RefAnyクラス
RefAny
クラスは、あらゆる型への参照をサポートするために設計されています。このクラスの主な目的は、一般的な参照を処理し、型の階層でRef
の変換を可能にすることです。RefAny
オブジェクトは、Ref<
x
>
とRef<
y
>
(x
とy
は異なる型)の2つの型の中継として使用できます。
表13-37 RefAnyメソッドの概要
メソッド | 概要 |
---|---|
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|
参照を消去します。 |
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このRefが作成された元の接続を戻します。 |
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オブジェクトを削除済にマークします。 |
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この |
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等しくないかどうかをチェックします。 |
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オブジェクトの削除済マークを解除します。 |
RefAny()
Ref<T>
は常にRefAny
に変換できます。Ref<T>
テンプレートに変換を実行するメソッドが存在します。各Ref<T>
には、コンストラクタおよびRefAny
への参照を行う代入演算子があります。
構文 | 説明 |
---|---|
RefAny(); |
|
RefAny( const Connection *sessptr, const OCIRef *ref); |
セッションのポインタと参照から |
RefAny( const RefAny& src); |
|
パラメータ | 説明 |
---|---|
sessptr |
セッション・ポインタ |
ref |
参照 |
src |
割り当てられるソースの |
operator=()
RefAny
の代入演算子です。
構文
RefAny& operator=( const RefAny& src);
パラメータ | 説明 |
---|---|
src |
割り当てられるソースのRefAnyオブジェクトを指定します。 |
operator==()
このref
とRefAny
オブジェクトを比較し、両方がキャッシュ内の同じオブジェクトを参照している場合はTRUE
を、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
bool operator== ( const RefAny &refAnyR) const;
パラメータ | 説明 |
---|---|
refAnyR |
比較対象の |
operator!=()
このrefとRefAnyオブジェクトを比較し、両方がキャッシュ内の同じオブジェクトを参照していない場合はTRUE
を、それ以外の場合はFALSE
を戻します。
構文
bool operator!= ( const RefAny &refAnyR) const;
パラメータ | 説明 |
---|---|
refAnyR |
比較対象の |