Oracle ASMLIBを使用するためのディスク・デバイスの構成
Oracle Automatic Storage Managementディスク・グループで使用するディスク・デバイスを構成します。
Oracle Automatic Storage Managementディスク・グループで使用するディスク・デバイスを構成するには、次のステップを実行します。
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Oracle Automatic Storage Managementディスク・グループでIDE、SCSIまたはRAIDデバイスを使用する場合、次のステップを実行します。
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ディスク・グループに使用するディスク・デバイスをインストールまたは構成し、システムを再起動します。
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次のコマンドを入力して、使用するディスクのデバイス名を特定します。
# /sbin/fdisk -l
ディスクのタイプに応じて、デバイス名が異なる可能性があります。
表A-3 ディスク・タイプに基づいたデバイス名の形式
ディスク・タイプ デバイス名の形式 説明 IDEディスク
/dev/hdxn
この例で、
x
はIDEディスクの識別文字、n
はパーティション番号です。たとえば、/dev/hda
は最初のIDEバスの最初のディスクを表します。SCSIディスク
/dev/sdxn
この例で、
x
はIDEディスクの識別文字、n
はパーティション番号です。たとえば、/dev/hda
は最初のIDEバスの最初のディスクを表します。RAIDディスク
/dev/rd/cxdypz /dev/ida/cxdypz
RAIDコントローラに応じて、RAIDデバイスは異なるデバイス名を持つことができます。この例で、
x
はコントローラの識別番号、y
はディスクの識別番号、z
はパーティションの識別番号です。たとえば、/dev/ida/c0d1
は最初のコントローラ上の第2の論理ドライブです。ディスク・グループにデバイスを含めるには、ドライブ・デバイス名またはパーティション・デバイス名のいずれかを指定します。
注意:
使用する各ディスクに、単一のディスク全体パーティションを作成することをお薦めします。
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fdisk
またはparted
のいずれかを使用して、ディスク・デバイスに、単一のディスク全体パーティションを作成します。
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次のようなコマンドを入力して、ディスクをOracle Automatic Storage Managementディスクとしてマークします。
# /usr/sbin/oracleasm createdisk DISK1 /dev/sdb1
この例で、
DISK1
はディスクに割り当てられる名前です。注意:
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指定するディスク名には、大文字、数字、およびアンダースコア文字を使用できます。ディスク名の先頭は大文字にする必要があります。
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Oracle Automatic Storage Managementライブラリ・ドライバを使用するデータベースをインストール時に作成するには、ディスク検出文字列を
ORCL:*
に変更する必要があります。 -
Oracle ASMでマルチ・パス・ディスク・ドライバを使用している場合は、そのディスクに正しい論理デバイス名を指定してください。
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ディスクをクラスタ内の他のノードで使用可能にするには、各ノードで
root
として次のコマンドを入力します。# /usr/sbin/oracleasm scandisks
このコマンドによって、Oracle ASMディスクとしてマークされているノードに接続されている共有ディスクが識別されます。