はじめに
この章では、『Oracle Database SQLJ開発者ガイド』の概要、対象読者および表記規則について説明します。関連するOracleドキュメントのリストも提供します。
この章の構成は、次のとおりです。
対象読者
このマニュアルは、SQLJプログラミングに関心のあるすべての読者を対象にしていますが、次の事項に関するいくらかの予備知識があることを前提にしています。
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Java
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SQL
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PL/SQL
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Oracle Database
SQLの一般知識で十分ですが、JDBCおよびOracle固有のSQL機能に関する知識もあると役立ちます。
関連ドキュメント
Oracle Java Platformグループでは、次のOracleリソースを入手できます。
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このマニュアルでは、Oracle DatabaseにおけるJavaの基本概念を導入し、サーバー側の構成と機能に関する一般的な情報を提供します。このマニュアルには、JDBCやSQLJなどの特定の製品ではなく、Oracle Database Java環境全体に関係している情報が記載されています。
Oracle Databaseで直接実行されるプログラムである、Javaストアド・プロシージャについても説明しています。ストアド・プロシージャを使用すると、Java開発者はビジネス・ロジックをサーバー・レベルで実装できるため、アプリケーションのパフォーマンス、スケーラビリティおよびセキュリティが向上します。
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このマニュアルでは、JDBC標準のOracle実装のプログラミング構文および機能について説明しています。Oracle JDBCドライバの概要、JDBC 1.22、2.0、3.0および4.0機能のOracleの実装の詳細、Oracle JDBCの型の拡張とパフォーマンスの拡張の説明が記載されています。
次のドキュメントは、Oracle Server Technologiesグループから利用できます。
注意:
Oracleエラー・メッセージ・ドキュメントはOracle Technology Networkで入手できます。エラー・メッセージを範囲ごとに参照できます。特定の範囲を検索した後、ブラウザの「ページの検索」機能を使用して特定のメッセージを検索できます。インターネットに接続している場合、Oracleオンライン・ドキュメントのエラー・メッセージ検索機能を使用して、特定のエラー・メッセージを検索できます。
SQLJ規格の機能および構文については、次の仕様を参照してください。
「Information Technology - Database Languages - SQL - Part 10: Object Language Bindings (SQL/OLB)」
このマニュアルでは、「ISO SQLJ規格」という用語がこの規格を指すために使用されています。
ISO SQLJ規格は、次のWebサイトでANSIから入手できます。
「eStandards Store」をクリックし、「INCITS/ISO/IEC 9075-10」という語を検索します。
Webストアを通じて、ISOからISO SQLJ標準を取得することもできます。
http://www.iso.org/iso/store.htm
前述のリンク先で、「ISO/IEC 9075-10」という語を検索します。
次の場所にSQLJサンプル・アプリケーションがあります。
http://www.oracle.com/technetwork/database/focus-areas/application-development/index-099369.html
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
表記規則
このセクションでは、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明します。この項の内容は次のとおりです。
注意:
コマンドラインの例は、システム・プロンプトが「%
」のUNIX環境用であることに注意してください。これは単に慣例であり、使用するオペレーティング・システムで適切なように調整できます。
本文の表記規則
本文では、特定の項目が一目でわかるように、次の表記規則を使用します。次の表に、その規則と使用例を示します。
規則 | 意味 | 例 |
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イタリック |
イタリックは、ドキュメントのタイトルまたは強調、あるいは本文中で定義されている用語を示します。 |
『Oracle Database概要』 リカバリ・カタログおよびターゲット・データベースは、同一のディスクには存在しないことを確認してください。 |
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固定幅フォントの大文字は、システム指定の要素を示します。このような要素には、パラメータ、権限、データ型、RMANキーワード、SQLキーワード、SQL*Plusまたはユーティリティ・コマンド、パッケージおよびメソッドがあります。また、システム指定の列名、データベース・オブジェクト、データベース構造、ユーザー名およびロールも含まれます。 |
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固定幅フォントの小文字は、実行可能ファイル、ファイル名、ディレクトリ名およびユーザーが指定する要素のサンプルを示します。このような要素には、コンピュータ名およびデータベース名、ネット・サービス名および接続識別子があります。また、ユーザーが指定するデータベース・オブジェクトとデータベース構造、列名、パッケージとクラス、ユーザー名とロール、プログラム・ユニットおよびパラメータ値も含まれます。 注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。 |
パスワードは、
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固定幅フォントの小文字のイタリックは、プレースホルダまたは変数を示します。 |
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コード例の表記規則
コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plusまたは他のコマンドライン文の例です。次のように固定幅フォントで表示され、通常のテキストと区別されます。
SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE';
次の表に、コード例で使用される表記規則とその使用例を示します。
このドキュメントではオプションに山カッコを使用することに言及するよう次の1行目を変更しました。
規則 | 意味 | 例 |
---|---|---|
< > |
このドキュメントでは、1つ以上のオプション項目を囲むために、丸カッコではなく、山カッコが使用されます。山カッコは入力しないでください。(丸カッコは、SQLJ構文を考慮して使用しません) |
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縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。項目のうちの1つを入力します。縦線は、入力しないでください。 |
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水平の省略記号は、次のいずれかを示します。
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その他の記号 |
大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号以外の記号は、記載されているとおりに入力する必要があります。 |
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イタリック体は、特定の値を指定する必要があるプレースホルダや変数を示します。 |
Enter password: password
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大文字は、システム指定の要素を示します。これらの要素は、ユーザー定義の要素と区別するために大文字で示されます。大カッコ内にないかぎり、表示されているとおりの順序および綴りで入力します。ただし、大/小文字が区別されないため、小文字で入力してもかまいません。 |
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小文字は、ユーザー指定のプログラム要素を示します。たとえば、表名、列名またはファイル名などです。 注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。 |
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