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3 システム要件

次のトピックでは、ゲートウェイのシステム要件について説明します。

ハードウェア要件

Microsoft Windowsにおけるゲートウェイのこのリリースのハードウェア要件を、次の項で説明します。

プロセッサ要件

ご使用のシステムのゲートウェイを操作するための認定ハードウェア・プラットフォームおよびオペレーティング・システムのバージョン要件の最新のリストについては、Oracle Databaseインストール・ガイドfor Microsoft WindowsおよびMy Oracle Supportの認定マトリックスを参照してください。 My Oracle Support Webサイトは次の場所にあります:

https://support.oracle.com

Oracle Database Gateway for APPCには、Microsoft Windows 2000以上で動作する、Intel Pentiumまたは完全互換のプロセッサを搭載したパーソナル・コンピュータが必要です。

メモリー要件

通常のインストールでは、Oracle Database Gateway for APPCを実行するシステムには256MB以上の実メモリーを搭載することをお薦めします。

ゲートウェイの同時使用数に10 MBをかけた値。

ゲートウェイ・サーバー・プロセッサの仮想メモリー要件には、次の要素が関係します。

  • 各ユーザーにより開かれているゲートウェイ同時接続数

  • ゲートウェイとRTPの間で転送されるデータ項目数

  • ネットワーク・バッファ・サイズの構成など、その他の要素

  • ゲートウェイのインストール時にインクルードされたOracle Netプロトコル・アダプタ

ネットワーク・アタッチメント要件

ゲートウェイには、ご使用のプラットフォームのSNAサーバーまたはTCP/IP Networking Facility(TCP/IP通信の場合)によりサポートされているネットワーク・アタッチメントが必要です。

ただし、新しいTCP/IP support for IMS Connect機能のみを使用する場合、SNAパッケージは不要です。 Windowsオペレーティング・システムには初期状態でTCP/IPがインストールされているため、それを構成する必要があります。

ディスク領域要件

ゲートウェイのディスク空き領域要件は700 MB以上です。

ソフトウェア要件

これらの要件に記載されているシステム・ソフトウェア構成は、基盤となるシステム・ソフトウェア製品がそれぞれのベンダーによってサポートされている場合は、Oracleによってサポートされます。 ご使用のシステム・ソフトウェア・ベンダーに最新のサポート状況を確認してください。

オペレーティング・システムの要件

Windows Intelシステムのゲートウェイを動作させるための認定されたオペレーティング・システムのバージョン要件の最新のリストについては、Oracle Databaseインストール・ガイドfor Microsoft WindowsおよびMy Oracle Supportの認証マトリックスを参照してください。 My Oracle Support Webサイトは次の場所にあります:

https://support.oracle.com

通信プロトコル要件

Microsoft Host Integration Server 2000またはWindows版IBM Communication Server V6.1.1(以上)が必要です。 このマニュアルでは、このいずれかの通信サーバーを、単にSNAサーバーと呼びます。

注意:

通信プロトコルとしてIMS ConnectのTCP/IPサポートを使用する場合は、SNA Serverを使用する必要はありません。 ご使用のオペレーティング・システムには、TCP/IPプロトコルが自動的にインストールされています。 TCP/IPプロトコルを使用することを選択した場合は、ゲートウェイと正しく動作するように構成する必要があります。そのための手順は「TCP/IP通信プロトコルを使用したゲートウェイ構成」にあります。

Oracle Databaseの要件

Microsoft Windowsプラットフォームでは、サポートされているOracleデータベース・リリース用に最新のパッチ・セットを使用してOracleデータベースを最新の状態に保つ必要があります。

Oracle Networking製品要件

Oracleデータベースがインストールされたシステムおよびゲートウェイがインストールされているシステムには、Oracle Netが自動的にインストールされています。 構成情報については、このガイドの「Oracle Networkの構成」を参照してください。 さらに、Oracle Databaseネット・サービス管理者ガイドを参照することもできます。

IBMメインフレーム要件

この項では、IBMメインフレームで、ゲートウェイおよび特定のプラットフォームの他のソフトウェア要件の他に必要になる要件について説明します。

SNAの場合のOLTP

OLTPは、マップされたAPPC対話をサポートする必要があります。 ゲートウェイを介して実行されるOLTPトランザクション・プログラムがデータベース更新を実行する場合、APPC動詞CONFIRMCONFIRMEDおよびSEND_ERRがOLTPによりサポートされている必要があります。 これらの動詞はAPPC SYNCLEVEL 1を実装しています。

ゲートウェイを介して呼び出されるトランザクション・プログラムにより更新できるOLTP制御下のリソースは、そのリソースに対してCOMMIT/ROLLBACK機能が必要な場合、すべてOLTPおよびホスト・システムに対してリカバリ可能なリソースとして定義される必要があります。 たとえば、COMMIT/ROLLBACK が更新を制御するためには、CICSトランザクションによって更新されるVSAMファイルがCICSに対してリカバリ可能なファイルと定義される必要があります。

ゲートウェイは、CICS、IMS/TMおよびz/OSなどのSNA対応製品の、サポートされているすべてのリリースと互換性があります。

重要: 既知の制限事項のリストについては、ゲートウェイのインストールに進む前に"既知の制限" section既知の制限を参照してください。

TCP/IPの場合のOLTP

IMS/TM: リリース7.1以降、およびIBM 「IMS Connectガイドおよびリファレンス」にリストされているAPAR (パッチ)が必要です。

IMS Connect: リリース1.2以上が必要です。