7.1 共有記憶域にOracle ASMを使用するための記憶域要件の確認
Oracle Grid Infrastructureをインストールする前に、Oracle ASMで使用可能なデバイスの数、各ディスクで使用可能な空きディスク領域のサイズおよびOracle ASMで使用する冗長性レベルを特定および確認する必要があります。
Oracle ASMによって冗長性が提供される場合は、いくつかの障害グループで発生した障害で失われたデータの再作成を管理するのに十分な容量を、各ディスク・グループに確保しておく必要があります。
ヒント:
次の手順を実行する際に、Oracle ASMディスク・グループを作成するために使用するRAWデバイス名のリストを作成し、Oracle Grid Infrastructureのインストール中またはOracle RACデータベースの作成時にこの情報を使用できるようにします。関連項目:
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Oracle ASMファイル、割当ておよび障害グループの詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください
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Oracle Clusterwareの記憶領域要件を参照して、Oracle Clusterwareファイルおよび初期データベースをインストールするための最小ディスク数と最小ディスク領域要件を決定します(投票ファイルが個別のディスク・グループ内に存在する場合)。