Oracle Linux更新を実行するためのOracle Kspliceの構成

Oracle Linux Premierサポート・サブスクリプションおよびUnbreakable Linux Network(ULN)で使用可能なアクセス・キーがある場合、Oracle Kspliceを構成して、オペレーティング・システムのゼロ停止時間更新を実行できます。

Kspliceの詳細(試用版を含む)は、次のKspliceのサイトを参照してください。

http://ksplice.oracle.com/

Kspliceを使用するには、システムを登録し、Kspliceリポジトリを作成する必要があります。

  1. 次のURLで、カーネル・ディストリビューションを確認します。
  2. root.としてログインします。
  3. Kspliceを使用するサーバーでインターネットにアクセスできることを確認します。たとえば、プロキシ・サーバーを使用する場合は、シェルで次のようなコマンドを使用して、プロキシ・サーバーおよびポートの値を設定します。
    # export http_proxy=http://proxy.example.com:port
    # export https_proxy=http://proxy.example.com:port
  4. 次のURLでKsplice UptrackリポジトリのRPMパッケージをダウンロードします。
  5. 次のコマンドを実行します。
    rpm -i ksplice-uptrack-release.noarch.rpm
    yum -y install uptrack