A カスタム・データベースでのWorkspace Managerのインストール

デフォルトでは、Workspace Managerは、シード・データベースおよびDatabase Configuration Assistant(DBCA)を使用して作成されたすべてのデータベースにインストールされます。カスタマイズしたプロシージャで作成したデータベースなど、他のOracleデータベースでWorkspace Managerの機能を使用するには、そのデータベースにWorkspace Managerをインストールしておく必要があります。

カスタム・データベースにWorkspace Managerをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. システム・コマンド・プロンプトで、カレント・ディレクトリをWorkspace Managerのインストール・スクリプトおよびパッケージを含むディレクトリに変更します。次に例を示します。

    cd <ORACLE_HOME>/rdbms/admin
    
  2. 次の形式のコマンドを入力し、SYSとしてOracleインスタンスに接続します。

    sqlplus sys
    

    メッセージが表示されたら、SYSアカウントのパスワードを入力します。

  3. owminst.plbスクリプトを実行します。

    SQL> @owminst.plb
    
  4. 有効なデータベース・ユーザーとして接続している状態で次のコマンドを入力し、Workspace Managerのインストールを確認します。出力が次のようになることを確認します。

    SQL> select dbms_wm.getWorkspace from dual;
    
    GETWORKSPACE
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