D システム固有の参照
D.1 システム固有の情報
システム固有の情報は、使用しているOracleシステムのマニュアルで説明しています。
D.1.1 標準ヘッダー・ファイルの位置
標準Pro*C/C++ヘッダー・ファイル(sqlca.h
、oraca.h
およびsqlda.h
)の位置は、システムによって異なります。他のシステムについては、Oracleシステム固有のマニュアルを参照してください。
D.1.2 Cコンパイラ用インクルード・ファイルの位置指定について
Pro*C/C++コマンドライン・オプションINCLUDE=を使用して、インクルードされる非標準ファイルの位置を指定する場合は、Cコンパイラにも同じ位置を指定する必要があります。これを実行する方法はシステム固有です。インクルード・ファイルを参照してください。
D.1.3 ANSI Cサポート
CODE=オプションを使用すると、Pro*C/C++で生成されるC言語のコードと使用中のシステムのCコンパイラとの互換性を確保できます。関数プロトタイプを参照してください。
D.1.4 構造体コンポーネントの位置合せ
通常は、システムのハードウェアによって、Cコンパイラが構造体のコンポーネントの位置合せを行う方法が異なります。sqlvcp()
関数を使用して、VARCHAR構造体の.arr
コンポーネントに追加されるパディングを判別してください。VARCHAR配列コンポーネントの長さを調べる方法を参照してください。
D.1.7 Oracleサーバーへの接続について
Oracle Netドライバを使用してOracleサーバーに接続するには、システム固有のネットワーク・プロトコルが必要です。詳細は、OCIリリース8へのインタフェースを参照してください。
D.1.8 XAライブラリでのリンクについて
XAライブラリでのリンクは、システムによって異なります。詳細は、リンクおよびOracleのインストレーション・ガイドまたはユーザーズ・ガイドを参照してください。
D.1.9 Pro*C/C++実行可能ファイルの位置
Pro*C/C++プリコンパイラの位置は、システム固有です。詳細は、プリコンパイラのコマンドおよびインストレーション・ガイドまたはユーザーズ・ガイドを参照してください。
D.1.10 システム構成ファイル
各プリコンパイラのインストールには、システム構成ファイルがあります。このファイルはプリコンパイラに付属しているものではないため、システム管理者が作成する必要があります。Pro*C/C++がシステム構成ファイルを検索する位置(ディレクトリ・パス)は、システムによって異なります。詳細は、プリコンパイル中の状況を参照してください。
D.1.12 コンパイルとリンクについて
Pro*C/C++出力をコンパイルおよびリンクして実行可能なアプリケーションを得る方法は、常にシステムによって異なります。詳細は、コンパイルおよびリンクおよびこの後の各項を参照してください。