4.2 HRサンプル・スキーマのスクリプトおよびオブジェクト

この項では、Human Resources (HR)スキーマを作成するスクリプトの名前と、スキーマで使用するオブジェクトについて説明します。表4-1にHRスクリプトをアルファベット順で示し、表4-2にそのオブジェクトを示します。

表4-1 HRサンプル・スキーマのスクリプト

スクリプト名	説明
hr_analz.sql	スキーマの表の統計を収集します。
hr_code.sql	スキーマのプロシージャ・オブジェクトを作成します。
hr_comnt.sql	スキーマのプロシージャ・オブジェクトを作成します。
hr_cre.sql	HRオブジェクトを作成します。
hr_dn_c.sql	employeesおよびdepartments表に、Oracle Internet Directoryで使用する識別名の列を追加します。
hr_dn_d.sql	employeesおよびdepartments表から、Oracle Internet Directoryで使用する識別名の列を削除します。
hr_drop.sql	スキーマHRとそのすべてのオブジェクトを削除します
hr_idx.sql	HR表に索引を作成します。
hr_main.sql	スキーマHRの主要スクリプトで、他のスクリプトを実行します
hr_popul.sql	オブジェクトを移入します

表4-2 HRサンプル・スキーマのオブジェクト

オブジェクト型	オブジェクト
索引	COUNTRY_C_ID_PK, DEPT_ID_PK, DEPT_LOCATION_IX, EMP_DEPARTMENT_IX, EMP_EMAIL_UK, EMP_EMP_ID_PK, EMP_JOB_IX, EMP_MANAGER_IX, EMP_NAME_IX, JHIST_DEPARTMENT_IX, JHIST_EMPLOYEE_IX, JHIST_EMP_ID_ST_DATE_PK, JHIST_JOB_IX, JOB_ID_PK, LOC_CITY_IX, LOC_COUNTRY_IX, LOC_ID_PK, LOC_STATE_PROVINCE_IX, REG_ID_PK
プロシージャ	ADD_JOB_HISTORY、SECURE_DML
順序	DEPARTMENTS_SEQ、EMPLOYEES_SEQ、LOCATIONS_SEQ
表	COUNTRIES、DEPARTMENTS、EMPLOYEES、JOBS、JOB_HISTORY、LOCATIONS、REGIONS
トリガー	SECURE_EMPLOYEES、UPDATE_JOB_HISTORY
ビュー	EMP_DETAILS_VIEW