原因: セルのIDを受け付けた場合に記録される、指定されたファイルを読み取ることができません。

処置: ホーム・ディレクトリ、$HOME/.exacliディレクトリおよびこのディレクトリのすべてのファイルの読取り/書込み権限があることを確認してください。これで問題が解決しない場合は、エラー・メッセージに指定されたファイルを削除してください。ExaCLIにより、セルのIDを再確認するように求められます。

EXA-30003: デフォルトのトラストマネージャまたはキーストアを作成できません: {0}。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30004: キーストアから証明書を取得中に内部エラーが発生しました: {0}。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30005: 証明書が見つかりません。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30006: URL {0}からデータを取得中にエラーが発生しました。

原因: ExaCLIは、カスタム証明書をアップロードするとき、指定されたURLからデータを収集できなかった可能性があります。

処置: URLが正しく、到達可能であることを確認してください。

EXA-30007: 証明書の作成中に内部エラーが発生しました: {0}。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30008: セル名が指定されていません。"-c <cellname>"オプションを使用して接続するセルを指定してください。

原因: コマンド・ライン上にExaCLIの接続先セル名が指定されていません。

処置: コマンドで-c <cellname>オプションを使用してください。

EXA-30009: キーボード{0}から入力を取得できません。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30010: cookiejar {0}に予期しない内容があります。

原因: ユーザー認証情報を保存するためのcookiejarファイル($HOME/.exacli/cookiejar)が破損しました。

処置: $HOME/.exacli/cookiejarを削除してください。すべてのセルにログインするためにパスワードを再入力する必要があります。

EXA-30011: securityPrivKey、securityPubKey (および必要に応じてsecurityPrivKeyPW)属性を同時に指定する必要があります。

原因: カスタム・セキュリティ認証のアップロードのために必要なすべての情報が提供されていません。

処置: セルへのカスタム・セキュリティのアップロード時に、秘密鍵(securityPrivKey属性)と公開鍵(securityPubKey属性)に個別のURLを指定する必要があります。

EXA-30012: cookiejar {0}を保存できません。

原因: ExaCLIは、指定されたcookie-jarファイルにCookieを保存できませんでした。

処置: cookie-jarファイルおよびcookie-jarファイルの親ディレクトリへの書込み権限があるかどうかを確認してください。

EXA-30013: ログインできません。不適切なユーザー名またはパスワードです。

原因: ユーザー名とパスワードの組合せが管理サーバー(MS)によって認識されませんでした。

処置: ユーザー名がMSに認識されており、パスワードが正しいことを確認してください。このユーザーは、オペレーティング・システム・ユーザーとは異なります。

EXA-30014: URLの作成中に内部エラーが発生しました。

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

EXA-30015: cookieファイルを読み取れませんでした: {0}。

原因: ExaCLIは、指定されたcookie-jarファイルのCookieを読み取れませんでした。

処置: 指定されたファイルの読取り権限があることを確認してください。

EXA-30016: この接続は安全ではありません。セル{0}に安全に接続するようExaCLIを要求しました。{0}のアイデンティティを検証できません。

原因: セルにはCA認証のアイデンティティがなく、以前にセルからの自己認証のアイデンティティを受け入れていません。

処置: デフォルトでは、セル・ソフトウェアは自己認証のアイデンティティを提供します。続行するには、このアイデンティティを受け入れる必要があります。または、CA認証のアイデンティティをセルにアップロードできます。

関連項目:

証明書

EXA-30018: 新しいサーバー証明書を格納できません: {0}

原因: ExaCLIは、同じアイデンティティ証明書を再度受け入れる必要がないように、セルが提供する証明書をファイルに格納できませんでした。

処置: ホーム・ディレクトリ、$HOME/.exacliディレクトリおよびそのすべてのファイルに対する読取り/書込み権限があることを確認してください。

EXA-30019: サーバーを認識できません。終了します。

原因: セルが提供する自己認証のアイデンティティを受け入れませんでした。

処置: デフォルトでは、セル・ソフトウェアは自己認証のアイデンティティを提供します。続行するには、このアイデンティティを受け入れる必要があります。または、CA認証のアイデンティティをセルにアップロードできます。

関連項目:

証明書

EXA-30020: ユーザー名が-lオプションに指定されていないか、user@cellnameの形式ではありません。

原因: -lオプションに値を指定していないか、"-c user@cellname"のかわりに"-c @cellname"を入力しました。

処置: コマンド・ライン上に"-l user"または"-c user@cellname"のいずれかを使用してユーザー名を指定してください。両方を省略した場合、ユーザー名を求めるメッセージが表示されます。

EXA-30021: -lとuser@cellを使用してログイン名が2回指定されました。

原因: "-l user"と"-c user@cellname"の両方を使用して、コマンド・ラインにユーザー名が2回指定されています。

処置: コマンド・ライン上に"-l user"または"-c user@cellname"のどちらか1つのみを使用してユーザー名を指定してください。両方を省略した場合、ユーザー名を求めるメッセージが表示されます。

EXA-30022: -cert_proxyオプションにプロキシが指定されていません(証明書を取得するためのHTTPプロキシ)。

原因: --cert-proxyオプションの値がありません。

処置: 必要に応じて、ユーザー提供のURLにアクセスするために、--cert-proxyオプションの値を指定してください(たとえば、HTTPを使用してカスタム証明書をアップロードする場合)。

