SUSE Linuxのデフォルトのスレッド制限値の構成

SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2以降またはSUSE Linux Enterprise Server 15以降を使用している場合は、DefaultTasksMaxパラメータ値に65535を設定します。

サービス障害が発生しないように、デフォルトのスレッド制限であるDefaultTasksMax値を512から65535に増やします。
  1. /etc/systemd/system.confの内容を表示して、現在のDefaultTasksMax値を確認します。あるいは、次のコマンドを実行します。
    $ systemctl show --property DefaultTasksMax
  2. DefaultTasksMax値が65535ではない場合は、/etc/systemd/system.confの行をコメント解除して、値に65535を設定します。
  3. 新しい設定を有効にするには、システムを再起動するか、次のコマンドを実行します。
    $ systemctl daemon-reload