Oracle Linux YumサーバーによるOracle Linuxのインストールのサポート

Oracle Linux yumサーバーを使用して、Oracle Linuxをインストールし、セキュリティ・エラータまたはバグ修正更新用にLinuxインストールを構成するには、この手順を使用します。

  1. Oracle StoreからOracle Linux DVDを入手するか、Oracle Software Delivery CloudからOracle Linuxをダウンロードします。

    Oracle Store:

    https://shop.oracle.com

    Oracle Software Delivery Cloud Webサイト:

    https://edelivery.oracle.com/linux

  2. ISOまたはDVDイメージからOracle Linuxをインストールします。

  3. root.としてログインします。

  4. Oracle Linux yumサーバーWebサイトで参照できる手順を使用して、次のURLから、ご使用のLinuxディストリビューションのyumリポジトリ・ファイルをダウンロードします。

    http://yum.oracle.com/

    次に例を示します。

    # cd /etc/yum.repos.d/ 
    wget http://yum.oracle.com/public-yum-ol6.repo

    public_olrelease_latestファイル(たとえばOracle Linux 6の場合はpublic_ol6_latest)はOracle Preinstallation RPMを含むリポジトリであるため、これが有効であることを確認します。

  5. (オプション)他のリポジトリを有効にするには、repoファイルを編集します。たとえば、リポジトリpublic_ol6_latestを有効化するには、テキスト・エディタを使用して、ファイルにenabled=1を設定します。

  6. コマンドyum repolistを実行して、登録されたチャネルを検証します。

  7. 端末セッションを開始し、プラットフォームに応じてrootとして次のコマンドを入力します。次に例を示します。

    Oracle Linux 6およびOracle Linux 7:

    # yum install oracle-database-preinstall-18c

    注意:

    yumがパッケージ確認プロンプトをスキップするようにする場合、-yオプションを使用します。

    Oracle Linuxチャネルにサブスクライブしたこと、そのパッケージがインストール中であることを示す出力が表示されます。

    Oracle Linuxにより、標準の(ロール割当てでない)Oracleインストールの所有者およびグループの作成、およびOracleインストールに必要なその他のカーネル構成の設定が自動的に行われます。役割区分を使用する予定がある場合は、要件に応じてデータベース・ユーザーおよびグループの拡張セットを作成します。

    インストール後に、必要に応じてコマンドyum updateを実行して、Oracle Linuxインストールの最新のセキュリティ・エラータおよびバグ修正を取得します。