例: --cert-proxy proxy.example.com:80

EXA-30023: 続行できません。自己署名されていない証明書を検証できませんでした: {0}。中間証明書をダウンロードする必要があり、HTTPプロキシが必要な場合は、-cert_proxy <proxy>[:<port>]オプションを指定してください。

原因: セルが提供したCA認証のアイデンティティを検証できませんでした。これは、アイデンティティ証明書が本質的に無効である場合に発生することがあります。一部のCA認証のアイデンティティは、検証のために中間証明書をダウンロードする必要があります。ExaCLIがインターネットにアクセスできない場合、このような証明書は、実際に有効な場合でも、このエラーを生じます。

処置: ExaCLIがインターネットにアクセスするためにHTTPプロキシによる構成が必要な場合は、コマンド・ラインで"--cert-proxy <proxy>[:<port>]"オプションを使用してください。中間証明書は、ExaCLIにより自動的にダウンロードおよび検証されます。ExaCLIが引き続き、セル・アイデンティティを有効であると認識しない場合は、CellCLIを使用してこのコマンドを実行します:

alter cell securityCert="default"

これにより、デフォルトの自己認証のアイデンティティに戻ります。ExaCLIを使用して、カスタム・アイデンティティを再度アップロードする必要があります。

EXA-30024: 無効なオプションです: {0}。

原因: コマンドラインに指定されたオプションは認識されませんでした。

処置:ExaCLIコマンド・リファレンス」に記載されているExaCLIの使用方法を参照してください。

EXA-30025: 証明書が無効であるため、アップロードできませんでした。

原因: セルにカスタム・アイデンティティをアップロードするとき、ExaCLIはURLに指定されたデータを有効な証明書として解析できませんでした。

処置: URLが正しい証明書ファイルを指していることを確認してください。証明書がPEM形式である場合、"-----BEGIN CERTIFICATE-----"で始まり、"-----END CERTIFICATE-----"で終わる必要があります。

関連項目:

証明書

EXA-30026: 自己認証の証明書は許可されないため、アップロードできませんでした。

原因: 自己認証のアイデンティティをセルのアイデンティティとしてアップロードすることはできません。セルには、デフォルトで自己認証のアイデンティティがあります。

処置: セルにCA認証のアイデンティティをアップロードするか、次のコマンドを使用してセルのデフォルトの自己認証のアイデンティティに戻します。

alter cell securityCert="default"

関連項目:

証明書

EXA-30027: 認証局によって署名された証明書を検証できなかったため、アップロードできませんでした。

原因: ExaCLIは、CA認証のセキュリティ証明書を検証できませんでした。

処置: CA認証のセキュリティ証明書の有効期限が切れていないこと、および失効していないことを確認してください。一部のCA認証の証明書は、検証のために中間証明書をダウンロードする必要があります。ExaCLIがインターネットにアクセスできない場合、このような証明書は、実際に有効な場合でも、このエラーを生じます。ExaCLIがインターネットにアクセスするためにHTTPプロキシによる構成が必要な場合は、コマンド・ラインで"--cert-proxy <proxy>[:<port>]"オプションを使用してください。中間証明書は、ExaCLIにより自動的にダウンロードおよび検証されます。

関連項目:

証明書

EXA-30028: 格納されたCookieを使用してログインできません。

原因: 以前に--cookie-jarオプションを使用してログインし、認証トークン(Cookie)が保存されています。しかし、現在セルではこのCookieを受け入れていません。

処置: パスワードを再入力してください。

EXA-30029: ファイル{0}に対して、所有者のみに読取り/書込みアクセスを許可するように権限を変更することはできません。

原因: ExaCLIによって作成されたすべてのファイルは、セキュリティ上の理由から、ファイル所有者のみ読取り/書込み可能に設定されています。しかし、ExaCLIは指定されたファイルの権限を変更できませんでした。

処置: 指定されたファイルが、ファイル所有者のみ読取り/書込み可能であることを確認してください。

EXA-30030: 必要なバージョンのJavaが見つかりませんでした。ExaCLIはJava 1.7.0_80以上が必要です。

原因: ExaCLIではJava 1.7.0_80以上が必要ですが、PATH変数とJAVA_HOME変数のどちらにも見つかりませんでした。

処置: Java 1.7.0_80以上がインストールされていること、およびjavaバイナリの場所がPATH環境変数であることを確認し、このバージョンのJavaの場所にJAVA_HOMEを設定します。

EXA-30031: コマンドとバッチ・ファイルの両方を指定することはできません。

原因: -eオプションにコマンドと@batchfileの両方を指定しようとしました。

処置: "-e command"または"-e @batchfile"のいずれか一方を指定してください。

EXA-30032: バッチ・ファイルは、他のバッチ・ファイルを介して、自身を呼び出している可能性があります。

原因: バッチ・ファイルには、同じバッチ・ファイルの呼出しが含まれています。次に例を示します。

 $ cat batch_file
 @batch_file

処置: バッチ・ファイルからすべての自己参照と循環依存を削除してください。