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Oracle® Database Clientインストレーション・ガイド
18c for Microsoft Windows
E99101-02
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コンソール・モードおよびバッチ・モードでのNLS_LANG設定

SQL*Plus、SQL Loader、Import、ExportなどのOracleユーティリティをコマンド・プロンプト・ウィンドウから使用する前に、NLS_LANGパラメータのキャラクタ・セット・フィールドをレジストリでの値と異なる値に設定することが必要です。

これが必要なのは、コンソール・モードで実行されているプログラムでは、いくつかの例外を除き、GUIモードで実行されているプログラムとは異なるコード・ページ(キャラクタ・セット)を使用するためです。レジストリでは、デフォルトのOracleホームのNLS_LANGパラメータは、常に該当するGUIコード・ページに設定されています。コンソール・モード・セッションのNLS_LANGパラメータが適切に設定されていない場合、文字変換が正しく行われず、エラー・メッセージやデータが破損する可能性があります。

日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、タイ語およびベトナム語では、コンソール(OEM)コード・ページはGUI(ANSI)コード・ページと同一です。この場合、NLS_LANGパラメータを設定する必要はありません。他の言語では、影響を受けるユーティリティを起動するのと同じコマンド・プロンプト・ウィンドウでSET NLS_LANGコマンドを発行し、NLS_LANGに正しいキャラクタ・セットの値を設定します。

同様に、バッチ・モードで、バッチ・プロシージャで処理されるファイルのキャラクタ・セットに応じて、プロシージャの開始時に、SET NLS_LANGコマンドを挿入し、NLS_LANGに正しいキャラクタ・セットの値を設定します。

現在のコンソール・コード・ページを確認するには、コマンド・プロンプト・ウィンドウでCHCPコマンドを発行します。表示されたコード・ページ番号を使用して、次の表で対応するOracleキャラクタ・セット名を調べます。

次の表に、コンソール・モード・コード・ページに対応するOracleキャラクタ・セットを示します。

表D-1 コンソール・モード(OEM)コード・ページに対するOracleキャラクタ・セット

OEMコード・ページ コンソール・モードのOracleキャラクタ・セット

437 (US)

US8PC437

737 (ギリシャ語)

EL8PC737

775 (バルト語)

BLT8PC775

850 (多言語ラテンI)

WE8PC850

852 (ラテンII)

EE8PC852

855 (キリル語)

RU8PC855

857 (トルコ語)

TR8PC857

858(多言語ラテンI + 西ヨーロッパ語)

WE8PC858

866 (ロシア語)

RU8PC866

874 (タイ語)

TH8TISASCII

932 (日本語Shift-JIS)

JA16SJISTILDE

936 (簡体字中国語GBK)

ZHS16GBK

949 (韓国語)

KO16MSWIN949

950 (繁体字中国語Big5)

ZHT16MSWIN950

1258 (ベトナム語)

VN8MSWIN1258