13.40 INLINEプラグマ

INLINEプラグマは、サブプログラムの起動がインライン化されるかどうかを指定します。

インライン化によって、サブプログラムの起動は、起動先サブプログラムのコピーに置き換えられます(起動先サブプログラムと起動元サブプログラムが同じプログラム・ユニット内にある場合)。

注意:

INLINEプラグマは、直後にある宣言または文および一部の種類の文にのみ影響します。詳細は、「サブプログラムのインライン化」を参照してください。

ここでのトピック

構文

inline_pragma ::=

セマンティクス

subprogram

サブプログラムの名前。subprogramがオーバーロードされた場合、INLINEプラグマはその名前を持つすべてのサブプログラムに適用されます。

YES

PLSQL_OPTIMIZE_LEVEL=2の場合、'YES'はサブプログラムの起動のインライン化を指定します。

PLSQL_OPTIMIZE_LEVEL=3の場合、'YES'はサブプログラムの起動のインライン化に高い優先順位を指定します。

NO

サブプログラムの起動がインライン化されないように指定します。

  • 例12-1サブプログラムのインライン化の指定

  • 例12-2オーバーロードされたサブプログラムのインライン化の指定

  • 例12-3サブプログラムの非インライン化の指定

  • 例12-4PRAGMA INLINE ... 'NO'によるPRAGMA INLINE ... 'YES'のオーバーライド